登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


1.2018


< ほたか日記 トップへ戻る > | < 次の月へ >



1月30日(火)




展示会のため東京へ。

今日の展示会はグリベル、BDがメインである。

ほんとうは先週も展示会だったけど、先週はインフルのため
布団の中で過ごした。


さて、今日の展示会でわかったことは、

まず、来シーズンよりPIEPS社の製品の輸入代理店が
KEM社からロストアローに変更される。

BDブランドの雪崩ビーコンも発売されるようだ。

元はPIEPS社製。3年ほど前にBD社が買収したので
当然の流れである。

PIEPS DSPでたくさんの不良品がでているので
代理店がロストアローさんに変更になり一安心である。

モチヅキがDJIのドローンの扱いをはじめた。

アウトドア部門の代理店となったようだ。

登山店にドローンが並ぶ日も近いということか?

ただ、ジャンルは違うため、微妙だとおもう。











1月29日(月)
















1月28日(日)














1月27日(土)




ご夫婦2組のフィッティング。













1月26日(金)




穂高駅前のショップからお引越しをしてもうすぐ1年になろうと
している。

昨年はちょうど10周年ということもあり、新天地で
再スタートをした。

駅前の建物は鉄筋コンクリートで断熱性もよく
寒さを感じることはなかったが、新BC穂高は

3階吹き抜けの木造でサッシなど使われていない
窓やドアは木枠である。

駅前の建物は太陽が上ると温まったけど
今は、ストーブをがんがん焚かないと温まらない。

住んでいるわけではないので、夜は日は消して帰るため
翌朝は、また一から温めなければならない。

寒さもあと1ヶ月ほどなので、それまでの辛抱だけど。












1月25日(木)




マムートの雪崩ビーコンは6年ぶりのモデルチェンジ

モデルチェンジの初年は入荷数が少なく
入荷時期も遅れてしまう傾向がある。

6年まえのモデルチェンジのときも
なかなか入荷せず、ご予約にて受注していたため
シーズンが始まってもなかなか入荷せずやきもきしたのを
覚えている。

だから、今季はあまり期待せず入荷を待っていたけど
まぁ予定通りシーズンが始まって1月下旬に入り
ようやく入荷してきた。

昨年の今ごろ、マムートの展示会で少しいじくったけど
ちゃんとフィールドで使ったわけでもなく、屋内で
電源をON⇔OFFした程度なので、どのくらいアップデート
されたのかまだ未知である。

モデルは2種類。

とりあえず上位モデル(バリーボックスS)を1台使ってみようと思う。













1月24日(水)




ほんとうは、東京に展示会へ出かける予定だったけど・・・


下の娘が20日にB型インフルにかかり

2日後にぼくも含め、家族全員インフルになった。

だいぶ熱はひいたけど、外には出ることができず
仕方がないから少し体を動かすためテラスの雪かき。

まだ頭がふらふらするのであまり頑張らず
のんびりテラスの雪を外に落としていく。

いい具合に身体もあたたまり、病み上がりの
慣らし運転にはちょうどよかった。













1月21日(日)














1月20日(土)
















1月19日(金)




