登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


Aug. 2010


~ ~ 営 業 時 間 ~ ~


夏季営業 7月16日(金)~8月31日(火) 早朝 4:00~19:00 無休


秋季営業 9月1日(水)~10月10日(日) 朝 6:00~19:00 無休




BCトレッキングツアー 参加募集を開始しました!

●雲の上の紅葉 トレッキング IN 槍ヶ岳 3日間
~~ BC スペシャル TOUR デラックス ~~


9/24(金)~26(日) 燕~槍ヶ岳 表銀座コース
募集人数 6名様限定
【受付された人数 3名様 8/18現在 】




●雲の上の紅葉 トレッキング IN 槍ヶ岳 3日間
~~ BC スペシャル TOUR デラックス ~~





8月30日 ()


週末の2日間で、岩場の講習会を開催します。

会員さまは参加費無料です。

9/4 16:00~18:00 BC穂高にて、簡単ロープの結び方
9/5 8:00~11:00 松川村の岩場で、講習会

お申込みは、メールをお送りください。

hotaka@backcountry.co.jp

お名前・ご住所・お電話番号・BC会員番号をご記入ください。

まだ、会員さまでない方は、事前にご入会いただければ
ご参加いただけます。

募集人数は、7名様で、現在4名様お申込みです。

ご参加をご希望の方は、今すぐ、メールをください。




登山靴のお手入れ講習で、

ピカピカになった登山靴で、

次は、大キレット計画だ。

お気をつけて!





世界中の今の大人たちへ・・・

ぼくたちが昔、子供だったころからのメッセージです。





8月29日 ()


登山靴のフィッティングをさせていただき
ぴったりフィッター太田が認めた、登山靴には
登山靴のぴったりフィット保証がつくことがある。

そして、ぴったりフィット登山靴をお買い求めいただいた
お客さまは、その登山靴を、いちど山で履いて歩いた後に
そのまま、登山靴を持って、もういちどご来店いただいている。

お手入れ講習のためである。

登山靴の手入れ講習は、包丁の実演販売に似ているところがある。


実際、お手入れ用のクリームやワックスをお持ちでなければ、
購入させられてしまうため、押し売りと、あまりかわらない。

今日は、お手入れ講習のお客さまが6人、途切れなく
ご来店されたため、ぼくの、実演販売に磨きがかかった。





おニューのLOWAトレッカーで、山に行かれたお客さま。

履き心地のよさに感激されたご様子で、

そのお話しを聞かされた、

ぼくも、

トレッカーがほしくなった。



おとといの金曜日に、シリオのヌバックレザーを
新調されたお客さまが、昨日と今日で、燕岳へ
テントを担いで登って来られた。

その帰りに、お手入れ講習をすまされ
ピカピカになった登山靴をかかえて
愛知に帰られた。


愛知からご来店いただき、登山靴を新調されたお客さま。


今日の登山靴お手入れ講習が一段落したころ

女性のお客さまがご来店され、登山靴のフィッテング
に入った。

お客さまは、上田にお住まいで、今日はご予約を
いただいて、登山靴のフィッティングに来られた。

お客さまの足は、LOWA足の持ち主でメリーナで
ぴったりフィット。

そして、これから登山を始められるということなので
登山靴での歩き方や、登山靴の履き方を時間をかけて
じっくりご説明させていただいた。

8月28日 ()


夕方5時ごろ、外の音が耳に入った。

ザーーザーーザーーザーー

激しい雨が降り始めた。

店内のウインドから外をみると、かなり大粒の雨が
激しく降り、一瞬で、歩道は川のように水が流れていた。

ドドドドドッ、バキバキバキ、

雷も鳴り始め、街は雷雨の真っただ中に・・・

雷は、短い間隔で、地上と雲の間で光り
稲妻の電光と、ほぼ同時に、大きな音が響いた。

お店は、停電し、5分ほどで復旧しても
また、停電を繰り返した。

午後6時、雷雨は激しさを増し、停電の度に
照明が消え、パソコンやPOSの電源が落ちるので
営業していられないため、通常より1時間前に、閉店した。

いつもなら、歩いて自宅まで帰るところだけど
雷雨の中、歩いて3分ほどの距離を、車で帰宅した。

夏の終わりを告げるかように、稲妻の光と音のショーは
夜までつづき、気温は下がった。


8月27日 ()


マリナーズのイチローは、今シーズンで、
10年連続200本アンダーをマークするという
大記録に期待がかけられている。


そのイチローは、試合でオークリーのレイダーを
愛用している。

イチローは、ティファニーの箱に使われている
ブルーカラーが好きで、そのカラーを使って、試合でかける
サングラスを作れないか、オークリー社に要望した。

オークリー社は、イチローの要望を受け、
ティファニー社へ問い合わせたところ・・・

"一個人に対して、カラーの使用許可はできない。"

ということで、箱のカラーの使用を断られたそうだ。

イチローは、それなら、自分で色を作る。

と言いだして、絵の具を混ぜ合わせ、好きなカラーを
作ってオークリー社へ持ち込んだ。


オークリー社は、そのカラーを使い、イチローカラーの
レイダーNEWカラーのサングラスが生まれたそうだ。

そのサングラスは、今シーズンのイチローが試合で
実際にかけている。

そのサングラスには、ホーム用とアウェイ用の2種類があり
ユニフォームのカラーに合わせて、使い分けている。

今日、オークリー社のKさんが来店され、新製品のサンプルを
見せてくれた。

イチローモデルは、そのエピソードを聞いて興味がわいた。

その特別なカラーのサングラスは、この秋に、イチローモデル
として、国内数量限定で発売される。

とにかく、数が限られているため、BC穂高には
何本入荷するのかわからない。

その他に、紫外線の強さで、レンズのカラーが変色する
モデルが登場した。

紫外線ライトを当てると、クリアレンズが、その紫外線の強さに
合わせて、グレーから黒に徐々に変色していく様子に感動した。

そのレンズは、最近の車のウインドがUVカットされている
ため、車の運転中は、その車のウインドの仕様によって
色が変わらないという。

最近の車で、UVカットされたウインドでは、レンズの色が
変わらないそうだ。




これから、永くお付き合いしていただくお客さまのLOWA TAHOE


これから、山登りをはじめられる女性の
お客さまが、まず登山靴をご購入された。

そして、けさ、試し履きのために、近くの
光城山を登って来られて、お手入れ講習のために
ご来店いただいた。

登山靴を履くのも初めてということで、歩き方など
慣れない部分も多いだろう。

つぎは、お知り合いと、美ヶ原に2時間ほどの
トレッキングに行かれるご予定で、徐々に
山慣れされるようだ。

これから、山に慣れるにつれて、疑問やわからないこと
など、いろいろ出てくると思うので、何でも聞きに来てくれれば
いいと思う。



ドイツで作られているヌバックレザーの登山靴
LOWA TAHOEは、美しい靴である。

コロニル秘伝のワックスで、お手入れをすると
LOWA TAHOEは、磨きがかかり、さらに美しくなる。







7月にシリオをフィッティングされたお客さまは
神奈川にお住まいで、フィッティングの時は、在庫が
なく、取り寄せさせていただいたため2度もご来店いただいた。

そのお客さまが、そのシリオで、燕岳を登りに来られ
帰りに、お手入れ講習のためにご来店いただいた。

お客さまがご来店されたとき、真っ先に、靴の履き心地を
お聞きした。

"いいです。"

