登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高
山で困らないためにも
道具選びは大切な山の技術です。
Backcountry 穂高 By 太田
体と環境にやさしい スマートウール
ちくちくしません
スマートウールには繊維の細長い高品質のメリノウールを
使用しているためチクチク感をかんじません。
軽くて暖か
繊維の自然な縮れが無数の空間を作るためロフトを
高め、軽いけど保温性に優れています。
体温コントロール
体から発散される余分な水分を一定のスピードで保ち
保温しながら発散するため体温を適度に保ちます。
天然繊維100%
天然のメリノ羊から必要な分(丸裸)に刈り取って生産されています。
いちおう、何度でも再生するらしいのですが、羊さんにとっては迷惑な話です。
毛を刈り取られた丸刈りの羊さんは、しばらく寒いけど・・・
メリノアンダーを着た人は、ぬっくぬく暖かく過ごせます。
天然繊維なので、丸刈りの羊さん以外の地球環境には、
優しい原料と言えるでしょう。
LOWAのトライデントは、軽くて、暖かく、湿雪や豪雪の
地域では、普段の生活に、また、スノーシューや雪の低山など
遊びでも、生活でも、雪のお供に快適なブーツである。
サイズは、普段のLOWAとは違うため
必ず、試し履きをしていただきたい。
厳冬期の八ヶ岳、北アルプスなどの高山を
登る場合、ウエアのレイヤリングも大切ですが・・・
凍傷や、冷たさから手を守るための
グローブは、重要なものです。
先日、燕岳に登った時も、5本指の
オーバーグローブをはめていると
指が冷たくなりました。
仕方がないから、指を抜いて、手をグーパーに
動かして、冷たさを凌ぎながら歩きつづけました。
やはり、冬山では、最強のグローブ
オーバーミトン(ヒマラヤンミット)が
必要です。
手が、冷たさから解放されるだけでも
冬山では、天国と地獄の差があります。
冬山シーズン真っ只中ですが
皆さまは、雪山でどんなサングラスを
お使いですか?
ぼくは、3年まえから、オークリーの
レイダーを使っています。
オークリーは、価格が2万円くらいから
3万円の間で、ぼくにとっては高価な
サングラスです。
でも、オークリーは、壊れたり、無くしたり
しないから、もう3年使っています。
オークリーには、他のサングラスに無い
特徴がいくつかあります。
まずは、ジャパンフィットという
日本人の顔に合うフレームが採用されている
ことです。
つぎに、レンズには、半永久的なUVカット
になっています。
ふつうのUVカットのレンズには
撥水スプレーのような液体がレンズ表面に
塗られているだけなのですぐに取れてしまいます。
オークリーのサングラスは、レンズがまだ
ドロドロに溶けているときに、UVカットの
溶剤を練りこんでいるので永久なのです。
だから、蒸発したり、擦れて効果が落ちることが
ありません。
次に、レンズに全く歪がないことです。
たとえば、プロの一流スポーツ選手が
オークリーを使う理由は、フィット感がよく
レンズに歪がないことがあげられます。
もちろん、イチローのサングラスに
わずかな歪があったとしたら、ミリ単位の
バットコントロールが完成しないし、フライも
キャッチできないのです。
あるべき所に、ボールが見えているから
神業的なプレーが可能なのです。
そして、レンズの強度が重要なのです。
オークリーのサングラスは、至近距離から
ショットガンで撃たれてもレンズを貫通しない
だけの強度を秘めています。
まさか、ショットガンで撃たれることは
ありません。
それは無くても、野球ならデットボール、普段の
生活なら、交通事故で失明するケースも少なくありません。
オークリーなら、そんなアクシデントにも
頼もしいレンズが目を守っているのです。
ぼくはサングラスは、オークリー以外に考えられない
ようになりました。
フィット感が良く、曇りづらく、グローブで拭いても
レンズが傷になりにくい。
フレームは、顔に貼りつくようなフィット感です。
どれだけ、風に煽られてもビクともしません。
山でも目を守ってくれる頼もしいサングラスなのです。
だから、2万円や3万円は、高いけど、目を守ることが
できるなら、安いと思います。
ぼくの冬山用に愛用している登山靴は
LOWAのクリスターロというモデルです。
