登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高



《 登山靴のお手入れ教室 開催日程 》


5月21日(日)10:00~12:00×終了
6月14日(水)10:00~12:00
7月9日(日)10:00~12:00
7月25日(火)10:00~12:00

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5.2017


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5月31日(水)










5月29日(月)



お客さんからお預かりしている登山靴のWAX加工の作業に集中する。

作業中は、無意識ではあるが、息を止めている時間が長いため
酸欠になりそうになりながら、ときどき深呼吸。

だから、一日にできる作業はせいぜい2時間まで。



作業の様子を一部動画にしてみた。









5月28日(日)



地図読み教室







5月27日(土)



5月の登山教室 基礎講座7回コースの初日。

第一回目の机上講習では、登山の基礎的な装備の事や登山計画の立て方
行動中の判断や安全登山のために準備しておくすごく大切なことなどを学ぶ。









5月26日(金)



お店というものは、運営している本人が、それを本気でそれが
好きじゃないとやっていけない。

と、ぼくは思う。

なぜなら、毎日毎日、それを繰り返し繰り返しやらなければならないからだ。

きらいなことを毎日やっていると、人は沈んでしまう。

沈んだ人が運営するお店では、お客さんを満足させることなどできないのである。

ご近所のキッチン・ぶたのしっぽさんは、いつも満足させてくれる。

ぼくは、こんなお店が好きだなぁ。









5月25日(木)



今年のブラックダイヤモンドのギア類はブラックカラーが多い。

カラビナやエイト環など、黒もかっこいいと思うけど
山では、無くしてしまいそうで心配。








5月24日(水)



BC穂高がお引越しをした有明地区は自然が豊か

穂高駅前の頃は、外に出ると田舎ではあるが駅前ロータリーには
タクシーが並び、車が途切れなくロータリーを回っている。

聴こえる音は、電車と車の音だった。

新店舗では、朝は小鳥のさえずり、お昼はセミの合唱、それと風の音だけ。

気持ちいい。











5月22日(月)



今日のお仕事は、事務仕事が中心。

ご注文いただいた商品の手配と昨日のおかたづけ

そして、昨日はお留守番のため食べそびれた

『ぶたのしっぽ』のおいしいカレーをいただきました。










5月21日(日)



登山靴のお手入れについて、お悩みご相談をメールやお電話で
いただく事が多いため、月に1~2回、BC穂高でお手入れ教室を
開催することにしました。

当店の店頭または通販でお手入れセットをご購入いただいた方限定です。
(他店で購入の方はダメ)
お手入れセットを購入されて、お手入れを始めたけど
『ここがわからない?』とか『うまくいかない?』とか
『これでいいのか不安?』とかという方は、参加してください。

ぼくが見てアドバイスしながら一緒にお手入れをしましょう。

という企画で

本日が第一回目の開催日でした。



6名の方がお集まりになり、楽しく登山靴のお手入れをいたしましたとさ。

(え?楽しそうに見えない? いいえ、笑顔でなくても、お手入れは楽しいんですよ。)










5月20日(土)



登山のお店には、熱でロープをカットするための
ヒートカッターという機器があります。

BC穂高では、登山教室の教材としてお使いいただくための
ロープ7mmのスリングを1.5mの長さで1本ずつカットしています。













5月19日(金)



昨日に引き続き、登山教室です。

今日は、岩登りの教室のため6:40にBC穂高に集合して
全員スクール号に乗って、盗っ人岩(ぬすっといわ)に向かいます。

約10分で盗っ人岩に到着後、

まず、ぼくが見本を見せ、皆さんにはトップロープ(ロープで安全確保)で
順番に岩場の登り下りにチャレンジ。













5月18日(木)


今日は、登山教室のロープワーク教室です。

あさ8時にBC穂高に集合して約1時間の騎乗講習のあと
お天気が良い日は、テラスで青空の中ロープの扱い方を実習します。

ロープワークと聞くと、難しそう!?