という一言で、ぼくは、ほっとした。

今回は、娘さんと一緒に登られて、次は、常念岳へ
縦走されるという。

たくさん、歩きまわってください。



8月26日 ()


昨年の8月26日に、BC穂高にて
LOWA TAHOEをご購入いただいた
静岡にお住まいのお客さまからメールが来た。

メールの内容は、そのLOWAを履いて縦走された
ときに、親指が当たって、爪が変色されたということ
である。

お客さまには、ぴったりフィット保証の対象では
あるが、今のところ、ぴったりフィット保証は
期限がご購入日より1年間ということになっている。

お客さまは、静岡にお住まいで、どうしても
期限内に来られないようで、保証をあきらめられた
ようなご様子である。


ぴったりフィット保証に期限を設けたのは
もし、足が痛いときは、早くご相談に来て
いただけるようにと考えたからだ。

今回のNさんのご相談のように、足が痛くなり
ご相談いただけることに、1年という期限が
紛らわしいことは、考えてもみなかった。

そもそも、登山靴のぴったりフィット保証は
弊店でご購入された登山靴で、末永く山登りを
楽しんでいただきたいための保証である。

ぼくの理想としては、たとえば、LOWA TAHOE
であれば、ソールを2度ほど張り替えて、10年くらいは
快適な山登りをお楽しみいただきたい。

そして、すべてのお客さまが、次にもぴったりフィットの
登山靴をお求めいただければ、快適な登山という
ぴったりフィット保証の目的は成功なのだろう。

なにも、1年以内限り保証というような
電化製品ではないことは明らかである。

登山靴の足が痛いご相談は、1年経っても
3年経ても、かわらず、ご相談をおうけしなければ
ならない。

これは、紛らわしいので、期限を廃止するか、
今の1年間保証を10年間保証とするか
検討が必要なことは、Nさんから教わった。

Nさんは、1月にご来店されるとのことで
ご連絡をいただいた。

問題は、Nさんの足がどうして痛いのかである。

登山靴と、Nさんの足型を、もう一度じっくり
見せていただかないと、何が原因かわからないが・・・

登山靴が原因の場合は、ぼくのミスである。

Nさん、お待ちしています。


8月25日 ()


槍ヶ岳のツアーに向けて
9月4日~5日に岩場の歩き方講習を
実施しようと思います。

ご参加される方は
トレッキングツアーコーナーの
セミナー申し込みより、お申込み
ください。

メンバーズ会員さまは参加無料です。

まだ、会員さまでない方は、新規ご入会
いただければ、ご参加いただけます。

岩場を歩く練習は、何回やっても
充分ではありません。

参加できる人は、この機会にお集まり下さい。


槍ヶ岳を目指している方には
スペシャルツアーを
ご用意しております。

今回は、とにかくデラックスな内容です。

おそらく、BCツアーでなければ
こんな・・・経験は、できません。

一生忘れられない、素晴らしい3日間に
なるでしょう。


晴れればね。
8月24日 ()


今年の夏は、お盆を過ぎても
朝晩が寒くならない。

毎晩蒸し暑く、エアコンが無いと
汗が噴き出てくる。

もう、8月も末なのに、毎晩エアコンに
頼っているなんて、初めての経験である。

こんな年は、秋の冷え込みが一気に 来るそうだ。

そして、冬は、寒い。

ぼくの頬が、そう言っている。

8月23日 ()


BC穂高では、毎日、登山靴のお手入れ講習会が
日課になってきた。




ビーコンのバージョンアップのついでに、お手入れ講習。

カサカサで見ていられない、お2人のハンワグとLOWAが

お手入れ講習でピカピカになった。




しかも、当店で登山靴をご購入いただいたわけでなく
他店でご購入された登山靴のお客さまもいらっしゃる。

ぼくにとっては、せっかくの登山靴なので、できれば
美しく、良い状態で、履いていただきたい。

そして、ピカピカの登山靴で、山を歩き回るのが
楽しくなればいいと思う。

それと、登山靴を販売されている山のお店(とくに首都圏)では
なかなか登山靴のお手入れ方法まで、詳しく教えてくれる
お店は少ない。

だから、とくにヌバックレザーの登山靴のお手入れ方法が
わからないという方には、いつでも、講習させていただく
ことにしている。


ただし、せっかくご来店いただき、登山靴のお手入れ方法を
学んでいただくため、下記のことをご了承ください。


1,BC CLUBの会員(入会金1500円)にご入会下さい。

2,講習後のお手入れのために、会員さま価格で、コロニルの
お手入れセット(3000円~5000円程度)をご購入ください。

3,必ず、登山靴をご持参いただき、片方はぼくが見本をお見せするため
もう片方は、ご自身で実習してください。

4,写真撮影にご協力をお願いします。
(笑顔の写真をHPへの掲載をお願いすることがあります。)

5,講習後は、必ず、定期的な登山靴のお手入れを続けてください。


以上をお約束いただければ、どなたでも、
登山靴、とくにヌバックレザーのお手入れ方法を
無料でお教えします。

所要時間は、約1時間ほどです。

外で、水を使ってジャバジャバやるので、なるべく
晴れている明るい時間帯にお願いします。

東京からでも関西からでも、東海地方も東北、北陸からでも
長野県内や町内からでも、ご遠慮なくお越しください。

ただし、混み合うときは、順番待ちになる場合もあるかもしれません。


ちなみに、ある登山のお店では・・・

「スプレーをかけなさい。」
「ワックスを塗ると、靴が変な色になりますので塗らないでください。」


という説明が従業員マニュアルとなっています。

それは、それで良しとして、BC穂高では、正しい
お手入れの仕方を、コロニルの秘伝のワックスを使い
ご説明します。

ちなみに、ヌバックレザーにワックスを適量塗っても
登山靴が、変形することも、変色もすることもありませんので
ご安心ください。

ワックスは、雨で流れたり、蒸発すると登山靴の表面は
元通りのカサカサお肌に戻ります。

カサカサお肌が好きか、潤いのあるしっとりしなやかな
お肌が好きか、決めるのは、あなたです。

せっかく購入したヌバックの登山靴ですから、10年は
履いていただきたいものです。

ぼくがこよなく愛するLOWAのTAHOE登山靴は
そろそろ、8年くらいになります。

しかし、お手入れをしているため、いつもピカピカで、
良い味が出ていて、かわいいです。

あなたの登山靴も、コロニルの秘伝のワックスを、正しく使うことで
ぼくのLOWA達のように、いつもピッカピカになれます。




ぼくの普段履き用のLOWA PINTOもコロニル秘伝のワックスでお手入れ





8月22日 ()


