登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


1.2022


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1月30日(日)




リッジソアリングコンディション




リッジソアリングとは、斜面上昇風を利用して、グライダーの高度を
保ち、長く飛んでいられる手法のことで

サーマルソアリングとは、空気中の温度の上昇下降で
起こる対流の中でも熱上昇風を利用して、高度を上げていき
長く遠くへ飛んで行く手法のこと。

今日の風は、ややサーマル含みのリッジソアリング
コンディションだった。

ただ、今回のミスは、右の2回目に長く行き過ぎたことと
真中の出っ張りを尾根沿いに前に出たことで高度を下げてしまったこと。

つぎはちょっと上手くできると思う。












1月29日(土)




山を案内する動画製作の練習




安曇野のザ・里山 『光城山』で山を案内する動画制作の
練習的なことをやってみた。

ほんとうは、YOUTUBEで山の楽しさや、楽しむ方法を
ご紹介して行く動画を作りたかったけど

その前に、山の危険や考え方などネガティブな内容ばかり
お伝えする結果になっている。

そろそろ、山の楽しみをお伝えできるようにしたいので
いろんな山に行ってぼくも楽しみたいと思います。

まだ下手ですが、よかったらご覧ください。










1月28日(金)




斜面際の小さなサーマルを捉えろ




パラグライダーは30年前にはじめ、ある程度飛ぶことはできるように
なってきたけど、ぼくの課題はサーマルソアリングなのだ。

30年前にスクール性から始めた伊豆高原の大室山は
サーマルコンディションもあるけど、ほとんどがリッジソアリングか
ぶっ飛びのエリアでだった。

ただ、ランディング(着地場所)は木に囲まれたちょっとやらしい
ランディング場で、ぼくらには当たり前に降ろせるけど、ビジターの方には
プレッシャーのあるランディング場として知られていた。

だから、狭い所に着地するのは、ある程度できると思うけど

サーマルソアリングで1000mや2000m高度を上げて
遠くに移動するような飛び方は、まだ赤ちゃんのように
不得意な分野である。

だから、それを今は、信州のエリアで一から練習しているところである。












1月27日(木)




GPSマップと位置共有




登山に使えるGPS機器の環境も大きく変わってきている。

登山に必要なGPS機器の特徴と用途を見極めて
有効に活用していけるよう考えていきましょう。











1月26日(水)




いろんな商品の入荷が不安定?




BC穂高は15年まえに穂高駅前でオープンしたころと比べ
取り扱いアイテム数はかなり少なくなっている。

それでも、世界中のコロナの影響でいろんな商品の
入荷が不安定になってきている。

我らがLOWAにしても例外ではなく、例えば
日本別注のTAHOEにしても、輸入元の在庫がすぐに
無くなり欠品が何ヶ月も続くようになった。

いまは、主要モデルはほぼ全滅てきになっている。


BC穂高では、昨シーズンはじめより、TAHOEやTIBETの
在庫を切らさないように、メーカーさんに2が月置きに
オフシーズンは50足、ハイシーズンは100足をキープして

安定的な入荷環境を作らせていただいている。

そのためには、コロナ前より在庫数は3倍になったため
商品の回転数は、4回転から2回転ほどになった。


また別のブランドで、ナンガのシュラフも入手が難しくなっている。

今現在、UDDBAGはメーカー在庫が無い。

仕方がないので、最低限は、前もって注文してお店に在庫している。


オンラインや直営店が便利になって行く小売業は今後も
どんどん変化していく。

弊店のようなブランドを持たない小売店は、それに合わせて
形を変えて行かなければ、魅力が薄れていく。

10年前にYOUTUBEを始めたこともショップの常識を変えて行く
ための取り組みだった。

ブランドの直営店は、商品でしかお客さまとのつながりは無くなる。

ブランドを持たないショップは、どちらかというと、お店と言うより
学校のような役割が必要になる。

モノを売らないショップへと進化していくとおもう。

だからBC穂高が今のように登山靴などを販売しているのも
あと数年かもしれない。

1年とか、3年とかそのぐらいのスパンのように思う。






10年前のBC穂高はウエアも充実していた・・・






1月25日(火)




風にあわせて




パラグライダーは天気と風次第なので、いい風の日を
予測して、その日を空けておき、前もって仕事を調整して
その日が来たら飛びに行く。













1月24日(月)




