登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


3.2022


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3月31日(木)


はじめての登山靴



茨城県からご来店のおふたりは、初めての登山靴購入。

目標は、屋久島のトレッキングだという。

先日つくばの筑波山をスニーカーで登られたらしく
靴がふにゃふにゃで大変だったそうだ。

男性の本間さんは3Eの標準的な足型の持ち主で
TAHOE2でフィッティング。

女性の佐藤さんは細目のDというJIS規格ではいちばん細い
足型になるためTIBETのヨーロッパ規格のノーマル(日本では細目)
モデルでフィッティング。

おふたりともぼくのYOUTUBE動画をご覧になられている
そうで、店内に入るなり「ここだ~」を連発されていた。







ブラックダイヤモンドの新型ICON 700が入荷した。
ぼくが7年ほど使っているICONはたしか200ルーメンだったと思う。
このヘッドランプは1万円超えだけど、ぼくのICONは壊れない。

ぼくは、いままでBDやペツルのヘッドランプをいろいろ使ってきたけど
軒並み1~2年で壊れてきた。最終的に健在なのはこのICONだけになった。

それだけの理由でぼくはこのICONをおすすめしている。




《本日のフィッティング》

茨城県からご来店の本間さん(男性)
LOWA TAHOE PRO2 UK7.5・お手入れセット・FITS SOCKS

茨城県からご来店の佐藤さん(女性)
LOWA TIBET GTX ノーマル木型(細目)UK6.0・FITS SOCKS



3月30日(水)


課題



生坂のエリアのクラブハウス(あずまや)で風が悪いため
持ってきた教本をひらいてお勉強をはじめた。

3月8日~9日、15日にパラグライダーのインストラクター(教員)の
資格を取るための前段階であるアシスタントインストラクター(助教員)の
資格検定の最終課題を製作(講義の動画)しなければならない。

まずは台本作り。













3月29日(火)


ステッカーチューン



パラグライダー用のフルフェイスのヘルメットに
無線機のハンズフリーケーブルをセットする。

できるだけケーブルはパッドの内側に隠して
マイクは風の音とかを入りにくいように工夫して
PTTボタンの位置も決めて装着。

せっかくなので、先日届いたバックカントリーロゴの
カッティングステッカーを貼ってステッカーチューン





















3月28日(月)




ZOOカメラ



野生動物のウォッチのために購入した赤外線のトレイルカメラを
2月に入口の木に設置していた。

そのカメラからSDカードをはじめて回収してパソコンで
映像を確認してみた。

ほとんどの映像は、ぼくと犬とゆかちゃんと宅急便やさんと
お客さんだったけど


野生動物で写っていたのはキツネとたぬきとサルだった。

このカメラは、30秒間のビデオ映像と写真の連射を同時に
撮っている。

このあたりには、カモシカやクマやフクロウやモモンガ
などの野生動物も生息してるのでこれから春夏秋にかけて
野生動物を撮影してくれるかな?

BC穂高ナイトサファリパークのような映像が楽しみだ。


あと、防犯カメラにもなる。

























3月27日(日)




冬山登山教室 最終日 北八ヶ岳 天狗岳登頂 快晴



昨年の12月から7回の北八 冬山教室も今日が最終日

1月23日はぼくの隔離により中止になってしまったけど
1月23日ご参加予定だった方には、2月、3月に振り替えていただき
ご参加いただけたのでよかったけど、1月とはすっかり季節も変わっていた。

昨日は強烈な暴風雨だったのでどこまで風が残るか?
心配はしていたけど、すっかり風もおさまり、気温も高く
ゴールデンウィークくらいの陽気で今回は快晴の登山だった。













3月26日(土)