朝から登山靴のフィッティングにご来店
いただけるお客さまがつづいたが、お一人の
フィッテングがおわると、また、お一人ご来店。

そして、また、お客さまが帰られると、またご来店される。

まるで、何かに操られているような、絶妙なタイミングで
登山靴のフィッティングがつづく。


今年の1月ごろ、冬山用のLOWAをご購入された
Kさんが、夏山用の登山靴のフィッティングのため
ご来店された。

Kさんは、佐久からお越しで、ご自宅から穂高まで
約2時間ほどかかるそうだ。

Kさんは、TAHOE、チベットプロ、トレッカーの
順に試し履きをされた。

Kさんには申し訳ないが、TAHOEのUK7.5だけ
メーカーでも、BC穂高でも欠品中で、サイズ合わせが
できなかった。

そして、Kさんは、内張りのカーフが気持ちいい履き心地の
トレッカーWXLをお選びになられた。



夏靴も冬靴も、LOWAで、ぴったりフィットのKさん。




昨日、北アルプスの焼岳を登って来た3人娘が
やってきた。

うちの娘の茜空(あかね)ちゃんに、愛知の
おみやげまで持ってきてくれた。

はじめて、ご来店された栗山(くり)ちゃんは

「なに足ですか?」

と、ぼくに、素足を見せた。

とりあえずゲージで長さを計ると、23.0cm
足のかたちは、LOWA足だった。

くりちゃんは、次にご来店されるとき
LOWA娘の仲間入りをされるそうだ。

そして、あやちゃんは・・・

足の長さが21.0cm
これは、こまった・・・

子供足なのだ。

大人用で、ぴったりの靴が無い。

UKの2.5がドイツにあれば、
何とか取り寄せはできるだろうけど・・・

あやちゃんの足は、どちらかというと、シリオ足。

21cmの靴を、シリオさんで作ってくれるかな・・・?


3人は、来週の涸沢フェスに行くそうだ。


まいちゃん、あやちゃん、くりちゃんの3人がやって来た。






8月21日 ()


午前中、静岡県の三島からご夫婦で
ご来店いただいたMさんは、先日、御岳山に
登られたとき、足の親指の爪が剥がれてしまった。

今までにも、何度か経験がおありで、足の指の爪が
剥がれない登山靴をお探しだという。

足のサイズを計測し、25.5cmのシリオ3E+で
ぴったりフィットだった。

Mさんには、靴紐の縛り方や、正しい歩き方をご説明し
お手入れ講習もさせていただいた。

Mさんご夫婦は、三島から弊店まで、お車をはしらせ
ご自宅から、BC穂高まで道のりが、2時間ちょっと
だったそうだ。

静岡と長野は、意外に近い。

東京に行くときも、3時間ほどで都内に入るため
そんなに遠く感じないが、2時間台というのは
もっと、ぐ~んと近く感じる。



三島からご来店いただいたMさんご夫婦。今日はお手入れ講習も終了




北アルプスを楽しまれるために、九州から来られた
お客さまは、明日、燕岳に登り、槍に登り、上高地に
下山される。

今日は、シリオのヌバックレザーの登山靴の
お手入れについて、ぼくに聞きに来られた。

そして、登山靴のお手入れ方法の講習を
臨時サービス。
お客さまは、九州のお店で、このシリオを
ご購入されたとき、店員さんに

「スプレーだけかければいいです。」
「ワックスを塗ると変になりますので塗らないように・・・」


と言われたそうで、そのとおりヌバックスプレーだけ
塗っていたそうだが、靴はみるみるうちにカサカサになり
見た目も美しくない靴になってきて、疑問に感じられていた。

登山靴のお手入れについて、インターネットで検索され
弊店のお手入れコーナーをご覧になられたそうだ。


お手入れ講習を受講されたお客さまは、明日から槍ヶ岳にむけて歩かれる。





夕方、ご来店されたBC CLUB会員さまの
Mさんは、来週末に、裏銀座を4日間かけて歩かれる
ご予定で準備されていたところ・・・


現在ご使用中のガルモントの登山靴のソールのつま先
部分が、若干剥がれかけているのをみつけられて
登山靴を新調されることを決意された。

Mさんは、ご来店されて、真っすぐ、ぴったりフィットコーナーに
向かい、登山靴が並んでいる棚の前に仁王立ちされた。

そして、何のためらいも無く、LOWA TAHOEに手が伸びた。
その様子を一部始終見ていたぼくは、Mさんに

「とりあえず、履いてみましょうか。」

と、声をかけさせていただき、まず、Mさんの
足型を確認させていただいた。

Mさんの足型は、ややシリオ足で、きれいな扇形をしている。

TAHOEでは、若干小指が当たりそうな感じだけど
とりあえず、UK8で試し履きされた。

良さそうだけど小指が少し・・・

Mさんの表情は、ぴったりフィットな表情ではない。

そして、次にシリオの3Eタイプの26.5cmを履いて
いただくと、表情が晴れた。

Mさんは、足の感触を確かめながら、顔はニヤけている。

・・・ぴったりフィットである。

Mさんは、あす、足慣らしのため、燕岳を日帰りされるご予定で
その帰りに、お手入れの講習にご来店いただくことで
Mさんは、シリオ611GTXの26.5cmを新調された。



ソロテントのご相談に来られた女性のお客さまは
来週末の涸沢フェスに行かれるご予定である。

涸フェスに行くなら、やはり、テントである。

お客さまから、

「山で使うテントはどこのメーカーがおすすめですか。」

と、ご質問され、ぼくは

「アライテントかエスパースです。」

とお答えした。

うちのお店では、エスパースの取り扱いは無いけど
それが、ぼくの答えである。

お客さまは、

「アライテントのほうがいいです。」

夏山ソロというお客さまに
トレックライズ1 をおすすめした。

今の時刻は、夕方の6時40分
外がうす暗くなりかけている。

テントの張り方講習は、後日ということで
お客さまは、トレックライズ1をご購入された。



8月20日 ()


