■登山靴のサイズ合わせ

登山靴を選ぶ前に、使用する靴下を決めなければなりません。好みもありますが、夏山に使う登山靴の場合、内側がパイル編みになっている中厚(2000円前後)の登山用靴下を1枚で 履くのが一般的です。まず靴下を決めたらその靴下を実際に履いた状態で試し履きをしてください。 お店でも靴下を用意されていますが、靴下が変われば履き心地も全く変わりますので、お持ちの靴下をご持参いただくのがベストです。

用途・予算にあった登山靴を見つけたら、次は実際に試し履きをしてフィット感や、サイズを確認します。このときのチェックポイントは、

  • 靴を履いたときに中で足の指先と靴の内側の先端との隙間が、約1cm空いているか確認する。
  • 足の甲や横の締め付けの圧迫感や変な違和感が無いことを確認する。
  • しっかり紐を締めて、かかとや足先が、横にズレないか、かかとがプカプカと上下にズレないか確認する


上記のチェックポイントを確認して問題がなければ、そのまま試し履きを続けます。試し履きですから、椅子などに腰を掛けたままではわかりません。店員さんに『店内を歩いて良いか確認』して店内を実際に歩いて履き心地を確認してください。

試し履きの時間は、最低でも20分〜30分以上が目安です。もし、痛くなるところや擦れるなど履き心地が悪い場合、前後のサイズを試してみるか、別のモデルを試しましょう。

登山靴選びは、時間がかかるものです。お店に出かけるときは、たっぷり時間に余裕をもって出かけましょう。選ぶのに時間がかかるからといって、お店や店員さんに気兼ねをする必要はありません。時間を掛けてゆっくり納得がいくまで選んでください。

登山靴は、モデルによってもサイズによっても全く履き心地が違います。特に横幅は広さが何種類かありますので、緩すぎず、窮屈すぎない快適な靴を探してください。
横幅が窮屈だからといってむやみにサイズを大きくすることはあまりおすすめしません。 サイズを大きくすると靴は、かかとの大きさや、土踏まずの位置など微妙にずれてしまい『ピッタリフィット』にはなりません。横幅が窮屈な場合は横幅を少しずつ広いタイプを試して『ピッタリフィット』な登山靴を選んでください。

初めて登山靴を購入する場合は、サイズやフィット感など分からないものです。必ず信頼のある登山専門店の店員さんに相談して、アドバイスを受けてください。

目的に合ったマイブーツを購入したら、まず山に行く前にその靴を履いて歩き回ってください。階段の昇降か、近場の山道を30分くらい登って降りてくるような方法で歩いてみて、もし痛みを感じたり、足が赤くなったりしたら、お店で見てもらい微調整することもできます。新しい靴は、たとえサイズがピッタリでも足の形は、みなさん微妙に違います。出発前に履き慣らしをすることで、足に馴染みベストフィットな登山靴が仕上がります。




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