暴風雨



グレゴリーのバルトロ2022年モデルが一部入荷してきた。
今日届いたのは65リッターと75リッターの一部サイズだけで
まだすべて揃うには時間がかかりそうだ。

世界情勢も怪しくなっているので今後の状況はわからないけど
はやく、戦争が終結して平和になってほしい。

以前、冬山用の登山靴を購入されたKさんがアイゼンを購入されるため
ご来店された。

Kさんは、4月に北アルプスの唐松岳に登られるご予定で
初の単独登山になるため、唐松岳や八方尾根の注意事項と
途中でも引き返すポイントをお伝えした。

4月はまだまだ雪山の唐松岳は、午前中に快晴でも10時ごろとか
11時ごろとか、13時ごとか、その時によるけど、一気にガス(雲)が湧き
視界が悪くなり、とくに下りでは山岳ガイドでも下山方向を間違えて
遭難す事故も起きている山域である。

無理をしないようにと、青空が見え隠れしはじめたらすでに危険信号で
あることをお伝えした。

その引き際、『まだ大丈夫』と思っているあっという間に困難な状況に
なることがある。



伊那からご来店の小牧さんは今までキャラバンの靴でハイキングを楽しまれて
いたそうだけど、山でお知り合いに習てた方と今年は北アルプスの双六岳に
登りに行かれるという。

今日はそのための登山靴と言うことで、LOWAのTAHOE2をフィッティングされた。

小牧さんの足サイズは24.5cmでワイズは2Eである。

最初にTIBETノーマルUK6.5を試していただいたけど、どうも右足の小指だけ
気になるということで、TAHOEのUK6.0に変えてフィッティング。

フィット感も指回りもバッチリと言うことでTAHOEに決定。

今日は暴風雨の中、あさ9時から17時まで久しぶりのフルタイムでした。









《本日のフィッティング》

長野県からご来店のKさん(男性)
GRIVEL G12

群馬県からご来店の長谷川さん(男性)
ARAI TENT TRECKRAIZ 2、GREGORY BALTRO 100PRO M

長野県からご来店の小牧さん(男性)
LOWA TAHOE PRO2 UK6.0、お手入れセット、FITS SOCKS



3月25日(金)




オンラインでの遠隔フィッティング



コロナの影響もあり、もう2年前からお客さまからのご要望により
オンラインでのフィッティングを対応してきた。

オンラインフィッティングでは、まったく登山靴が初めてという方では
ちょっと難しいけど、ある程度のご経験がありご自身で足のサイズを
測定ができれば、ご来店されなくてもフィッティングのサポートは可能である。

今日はそのフォームの修正とサイトの整理作業を進めた。

ここ数年、この日記も含めサイト整備の作業を怠っていたため
やらなきゃならない作業はたくさんある。

また、サイトの整備をしていると、またいろんなアイデアも浮かんできて
ほんとうに作業はエンドレスだと思う。

つぎは、スマホアプリとAIを活用したシステムが必要になるかな?
今まで避けて通てきたけど、ボチボチ準備しようかな?



オンラインフィッティング





FITSのソックスは、昔むかしまだ無名のアメリカの
スマートウールと言うメーカーのソックスを作る下請け工場だった。

良質のメリノウールを使い、弾力がある足に気持ちいいいソックスを
作り続けてきた。

しかし、時代の流れか?有名になって行くにつれ、製造する製品には
コストを削減して効率よく製品を大量生産して大量出荷する流れから
スマートウールは大きな工場で素材の品質も落とし生産されるようになった。


ぼくがカモシカの店員のころの話しである。

スマートウールが突然品質が落ちて、すぐにテロテロになる代わりに
ソックスが穴が開かなくなった。

それはいいようにも見えるがようは化学繊維が増えて穴は開きにくくなったけど
すぐに伸びてテロテロになり履き心地はよくない。


FITSは、他のブランドも同じような流れを見て、いいソックスは
自分たちのブランドで作ろう。

ということで、FITSブランドが立ち上がった。

かかとを立体的に編み上げる技術を採用してさらにフィット感が
増し、いまも、上質のメリノウールと化学繊維のベストな配合で
履き心地が気持ちいいソックスを作っています。

ぼくは、そういうストーリーが好きだ。













3月24日(木)




Webサイトのアップデート作業




細かい作業ですが、一部のページやオンラインショップの
商品の説明やオプションなどの設定など簡単な修正作業。

それでも今日いち日のんびりと作業でした。
















3月23日(水)




