登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


Jan.2007
1月31日 ()
2月3日に計画しているスノーシューイベントに試乗用に用意したMSRスノーシューが大きいダンボール箱2個口で届いた。近年のスノーシュー人気で、各メーカーからいろんなタイプのスノーシューが発売されている。こう沢山の種類があると、どんな感じなのか、実際に履き比べて見ないとわかりづらい。3日と、24日のイベントでは、MSRの各種を履き比べていただくことができるため、『近々、スノーシューを購入したいけど、どんなモデルがいいのか?』という方にも是非参加していただきたい。ただし、イベントでは、かる~い雪山を"登る"ため、防寒着やスッパツなど、日帰り雪山登山程度の装備が必要になる。装備でわからないことがあれば、お気軽に問い合わせてください。


1月30日 ()
今日は『大安』である。どうせなら縁起のよい日に会社を設立したほうが良いにきまっている。ということで、設立登記申請に必要な書類をすべて揃えて、松本にある法務局に行ってきた。法務局の職員さんに書類に不備がないか確認していただき、少し訂正するところががあったけど、無事申請することができた。あとは、登記が完了するのを待つだけである。予定では、2月2日午後には、正式に法人登記されるそうである。


1月29日 ()
奥さんは、最近パンを手作りで焼いている。今朝も焼きたてのおいしいロールパンで朝食。奥さんが焼くパンは、天然酵母菌から自宅で作っている。今もダイニングキッチンのほうから、バン、バン、とパン生地をこねる音が響いている。茜空は夕方4時過ぎに遅いお昼寝に入った。ぼくは、ようやく茜空に邪魔されずパソコンの前に座ってお仕事ができる。明日は、いよいよ会社を創立するための書類をすべてそろえて、法務局に提出する。手続きが順調にいけば、そう、明日の1月30日がぼくの会社の創立記念日となる。


1月28日 ()
奥さんのユカが、デザインから縫製まで手がけているハンドメイドの洋服やバック雑貨品を撮影するための白いボードがほしい。と、奥さんから頼まれたため、『たまには役にたたないと・・・。』と思い、朝から制作開始。材料は、家に転がっていた杉の板材数枚と、工作途中で穴をあけたまま放置していた板材などを使い、大きなドアくらいの大きさにつなぎ合わせ、仕上げに白いペンキを塗って完成。制作費はペンキ代のみで、あとはありあわせの板材で出来上がった。なかなかいい感じのボードができたので、たまにお店のディスプレーにも使わせてもらえるかな。


1月27日 ()
今朝の気温は、安曇野の平地で-3度。今年の冬は、今のところ降雪量が例年に比べると少ない。気温も平年よりも3度~5度ほど暖かい。いつもなら、この時期の朝の平均気温は、-5度から-10度くらい。昨シーズンの今頃は、12月から1月の記録的な寒波と大雪が記憶に新しく、2月から3月は、春のような陽気で暖かくなってきた。今シーズンは、このまま春を迎えるのだろうか?


1月26日 ()
新店舗の開店準備のため、数日前にクレジットカードの取り扱いについて某カード会社さんに取り扱いの申し込みを依頼したところ、本日そのカード会社さんの店舗の取り扱い担当の方が、埼玉県にある営業所から、ぼくの申し込み手続きのためだけに安曇野に来られた。カード会社さんとは、夕方3時に穂高駅で待ち合わせをし、午前中は、白馬の岩岳スキー場で、茜空とソリ遊びをして、待ち合わせの時間に間に合うように戻ってきた。今は何もない店舗で待っていると、約束の時間ぴったりにカード会社さんが到着した。簡単に店舗を確認して、そのテナントビルの2階にある喫茶店で、打ち合わせをする。取り扱いに関する説明を聞きながら、申し込み書を作成してカード会社さんは、また埼玉に帰られた。なんでも、そのカード会社さんには長野県に営業所がなく、埼玉の営業所が担当されているということだった。クレジットカードの取り扱いには、申し込み後、実際に使えるようになるまで、審査に約2ヶ月かかるという。今から申し込んでもオープンにギリギリ間に合うかどうか?という所のようだ。・・・またひとつ準備がすすんだ。


1月25日 ()
お店の開店準備におわれる毎日。スケジュールが過密で、もう覚えることはできないため、手帳に頼るしかない。2月に入るとガイド研修や、救助隊の訓練などもあり、ますます忙しくなりそうだ。


