『 手袋 』


手袋は防風が役割。
■手袋。
冬山用のグローブは、防水・防寒・保温などの役割があります。冬山用は、保温性を確保するためにオーバーグローブ(ゴアテックスなど)の内側にインナー手袋(毛糸・フリース・シルクなど)を何枚か重ね着をして使用します。
夏山では、手の悴みを防止する程度で使用します。コットンの軍手などは、濡れると使い物にならなくなるため不向きです。乾きの早い化学繊維か、ウールまた、防風性に優れたゴアテックスウインドストッパー手袋がおすすめです。

手袋に、完全防水のものはありません。仮に完全防水にしたとしても、夏場は、汗でびしょ濡れになります。手袋は風除け程度にお考えください。また、岩場で手袋をはめる方と時々見かけますが、岩場、鎖場、鉄階段などを通過する場合は、手袋をしていると、滑ったり、すっぽ抜けたりする場合があります。岩場や鎖など、素手のほうが安全です。また、ロープを使う場合には、やけど防止のために、皮手袋などする場合があります。







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