昨シーズンから履いていて、ようやく
足に馴染んできたようで快適になりました。
先日の燕登山のときも、もちろん履いています。
このクリスターロは、アッパー素材を強度のある
ナイロン素材にすることで、とても軽くて歩きやすい
のが特徴です。
保温材にプリマロフトと、靴底に断熱材が
使われているため、厳冬期の冷たさから足を
守ってくれます。
LOWAには、冬の縦走用の登山靴として
このクリスターロと、アッパー素材にレザーを
使ったシルバーホルンというモデルがあります。
どちらも、コンセプトや足型は同じでレザーか
ナイロンか、アッパー素材が違うだけです。
さすがにLOWAは、履き心地が抜群です。
夏山も冬山も、ぼくの足元はLOWAです。
LOWAの登山靴はドイツのLOWA自社工場で
製造され世界中に届けられています。
その登山靴は、全モデルがビブラムソールを
リペアすることで、長い間履くことができるのです。
そして、靴のあらゆる部分をリペアでき
金具や縫い糸の解れなどもメーカーさんで
修理してくれるため、安心して愛用できるメーカーです。
いろんなメーカーさんが、コストダウンにしのぎを削り
中国、ベトナム、マレーシアなどで生産されている時代です。
ブーツや靴の本場であるイタリアやドイツ
などヨーロッパの技術や文化が注入された
登山靴は希少になりつつあるようです。
いつまでも、LOWAがドイツのLOWA
であるために、LOWA足の持ち主の方に
しっかり届けていきたい。
快適な登山靴をいつまでも・・・MADE IN GERMANY By LOWA BOOTS
ここ数日、ようやく、冬らしい
寒さがやって来た。
ぼくは、もうダウンセーターが
手放せない季節へ突入しています。
ぼくは、ベースとして、C1、メリノ2、C3で
ミッドレイヤーに、R1を着てアウターに
ダウンセーターが今のレイヤリングの基本となっています。
タイツはもちろん、R1パンツを履いた上から
ソフトシェルやカーゴパンツを履いています。
ぼくは、山だけでなく、普段着や仕事着も
パタゴニアのスペシャルアイテムを着用しているため
製品テストはばっちりです。
今の時期、何を着れば良いですか?
というお客さまには、自分がいま着ている
ウエアをレイヤーリングの順番で説明する
だけなので、話し出すと止まりません。
登山ショップの店員さんの中には
お客さまから、「何がいいですか?」
と聞かれたとき、自分が使っていて
気に入っているモノを説明する店員さんと
そうでない店員さんがいます。
店員さんがすすめてくれた道具は必ず
「店員さんは、これ使っていますか?」
と聞くといいと思います。
その返事次第で、その店員さんのすべてが
わかるからなのです。
使っていると言ったら、その感想や
使い勝手、良し悪しも教えてもらえます。
使っていない。と言ったら、ただのセールスなので
信用しないほうがいいでしょう。
LOWA 冬の登山靴の定番
グリベル社のクライミング用品を
イタリアから日本に輸入されている
マジックマウンテン社さんからメールが届きました。
内容は、下記のリンクの通りです。
グリベルのアイゼンのプラスチックは
今期から、材質が強化されたそうです。
それは、それで、とてもいいことです。
その材質テスト用に作られたパーツが100個ほど
製品に混入してしまったということのようです。
何千、何万個と生産される中での100個なので
すぐには、わからないため、全数を回収して
検査することになってしまいました。
そのテストサンプルは、ひどいモノだと
破断する可能性があるということなので
一刻も早い回収が望まれます。
当店での販売数を調べてみるとグリベルの
アイゼンは対象の2011年10月から
20台ほどが入荷していました。
その中で、対象のモデルは、12台が入荷しています。
在庫を調べると、11台が店頭と倉庫にありました。
12本爪のタイプが1台販売されていることが
わかったのです。
お店に残っているグリベルアイゼンは
検査のために店頭から下げて、輸入元の
マジックマウンテン社さんへお送りました。
すべてが不良品ということではないと
いうことのなで、検査後に良品であることが
わかれば、検査済のシールが貼られて戻って
くるようです。
問題は、当店で10月以降にグリベルのアイゼンを
ご購入いただいたお客さまは、いったいどこに?
