登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


5.2019


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5月31日(金)








5月30日(木)



環境整備部


BC穂高前の未舗装の市道には大きな岩が出っ張っていて
車高の高くない車では底が擦ってしまうため3月に市役所の
道路の管理課へ相談に行きました。

市役所では、その石を削るか取り除くか調査します。とのこと

4月に入り、工事の方と市役所の職員の方が現場を何回か
調査され、石と取って砕石で道路を平らにする工事をします。

とのこと、そこで、問題が、、、

道路を平らにするために砕石を盛るのですが、すると
この駐車スペースが低くなり、雨が降ると水が溜まるかも
知れないとのこと。

では、道路の高さと同じように敷地内は実費でお願いしました。


そして、工事が始まった。


道路と合わせて、砕石は大型10tダンプ6台分を入れ
なかなか立派な駐車スペースが完成した。

道路の石も取り除かれ、お客さまの車の底が擦る心配も
なくなった。
また、BC穂高のいままでの駐車場は傾斜があるため
オートバイには難があったけど、この平らな駐車スペースは
スタンド用の鉄板か枕木を埋め込めば、オートバイも安全に
停めることができる。

舗装ではなく、砕石なので、ある程度雨が降って固まっていくのを
見守って行こう。と思う。





BC穂高前の市道に埋まっていた『底スリ岩』3t以上ある




舗装ではなく砕石にしたのは、周りの景観にだんだん馴染んでくれるからです。


ここも駐車スペースとして使う予定ですがオートバイはスタンドが
埋まって転倒しないように工夫が必要です
土が見える所は、入口へのアプローチを作り、周りは木を植えて
芝生にする予定です。



5月29日(水)








5月28日(火)








5月27日(月)



今日はお二人のお客さまの登山靴のフィッティング
をさせていただいた。


お一人目のお客さまは、シリオの4E(一番幅広タイプ)で
下りの時に靴紐をきつく締めても足が動いてしまう。

ということで、選び方がわからない。というお客さま。

お客さまの足型を確認してサイズを測定する。

お客さまの足は日本人としては普通の足型である。

シリオの4Eでは、やはり幅が広すぎるために
合わないことが原因である。

お客さまは、TAHOEのUK7.5でぴったりフィットだった。




お二人目のお客さまは、スカルパとモンベルの登山靴を
お使いだけど、どちらも靴紐をきつく締めると足首が痛く
緩めるとつま先の爪が痛くなるという。

原因としては、お客さまはご自身の足より大きいサイズの登山靴
を選びがち。

じつは、これが多い原因で、よく、登山靴売り場にある傾斜の付いた
台に乗って下向きに体重をかけることをされると思う。

この台がじつは曲者で、ご自身の足型やサイズをまだ選べない
というお客さまは、この台に乗って甲に体重をかけると
靴が新品で堅いため、痛く感じる場合がほとんどである。

痛いというと、もう一つ大きいさずが出てきて、履いてみる。
靴が大きいため甲より足首あたりに違和感を感じるが甲の痛みは無くなり
これのほうが合っていると思い込んでしまう。

そして、実際のサイズより大きめを購入してしまう。

このケースもご相談に来られるお客さまでは多いケースである。

ご自身でサイズ選びがまだできない方は、ベストサイズの登山靴を
履くと、はじめは少し窮屈に感じる。

その窮屈が小指や親指などだとまずいけど、甲のあたりや土踏まずの外側
が少し窮屈に感じる場合、ほとんどの場合、10分も歩くと、窮屈感は無くなりはじめ
1時間も歩くと、快適なフィット感に変わっていく。

新品の靴とはそういうものである。





先日の捜索時の装備。
自分の登山の装備は、ロープ一本だけ。

今回は、DJI MAVIC PROを2機とバッテリー9つ
充電用の大型バッテリー2機、モニターはiPad Pro12.9インチ
三脚と送信機用のモバイルバッテリー2台、あと水と行動食