仕事がら、たくさんの人の足を見ることが多い。

そして、多くな方は、ご自身の足の長さを
正確に認識されておらず、靴を購入する時に
なんとなくしっくりくるサイズを選び

その靴のサイズがご自身の足のサイズだと
思われている場合が多い。

ぼくは、お客さまの足のサイズを測る前に
「足のサイズは何センチくらいですか?」

さらっと、ご質問させていただく。

その時のサイズと実際にサイズを測定した誤差と
今までの靴があっていなかったり、靴擦れで
辛い思いをされてこられたりということを

いろいろ頭の中で分析しながらフィッティングを
はじめる。

足が痛い場所や症状や履いていた靴がわかれば
なぜ?足が痛いのか原因はわかる。

ただその原因を理解していただき改善するために
必要なことを理解していただいたりするためには
一番最初に履いていただく靴がとても重要なのだ。


たとえば、自分の足は広いと思い込み、ゆったり目の
靴を選んで緩すぎて足が痛くなり、それを靴が窮屈だから・・・


という感じで、間違った認識をされ、さらに横幅の広い靴を
捜しに来られた方には、まず、その誤った思い込みを解く作業を
しなければならない。


最初にばっちりの靴を履いていただき、「きつい」
という顔を見て、つぎに横幅を緩くしてしばらく履いて
足が馴染んできたころに、また、元に戻すと

「あ、これいいわ~」

となったり、その逆に違うものから合わせていく方法や
細めから広くしていく場合や広めから細くしていく場合がある。

それは、お客さまが今まで体験された悩みや性格など
玄関からフィッティングルームへご案内して、ソックスを
履き替えていただき、サイズ計測をしている間にイメージする。

そして、フィッティングはじめはあまり余計なことを
聞かずに坦々と1足目の靴を履いていただき感想を聞く。

そこから快適な登山靴のフィッティングははじまるのです。













1月18日(木)




ここ数日、雨が降ったり止んだり。

この時期に雨が降るのは、気温が暖かいためである。

今現在、安曇野にはまったく積雪は無い。

今日は、北アルプスの山小屋で働く女性スタッフが
シーズンに向けて登山靴を新調されるためにご来店された。

北アルプス南部地域の山小屋さんのほとんどは
4月中にヘリで入山する。

山小屋スタッフにとってのお正月のようなもの。

そして、GWのオープンに向けて小屋明けのための
準備がはじまり、GW明けに登山者は減り、夏に向けての
準備が始まる。

登山靴を馴染ませるためには、最低でも2~3ヶ月かかるので
この時期に登山靴を新調される方は、計画性がしっかりしている。

とぼくは思う。











1月13日(土)




今日は、登山教室「冬山基礎講座」開催日。

ご参加は3名様で、2月の八ヶ岳登山教室にご参加を
予定されているお客さま。

講習はあさ7時から午後3時までみっちり
お勉強していただきました。











1月12日(金)


















1月11日(木)














1月10日(水)




会社の代表電話は、2階の事務所に設置している。

常に事務員がいるわけでもないため固定電話にかかって来ても
ほとんどの場合電話に出ることはできない。

たとえコールに気が付いても電話はほとんど10コールくらいで
切れてしまうため、フィッティングフームから走っても間に合わない。

固定電話の子機は大きいため持ち歩くのも不便だし
WIFI電波が途切れると何の役にもたたない。

ということで、ぼくは10年前から固定電話を携帯電話へ
無条件転送して使っていたが、固定電話には10分に1件くらい
の確率でセールスの電話がかかってくる。

いいかげん付き合いきれないため5年ほど前から固定電話は
留守電にして、お客さま専用の携帯電話を契約した。


昨年お引越しをして代表電話番号が変わったため
セールスの電話はかかってこなくなったが、固定電話を
航海するとまたかかってくるため固定電話は非公開としている。

携帯電話は、電話帳には載らないため比較的
セールス電話は少ない。

ぼくは20年前から使っているドコモの回線が1台と
お客さま専用1台とiPhone1台で3台の携帯を持っている。

iPadPROも入れると4台がドコモ回線である。

iPhoneはパソコンやデジカメ、ビデオカメラとして
使うケースが多いため撮影中に電話がかかってくると撮影が
台無しになってしまうため別番号で非公開にしていた。

電話としては20年の会社の業務用とお客様専用の2台を
使っている。

そして、家族全部で10台がドコモ回線でお仕事道具とはいえ
回線数が多い。

今日は、うちの奥さまのiPhoneの機種変更と
Wifi環境外では使っていないiPad4miniと
ぼくのiPhone6sPLUSの解約手続きのため
ドコモショップ安曇野店に行って来た。

iPadはほとんどWifi環境でしか使わないため
2年契約後も継続する必要はない。

これで全部で8台となった。












1月9日(火)




