■登山用はセパレート!



■ポンチョやコートタイプは不向き
登山用のレインウエアーは、上(ジャケット)下(パンツ)に分かれたセパレートタイプが実用的で快適です。
防風・保温の役割も果たすレインウエアーは、コートタイプや、ポンチョタイプでは、裾は風により捲れあがり、風はスースーと通り抜け、ズボンは濡れてしまいます。何よりも動きにくく、木の枝や岩に引っかかったりすることもあり、山登りの行動には向きません。
セパレートタイプは、上下を分けて使用できるため、パンツだけ着用することや、ジャケットだけ着用することもでき、何よりも動きやすくて、濡れにくく登山にはこのタイプが快適です。


■ビギナーや日帰りハイキングだから?
自然を楽しむうえで、なくてはならない装備品はいろいろありますが、レインウエアーは中でも重要な装備の一つです。特に山や自然は、『初心者だから』『簡単な山だから』といってあまやかしてはくれません。みんな同じリスクを背負い歩いているので、経験が少ないほどそのリスクは大きくなります。現に『なんで?』と不思議に思うところでも遭難事故は発生しています。
旅行の延長気分で『日帰りでちょこっと歩くだけ』『たいそうな山には登らないから』『大勢いれば怖くない』という理由を付けて安易な装備で行動することも時として危険が待ち受けています。
北アルプスなど3000m級の山岳地帯でも、ポンチョやビニールカッパを身につけて歩いている方を見かけて、"ぞっと"することがあります。雨具も靴同様、快適さと命の安全を守ってくれる大切な装備品です。
どうせ背負うなら、危険を背負うより、身を守ってくれる装備品を背負いましょう。





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