卒業証書



次女の卒業式

早いもので、長女のあかねちゃんは今高2、あゆみちゃんは4月から中学生である。











エマージェンシーセット










3月22日(火)




春のゆき




ふたつの低気圧(寒冷前線)の通過で長野は平地でも雪が降っている。


ただ気温は+2℃。春の雪は湿気も多く降りながらも解けていくので
本気では積もっていかない。

低気圧が通過した後は一時冬型の気圧配置になり今年最後の?
寒気が入るため冷え込んでくるだろう。



BC穂高は、コロナ過においても時代の流れもあり、インターネットの
通信販売が年々増えてきている。

今日はフィッティングのご予約が入っていないため午前中に通販の
お仕事をすませ、午後は、雪も降っているため自宅でパソコンを使い
サイトのメンテやYOUTUBEのショートムービーを編集して公開した。

ムービーは、2019年の4月28日の涸沢バカンス登山教室のときに撮影した
太陽の周りの虹の環の現象を撮影した映像である。

この空は、これから低気圧や前線が近づいてくることを教えてくれる
空の現象で美しくて感動するけど、喜んでばかりもいられないという
登山中の観天望気のひとつである。














3月21日(月)




イタリアの靴とドイツの靴?




イタリアのスポルティバの靴でかかとに豆ができて
痛くて買い替えのためにフィッティングにご来店された
千葉さんは、足のサイズが26.4cmでワイズは左が4Eで右足は3Eである。

それが踵の豆に関係しているかどうかはわからないけど

イタリアの靴(Sから始まる2社)とドイツのLOWA社の登山靴の
構造の違いは踵と爪先にある。

かかとの前傾角度や内側のパッドとつま先のカップの素材などが
とくに違う。

イタリアの靴メーカーの真似をして靴を作っているシリオ社の
靴も意味なくかかとの前傾角度が深くて、かかとの靴ずれされる方が多い。

日本の一般登山では、クライミング要素の少ない登山道を歩くため
あまりかかとが前傾している必要は無い。

日本でもクライミングを楽しむ方もいるけど、ほんのわずかな人口である。

そこをちゃんと登山店でアドバイスしてほしいな。

と思う。









《本日のフィッティング》

長野県からご来店の千葉さん(男性)
LOWA TAHOE PRO2 UK8.0







3月20日(日)




グレゴリーバルトロシリーズのご予約開始




グレゴリーのバルトロシリーズが2022年からモデルチェンジで
新しく生まれ変わる。

最新機能満載で背負い心地とフィッティングをさらに
進化させたようだ。

基本的な機能や容量の構成などは従来と変わらず
不要だった部分やお客さまへのフィッティングを
今までより微調整できるようになった。

容量は、バルトロ 100pro、85pro、75、65
レディスのDEVA 80pro、70、60

という構成で、フレームサイズはバルトロ S、M、L
レディスのDEVA XS、S、M

という構成で、今回の大アップデートは、フレーム構造と
ショルダーハーネス、ヒップパッドにある。

従来のサイズ交換式から、ご自身で微調整ができる方式に
なっている。

フレームサイズはそのままで、ショルダーパッドとヒップパッドの
部分が伸び縮みすることで荷物の量や服装のボリュームによって
微調整ができるという優れモノである。

PROというモデルは、フレームを1mm太くして剛性を高めた仕様になっている。

ご自身の登山スタイルにあった容量を選んでほしい。


ぼくは100proが欲しい!









《本日のフィッティング》

長野県からご来店のMさん(男性)
LOWA TAHOE PRO2 UK6.5・お手入れベーシックセット・FITS ソックス



3月19日(土)