今シーズンの夏山登山靴、とくにヌバックレザーの
登山靴を購入してWAX加工をして履こうと考えている方は
冬の間に購入してWAXを1カ月かけて塗りこみ

1ヶ月は寝かせてから履き始めた方が
最初のレザーにはベストである。

夏に購入されると、乾燥させる時間をあまり
とれず履き始めることになるが、しっかり乾燥せずに履くのは
ダメではないけど、ベストではない。

だから、1月~3月中くらいに登山靴を購入されるほうが
じっくり慣らしができるのでよりレザー表面の
状態をベストにできるからおすすめである。












1月7日(日)




2年前にご来店され、フィッティングされた
女性のお客さまがおふたり、ご来店された。


その時は、お一人の方がフィッティングされた。

そして、
今回は、前回付き添いでご来店されたご友人の方が
フィッティング。








ぼくのオートバイがバッテリーあがりで動かなくなってしまった。

充電すればいいことだけど、なぜ?バッテリーがあがった
かというと・・・


むかしむかしの車には、「パーキングランプ 」なるボタンがついていた。

なんでそんなものが存在したのか意味不明なんだけど
ちなみにぼくは18の時に車の免許を取得して以来車に乗らない日は
ほとんどないくらい車を運転しているが、「P」ランプを使ったことは
記憶をたどっても一度もない。

今は不要だとわかったからなのか?国産メーカーの車から
ここ最近は、Pボタンは消えた。

たしか、平成2年製のランクルには付いていたような?

その後、アルファード200や100、ハイエースにも
Pボタンは無かった。

それが何故か?平成17年製のカワサキのZZR400という
最近中古で購入したオートバイに付いている。

しかも、ボタンではなくキーボックスのハンドルロックの次にPという
場所があり、オートバイを止めてキーを抜くとき少し力が
入ってしまうと「P」になってしまうことがある。

ランプが付いているが昼間のポジションランプは見えにくく
そのまま気づかずシートをかけてしまうと
つぎにエンジンをかけようとしてもバッテリーがあがってしまい
セルが回らない。

という最悪な事態が待っている。

カワサキは、何を考えているのか?

押しがけをしようとしても、このバイクはエンジンが止まっていると
ギアが2速までしかギアが入らず、冷えきったエンジンをかけることはむずかしい。


車からバッテリーをつないでエンジンをかけてみたけど
充電するには最低でも5時間くらいは走らないと無理だし
この寒冷地の冬場に5時間もオートバイで走っていたら遭難しそうだ。


面倒だけど、バッテリーを外して充電するしかなさそうだ。

とほほ。


1月6日(土)




今日おふたりの登山靴をフィッティングさせていただいた。

おふたりは会社の同僚ということで同時にフィッティング
させていただいた。

おふたりとも、ノーマルな足型の持ち主なのでTAHOEで
フィッティング。

3時間程かけてじっくり履いていただく。

そして、その3時間のあいだお仕事の話で楽しませていただく。


おふたりは日本国民全員が毎日お世話になっている
製紙会社のエリエールというあの企業にお勤めで、
たまにスーパーなどの店頭に立たれて販促活動もされる。

店頭で売り込みをする場合、売れる人と売れない人がいる。

ぼくは、どちらかというと苦手な方だけど
おふたりのうちのお一人が会社一得意なのだそうだ。

どうアプローチをするのかお聞きすると
やはり出川イングリッシュのような感じだった。

前置き無しに、どうだ?どうだ?とアプローチする。

その前に、ターゲットを選ぶとき、これが大事なんだけど

「あの人は行ける」

と結果が見えるそうだ。


ぼくも昔、紳士服の店員さんだった頃

ノルマのおかげで苦しめられたが、うまくいくときは
必ず、お客さまが必要なモノが声をおかけする前に
見えたものである。

先に見えないときや、あきらめている時は、ほとんどうまくいかない。

売り込みとはあるいみ空気をつくる。

先に空気を読む。そういうものである。

朝一で空気を作ることができれば、お客さまから寄って来る。

そしてぼくは、そのことに答えていくつか質問したり
けして売り込まなくても売れていく。

10代の頃のぼくは、そのことをつかむまでに3年かかった。
売り込まなくても売れるようになるには、自信とお客さまの
様子を観察してしっかり、聞きたいことを口に出していただくための
コミュニケーションが必要なのだ。