というイメージを持たれている方もいるため

登山教室では、できるかぎりシンプルで覚えやすいように
いろいろ工夫しているところです。








BC穂高の森の小鳥のBGM は1時間のリラックスタイムにどうぞ。



5月17日(水)



山テント人気もだいぶ落ち着いてきたように思う。

どうも、ここ最近のアウトドア人気のピークは2014年だった。

秋には涸沢のテン場にテントが1200張りという異例の出来事が話題になり
もちろんテント指定地には入りきらず本来ならテントを張ってはいけない
場所にまでテントがぎっしりということもあった。

一時は、このキャパオーバーが問題となり、いろんな面で自粛が必要になった。

BC穂高では、登山教室の日程をできるだけ週末や大型連休の混雑時を
外して開催をするという取り組みをしてきた。

そして、今年のGWは、週末も重なり5月3日~7日まで5連休となり
混雑が予想されるため、毎年開催しているGW涸沢バカンスはGWを避け
翌週に計画をした。

山は、そのキャパをオーバーしてしまうといろんな問題や事故などが
増えてしまう傾向がある。

トイレやゴミ問題、登山道の渋滞や悪天候での無謀な行動、人はイライラし、落石も増える
混雑している山小屋ではスタッフも対応に追われてしまう。

日本の休日は週末や大型連休に集中することが何よりの問題で
観光地では、1年のうち100日間はお客さんが集中してあとの265日は
閑散としてしまう傾向もあるようだ。



今日、NEMOのテントをはじめて真剣に見ることができた。

日本の昭和を代表するテントメーカーさんのテントとは考え方が
まるで違い、新しい素材をうまく使いよく考えて作られていることに感心した。

ただ、吊り下げ式は吊り下げる金具の部分だけにテンションがかかり
金具の間はたるんでしまう。

ぼくにとっては、どうも美しさにかけてしまう
ところが何とも言い難いが、でもよくできたテントだと思った。

アルパインクライミング、厳冬期冬山の猛吹雪の森林限界を超える使用や
ハードな長期縦走や、海外遠征や未踏峰に挑むならエスパースがいいだろう。

日本の山岳地域を普通に楽しむならアライテントでいい。

モンベルやダンロップ、MSRと比べれば、NEMOもいいかな?

という印象である。

夏山での森林限界以下のキャンプなんか、特に何でもいいけど

冬山どうなの?

ということがテントでは一番気になるところかな?

日本人は冬山が好きだからなぁ。



nemo






5月15日(月)



13:30から登山靴のフィッティングでご来店のお客さまは
穂高の駅前でレンタル自転車を利用されて、自転車でご来店された。

穂高駅からBC穂高までは距離にして約6km、標高差は約100m。

もし、タクシーでここまで来られると往復で5000円ほどの
料金がかかるけど、レンタル自転車だと電動が1時間300円(しなの庵)なので
もし、5時間利用したとしても1500円である。


レンタルサイクルのおじさんからマップをもらい、道順も赤ペンで
詳しく書いてくれる。

お客さまは電動アシストタイプを利用され、いがいに登りも楽だったという。

時間は30分ほどで到着された。帰りは下りなのでほとんど漕がずに
駅まで到着する。

歩くと1時間(無料)、電動自転車で30分(1時間300円)、タクシーだと10分(片道2500円)

という感じです。


レンタサイクル しなの庵


穂高駅前 レンタサイクルしなの庵 → 自転車でご来店




5月14日(日)