1月24日 ()
TOMATOの井藤さんと、午前9時過ぎに名古屋駅で合流し、地下鉄に乗って展示会の会場に向かう。ぼくは、大阪生まれで、東京にも何年か住んでいたこともあるため、高層ビルや都会の空気には慣れていたつもりだったけど、伊豆から安曇野という田舎暮らしでしかも職業で、伊豆の海を見ながらのパラグライダーから、日本アルプスまるごと登山という生活が10年以上つづいている。そのためか、久しぶりの都会はとても新鮮で、逆に気分転換となった。
井藤さんと会場にはいると、そこは戦場と化していた。一同に集まったサイクルショップスタッフと、各メーカーやスタッフの商談合戦という雰囲気。ぼくは、その空気に圧倒されながらも、ずらっと並ぶ各社の最新の製品を見ながら、井藤さんにいろいろ解説していただいた。お昼すぎには、井藤さんと別れ、ぼくは2時間ほど名古屋のまちをウロウロ見物したあと、特急に乗って穂高に帰ってきた。



1月23日 ()
今日は、朝9時に穂高町商工会へ行き、書類を提出することから1日は始まった。商工会でいろいろ手続きを済ませ、出ようとしたとき、スナップオンのSさんから携帯電話が鳴った。すぐに穂高駅に向かい、ロータリーに停車しているスナップオンのワゴン車のなかで、担当のSさんと簡単な打ち合わせをした後、車で近所の印刷屋さんに向う。印刷屋さんでは、新しい名詞を今日中に作成していただくように依頼すると、名刺は夕方には出来上がるということなので、それまでの時間を利用して、挨拶まわりや、他にも数件の雑用をこなした。夕方再び印刷屋さんにて、できたての新しい名詞を1箱受け取った。その帰りに穂高駅によって、名古屋行き「特急しなの」の切符を購入する。
明日は、姫路のサイクルショップTOMATOの池さんのバックアップで、ショップスタッフの井藤さんと名古屋駅で待ち合わせをして、名古屋で開催される自転車の大手問屋さんの展示会に行くことになっている。家に帰ったぼくは、新しい名詞に誤字がないか確認し、しばらくじっくりと眺めながら、ニヤリ。



1月22日 ()
今日は、朝から気合を入れて、松本にある公証役場という所に行ってきた。これが、会社という物を作ることになった、ぼくの会社設立手続きのはじまりである。朝9時35分に、ビルの4階にある公証役場に到着。中に入ると、すぐに受付をすませた。あとは、呼ばれるまで椅子に座って待つ。待つこと2時間、11時40分ごろ、ようやくぼくの会社定款の認証手続きがはじまった。まずは、ぼくが提出した書類を確認する。そして、公証人さんに呼ばれ、身分証明書として免許証を提示し、しっかり確認。写真とぼくの顔を何度も照らし合せ、住所、氏名、生年月日を質問される。ほかの質問にはすべて『はい。』と答え、最後に、公証人さんの前で、持参した会社定款に収入印紙を貼り、実印で消印を押して、再び椅子に戻る。12時を少しまわったころに認証を受けた会社定款を2部受け取り、今日の手続きは無事終了した。かえりにお城の近くで、タイヤキ3個を買って自宅に戻ってきた。次回は、いよいよ法務局で登記申請の手続きへつづく・・・。


1月21日 ()
山岸君は、ぼくが所属する白馬ガイド組合の仲間で、年齢はぼくより年下だけど、ガイド業やスキーに関しては大先輩。ついこの間、南米のアコンカグアという7000m級の山にお客さんたち数人を登頂させて帰ってきたばかりで、海外登山もこなす実力の持ち主。山岸君には、ぼくのお店がオープンしたら、非常勤で勤務してもらうことになっている。今日は、山岸君が打ち合わせのため白馬から来てくれた。穂高駅前の新店舗予定地を見て、オープンしたてのCafe穂高で、こまかい打ち合わせをする。Cafe穂高は、3年ほど前までぼくが勤務していた、元カモシカスポーツの穂高店。今は、カフェにリニューアルされたけど、ぼくにとっては、自分の家のようにおちつく場所なのである。午前11時に入店して、お店を出るときは、6時前。たっぷり打ち合わせをして、あたりは、もう暗くなってしまった。帰りに山岸君は、チリのお土産をくれた。とにかく、お店をはじめるのは、楽しみ。


1月20日 ()
小さいながらも、株式会社というだいそれたものを設立することになった。その準備のため、昨日地元の印刷屋さんに製本していただいた定款という会社の法律を記載した書類に発起人全員が記名捺印した。次にぼくが作成した、その他の書類に全員の実印を押して、申請するための書類はできあがった。今日作成した書類は、月曜日にぼくが法務局へ持って行き、会社を設立するために申請する書類に不備がないか確認していただくことにする。これで大丈夫かな?


