『 小さな冒険、はじめよう。 』



山に登るきっかけは、自分が踏み出す一歩から・・・。
『自分の力で、歩いて山に登りたい。』と心に決めたときから、山は始まっています。
最初は、身近に信頼できる山のベテランがいれば同行してもらうと安心です。登山は、経験と知識また技術を身に付けていかなければならないため、いきなり目標を大きくみないで、やさしいレベルから経験と段階を経てステップアップしていきましょう。
もし、周りに山の経験者がいなければ、仲間をつくる努力をしましょう。山を学ぶなら、山岳ガイドさんや、山岳団体が主催する登山教室に参加する方法があります。そこで基礎を学んだら、ガイドさんや、自治体などが企画しているイベントやツアーに参加して仲間つくりをしてみるのもよいでしょう。 山登りは決して一人でできないスポーツではありませんが、山登りを安全に楽しく、そして長く続けるには、最初に基礎をしっかり身に付けることが大切です。まず、身近な山の経験者、山岳協会などの団体が主催する登山教室、地元のガイド組合などなど、きっかけは自分が、その一歩を踏み出すことから始まります。



山登りを始めるなかで、注意しなければならないことをひとつご説明します。昨今の登山ブームの影響もあり、旅行社やプロのガイドさんによる、いわゆるツアー登山が増加しています。残念なことにそうしたツアー登山者による遭難事故が多発傾向にあります。 最近では、『山の知識のない添乗員による引率』が問題になっています。もしツアー登山に参加される場合、事前に次のことを必ずチェックしましょう。
●万が一の救助体制、連絡体制は確立されているか?保険・保障はどうか?
●案内人、添乗員は何人いるか?山岳経験はあるか?
●登山計画(日程、装備、名簿)などしっかりしているか?
●登山の危険性・注意事項などを事前にしっかり説明されているか?



参加人数に対しての適正な、ガイド・添乗員さんの人数は、山の特長や参加者の技量にもよりますが、30人〜40人の参加者(初心者)を1〜2人のガイド・添乗員さんというのは、万全でしょうか?
もし山行中、パーティー(行動を共にしているグループ)の中に具合の悪い人がでた場合、以後の山行はどうなるのか?
山中でなんらかのトラブルが発生した場合、ツアー登山の参加者は、初めて行動を共にする者同士で、しかも初心者ということになるため、参加者で迅速な対応ができることは期待できません。 となると、登山技術・救助技術を有するツアーリーダーと、数名のアシスタントが必要となるわけです。具合の悪くなった人の救助に1〜2人(状況により)、連絡に走れる者1〜2名、他の参加者の安全をキープしながら誘導できる者2名(状況により)が必要でしょう。 これから山登りをはじめたばかりで、ツアー登山への参加を検討されている方は、ツアーの中身について、登山経験のある第三者の方に意見を聞いてみることも必要です。