松本からご来店されたお客様は、ぼくが
カモシカスポーツ穂高店の店員をしていた
ときからのお客様。

BC穂高へは、はじめてのご来店である。

お客様は、そろそろ 登山靴の買い替えを
ご検討されているご様子で、WXL木型に変更された
LOWAのnewトレッカーをフィッティングされた。

お客様は、7年ほど前にご購入されたシリオを
今も履かれている。

その当時の、LOWAトレッカーはノーマル木型で
日本人の幅広足型の方には、細くて合いにくかった。

お客様も、当時、LOWAを試し履きされたが、幅が合わないため
シリオをご購入されたそうだ。

今日は、2度目のトレッカーの試し履きである。

今期から、トレッカーはWXL(ワイド木型)に変更された。

お客様が足を入れた瞬間、ぴったりフィットな声が聞こえた。





8月19日 ()


鹿島槍ヶ岳の山小屋さん冷池山荘さんは
お盆の時期よりも、その前後の週末の方が
混み合うそうだ。

それは、お盆の時期は混むだろう。

という思い込みで、その前後に登山される
登山者が多いとのことである。

だから、今週末は、後ろ立山連峰の山小屋さん
とくに冷池山荘さんは、最盛期となるようだ。

じつは、その傾向は、10年以上つづいている
らしい・・・


今年、新しくなった北アルプス穂高連峰の
山小屋である岳沢小屋さんに、今週末泊まりに
行かれるというお2人のお客さまがご来店された。

おふたりは、地元の「しなの山楽会」という
山の会メンバーさんで、BC CLUB団体会員さま
としてご登録いただいている。

そして、今日、登山靴を新調されて、今週末に、岳沢まで
足慣らしに行かれるという計画のようである。

お2人は、シリオのヌバックレザーの3E+というワイド
タイプで、それぞれ、23.0cmと23.5cmでぴったり
フィットだった。

登山靴のモデルが同じため、間違えないように、おひとりは
靴紐の色を変えさせていただいた。

新品の靴では、ゴロゴロした岩でキズだらけになってしまう
ため、ご購入されたシリオをお預かりしてワックス処理を
サービスした。

2足分の登山靴にワックスを塗りながらも、テントのご相談や
登山靴のフィッティングのお客さまを掛け持ち。

ぼくの辞書に、余裕という文字が
記憶とともに無くなってしまった。



ご購入いただいた新品の登山靴に、ワックスサービスを施したシリオのヌバックレザーは
工場出荷状態とは、色も雰囲気も変わってしまい、別の靴みたいに貫禄がでるのだ。







8月18日 ()


関東から長野県内に最近、引っ越して来られた
Hさんは、BC穂高へ今日はじめてご来店された。

Hさんは、現在メレルの靴を履かれていて、そろそろ
登山靴を新調される目的でご来店された。

ご来店されたきっかけは、東京にあるアウトドアショップ
の店員さんから、長野に行かれたら、穂高にお店がありますよ。

と、教えられたという。

Hさんは、ご来店前に、このHPをご覧になられ
ぼくが愛用しているTAHOEの写真を見られたということで
TAHOEにご興味をおもちだった。

Hさんの足を見せていただき、LOWA足であることを 確認し、さっそくフィッテング。

Hさんの足にTAHOEはぴったり吸いつくように
フィットした。


岐阜から、ご来店されたFさんは、お仕事で近くに
来られたついでに、ご来店された。

Fさんは、キャラバン(C社)の靴をご購入され
先日、山に登られた時、下りで足が痛くなり、この靴はだめだ。

と思い、ご来店された。

Fさんは、その靴をご持参ではなかったため、詳しくは
わからないが、お話しをお聞きしていると、シャンク(芯)が
入っていない登山靴風の靴のようである。

ソールがぐにゃぐにゃで、安定感が無く、岩や石の角に乗ると
足裏に痛みが走るという。

靴紐も満足に締まらず、足が靴の中で動いてしまう。

Fさんは、LOWAのTAHOEとSIRIOの611を
試し履きされ、フィット感がよく、仕立てがソフトなヌバックレザーの
TAHOE UK7.5をお選びになられた。




先日のシャワートレッキングでも活躍してくれた、ぼくのTAHOE UK8

カラーは今のモデルより、赤茶色で、前モデルのサレックと同色をしている。





8月17日 ()


ぼくには、久しぶりの登山で、雨の燕岳でしたが
今日は、少々足のふくらはぎのあたりが、ロボットの
ように、なっているのは、はたして、これは、筋肉痛だろうか・・・

ようやく、次なるトレッキングツアーの計画を発表しました。

次は、ぼくのお気に入りのコースで、中房から燕、大天井、西岳から
槍ヶ岳主稜線の東鎌尾根を登りつめて、どこから見ても美しい槍ヶ岳へ
登ります。

このコースの醍醐味は、何といっても、
雄大な槍ヶ岳をずっと眺めながら









8月16日 ()


ご夫婦と小学生くらいの男の子と3人で
燕岳から常念岳へ縦走して下山された
ご家族がご来店された。

はじめに、奥さまが、登山靴に水が入り
びしょ濡れになられた原因をご相談された。

履かれている登山靴を見せていただくと
LOWAのTAHOEで、まだ新しいようである。

水漏れの可能性についてお話ししていると
どうも、スパッツの雨具の上に装着されていたご様子。

おそらく、レインウエアのパンツの裾から
足首に雨水がつたわって、水が靴の中に侵入した
可能性が高いようだ。

とりあえず、可能性のある原因がわかり、次には
レインウエアの内側で、スパッツを装着していただくように
お願いした。

そして、お手入れグッズをご購入されるということで
そのお手入れの方法をマスターしていただくために
電車の時間を2時間ほどずらしていただき
お手入れ講習をさせていただいた。

奥さまの足は、すこし、親指の付け根の骨が出ていて
下りで、痛くなり、少し赤くなっていた。

登山靴が合っていないのではないかと、ご心配されていたが
下りだけ痛くなることを確かめさせていただき、靴紐の締め具合で
解決することをご説明し、正しい紐の締め具合を覚えていただいた。

外反母趾が痛くなる場合、足に合っていなければ、登りでも、下りでも
平地を歩いているときも痛くなるものである。

下りだけが痛いということは、靴紐の締め具合が弱いため
足が靴の中で動いてしまい、強くすれる親指の付け根の骨の部分か
小指の先が痛くなる場合が多い。

登山靴メーカーによっては、靴紐を適正な強さで締めこめない
靴もある。

中国生産の靴に、よく見られる現象である。

足が痛いご相談に多いC社やM社の靴は、問題外として
甲の部分の作りが茶地で、靴紐を締めると、紐が食い込んで
痛くなる。

紐を緩めて履くと、足が動いてしまい、つま先が痛くなるか
場合によっては、足の爪が剥がれてしまう。

そういう靴は、一生懸命靴紐を締めこもうとしても、紐が締まるだけで
靴はゆるゆるであったりする。

おまけにシャンクと呼ばれている芯も入っていないか
ふにゃふにゃで、長時間歩くと足の裏が痛くなり、次に膝などが痛くなる。

LOWAやSIRIOのような、ドイツ産やイタリア生産の靴は
靴紐の締め具合も気持ちがいい。

アメリカのエディターズチョイスのように・・・

登山靴のぴったりフィット協会認定の登山靴
フィッティング認定ショップなどができたりしていけば
足が痛いお悩みの人々が、少しは減るかもしれない・・・





Kさんは、LOWA PINTOのブラックカラーをお仕事で履かれる。

KさんのPINTOは、きれいなブラックカラーを保つために

新品のうちから、BEワックスで革の表面を整えさせていただいた。





8月14日 ()~15日 ()