1月19日 ()
スノーシューのイベントを企画した。当日は、MSRスノーシューがメーカーさんのご協力で、最新のスノーシューを試乗&レンタルさせていただけることになった。なので、今はスノーシューをお持ちでない、という方でも参加できるのです。ぼくも今シーズン初のスノーシューとなるため今から楽しみにしている。


1月18日 ()
・・・寒中お見舞い申し上げます。
からっぽの心が見つけたもの
夜明けまえの
黒曜石のような空
かすかな星のまたたきと
有明けの月
からっぽの空は澄みきっている・・・

・・・くらいからこそ
かすかな光を
みつけられる
寒いからこそ
ほんのりとした
ぬくもりを
感じられる
光明や
幸せは
どこにでも
ひそんでいるものだ

[一部省略。音田さんからのお手紙より引用。]

奥さんのユカが郵便受けに届いていたガイドの音田さんからのお手紙を持ってきた。
『ほら、届いたよ。』
ユカは、音田さんからのお手紙が大好きで、楽しそうにぼくに言う。
ぼくも音田さんからのお手紙が好きだ。
お手紙を読んでいると、その風景が浮かんでくる。



1月17日 ()
午前中に松本空港にある東邦航空さんの営業所で打ち合わせをして、そのあと松本保健所で、担当の方から、食品衛生に関する店舗の設計についての説明をうける。実は、お店にショットバーを設ける予定なのである。


1月16日 ()
自販機やさんと、現地で打ち合わせ後、NTTに電話番号について問い合わせをして、クレジット決済のサービスセンターに資料を請求し、足りない事務用品を書店で買いたし、山渓の2月号とビーパルを購入して帰ってきたら、もう夕方になっていた。


1月15日 ()
今日もお店の準備のため、今は自転車置き場の店内で、内装のレイアウトや什器など奥さんと打ち合わせをした。奥さんは店舗デザインの学校を出ているため、頼もしい助っ人である。スケールを片手にぼくの構想を引き出しながら寸法を測って図面に描いていく。ぼくたちにあきれた茜空は、外に出たいと騒ぎはじめ、今日のところは終了。しばらく駅前通りをお散歩して帰ってきた。


1月14日 ()
朝から青空のいいお天気なので、茜空をつれて奥さんと3人で白馬栂池スキー場のキッズゲレンデでソリ遊びをしてきた。白馬に行く途中、スキーに向かうお客さんで賑わっていたマクドナルドで朝食。山小屋の燕山荘(えんざんそう)さんが、冬の時期に栂池で経営されているアルペンホルンというホテルに立ち寄り、スタッフの平さんと少しお話をした。珈琲をご馳走になり、そこから歩いて、ソリを引いてゲレンデに向う。キッズコーナーには、ソリコースが作られていて子供たちが滑りまくっていた。茜空も自分からソリを引っ張って参戦。茜空は、ソリのスピードが出てくると、風で目をしょぼしょぼさせながら、大きな声で『キャッキャキャッキャ。』と大喜び。さすが、6ヶ月のハイハイのときに滑り台のあじをしめていた茜空だけのことはある。








1月13日 ()
ホライゾンオフィスは今年、北アルプスのガイド事務所、登山案内所を兼用した登山・スキー・マウンテンバイクのショップを開店するための準備を進めている。店舗の予定地となっているのは、安曇野の玄関口であるJR大糸線・穂高駅の駅前ロータリー内の一角にある3階建てのテナントビルの1階。ぼくの店舗になる区画は、現在ビルのオーナーさんが経営するレンタルサイクルの自転車置き場になっている。そこを貸していただけるということで話が進んだのだ。店舗の内装工事は3月1日から。ぼくも工事に参加して、できることは自分でやって行く予定。さて、どんなお店になるのか。

PS.3月~4月の工事期間に、お時間のあるときだけでも、もしお手伝いいただける方がいれば、よろしくお願いします。メールを下さい。








1月12日 ()
先日、スナップオンのSさんから、オーダーしていた工具箱がアメリカから届いたという連絡が入り、今日の午前中に、日本通運さんのトラックにより、その工具箱が直送されて来た。木のパレットに乗せられて厳重に包装された、その工具箱は重量がなんと、330kgという重量物である。トラックから玄関前にパワーゲートで降ろされ、ぼくも手伝って大人3人で木のパレットをズルズル引きずって中に運び入れた。工事が終わるまで包装はそのままにしておく予定。トラックが帰ると同時に、スナップオンのSさんが到着して、外装に異変がないか確認して帰られた。最近、輸入される途中で、フォークリフトなどで傷つけられる事故が多発しているということだった。ぼくの工具箱は大丈夫のようだ。








1月11日 ()
ぼくは今、定款なるものを作っている。定款とは、会社というものを作るときに必要な決め事で、それに付随する書類作成たるもの、学力の乏しいぼくには、かなりの難関である。1日中パソコンと格闘しているが、すぐに横道にそれてしまい、気がつくとインターネットでいろいろ検索しては回覧している。しかし、今は、本も必要だけど、わからないことを簡単にインターネットで調べることができるので、とても便利になったなぁ。とつくづく感じる。そのかわり、文章を手書きで書くとき、漢字が書けなくなったなぁ。とつくづく感じる・・・のである。