1足完成・・・・・WAX加工




LOWA TIBET LLのWAX加工が1足完成した。

今お預かりしている商品は15足。

コロナのおかげで約2週間作業がストップしてしまったけど
WAX加工は急いでできるモノでもなく、自然に乾燥させながら
ブラッシングを重ね次に塗るタイミングを待つしかない。

とくに冬の一番寒い時期は乾燥に時間がかかる。













1月23日(日)




冷え冷え




今朝は一番の冷え込みだろうか?
車の外気温は-10度になっていた。


お昼ごろ保健所から電話が入る。
退所おめでとうございます。
今現在、勤務停止が解除されていませんので
連絡が入るまで自宅待機していてください。


ということである。

へ~そういうもんなんだ。











1月22日(土)




とりあえず自宅で引き篭り




ひまなので、コロナ前に撮影しておいた動画をひとつ
編集して公開した。


お店は28日まであと一週間ぶり返さないか?
様子をみるためお休みします。












コロナ隔離療養期間


1月11日(火) 松本の保健所から何度か連絡が来る
1月12日(水) 日赤安曇野でPCR検査
1月13日(木) 陽性判明
1月14日(金) ホテル療養開始

↓ただ部屋の中で過ごす日々
1月21日(金) 退所 自宅へ戻る





ホテル療養中






1月10日(月)




やばい




生坂のパラの校長が朝発熱があり病院に行っているという
LINEが入った。

ぼくは、冗談半分で。コロナじゃなきゃいいですね~。

とLINEで返した。

午後、もう一度LINEがはいり、コロナでした。

ということだった。

まじか?

どうも今月の4日~5日に感染して、6日~7日にウイルスを放出
9日に発熱があり10日に陽性判明ということである。

ぼくは、7日に校長の車に乗せてもらい30分ほどとくに寒気もせずに
移動した。

もちろん車の移動中が、講義やアドバイスをうける時間になっている
パラグライダーでは、ぼくもやばいことになってしまった。

ぼくは、すぐに自主隔離すべく、ひとりでお店に移動
お店の倉庫にテントを張りPCRの結果が出るまで寝袋で生活することにした。

夕方に保健所からぼくに電話が入り、聴き取り調査後、濃厚接触者として
認定された。

あすまた連絡があるまで自宅待機ということだけど













1月9日(日)




コロナの影響?LOWAのソール交換




LOWAの輸入元のイワタニプリムスの修理担当のFさんから
電話で連絡が入った。

LOWAのTAHOEなどに使われているビブラムソールの在庫切れが
サイズによって出ていて、補充分が入ってこないという連絡だった。

LOWAのTAHOEにはビブラムのマサイソールというオリジナルが
使われている。

そのマサイソールは、ソール交換のためLOWA社から提供され
日本のLOWA専用の修理工場で全国のお客さまから依頼を受けた
登山靴のソール交換を行っている。

予定では、11月にソールの輸入がありそれで在庫切れをおこすことなく
対応していく予定だった。

しかし、ヨーロッパなのか?ベトナムなのか?ビブラムソールの生産なのか?
物輸の問題なのか?

ソールが計画通りに入庫しなかった。

いまわかっているのは、メンズのUK7前後やレディースのUK5.0前後の
日本では比較的需要の多いサイズから底をついて来ているということのようだ。

今のところいつになるかわかり次第連絡が来るとのこと。


ほんと、コロナはいろんなところに影響が出ているんだな。













1月8日(土)




お手紙




年末に兵庫県の山で行方不明になられたお父さんを
捜してほしいということで山岳遭難救助隊GACT
捜索の依頼をいただいた。

ただ、神戸に近い里山の茶屋で休憩していたところまで
目撃情報があり、スマホのGPSでの記録も残っていた。

ただ、警察は、たんなる失踪の可能性もあるということで
山の捜索はされていないようだった。

そのお父さんの行動は、茶屋からは下山方向にむかった
と推測された。

茶屋のすぐ近くに足を踏み外すと危険な崖はあるという。

その崖下を捜索することがまずは最優先だということで

ご家族には、ダメもとで管轄の消防署に直接相談するように
伝えた。

そして、家族が消防署に相談すると最初は無理だと断られたという。

しかし、ご家族が粘り、結果的に消防のレスキュー隊が
捜索してくれることになった。

消防のレスキュー隊がロープで下降してその崖を捜索すると
お父さんのご遺体が見つかり、ご家族の元にお戻りになられた。

そんな出来事が年末にありました。














1月7日(金)




