■ザックのここがポイント!
  • ショルダーベルト・チェストベルト



■ショルダーベルトのチェックポイント!
ショルダーベルト(肩紐)は、ザック(リュックサック)を背負ったときに、荷物の負担がいちばんかかる部分ですので、ザック選びにはここがとても重要です。
ザックの大きさやメーカーによって、パッドの厚さや堅さそれと、デザイン、材質など、いろいろな作りのモノがあります。
まず、形状ですが、ストレートタイプ、緩くカーブしているタイプ、S字型のタイプがあり、そのカーブ具合や太さなどもさまざまです。 最近は、S字型のタイプが主流になっています。それは、背負ったときに背中から肩を通って胸から脇までを、身体にたいして自然に通していくと、S字型になるためです。 身体に対して無理なく全体に荷重がかかるため、肩への負担を分散して和らげる効果があります。そのS字型も人それぞれ違います。皆さんの体系に『あうもの』『あわないもの』は実際に背負ってみないとわかりません。身体に合っていないと、首にショルダーベルトが擦れて痛めたり、肩甲骨に痛みを感じたりすることがありますので注意が必要です。
ストレートタイプやカーブタイプは、背負ったときに違和感が感じられない程度の軽いデイバッグやアタックザックなどに使われていることがあります。 自分にあったショルダーベルトを選ぶには、実際に背負ってみて確認するしかありません。『パッドの堅さ』『パッドの厚さ』なども、是非チェックしてみてください。 ショルダーベルトの理想は、肩や首のあたりに違和感がなく、肩の形状に対してショルダーベルトの内側と外側が均等に荷重がかかるのがベストです。 お店では、いろいろ背負ってみて自分の肩の形状に合った、ピッタリフィットなザックを見つけてください。



緩いS字型タイプ




S字型タイプ




緩いカーブタイプ




ストレートタイプ



■チェストベルト
チェストベルトは、左右のショルダーベルトが、外側に開いてしまうのを防ぐための胸あたりでつなぐベルトです。チェストベルトは、好き嫌いが分かれる機能のひとつで、体格のいい胸板が厚い方には少し窮屈に感じられる場合があるようです。最近のザックにはほとんど付属しています。長さの調節ができて、高さも上下に移動できるようになっています。



チェストベルト










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