1月10日 ()
午後一番、打ち合わせのため、松本にある北原ウインドさんの事業所へ行ってきた。木工の作業場を案内していただいたり、材木についていろいろ教えていただいた。久しぶりに木材の香りがとても気持ちよかった。


1月9日 ()
今朝の気温は、-8度。ぼくの愛車のランクルは、最近エンジンのかかりがとても悪い。バッテリーは変えたばかりなので、セルモーターは元気に回っているけど、なかなかエンジンが、かからない。望月商会のS整備士さんに相談したところ、おそらくプレヒートか、噴射ポンプに問題があるのでは?ということだった。また、また、入院が必要のようだ。


1月8日 ()
ぼくが住む安曇野は、冬型の気圧配置になるとあまり雪が降らない場合が多く、北にわずか10キロほどしか離れていない大町市を境に雪の降る量は大きく変わる。安曇野は晴れていても大町より北は大雪が降っているということが多い。安曇野にも30cmほどの積雪を降らせた低気圧は東に抜け、冬型の気圧配置が強まると大町市より南の地域では雪が止み、大町市を含めて北の白馬や小谷、新潟地域では、大雪がふっている。といういつものお天気となった。おそらくこの雪で、白馬などで、数メーターは積もるだろう。
今日は、奥さんと茜空をつれて、大町市のいちばん南にあるスキー場でソリ遊びをしてきた。雪が降っているためスキーでは滑らず、2時間ほどソリで遊んで、お昼前には引きあげてきた。



1月7日 ()
5日の夜中から降りはじめた雪は、今日のお昼ごろまで降り続いた。今日は風も強く、安曇野より北の地域では猛吹雪となっているようだ。ぼくの住む安曇野では、積雪が約30cmほど。明日晴れたら近くのスキー場に滑りに行こうかな。


1月6日 ()
昨夜から降りだした雪は、午前中からお昼にかけて長野県の南部地域を中心に激しく降り積もり、安曇野地域でも街中で積雪が20cmを超えたほど。久しぶりのきれいな雪景色に、おもわずはしゃぎたくなる。午後からは、雪のふる範囲が北部にうつり、大町から白馬、新潟にかけてこれから本格的に降ることだろう。今、わが家では、LEGOのブロックがブームになっている。お正月に実家の母から茜空にプレゼントしてもらった青バケツのLEGOに、茜空も、ぼくも、奥さんも、みんなはまってしまい、安曇野に帰ってからもいろいろなパーツや基本セットなどを買いたしてしまったほど。ブロックといっても、これがまたプラモデルのような感覚で、精巧なレーシングカーやヘリコプター、建物などが作れるのがとても楽しい。


1月5日 ()
天気予報では、2つ玉低気圧が本州の北と南を通過するため、長野県南部から中部では雪になるという。毎年、お正月空けのこの時期にお正月寒波とよばれる強烈な寒波がやって来る。この低気圧は2つがやがて合体し強烈な低気圧となり、日本列島を抜けると西高東低の冬型の気圧配置となるため、大陸からは次々に寒波がやってきて、日本海側の地域や長野県北部、山岳地域は、大荒れのお天気になるだろう。遭難事故が起きない事を祈りたい。


1月1日 () ~ 4日 ()
大晦日からお正月の2日までは、大阪の実家で過ごし、2日から4日までは、奥さんのお姉さん家族と神鍋スキー場でゆっくり過ごした。神鍋スキー場の雪は残念ながら乏しく、人工で作られたゲレンデが、ほんの一部がオープンしているだけだった。気温も+10度近くあり、雪質もあまりよくない。粗目のベタベタ雪で、ときどき雨まで降ってくるお天気。今回の目的は、ちびっ子ソリ遊びがメインでスキーはおまけのため、あっさりとスキーをあきらめ、茜空と、いとこのナナちゃんをソリに乗せて、ソリ遊びを楽しんだ。ちびっ子たちもソリ遊びが楽しいようで、ずっとふたりで乗っていた。ゲレンデの下のほうを何度も登り降りして遊んだ。ふたりは姉妹のように仲良しだけど、ときどきお菓子の取りあいもした。帰る日のお昼に食べた、神鍋にある『西田屋』というお店の但馬牛牛丼が、とてもおいしかった。
4日のお昼ごろ、神鍋でお姉さん夫婦とわかれて、ぼくたちは長野県のわが家に向かう。帰りの道中は、若狭湾の日本海を見て、琵琶湖の北側をまわり、岐阜県の飛騨高山に抜け、下道をゆっくり安曇野に帰ってきた。