新しいハーネスが届いた




生坂のスカイパークで、スクールのタンデムフライトがあり
ぼくは、練習のためエリアに行った。

エリアに到着したら、校長の岡田さんが、入荷した
新しいGINのハーネスを手渡してくれた。

急遽、レスキューパラシュートを入れ替えてシュミレーターで
調整する。

あとは飛んでみないとわからないので、渋い条件の中
テイクオフ。




















1月6日(木)




なるほど




オンラインフィッティングのお客さまからお送りいただいた
画像は、足のサイズがわかりやすい。

ちなみにこのお客さまは 4EのUK8.5で、画像では
かかとの位置など微妙にズレていてる可能性もあるけど
まずは、TAHOE2のUK8.0と8.5を2足お送りして

試し履きしていただき、次にインソールに足を乗せて
画像をお送りいただければわかるだろう。

この用紙オンラインフィッティングに使えそうですね。















1月5日(水)




天気のいいときだけ見える景色




自宅の窓からは、雲さえなければ北アルプスの常念山脈から
白馬連邦までしっかり見えるんだけど

ときどき、快晴の時にだけ見える山があり
何だろうと思いまながらもあまり深く考えていなかった。

今日は、遠くにくっきりと見えていたため
スマホのアプリで試してみたら、南アルプスだった。

しかも、北岳が自宅から見えるとは
ここに18年住んでいるけど全く気が付かなかった。

もったいない。

















1月4日(火)




冬山登山教室 北八ヶ岳 黒百合平で雪上訓練




冬山は日替わりで雪の状況が刻一刻と変化します。

前回ここに来たのが12月26日でした、9日間ですが
あきらかに12月26日と雪の量も質も変わっています。

これから2月、3月とまだまだ雪の状況は変わっていくので
毎回ご参加されているYさんにはいい経験になっていると思います。

それでは、動画をご覧ください。










1月3日(月)




通販ご利用での靴のサイズ確認




オンラインフィッティングやお問い合わせいただき
オンラインで登山靴をご購入されたお客さまは
商品到着後に下記のような写真をお送りいただく事でぼくが確認します。

画像には写っていませんが、インソールを取り出して踵をしっかり合わせて
真上からつま先の捨て寸と呼ばれる1.5cmくらいの余裕

この場合は、一番長い指から真っすぐどのくらいの余裕があるかを
確認します。

画像のお客さまの足だと、親指が一番長いので親指の先から真っすぐです。

約1.5cmなので、長さのサイズは良いです。

横幅敵には、やや広めの4EといったところでTAHOE2を
チョイスすればいいと思います。

サイズはUK8.0なので、あとは履いてみて足が中で動くようだと
7.5にしてもいいかもしれませんが、大きくはできません。

横幅が窮屈な場合は、TAHOE2ではなくTIBET WXLのUK8.0と
履き比べる方法です。

ここんな感じで、お客さまとぼくとが確認をしてオンラインフィッティングは
完了します。

ただ、オンラインフィッティングでは、歩き方の癖やひもの締め具合
や靴に足を通すときの抵抗感が見れないことです。

ある程度ご自身でも判断できる方はいいのですが
初めてとか、わからない方はやっぱりご来店いただくことが
ベストなフィッティングができます。











1月2日(日)




-9℃ 快晴




今年の年末年始も昨年同様に、燕岳登山は企画しなかった。

実は、ぼくは、2年前の2020年の年末年始の燕岳登山から帰ったあと
謎のウイルスに感染して10日間ほど寝込んだ経験がある。

そのころは、まだ、新型コロナを騒がれていなく検査も受けていないため
謎のまま放置して治ったけど、あれはいったい?

味覚障害もあり、おそらくコロナだったんじゃないかと勝手に思っている。


年末は、少し荒れた天気だったけど年が明けて天候は落ち着いている
ようで、今朝の快晴は、山からの景色もすばらしいだろう。

来季はいきたいなぁ。











1月1日(土)




新年あけましておめでとうございます




本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


皆さまにとって良い年になりますように。


さて、お雑煮食べて、初詣行こ。











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