地図とコンパス、GPS、カメラ、携帯電話、無線機、ヘッドランプ

これで、1フライト約20分を15~20フライトできる。

MAVICを2機持っていくのは、送信機のバッテリーは内蔵なので
充電中は使えないからスペアと交互に充電しながら使っていくため。

今回は、移動中に送信機やモニターの充電が間に合ったため
結果的にスペア機は使わなかった。






5月26日(日)



この車はV6 3.0リッターのアルファード10系の4WDで以前乗っていた
前期モデルと比べ燃費がかなり向上している。

前期モデルは4速のオートマだったけどこの後期モデルは5速に変更されている。
最新のアルファードは8速なのだそうだけど、信州という郊外では信号も少なく
車も少ないため一般道でもリッター9.4km走る。

20系のハイブリットは14kmくらいだけど、エンジンのパワーと排気量からすると
一般道で3000ccでこの燃費(10km弱)は優れていると思う。

60km/hで5速の時の回転数は、アイドリングとあまり変わらず1100回転
くらいで、速度を維持する感じ。










5月25日(土)



午前中は、ご予約にて登山靴フィッティングのお客さまが
ご来店されゆっくりフィッティング。

GWの10連休が強烈だったのか?

その反動か?

その後の週末は昨年と比べスローペースでお仕事ができる。

平日もボチボチでWAX加工のために通う毎日が続いている。



午後は、昨日ドローンで撮影してきた映像とにらめっこ。

何か、手掛かりになるようなものが映っていないか4Kの43インチの
モニターを至近距離で確認する作業。

子供だったら親に怒られるレベルでモニター画面に集中する。




BC穂高で咲くニッコウキスゲの仲間



5月24日(金)



あさの5時から朝日岳登山班とドローン撮影班に
わかれて活動する。


ぼくは、ドローン班で、朝日岳のいくつもの谷を捜索。

谷は、今後の捜索で、隊員が入る可能性も考えて、沢の様子や
危険個所なども念入りに撮影する。

今回使用するドローンは2機でバッテリーは15セット

それでも、使ったバッテリーを再充電が10回できるように
専用のポータブルバッテリーも2つ持ってきた。

重さはどれくらいかな?けっこう重い。

登山道班は荷物が軽いが、ドローン班は荷物が大きくて重い。


風の具合は、午前中は無風で午後からかなり強い上昇気流が発生したが
本流の風は弱く、一日問題なくフライトできた。

この映像はもち帰り、4Kの40インチモニターで隅々まで
確認する作業が待っている。









5月23日(木)



行方不明登山者捜索で
静岡県の寸又三山に来ています。

長野からはフル高速でも5時間かかる南アルプスの南側の突端
にあたる朝日岳、前黒法師岳、沢口山で、行方不明者はこの3山を
登りに来て行方がわからなくなっている。

今日明日の2日間は朝日岳の捜索予定。
















5月22日(水)













5月21日(火)













5月20日(月)













5月19日(日)














5月18日(土)














5月17日(金)



10月に長野県の消防、警察、自衛隊、長野県知事をはじめとする
県の防災関係、電力やガスなどの業者関係者で大掛かりな防災訓練
が開催される。

これは長野県と各市町村が合同で毎年開催していて今年は長野市で開催される。


今日は、ヘリテイジさんに協力のお願いにやって来た。

ぼくがここヘリテイジの敷地内のショップに勤めていたころは
レスキュー関係の警察や消防の担当として働いていた。

あれから15年。

レスキュー装備はさらに完成度を増している。

今背負っているハーネスは、背負い搬送ができて、そのままヘリで吊り上げ
救助が行えるヘリレスキュー専用のハーネスである。

背負う側にも背負われる側にも負担が少なく、あらゆる安全面での
工夫がなされている。











5月16日(木)



軽トラの代わりに
ジムニーが新しく加わった。

とは言っても、このジムニーは1994年製で
かなりレトロな車である。

車体は、この年式で、奇跡的に錆びはまったくと言ってもいいほど
ほとんどない。

塗装は、最近全塗装されていてきれい。

エンジンや機関は、この前のオーナーさんが車の整備士さん
だったということもあり、異音や不具合も全くなく快調である。

走行距離は12万キロ。これだけ走って大丈夫なんだから
これからも大丈夫だろう。

探検や捜索活動で林道に入ったり今までは軽トラだったけど
ジムニーでパワーアップしてくれるだろう。












5月15日(水)