●夏休みの大作戦 燕岳 トレッキングツアー●
参加されたBCツアーギャングの皆さま 5名さま/リーダー 太田



あさ5時に穂高駅前に集合。

今回のツアーにお集まりいただいた、BCツアーギャング(パーティ)の皆さま。

全員揃ったところで、BCマウンテンスクールバス号にお乗車いただき
バックカントリートレッキングツアーに出発した。

中房登山口へ向かう途中、空から小雨がパラパラ降りはじめた。


今回のツアーガイドを務めさせていただく、キャプテン太田から
BCギャングの皆さまに、登山口でレインウエアの着用をお願いし
ウォーターモードに切り替えた。

登山口に到着し、ぼくは、頬にあたる空気と、鼻では匂い、
目と耳では、雲の流れや、雨の音を感じながら、お天気状況を
分析する。

燕岳の登山道がある合戦尾根は、歩きはじめから、いきなり尾根へ
登るため、沢の水の影響を受けない。

土砂崩れや落石、崩落の危険も無く、また、尾根は東側に伸びるため
西風の強風に煽られることも無い。

足を滑らせて転落するような岩場もなく、雨の中でも登山できる
北アルプスでもめずらしい登山道を持つ山のひとつなのだ。

ただし、過信は禁物。

いつでも、状況から"帰れ"と言われれば、引き返す
ことをためらわず、雨量や風、気温の変化に注意を向けながら
登山口を出発した。











今回のツアーは

真夏のウォーターシャワートレッキング ・ クールサービス デラックス

と名付けた。

たっぷりの天然シャワーを浴びながら、真夏とは思えないほどの涼しさと
霧の中の幻想的な風景を見ながら、気持ちよく、ゆっくり歩いた。

定刻に、BCツアーの皆さまは、元気に、雲の上の楽園 燕山荘さんに到着した。

濡れた衣類を着替え、乾燥室で乾かしているあいだ、
BCギャングの皆さまは、山荘のカフェテラスに集まり
雲の上(中)で、ウエルカムパーティーを開催。

大きいギャングの皆さまには、冷えた生大ビールとおつまみ
ちびっ子ギャングには、あま~いケーキセットをサービス。

パーティーはディナータイムまで、盛り上がった。





雲の上のウェルカム パーティー




翌朝、4時起床。

4時20分に玄関前に集合したBCツアーGのみなさまは
暗闇にヘッドランプを点灯し、白い霧の北アルプスの稜線を
照らした。

空が晴れていれば、宇宙を感じながらのスターライト&
サンライズトレッキングとなるところだが・・・

今回は、白い霧に包まれ、暗闇に幻想的な雰囲気が漂う。

予定を変更し、ホワイトアウトトレッキングに出発した。

目指すところは、北アルプスの女王と呼ばれる燕岳山頂。

日の出の時刻に山頂に立つ作戦である。

BCツアーギャングの皆さまは、4時54分に燕岳山頂に登頂した。




ヘッドランプで照らす、ホワイトアウトトレッキング




日の出を待つ時間、辺りは、真っ白い霧に包まれ
ときどき晴れそうになるが、すぐまた、真っ白い霧に覆われ
白い世界に戻る。

5分ほどすると、空は、明るくなり、白い霧のレンズを通して
体いっぱいに、朝日を浴びた。

山荘に戻って、朝食。







BCギャングのみなさまの中に、小学生のあやかちゃんが
お父さん、お母さんと一緒に2度目の参加をしてくれた。







今回のツアーでは、北アルプスの女王と呼ばれる燕岳は
その姿を見せてはくれなかった。


また、次回の楽しみにとっておくとして、BCギャングの皆さまは
8時30分、燕岳を後に、次の目的地である、中房登山口の
温泉にむけて出発した。







途中の合戦小屋で、甘くておいしいスイカをガブリとかじり
BCギャングの皆さまは、13時30分、登山口に到着した。

有明荘さんへ移動して、ゆっくり温泉で温まった。


雨というコンディションの中
みんなに元気をくれたあやかちゃん。
ありがとう。



8月13日 ()


Tさんは、いつも、糸魚川からご来店されている。

Tさんのお手入れ講習のあと

明日からのツアーに参加される
ギャングの皆さんに、16時から18時まで
机上講習会を店内の談話コーナーで開催した。

約2時間の講習のあいだ、Tさんは、何やら
グレゴリーの大型バックパックをあれこれ背負いながら
物色されていた。

Tさんは、ぼくに、背中をポンと押して
欲しそうにしていたので・・・

「男は、黙って、80リッターだよ。」

という一言で背中を、ポン、と押してみた。

すると、Tさんは、パリセード80に決断された。

ぼくが購入したパリセードと同カラーのアイロングレーで
ハーネスサイズも同じMサイズをお選びになられた。

グレゴリーの大型パックをご購入されたTさんには
グレゴリーロゴが刻印されたシェラカップをプレゼント

といいながら、レジの内側から取り出した
シェラカップを取り出して、Tさんに手渡すと・・・

とてもうれしそうな笑顔がかえって来た。



LOWAのチベットプロのお手入れ講習のTさん

今日から、グレゴリーチームにも仲間入りされた。





8月12日 ()


台風が日本海側ではあるが、近くを通過する今日は
さすがに、山に入山する人は少なかった。

午前中は、山に行きそびれた人々の難民収容所に
なったBC穂高は、お客さまの出入りがおおく
"お盆だなぁ”と思える一日だった。

ご来店されるほとんどのお客さまは、日本全国から来られた
方々なので、お話しすると楽しい。

お客さまの中には、このHPをご覧になられて、ご来店いただいた
お客さまいらっしゃり、また、それが、以外に多い。

今回、どこにも登れずに帰られる若い女性の3人グループや
昨日下山され、良いお天気に恵まれた方、あしたから
登られるグループ。

でも、今日ご来店いただいたほとんどのお客さまが
雨男、雨女さんだった。

週末のトレッキングツアー 燕岳 夏休みの大作戦は、晴れるかな。



安曇野にご旅行中の横須賀から来られたIさんご夫婦がご来店。

先日、ぴったりフィッテングさせていただいたLOWAは

昨日、乗鞍岳で初歩きされた。

LOWAの履き心地には、ご満足のご様子で

歩き方も、ぼくのご説明通りに歩かれたそうだ。

おふたりのLOWAは、それほど汚れていなかったけど
登山靴のお手入れ講習でピカピカになった。

そして、明日は常念岳へ・・・





8月11日 ()