テント泊デビュー



茨城県からご来店の村田さんは今年の夏から
テント泊デビューのための登山靴のフィッティングで
ご来店された。

足の幅は4E(JIS規格)で足型はすごく素直な?足で
TAHOE2(日本人用木型)でぴったりである。











埼玉県から登山靴のフィッティングのため
ご来店のMさん(女性)は、AKUの靴を愛用されているけど
かかとがどうも合わなく片足だけが動いてしまうそうだ。

足のサイズは240cmでTAHOE2レディスのUK5.5で
フィッティング。

かかとの具合も良いということで、ご購入された。




足が痛くて登山が辛い・・・



埼玉県からご来店されたFさん(男性)は
アマチュア無線がご趣味で、先日の那須山登山の時に
山頂より無線でつながった方との交信で

『足が痛くて下山が大変』

というような交信をされたときにその方が
BC穂高をご紹介されたそうで、本日のご来店に
なられたそうである。

Fさんは、登山される時は、無線機材とカメラ機材もお持ちに
なられるということでそれが入るリュックと今後はテント泊もお考えで
グレゴリーのNEWバルトロ85PROもご注文された。

バルトロシリーズは、今季でモデルチェンにされる予定で
3月には、75と65リッターの一部の色サイズが
入荷しているが、85と100リッターは4月になるそうだ。


で、その足が痛いご持参いただいた登山靴ですが、確認をするために
フィッティングルームで実際に履いてみて確認させていただいた。

まぁ、さすがにキャラバンクオリティーである。

この履き心地、7年ほど前になるかな?キャプテンとお呼びしている
実際にジャンボのパイロットをされている河井さんがはじめてご来店された
ときに、ご持参された足が痛いキャラバンと同じモデルで、同じ感じだった。

そのFさんのキャラバンを履いた瞬間に7年前のキャプテンのキャラバンの
記憶がよみがえった。


で、LOWA TAHOE2のUK8.0でフィッティングさせていただいた。





足首とくるぶしが痛いキャラバンの靴




《本日のフィッティング》

茨城県からご来店の村田さん(男性)
LOWA TAHOE PRO2 UK9.0
お手入れセット

埼玉県からご来店のご夫婦でMさん(女性)
LOWA TAHOE PRO2 レディスUK5.5

埼玉県からご来店のFさん(男性)
LLOWA TAHOE PRO2 UK8.0・グレゴリーNEWバルトロ85PRO Lサイズ
お手入れセットプレミアム



3月18日(金)




グレゴリーNEWバルトロのフィッティング



グレゴリーのバルトロシリーズが今季モデルチェンジして
新製品として発売される。

現在は、一部カラーとサイズがメーカーには入荷しているけど
BC穂高にはまだ届いていない。

岐阜県からご来店の山口さんは昨年の夏にLOWA TAHOE2を
フィッティングさせていただき購入された。

それ以来、登山が楽しくて楽しくて、かなり山に通い
ひと時も登山のことを忘れられなくなっているという。

そして、テント泊のための装備を揃えるためご来店された。

グレゴリーのバルトロはまだ入荷前だけどゲージと旧モデルにて
フィッティングさせていただき、入荷次第お送りすることになった。








《本日のフィッティング》

岐阜県からご来店の山口さん(男性)
グレゴリーNewバルトロ75・アライテントエアライズ1・ナンガUDDBAG630DX



花粉の季節がやって来た



昨日の生坂エリアで数時間、風にさらされていたら
眼がかゆく、くしゃみも連発。

今年のこの時期が来たか・・・

いい季節なんだけど、しばらく引き籠ります。(>_<)













3月17日(木)




春の風はパワフル




10:30ごろ生坂のエリアに到着すると
風向きは北東~東よりの4~7mくらいの風だった。

小宮山さんが白馬八方のスクールのタンデムのお手伝いを
されるというので、ぼくは飛ばずに見学することにした。

11時ごろ八方のスクールの校長先生がお客様お2人と
スクールバスで到着。

風が強いのでしばらく風待ち。

12:30ごろ日差しが雲に隠れやや風がおさまったため
準備をしてタンデムフライト開始。

小宮山さん(生坂の校長先生)と八方の校長先生はベテランなので
大丈夫なんだけど、タンデム(お客さまの安全)のためぼくがサポート
することになった。

春の風は、パワーがあり大人3人も斜面を駆け上がらせてくれる。

ぼくが飛んだわけではないけど、久しぶりにパワフルな風を体感できた。













3月16日(水)