5月14日(火)













5月13日(月)













5月12日(日)



5月も中盤。

里に近い山の雪から解け始めている。

現在、行方不明者の捜索予定は4名である。

今月末の捜索開始に向けて、MAVICの準備を
はじめた。

まずは、機体のチェックとバッテリーのチェック
冬の間も低温でバッテリーに悪影響がでないように
保管はしていたが、全てのバッテリーに異常が無いかチェックする。

このDJI MAVICのインテリジェンスバッテリーは
アプリがバッテリーの状態を自動的にチェックする機能が
ついていて、充電して電源を入れるだけで、状態がわかる。

もちろん本体も異常が無いかチェックする。

こんな作業も20個のバッテリーをひとつずつチェックしていると
結構時間がかかる。

とりあえず、全てのバッテリーと機体に異常は見つからなかった。









5月11日(土)



涸沢バカンスの3日目
今回は2日目の雪崩で30名が流された様子を
目の前で見て、上には登らず涸沢に2泊した。

それはそれで、やれることはたくさんある。

昨日の雪崩も参加者のみなさんにとって
良い刺激になったであろう。

ということで、午前中の下山開始前の2時間ほど
テント場の裏で雪崩ビーコンの使い方の講習を開催した。

そのときの様子はこちら↓









5月10日(金)



ゴールデンウィークと明けのゴタゴタも
落ち着き、涸沢バカンスの動画の編集作業が
できるようになった。

今回の涸沢は、









5月9日(木)



ゴールデンウィークの初日から3日間
涸沢バカンスに出かけて、涸沢ヒュッテのロビーに
掲示してあったポスターを見て「なるほどな」と思った。

ぼくたちが扱う遭難事故も初心者の方もいるけど
圧倒的に経験が豊富な方が多い。

これは、最近の社会問題でもある重大な交通事故
にもいえること。

ぼくが昔やっていたパラグライダーもそうである。











5月8日(水)




Dear Ohta-san,

we are at Lowa International Sales Meeting in Prague, more than 180 people saw you in our global presentation.

Thank you for all your help!!!

LOWA Sportschuhe Sales Director Asia-Pacific
Matthias Preussel




ドイツローバー社のアジアセールスマネージャー
マティアス・プロイッゼルさんからぼくのメッセンジャーに
写真とコメントをいただいた。

内容はこんな感じだろうか

太田さん
わたしたちは、チェコの首都プラハで開催されているLOWAのワールド
ミーティングに参加しています。ここでLOWA社のプレゼンテーションで
180人を超えるの各国のディーラや関係者にあなたの仕事のことを紹介しました。

ご協力を感謝します。














5月7日(火)




あさ、通帳の記帳のため銀行に行くとATMは長蛇の列。

ネットバンキングの普及のおかげで振込などはネットで簡単に
できるようになり10年前より銀行に足を運ぶことはかなり減ったけど

ネットでできないことは、売上の入金と会計処理のための
通帳記帳だけ。

こればかりは、銀行に行く必要があるため、10日、20日、月末は
銀行に行かなければならない。

今日はGW期間中の10日間の金融期間の業務停止の処理が
一気に行われる。

今日は、いろんな職場で、一気に行われる処理のためパニック状態に
なるところもあるだろう。

うちは、GW期間中も動いていたため、溜まった仕事もなく順調に
10連休明けの処理ができた。














5月5日(日)




花粉の一番つらい時期はおさまった。

数年前、突然、目がショボショボして痛くなる
花粉症が発症した。

それまでは、何ともなく、花粉症とは無縁だと思っていった。

その花粉症の症状は、桜の花の開花とともに辛くなり
満開のころが一番辛く、花が散るとともに楽になってくる。

まだ、治療とか検査を受けていないため、何の花粉が原因なのか
わからないけど、杉や檜じゃないかと思う。

一番悲しいことは、桜の満開を楽しむ気持ちになれないこと。

ぼくは、もうお花見ができないのか?