Nさんとご一緒にご来店されたSさんは
これから、山テントにデビューされる。

今日は、そのための装備を揃えるために
BC穂高にご来店された。

Nさんは、倶楽部の女性リーダー的な存在で
倶楽部を盛り上げてくれている会計さん。

Sさんは、Nさんのご友人で、先日、光城山で
いっしょに歩かれた時に、Nさんと、山テントで
盛り上がられたそうだ。

まずは、常念岳に登られて、山テントデビューの
ご予定なのだそうだ。

今日は、シュラフや大型バックパック、マットや
小物などを新調された。

Sさんは、20年ほど前の革の登山靴をお持ち
なのだそうだけど、お話によれば、10年ほど
箱に入れたまま、放置されているそうだ。

まだ、その登山靴の現状を確認されていない。


とりあえず、登山靴を確認されて、使えそうなら
念のため、確認するのでお持ちいただけるよう
お願いした。


先日、はじめての北アルプス登山に来られた女性から
燕岳に登られるということで、アドバイスを求められ
天候や時間スケジュールなどの基本的なことをアドバイス
させていただいた。

お昼ごろ、その女性が、爽やかな笑顔でお店にやってきた。

「行ってきました~。」

と、その女性は、元気いっぱいである。

つぎはどこに登るのか聞いてみたら

「常念岳に登りたいです。」 即答

初登山が成功してよかったね。



8月10日 ()


お昼の1時30分ごろ、お腹の雷がゴロゴロと
なって来た。

台風4号の接近で、大気も不安定。

今にも、大粒の雨が降ってきそうな
重い雲が空を覆っている。

ぼくのお腹は、ペコペコで、腹ごしらえが
必要になっている。

ぼくは、お店を一時休店して、玄関を出た。

そして、こぶたさんへ・・・




今日のランチは・・・こぶたのさんぽ・濃厚魚介風ラーメン





8月9日 ()


午前中は、登山靴のフィッティングのご予約を
いただいたお客さまがつづき、午後には、横須賀から旅行で
来られたご夫婦が登山靴のフィッティングのためにご来店された。

ご夫婦は、登山が初めてで、週末まで安曇野に
滞在される。

そして、1日は、山に登られることを計画されていて
とりあえず、登山靴が必要ということで、ご相談をいただいた。

問題は、登山靴だけで登れる山である。

燕岳日帰りで、雨が降ってきたら引き返すという
条件付きで、燕岳か、白馬自然園、乗鞍岳あたりだろうか。

いずれにしても、お天気を見ながらということになるので
接近中の台風4号の動きと、その後に来る寒冷前線の動き
が気になるところだ。



夕方にご来店された男性は、登山靴のフィッティングに
来られた。

足のサイズを測り、シリオの3E+の25.5cmの
インソールに足をのせていただくと、シリオの木型と
ぴったり足である。




グレゴリーのZ35、ジェード35は

日帰りから山小屋2泊くらいの

縦走まで対応する中型リュックサックである。

背中のジェットストリームサスペーションシステムは

背中のメッシュと本体の間に隙間があるタイプで

通気性に優れ、気持ちよく背中に風が通りぬける。

夏山には快適なリュックサックである。





8月8日 ()


最近、ここ安曇野の山沿いの街中で、熊が出没する
ことが話題になっている。

そのためか、熊スプレーを携帯するために購入されていく
お客さまが、ここ最近、毎日訪れるようになった。

最近聞いた、熊を見た情報は、堀金地区では、ほりで~ゆから
三股登山口周辺、有明地区の山沿いの別荘地周辺、扇沢周辺、
中房線、登山道など。

本州に生息する熊は、ツキノワグマが中心で、信州に住む
熊も、ツキノワグマである。

安曇野には、数十頭の熊が住み、山沿いに出没しても何ら珍しい
ことではない。

そして、熊は、けして好きで人を襲うわけではなく
人と遭遇した熊は、自分を守るために必死なだけなのだ。

どうして、人が襲われるのか、いろいろなケースがあるが
中には、何もしていない熊を怒らせてしまった人間に非がある
ケースもあるのではないだろうか?

熊を見て、大声を出したり、必要以上に警戒したり、熊を
脅かしたり、棒などで追い払おうとしたり、石を投げたり
お食事の邪魔をしたり、動物が警戒する近距離に立ち入ったり。

熊の側から考えると、ただそこに居ただけで、人間が襲ってきた。

熊が被害にあっている。ということはないだろうか?


今のところ、熊から身を守る一番有効な手段は
熊スプレーを携帯して、必要な時に使用する他ない。

熊スプレーには、強力な辛み成分唐辛子の粉末が、高圧ガスと注入され
約10秒間、最大距離は約9~10m噴射する。

熊の鼻や目にかかれば、しばらく、熊は唐辛子に苦しむが
時間がたてば、痛みは消える。

一時的に、熊は、目をこするだけで、無力状態になるため
そこから立ち去れば、身を守ることができるのだ。

今年は、春から、熊を見た話をよく聞くことが
少し気にかかる・・・






カナダから輸入されている熊スプレーは、噴射距離が約10m。

普通のスプレー同様に使い切るまで、何度でも使える。

熊スプレーは、1本10290円(黒缶)と13020円(赤缶)の2種類。

赤缶の方がパワーがあり、容量も多くガスの噴射距離が少し長い。






8月7日 ()


