登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高
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シリオの3E+の登山靴を5年ほど履かれてきたが
今年になって、靴が緩くなりいくら靴紐を締めても足が動いて
どうしようもなくなった。
というお客さまが神奈川県からご来店された。
それまでも、少し靴の中で足が動くかな?
と感じていたそうだけど、最近の登山では、限界だったそうだ。
シリオは靴の設計上、足幅がすごく広い方でないと
馴染んでくると緩くなってしまう。(→この動画で説明しています。)
お客さまの足を確認させていただくと、横幅はやや広めの足型だけど
シリオの3E+では広すぎる感じがする。
サイズは26.2cmでUK7.5でフィッティング。
履いた瞬間から、LOWAのTAHOEのフィット感に感激されている。
1時間ほどフィッティングルーム内を歩き回っていいただき
ぴったりフィットを確認した。
お客さまは、BC穂高のWAX加工をご希望で、お預かりした。
GW最終日
登山靴フィッティングはお休みにして、家族でFUJI SAFARIへ
普通の檻の動物園より、動物たちがのびのびしているように感じた。
『登山靴のお手入れセットはお店に行けば購入できますか?』
と男性の方から電話がかかってきた。
ゴールデンウィークということもあり、今日もご予約で一日スタンバイしている
こともあり
『いつでもいいですよ。』
とご返答した。
しばらくして、今日3人目の登山靴フィッティングのお客さまと
同時くらいにご来店された。
手には、履きこんだ革の登山靴
『古くなってきたので、そろそろこの靴は使えないでしょうか?』
靴を見せていただき、革の状態を確認すると、たしかに年期は入っているけど
革も中のパッドもの弾力性がありソールも張り替えたばかり
とても良い状態だった。
『まだまだ現役ですね。』
とぼくが説明すると、ほっとしたご様子で
お手入れセットを購入して帰られた。
その方の目は、登山靴を愛されていた。
登山靴のお手入れ教室をはじめます。
あなたの登山靴を、いっしょにお手入れしましょう。
ご参加お待ちしています。
足が痛いことが原因でご来店されるお客さまの登山靴フィッティングで
最初に考えなければならないことは、なぜ?足が痛いのか?である。
そこを理解しないと、快適な登山靴を提供できない。
ほとんどの場合は、履いていた靴に何らかの問題があり
しっかりフィッティングしてぴったりの登山靴を履くことで解決される。
しかし、ときどき、歩き方を改善しないとだめだなぁ。
というお客さまもいらっしゃる。
普段の靴の履き方や歩き方も考えないと登山での快適を得られない場合
歩き方のアドバイスをさせていただく。
ただ、その場では、わかっても、普段の歩き方に生かせるかどうかは
ご本人次第なのである。
普段歩くときは、ほとんど無意識で歩くものなので、歩き方の改善は
習慣を変えるほどむずかしい。
今日のお客さまは、かかとの豆がずっと成長して骨も出っ張ってきている
いちど出てくると刺激を与えれば与えるだけ成長してくるから厄介である。
普段の歩き方だけで解決できるわけでもないけど、これ以上かかとの
出っ張った部分を痛めないように普段の歩き方も改善していただくように
お願いをした。
下の動画は、今シーズン初の登山靴忘れの登山者があさ来られたというお話し。
シーズン初めに忘れ物が多い傾向にあるので、みなさんも気を付けてくださいね。
4時ごろ、娘のあゆみちゃん(小2)から
ぼくのiPhoneに電話がかかってきた。
昨年からあゆみちゃんにもiPhoneを持たせて
電話をかける練習中。
『お友達と公園に遊びに行きたいけど
いいかなぁ?』
という電話だった。
『いいよ。車に気を付けてね。』
とぼくが言うと
『5時に車で迎えに来てね。』
『 北海道からでも来たかいがありました。』
登山靴と大型パックのフィッティングのお客さま。
大型パックと一緒にフィッティングしました。
足にぴったりの登山靴選びは、新品の靴の状態で今だけで合わすだけではなく
足に馴染んでベストフィットな登山靴になって快適な登山が楽しめるのか?
それを確認するための作業である。
それは、靴を履いてすぐには、わからない。
サイズを測り、ぴったりの靴を試着していただき
ぼくが紐を絞める。
最初は、20分ほど歩いていただいてから、ある堅さで紐を絞めなおす。
ここから馴染みの確認である。
何度か紐を絞めなおす作業で、足の状況がわかる。
あれ、ひとつ上かな?
これでいいな。
とか、紐を絞めるときや靴を脱ぎ履きさせるときの抵抗感などが
ポイントなのだ。
そして歩き方をチェックする。
靴を試着している感じをお聞きしながら歩き方を見ることで
足なのか?靴なのか?というところも絞っていく。
そんなことに集中していると、フィッティング中は他のお客様の対応はできない。
登山を快適に楽しむには、『登山靴の快適』が命なのだから。