ソールの交換とWAX加工を同時にご注文いただいた登山靴は
LOWA TAHOEの初期モデルだった。

初期モデルは2004年に登場して、ぼくもその初期モデルを13年愛用している。

ぼくの靴の場合、かなり年期が入り、ソールは4回交換した。

まだまだ、現役で使っているが、最近は、他の2足のTAHOEを交互に履いていて
13年のTAHOEは、フィッティングルームで棚のインテリアになっている。


写真のTAHOEはソール交換から帰ってきたときに写した画像で
これからWAX加工に入る前の状態である。

10年ほど経っている靴とは思えないほど革の状態はもともとのまま
多少は劣化しているんだろうけど、まだまだ履けそうな感じがする。

下の画像は、今日WAX加工の仕上げ作業を完了した状態。

革が元気な状態だと、WAX塗って磨くと輝きが出る。

3枚目の画像は、ぼくの13年のTAHOEである。ついでに磨いてみた。


LOWA TAHOE 初期モデル
ソール交換が完了した10年前のLOWA TAHOE。これからWAX加工に入る。


WAX加工 LOWA TAHOE
今日、WAX加工が完了した。


太田のLOWA TAHOE
ぼくの13年のLOWA TAHOEもWAXを塗って磨いてみた。




5月13日(土)





シリオの3E+の登山靴を5年ほど履かれてきたが
今年になって、靴が緩くなりいくら靴紐を締めても足が動いて
どうしようもなくなった。

というお客さまが神奈川県からご来店された。


それまでも、少し靴の中で足が動くかな?

と感じていたそうだけど、最近の登山では、限界だったそうだ。


シリオは靴の設計上、足幅がすごく広い方でないと
馴染んでくると緩くなってしまう。(→この動画で説明しています。)



お客さまの足を確認させていただくと、横幅はやや広めの足型だけど
シリオの3E+では広すぎる感じがする。

サイズは26.2cmでUK7.5でフィッティング。

履いた瞬間から、LOWAのTAHOEのフィット感に感激されている。

1時間ほどフィッティングルーム内を歩き回っていいただき
ぴったりフィットを確認した。

お客さまは、BC穂高のWAX加工をご希望で、お預かりした。










5月12日(金)



スカルパの靴は、内部の構造上、履きこんでいくとだんだんつま先が当たるようになる
場合がある。

ぼくも、以前、カモシカスポーツという登山店に勤務していた時
スカルパの登山靴をいちど購入して愛用したことがある。

半年くらい履いたあたりから、つま先の爪が靴の先に当たるようになり
(5本の指の爪を上から押されている感じ)

痛くなってきた。それが次第にどんどんひどくなり、1年ほどすると
足を入れた瞬間から痛く感じるようになってしまった。

それ以来、スカルパの登山靴を履くことはなかったが、今もそんな傾向があるようだ。


それが、最近、使っている素材のせいだとわかり、いまもぼくの研究中である。






5月11日(木)



WAX加工の仕上げを2足完成させた。

作業の様子をノーカットで動画にしてみたら
1足あたり仕上げ36分の作業であることがわかった。

そうすると、1回目から完成までにかかる作業時間は?

けっこう時間かかるんだなぁ。

1回置きの乾燥時間は今は5日くらいで、冬場は8日ほどかけていた。







5月10日(水)



GW中できなかったWAX加工の作業を昨日から再開した。

ゴールデンウィーク中はWAX加工に集中できる時間はない
と思っていたが、4月29日から5月6日までの8日間
登山靴のフィッティングが詰まっていた。

いまお預かりしている登山靴は、12足。

仕上げ待ちが3足、3回目の加工待ちが2足、2回目の加工待ちが4足
1回目の加工待ちが3足。








5月8日(月)



ご予約でない方が、ご来店されることが多いので・・・

BC穂高が完全予約制にしている訳をご説明します。







5月7日(日)




GW最終日

登山靴フィッティングはお休みにして、家族でFUJI SAFARIへ

普通の檻の動物園より、動物たちがのびのびしているように感じた。









5月6日(土)



登山での滑落事故にならないために普段からできる
トレーニングがあります。

歩くとき、コレを意識するだけでバランス感覚が鍛えられるのです。






5月5日(金)





BC穂高のあさは、まるで上高地のようだ。

鳥の鳴き声と風の音だけが聞こえ、 野生の猿が、お庭でたんぽぽの花を食べている。

なんとも気持ちいい朝なんだろう。








5月4日(木)