日本の輸入元で、在庫が少なくなっていた
LOWA TAHOEが、ドイツから入荷したようで
今日の荷物で、弊店にも大量に入荷した。

抜けていたサイズが一通り揃ったけど、一番小さいサイズの
UK3.5だけは、まだ入荷してこなかった。


BC穂高で実施している登山靴の簡単お手入れ講習
登山靴のぴったりフィット保証に組み込まれた
サービスの一つである。

BC穂高で、登山靴をご購入されたお客さまは、山で実際に
履かれたあと、その登山靴をご持ちいただいている。

遠方からご来店いただいたお客さまにも同様に
後日、お持ちいただくようにお願いする。

BC穂高で、登山靴をご購入されたお客さまは、必ず
信州の山にも登りに来られるため、そのついでに
時間が合えば、ご来店いただけるだろう。

講習では、お客さまの登山靴を、実際に、お手入れしながら
その手順を、わかりやすくご説明させていただく。

靴の片方は、ぼくが、お手本を見せながら手入れし、もう片方を
お客さまにも実際にお手入れしていただくことで、マスターされる。

登山靴のお手入れは、非常に簡単なので、講習は30分ほどで
できる。

きょうは、その登山靴の簡単お手入れ講習内容を、この日記で
簡単なステップ7にまとめてご説明しましょう。



【ヌバックレザー・革靴編 STEP7】

STEP1
まず、バケツ、雑巾、金ブラシ、靴ブラシ、コロニルのワックス
磨き布、を用意する。

STEP2
バケツには水をたっぷり入れ、じゃぼーんと登山靴を雑巾や金ブラシを
使って汚れを落とす。

STEP3
靴から水滴が落ちない程度に、絞った雑巾で拭き取る。

STEP4
コロニル秘伝のクリームやワックスを適量塗る。

STEP5
馬の毛の靴ブラシで、ワックスやクリームを
隅々にまで伸ばしながら丁寧に磨きあげる。

STEP6
磨き布で、革の表面のべとつきが無くなるまで磨き
ツルツルしてくるまでひたすら磨く。最後は素手で
磨くとよい。

STEP7
風通しの良い、日陰で、陰干し。
湿気が乾けば、空気が籠らない室内の良い場所で保管する。


登山靴のぴったりフィット保証対象の登山靴をご購入されたお客さまで
お手入れ講習をまだ、お受けなられていないお客さまは、お早めに登山靴を
ご持参いただき、簡単登山靴お手入れ講習をお受け下さい。

そのときに、ぴったりフィット保証書もお忘れなく。




14日からの燕岳トレッキングツアーにご参加されるYさんの

LOWA TAHOEはお手入れ講習でピカピカ。

なんと、Yさんは、自称 雨男なのだそうだ・・・

対策・・・燕ツアーに参加される方は、レインウエアの要チェック。





8月6日 ()


来週末(8/14・15)は、トレッキングツアー燕岳を開催します。

燕岳は、北アルプスで最も美しい山と言われるように
花崗岩が創りだす自然の彫刻は、他では観ることができない
神秘的な光景が広がります。

ツアーは1泊2日で開催し、お泊まりは、日本一に選ばれた
山小屋 燕山荘(えんざんそう)さんに泊まります。

雲の上の楽園・燕山荘テラスでは、ケーキセットや生ビールなど
楽しひと時を、お楽しみいただけます。

募集人数は6名さま

あと、お2人様で募集を締め切らせていただきます。

当日は、登山経験がまったく初めてという方から
小学生のご家族もご参加されます。

ツアー中は、歩き方の基本から、装備のこと、休憩の取り方など
登山についての基礎知識を学んでいただけます。

登山をはじめたばかりで、いろいろわからないことが
ある方は、ツアー中に、添乗ガイドにいろいろご質問
されることも歓迎です。

夏休みの大作戦 燕岳 トレッキングツアーはこちらから
お申し込みください。

先着での受付となります。



8月5日 ()


お店の中の温度計を見ると、32度。

エアコンをフル稼働させているため、除湿されているせいか
外から店内に入った瞬間は、涼しく感じる。


外に出ると、アスファルトの照り返しも加わり
日中の外気温度は、40度を超えているようだ。

今年は、ほんとうに、ドアを締めきって営業が
できることに、あらためて、感謝である。




はじめての北アルプス登山が、北穂高岳から奥穂。

さらに、前穂、岳沢へ縦走されたお客さま。

LOWA メリーナ登山靴のお手入れ講習終了。





諏訪から、ご来店された女性のお客さまが
アライテントのトレックライズ1(ソロテント)を
ご購入された。

トレックライズには、奥行きのサイズが3種類あり
お客さまが選ばれたサイズは、1という奥行きが
110cmのモデル。

一人用テントとしては、居住性がよく、おまけに軽い。

「長野県には、アライテントを売っているお店が他にないのです。」

と、お客さま。

トレックライズは、太田セレクトテントなので
BC社には、すべてのサイズが揃っている。

お客さまのテント泊まり経験は、2回ほど。

そして、MYテントは、初めてなのだそうだ。

まずは、今週末に、八ヶ岳に登られるために
今日はご自宅で設営の練習をされるという。

「わからない事があれば、いつでも、
お電話をください。」





愛知からご夫婦で、奥穂高岳に登った帰りに、

ご来店されたMさんご夫婦。

登山靴をピカピカにされてお帰りになられた。

当店の会員さまには、水入りバケツを無料で貸し出し中。

山帰りに、お手入れをされる方は、

MYお手入れグッズをご持参で、ご遠慮なくどうぞ。







8月4日 ()


男性のお客さまが、足が痛くなる登山靴のご相談に来られた。

ぼくが、どんな感じで痛いのかお聞きすると

"つま先の爪が鬱血し、小指も痛いのです。"

ぼくが、M社の靴ですね。

とお尋ねすると、お客さまは、おどろいたご様子で

「よくわかりますね。その通りです。」


お客さまは、その足が痛くなる靴を車からお持ちいただき
サイズを計ってみると、1㎝大きいサイズだった。

「この靴は、ぼくの会社では、登山靴の靴と
呼んでいます。」

登山靴と呼んでいる靴と、登山靴風の靴と呼んでいる靴の
違いについて、構造や特徴をわかりやすくさらっとご説明させて
いただいた。

その靴は、シャンクが入っていなく、ソールはぐにゃっと曲がり
平らなハイキング程度しか使えない靴である。


「お客さま、この靴をやめて、快適に山登りを楽しみませんか。」

と、ぼくがご提案させていただいた。

「はい、痛くない靴で、楽しみたいです。」

と、お客さま。

お客さまの足は、少々幅広のため、シリオ3E+の25.5cmの
ヌバックレザーを、試し履きしていただく。

「おおおおおー。」

とお客さま。

ぴったりフィットである。


ぼくがこのお店で、お客さまに販売しているモノは
快適な山登りなのである。

登山靴や他の道具は、その手段であって販売が目的ではない。

お客さまに、快適な登山をお楽しみいただければ
何を販売しようが、ぼくの仕事は大成功なのである。


メーカーの直営店や、オリジナルブランドを持つ大手なお店では
利益につながる商品や、販売したい商品を販売することが大成功に
つながるのもだ。

ぼくも、以前はそんな環境で働いていた一人である。





8月3日 ()


今朝の早朝は、ザックカバーや電池など
が少し売れた程度で、平和な朝だった。

昨日は忙しく、週末分の発注作業ができなかったので
今朝の平和な時間に、落ち着いて、商品の発注をする
ことができた。

明後日は、段ボールと格闘になりそうだ。



パタゴニアのレインコートをご注文に来られた
M先生は、女性専業農家の主。

今日も、トマトをたくさんいただいた。

今年は、雨が少ないため、トマトが豊作のようだ。

雨が少ない年の方が、水分たっぷりのトマトが沢山
収穫できるなんて、素人のぼくには信じられない。

何時からだろう。

トマトの値段が高いなぁ。

と感じるようになり
なかなか手が出せなくなったのは?