それが辛い。

来年は治療を受けてみようかな?
















5月4日(土)




北アルプスの唐松岳を登山されたとき、たまたま混んでいる山荘に
宿泊をされたとき、ぎゅうぎゅう詰めで夜を過ごしもう懲り懲り。

というご夫婦のお客さまがテント泊の準備のため、まずは大型リュックの
フィッティングのためにご来店された。

テント泊となると荷物は増え重さも増すので、しっかりフィットした
バックパックでないと肩に負担がかかり辛い。

フィットしていても最初は荷物の重さに耐えられるか心配もある。

ぼくも、はじめは25kg以上の荷物は辛く、リュックを背負うだけでも
息切れするくらいだったことを覚えている。

登山口から15分くらい歩いただけで足が痙攣しそうになったり
はじめてテント泊の荷物を背負って歩くときはそんなものだ。

それが、1回、2回、3回、、、繰り返すうちに不思議なもので
身体がその重さを覚えていて、だんだん慣れてくる。

今までぼくが持った最大の荷物の重さは、35kg

山岳ガイドをしていたとき、先輩ガイドのアシスタントで
栂海新道を2泊3日コースで7名のお客さまをご案内したとき

無人の山荘には水が無く、テント装備、食料、水10Lで
そのくらいの荷物になった。

栂海新道は6月だったけど蒸し暑く喉も乾き、あのときは辛かった。













5月3日(金)



10連休のゴールデンウィークも7日目

この10連休というものは、経済活動が必要な現代社会において
どのくらいのプラスやマイナスがあるのだろうか?

金融機関も10日間の休みになり、その間に元号が平成から
令和に変わった。

毎年、うちの家族はぼくを除いて、奥さんのゆかちゃんが子供たちを
連れて三重の実家に帰っていたけど、今回は、三重の伊勢神宮で行事が
行われる関係で混雑しそうなのでおとなしく過ごすことになった。

子供たちにとっても、ぼくが休みなく仕事なのでとくに出かけることもなく
お家で過ごしている。

ここ安曇野も観光地ではあるけど、普段とあまり変わらず街中は
それほど混雑はしていないようだ。

今日は3名の方登山靴のフィッティングをさせていただきました。

















5月2日(木)




登山靴のフィッティングは、ご遠方からのお客さまが多く
今日は、島根県や福島県からのお客さまがご来店された。

フィッティング中は、登山のことに限らずいろんなお話しで
盛り上がったりすることもあり、フィッティングの2時間が
あっという間に過ぎてしまうことも度々である。

ご来店されるお客さまのお仕事なんかもいろんなご職業のため
ぼくが、いろいろ教えていただく事もある。

とくに消防士さんや警察官の方や自衛隊や外資系の企業の方
建築会社や学校の先生やドクターや看護師さん、それにジャンボの
パイロットだったり醤油屋のご主人やいろんな事業主さん。

某車メーカーの開発部の方に次の車のことをこっそり教えてもらったり


と、登山靴のフィッティングは異業種交流会のようでたのしい。

せっかくご来店いただいているのにお仕事の話ばかりでは
申し訳ないので、ぼくは抑え気味にしたいけど、盛り上がるときは
盛り上がる。















5月1日(水)



今日から元号が『令和』に変わった。

平成に変わった時は昭和天皇が亡くなったということで
日本中が自粛した。

ぼくはその頃、大阪梅田の阪急三番街の三峰という紳士服店に
勤めていた。

その日は、普段のスーツに黒いネクタイで店に立っていた
ことを覚えている。

いまから30年前である。

その日を境に日本中が自粛ムードとなり不景気の波が押し寄せたような
記憶がある。

今回は天皇陛下はお元気なので、どちらかというと新時代を迎えた
おめでたいムードとなった。

今日は、3名のお客さまの登山靴のフィッティングを
させていただきました。















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