『登山靴のお手入れセットはお店に行けば購入できますか?』

と男性の方から電話がかかってきた。

ゴールデンウィークということもあり、今日もご予約で一日スタンバイしている
こともあり

『いつでもいいですよ。』

とご返答した。


しばらくして、今日3人目の登山靴フィッティングのお客さまと
同時くらいにご来店された。

手には、履きこんだ革の登山靴

 

『古くなってきたので、そろそろこの靴は使えないでしょうか?』

靴を見せていただき、革の状態を確認すると、たしかに年期は入っているけど
革も中のパッドもの弾力性がありソールも張り替えたばかり
とても良い状態だった。

『まだまだ現役ですね。』

とぼくが説明すると、ほっとしたご様子で

お手入れセットを購入して帰られた。

その方の目は、登山靴を愛されていた。




登山靴のお手入れ教室をはじめます。
あなたの登山靴を、いっしょにお手入れしましょう。

ご参加お待ちしています。





5月3日(水)



足が痛いことが原因でご来店されるお客さまの登山靴フィッティングで
最初に考えなければならないことは、なぜ?足が痛いのか?である。

そこを理解しないと、快適な登山靴を提供できない。

ほとんどの場合は、履いていた靴に何らかの問題があり
しっかりフィッティングしてぴったりの登山靴を履くことで解決される。

しかし、ときどき、歩き方を改善しないとだめだなぁ。

というお客さまもいらっしゃる。

普段の靴の履き方や歩き方も考えないと登山での快適を得られない場合
歩き方のアドバイスをさせていただく。

ただ、その場では、わかっても、普段の歩き方に生かせるかどうかは
ご本人次第なのである。

普段歩くときは、ほとんど無意識で歩くものなので、歩き方の改善は
習慣を変えるほどむずかしい。

今日のお客さまは、かかとの豆がずっと成長して骨も出っ張ってきている
いちど出てくると刺激を与えれば与えるだけ成長してくるから厄介である。

普段の歩き方だけで解決できるわけでもないけど、これ以上かかとの
出っ張った部分を痛めないように普段の歩き方も改善していただくように
お願いをした。



下の動画は、今シーズン初の登山靴忘れの登山者があさ来られたというお話し。

シーズン初めに忘れ物が多い傾向にあるので、みなさんも気を付けてくださいね。











5月2日(火)



4時ごろ、娘のあゆみちゃん(小2)から
ぼくのiPhoneに電話がかかってきた。

昨年からあゆみちゃんにもiPhoneを持たせて
電話をかける練習中。

『お友達と公園に遊びに行きたいけど
いいかなぁ?』

という電話だった。

『いいよ。車に気を付けてね。』

とぼくが言うと

『5時に車で迎えに来てね。』













5月1日(月)




『 北海道からでも来たかいがありました。』

登山靴と大型パックのフィッティングのお客さま。
大型パックと一緒にフィッティングしました。

足にぴったりの登山靴選びは、新品の靴の状態で今だけで合わすだけではなく
足に馴染んでベストフィットな登山靴になって快適な登山が楽しめるのか?

それを確認するための作業である。

それは、靴を履いてすぐには、わからない。

サイズを測り、ぴったりの靴を試着していただき
ぼくが紐を絞める。

最初は、20分ほど歩いていただいてから、ある堅さで紐を絞めなおす。

ここから馴染みの確認である。

何度か紐を絞めなおす作業で、足の状況がわかる。

あれ、ひとつ上かな?
これでいいな。

とか、紐を絞めるときや靴を脱ぎ履きさせるときの抵抗感などが
ポイントなのだ。

そして歩き方をチェックする。

靴を試着している感じをお聞きしながら歩き方を見ることで
足なのか?靴なのか?というところも絞っていく。

そんなことに集中していると、フィッティング中は他のお客様の対応はできない。

登山を快適に楽しむには、『登山靴の快適』が命なのだから。












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