実はこれを使っています




ヌバックレザーのワックス加工の最終の仕上げには
このスプレーがかなり重要なのだ。

最終的な光沢感はこのスプレーをかけてからブラッシングすることで
次元が変わるといってもいい。

右と左は同じ工程で最後にこのスプレーをかけた右足とまだ
かける前の左足。

もともと光沢を出すためのスプレーではないただの撥水スプレーだけど
ぼくは、最後の最後の仕上げの光沢を出すために使っている。

これは内緒だよ。









《本日のフィッティング》

なし



3月15日(火)




スクールに通う講習生の方々の笑顔と上達のお手伝いの第一歩
パラグライダー助教員 検定 最終日




今日はパラグライダーの JPA(日本パラグライダー協会) 教員の1つ手前の
助教員(アシスタントインストラクター)の検定会の最終日


本日の検定内容

●第一次学科試験 250問 法規・気象・航空力学・フライト機材・フライトテクニック
●第二次学科試験 20問 救急法・教員マニュアル

●第一次講義実技検定 『風』40~60分の講義
●第二次講義実技検定 『強風時のランディングアプローチ』40分の講義
以上順番に合格(クリア)した場合のみ次に進んでいく。


学科の1次試験250問(気象・法規・航空力学80点以上)40分のあと
すぐに教官により採点されて合格者のみ次の学科二次試験に進むことが出来る。

ぼくは98点で合格。次の学科二次試験に進んだ。

二次試験は、インストラクターマニュアルに沿った試験で約半分は
救急法に準じた問題と、あと半分はインストラクターとして講習生の
指導方法などだった。(合格は80点以上)

こちらも合格できた。

次の検定は、講義実技一次検定である。

これは検定員の先生を前に、講習生に講義を行うロールプレイングである。

通常初の講義を検定員の前で行うと緊張することと頭が白くなり
言葉の引き出しも思うように出てこない。

一次検定の議題は『風』で40~60分の講義

またこれもここで不合格になれば検定はここまでで終了する。

なんとか次に進むことが出来た。

いよいよ講義の二次検定で、これが最終課題である。

二次の議題は『強風時のランディングアプローチ』

ほんと緊張しながらも、なんとか途中でのストップもなく終えることができた。

あとは最終の課題(動画で自分で講義を撮影)して提出するだけである。

その講義内容は、協会本部で確認して他の検定員や理事さんの承認を得る
ことができれば

検定合格になるという。


最後の課題提出の動画での講義撮影は行けると思う。

あれ?もしかして?いけるかも?




















3月14日(月)




おかえり登山




二十数年前まで山に登られていて、一時休止されていたという
風間さんが復活のための登山靴のフィッティングのためにご来店された。

ずいぶん前に登山はあきらめられていたそうだけど
ぼくのYOUTUBE動画の90歳のご年配の大先輩が燕岳に
毎年登られているというお話しをご覧になられて

勇気が湧いたそうだ。

風間さんも娘さんが一緒に登ってくれるそうで
わくわくがぼくにも伝わってきた。

無理せず変な目標(100名山)など立てずにゆっくり楽しんでください。




パラグライダー用のヘルメットが届いた。



冬のフライトに良いかも?

と思いフルフェイスのヘルメットを注文させていただいたら
冬が終わって届いた。

パラグライダー業界も、昨年はコロナの影響でベトナムの都市封鎖
など製造や流通に影響があり、昨年はグライダーもハーネスも
メーカーさんに在庫が無く、すぐに手に入らないのが普通になっている。

しかしこれは、花粉症対策にいいかもしれない。









《本日のフィッティング》

新潟県からご来店の風間さん(男性)
LOWA TAHOE PRO2 UK7.0





3月13日(日)