M先生は、パタゴニアのレインコートを注文して
また、海外に遊びに?行かれることを
たくらんでいるようだ。


M先生の目の前で、パタゴニア社に電話で在庫を
確認する。

と、在庫はOKで、そのまま注文した。

明後日には、入荷するらしい。

このままだと、M先生のパタゴニアが
BC穂高初入荷になる。

じつは、先着10名様に、パタゴニア商品を
○○円以上ご購入いただいた会員さまに
プレゼントをご用意している。

まだ、入ってきてないけど。

M先生が、第1号になりそうだ。


8月2日 ()


5年ほど前に、松本郊外の登山量販店でLOWAのTAHOEを
購入されたお客さまが登山靴のお手入れについてご相談に
来られた。

そのTAHOEを購入されたお店では、ヌバックレザーは
ヌバック用スプレーだけで、大丈夫だと言われ
それを守っていた。


しかし・・・


その登山靴が、どうなったかというと、革はキズだらけで
美しいブラウンのカラーは落ち、しらっ茶けたとても見ていられない
ほど、傷んだ登山靴になってしまった。

先日、ぼくが愛用しているTAHOEを見られたお客さまから
お手入れのご相談をいただいた。

ぼくは、登山靴のお手入れ講習を、させていただくため
お客さまの登山靴をご持参いただくようお願いした。

そして、今日、お客さまのTAHOEをご持参いたき
まずは、靴の状況を、見せていただいた。


お客さまのTAHOEは、かなりひどい状態である。

ほんとうにかわいそうなくらい革の表面がカサカサで
キズだらけで、かなり傷んでる。

スプレーだけでは、革に必要な脂分が足りず、乾燥して
カサカサになってしまう場合がある。

乾燥した革は、ひび割れや、歩いていると岩などに擦れて
キズだらけになり、カラーは削げ落ち、革の傷みが激しくなるのだ。

スプレーだけではなく、ときどきワックスを適度に塗っていると
革は、すべすべになり、岩などにもキズが付きにくくなる。

そして、何といっても、履きこんでくると、良い感じに革の表面が輝いてくるのだ。

ぼくのTAHOEには、適度なワックスを塗っているため
革は、岩に擦れても、傷が付きにくく、色も落ちていない。

お客さまは、TAHOEを購入された時、店員さんに

「ヌバックはワックスを塗らない方がいい。」

「ワックスを塗ると、色が変わり、変になりますよ。」

「このスプレーを塗ってればいいですよ。」
と言われたそうだ。

ぼくが勤めていたときから、先輩から教えられた、その台詞は、
一語一句変わっていない。

しかも、登山靴のフィッティングのとき、相変わらず、
かかとに指一本なんて、指をつっこんでいるらしい。


ぼくも勤めていたときは、同じように教えられたが、
ぼくは、その素人くさい方法が気に入らず、いろんな業種の
プロの方に教えてもらい、自分で学んだのだ。

ぼくは、昔、紳士服の三峰というお店で働いていたとき
服飾の本を片っ端から読んで、服の素材やお手入れなどを
先輩やお客さまからも学んだ。

そして、革のお手入れは、プロの靴屋さんや鞄屋さんに
聞きに行って、教えてもらったのだ。

そして、鞄屋さんでも、靴屋さんでもコロニルのワックスを
使われていたことには、おどろいた。

革のお手入れは、バックでも靴でも、じつは、お財布などでも
ブラシとワックスを使うお手入れ方法は、同じなのだ。

お客さまのTAHOEをコロニルのワックスを塗りながら
革製品のお手入れ方法をご説明した。

すると、お客さまのTAHOEは、干上がった状態から生き返った。

そして、コロニル秘伝のお手入れ用品一式をご購入された。



今日の登山靴のお手入れ講習に来られたお客さまは3名さまで
今日はみなさん、LOWA TAHOEだった。





8月1日 ()



バックカントリー社 総務部に景観美化活動課を発足しました。
テーマを決め、季節ごとに、お花を植え替えて、
お店の外周りの環境整備をしていくのがお仕事です。



登山靴のソールが剥がれてしまったという登山者がふた組み
立てつづけに来店された。

最初は、鳥取県から来たおじいちゃん。
お孫さんを連れて来られたようだけど、お孫さんの方がしっかりしている。

おじいちゃんは、シリオの登山靴の底が剥がれてしまい、登山口から
タクシーの運転手さんに連れてきてもらったようである。



お2人目は、おばさまがお2人で、針ノ木雪渓を歩いていた。

すると、おひとりの登山靴のソールが剥がれはじめ、後ろを
歩いてきた地元風のおじさんに、ソールのかかとが剥がれかけている
ことを教えてもらい、その事態に気がつかれて、下山された。

おじさんには、穂高駅前に店があるから、これから行くといい。

と、言われたそうだ。

おばさまたちがご来店された時には、もうお昼を過ぎていた。

"今日はもう無理ですね。"

とぼくが言うと

"今日は、登山口に宿をとったから、明日から登ります。"

ということである。


ソールが剥がれてしまった、お2人とも、お店に行けば
その場で、補修できると思いこまれていた。

ぼくが、劣化して、ウレタンが加水分解しているソールは、メーカーに
貼り替えに出するしかないことを告げるとみなさん驚かれる。

ソールの張り替えには、約3週間の入院であるため、夏の最中に
ソールの張り替えに出すとなると、その間に履くスペアが必要になる。

通常、3年から5年でソールの張り替え時期が来る。
張り替える場合は、山で剥がれるまで使わないで、早めに
対応したほうが安心である。

多少長く使っても、出費はさほどかわらない。

心の中の節約精神が、邪魔をするが、危険を伴うことは
事故が起きるまで、故障するまで、使い切ると、余計に高くつく
ことがある。

登山の場合、おばさまは、扇沢~穂高往復の2人分の交通費と
2人分の宿泊費がよけいにかかってしまった。

でも、おふたりは、このハプニングも楽しまれているご様子だったけど・・・



白馬の雪渓を登り、杓子から鑓温泉経由で下山される途中
突然の大雨にあわれ、鑓温泉の上部で、足をスリップさせてしまい
転倒され、そのときに、膝を岩にぶつけてしまった。

という男性のお客さまがご来店された。

白馬には、黒くてツルツルした岩がゴロゴロしている。

その岩は、雨や露で濡れると、ほんとうにツルツルよくすべる。

濡れているときには、とくに、その岩を避けて歩かなければ
ならない。

お客さまの膝は、かなり腫れているが、骨には異常がなさそうである。

お客さまいわく、靴底減ってそろそろ買い換えようと思っていたそうだ。


"来週も、安曇野に来るので、そのときに、登山靴を合わせてください。"

と、お客さま。


あなたの登山靴は、大丈夫?