心当たりのお客さまは、すぐにご連絡をお願いします。
【PIEPS DSP アップデートV8.2】
BC穂高でできるピープスDSPの
アップデートの様子をご覧いただこうと
思い、ビデオを制作しました。
グレゴリーのカタログに載っている
バルトロシリーズの写真を見て、疑問に
思われた方が多いと思います。
バルトロ 75のモスグリーンカラーの
写真が、あまりにも、現物のカラーと
かけ離れていることにびっくりです。
バルトロ75は、見た目に
あまり、新しい感じは無いですが
ニューモデルは細かいところまで
変更されています。
問題のモスグリーンカラーも、前モデル
のバルトロ70のバンブーグリーンと比べても
良い色に仕上がっていると思います。
カタログの写真より、はるかに素敵なカラー
なのです。
◆ニューバルトロ◆ 主な変更点は
● 容量が75Lと65Lの2モデルになった。
● 背面、ショルダー、ウエストベルト
のパッドが熱成形フォームになった。
● 雨蓋が、簡単にリリースできるウエストポーチになった。
● ドリンクチューブが装着しやすくなった。
● ファスナーが改良された。
● レッドカラーが復活した。
四国の香川県から、冬の登山靴を
ご購入されることが目的に、男性の
お客さまがご来店されました。
昨年の1月に、香川県の近くの登山店に
冬山用の登山靴を求めて行くと・・・・・・
その登山店には、冬山用登山靴の在庫は全くなく
LOWAを取り寄せると、サイズが合おうが
合うまいが、買い取れと言われたそです。
仕方無く、その登山店では買わず、結局
インターネットでハンワグを購入されました。
この日記をお読みのあなたなら、このお客さまは
どうなってしまったか、おわかりでしょう。
そうです。
登山靴が合わなく、足が痛く、山から帰ると、3日間は
普通に歩くことができなくなってしまうくらい・・・
フィッティングさせていただき、お客さまの足には
LOWAのクリスターロXPROの
UK8.0がぴったりフィットだったのです。
そして、その登山店で、お店に在庫があった
アイゼンを店員さんにすすめられて購入された
そうです。
そのアイゼンを、ご持参されLOWAに合わせようと
バッグから出されたのを見て、目を疑いました。
びっくりです。
そのアイゼンは、昨年購入されたそうです・・・
そのアイゼンは、13年以上前のカジタの
ワンタッチ式アイゼンだったのです。
カジタのアイゼンは、ワンタッチ式の踵のバックルが
長く、プラブーツには問題ないのですが、現代の登山靴には
かかと部分に食い込み、下りで痛くなる場合があるのです。
むかし、これで、かかとを痛められるお客さまからの
ご相談が殺到した記憶があります。
使えないことはありませんが、かかとが痛くなるかも
しれないことをお話しし、調整をはじめると
お客さまは、アイゼンを買い替えられることに決められました。
いままで、ハンワグで足を痛めたご経験があるため
また、アイゼンで足を痛めたくはないということです。
お客さまは、アイゼンを処分してください。
と言って、新しいグリベルの12本爪をお持ちに
なられ、カジタは、置いて行かれました。
登山靴のフィッテングのご予約をいただいた男性のお客さまが
神奈川からご来店された。
お客さまは4カ月ほど前に、東京神田にあるICIスポーツ登山店で
スカルパのトリオレというクライミングブーツを店員さんに
見てもらい購入された。
お店では、店員さんに小指が当たっていることを伝えたが
"こんなもんですね。"
というだけだったそうだ。
お客さまは、履いていれば馴染んでくるだろう。
と勝手に思い込み思いこみ、購入されたそうだ。
しかし、履いても、履いても、足は痛く
辛いため、ご相談に来られたのだ。
"お客さま、もうこの靴は、やめましょう。"
悲しいけど、お客さまには、この靴では、ない。
登山靴は、1歩が快適でなければ、山歩きは、楽しめないのだ。
時間\ | 山専ボトル FEK-500 |
FDM500 | TITAN500 |
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START (-20℃) |
93℃ | 93℃ | 93℃ |
1H( * ℃) | 88℃ | 86℃ | 86℃ |
2H( * ℃) | 84.5℃ | 80℃ | 80℃ |
3H(-18℃) | 80.5℃ | 74.5℃ | 74℃ |
4H( * ℃) | 77℃ | 70℃ | 69℃ |
5H(-15℃) | 71℃ | 62℃ | 60℃ |
6H(-15℃) | 67.5℃ | 58℃ | 55℃ |