それが空気を読んで空気を作るということである。

おふたりのお客さまとお話をしていて、昔の自分のことを
思い出させていただいた。






1月5日(金)




年末年始の燕岳登山の映像を編集してYOUTUBEに
アップした。

12月にGoPro6を購入して撮影に使ったけど
まだまだ設定や取り扱いに慣れていないため
GoProではあまり良い映像を撮影できなかった。

編集して出来上がった動画に使われている映像の
90%はiPhone7plusで撮影した動画だった。

今回はiPhoneに広角レンズを付けて撮影した。

広角レンズだと手振れ補正時に映像の端っこが
グニャグニャしている感じがあるが、全体的には
いい感じに撮れている。

昨年は、Djiのマビックプロというドローンも
購入したが、なかなか練習する時間がとれず
まだ山で飛ばせるだけの腕が無い。

今のところiPhoneの映像が最強説である。




太田のコメント有タイプ




太田のコメントなしタイプ


1月3日(水)




わが家にハムスターたちがやって来て8日目

だいぶ慣れてきたようだ。

このハムスターはキンクマハムスターという種類で
ゴールデンハムスターを品種改良され人工的に作られた
種族で自然界には存在しないそうです。

元となったゴールデンハムスターは、野生ではシリアなどの
砂漠地帯に生息している。

キンクマハムスターの毛の色はアプリコット色で
性格は温和でおとなしい性格とされているが

オスよりメスのほうが攻撃性が高いようです。

4匹はいまは仲良しですが大きくなると
ケンカすることもあるようです。

ケンカするようになると分けて飼育する必要があるようですが
できれば、いつまでも仲良くしていてほしいです。







1月2日(火)




昨日、げいろ岩のあたりで両手と片足に軽い凍傷を
負ってしまい自ら県警に電話をかけて救助を求めた
単独の男性登山者。

県警からの要請により山荘のスタッフが現場に向かい
1時間程で無事に救助され山荘に収容された。

遭難された男性は、山荘のスタッフの懸命の救助と処置で
一命はとりとめ今朝県警のやまびこで病院に運ばれた。


県警の地上班もあさ8時には山荘に到達し、ヘリでの収容を
サポートした。

1日の状況は、風速15m~20mほどで気温は―15度ていどだけど
湿った降雪が体を冷やしたようだ。

我々も、山荘から山頂を往復したが、1時間程でも
グローブはバリバリに凍り付いた。

よほどの賢者で最高の装備をしていない限り
稜線の縦走は、大変厳しい。

ピストン程度なら、問題なく使えるグローブや登山靴でも
稜線の縦走となるとまったく歯が立ったない場合がある。

その見極めは、そうとう経験を積んでいないと難しい。

31日から寒冷前線の通過で風が強まり
続いて1日から2日、3日にかけて冬型が強まる予想だった。

もちろん北アルプスの稜線を縦走し、蝶ヶ岳より先の
常念岳、大天井岳の間では逃げ道は無い。

天候によっては何日も動けない。

ようは閉じ込められる日数も予定に入っていただろうが

彼にとっては1日が勝負だったのだろう?


とはいえ、1日も厳しい状況だった。

冬山では、待てるか?待てないか?で運命が決まる。

事がある。

待つこと。もどること。進むこと。





我々は、今日の午後から冬型が強まってくることが予想されるため
早めに下山した。










1月1日(月)




新年、あけまして

おめでとうございます。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


平成30年 元旦



寒冷前線の通過で、やや風が強め。

ご来光は見えなかったが、山頂へは行くことができた。

また、雪洞も掘ることができ、よい一日だった。












< ほたか日記 トップへ戻る > | < 次の月へ >