偽春




今日の安曇野は最高気温が20℃と暖かく春の陽気だった。

これはフェーンという空気の不思議な現象で

今日は日本海側を低気圧が通過するため太平洋側からの
低気圧に向かって風が吹き込むときに山を越えることで
気温が上がるというもの。

太平洋側から湿った空気が山を駆け上るとき

湿った空気は100メートル上昇すると約0.6℃気温が下がる。

その時に空気は冷やされて空気中の水分量は減り、乾燥した空気は
そのまま山の反対側を駆け降りる。

乾燥した空気は100m下がるごとに1.0℃気温が上がっていく。

そうするとその空気は山を登るときよりくたった時の方が気温が上がる
という現象である。

例) 標高0m 気温10℃ →山を上昇→ 標高2000m 気温-2℃
山を越えて下降→ 標高0m 気温18℃


同じ標高0mでも山を越えると気温が1.8倍高くなる。


これがフェーン現象であり、風が強くなることと乾燥した暖かい空気が
疑似的な4~5月の陽気になったということである。




新潟からご来店のお客さまは、スポルティバの靴を履いていて長時間の歩行で
小指が痛くなってしまうため、今日はフィッティングに来られて
TAHOEを購入された。

足型はサイズが25.0のEEなんだけど小指が外に出っ張っているため
ノーマル木型では、サイズを上げないと小指が当たってしまうため
TAHOEのUK6.5で対応。

1時間以上フィッティングルームを歩いていただき快適さを確認していただいた。













《本日のフィッティング》

新潟県からご来店の青山さん(男性) LOWA TAHOE PRO2 UK6.5



3月12日(土)




はじめて見る日本アルプスと富士山




昨夜8時ごろご自宅を出発された佐藤さんは
岩手の盛岡から高速バスを乗り継いで新宿経由で
今日の12時すぎに穂高神社バス停に到着された。

穂高駅からはタクシーに乗車

12時30分のご予約の時間に来店された。


さっそく佐藤さんの足型を計測してカルテに記入していく。
佐藤さんの足型は26.5cmでワイズは標準的なEEEである。

ソックスも新調されるということでFITSの厚手のエクスペディションブーツで
TAHOE PRO2ではUK8.0をフィッティング。

佐藤さんはこれから登山を始められるということで

ご近所の登山チェーン店を見に行かれたそうだけど
サイズが無くあきらめて、今日ここまで来られたそうだ。

バスタ新宿から白馬行の高速バスに乗り、中央フリーウェイを走る
車窓から初めて見る南アルプス、八ケ岳、北アルプスに感動されたそうだ。

そして、
佐藤さん『あれは、富士山ですかね?バスの左側に見えた山ですが?』

とぼくにご質問された。

ぼくは手で富士山の形を描きながら

『甲府あたりで、左にどかーんと雪をかぶった山は富士山です。』

佐藤さんはいままで東京より西に来られたことがないという。

登山を始められるきっかけは、お宮や寺院めぐりが好きで
月山神社本宮を参拝、そこは標高1984mの山のてっぺんだった。

そのときに『登山もええなぁ』と思われた。

まずは東北の山を登って、長距離歩けるようになったら
アルプスにも登りに来られるお考えのようだ。


佐藤さんと話していて、ぼくは忘れかけていた大切な何かを感じた。


そうだ。

ぼくにとって初めて見た北アルプスは感動だった。

20年ほど前に北アルプスのGWの涸沢にはじめてダンプさんに
連れて行ってもらったとき、、、
日本にこんな美しい場所があったのか~。

と感動した。

そうだった、ぼくは、今出会っている人も、まだ見ぬこれから出会う人にも
その感動のお手伝いをするためにこの仕事をやっていたんだった。





フィッティング中





バックカントリーマウンテンスクール(登山教室)のテーマ




ぼくが初めて見た北アルプスは約20年前にダンプさんに連れてきてもらったGWの涸沢
感動した。日本にこんな所があったことに驚いた。そこからいまのぼくははじまりました。





《本日のフィッティング》

岩手県からご来店の佐藤さん(男性)
TAHOE PRO2 UK8.0



3月11日(金)




動画の編集




3日間の出張を終え、今日は休養日。

お休みだし、仕事でもしようかと思い昨日の動画の編集を
あさ10時ごろから、のんびりと始めた。

まずは、登山口の駐車場で出会ったカモシカさんの映像を
編集する。

このカモシカさんはご年配何のか?この時期で食べる植物が少ないからか?

痩せているように見えた。


つぎに、なぞのマーキングへとつづき、編集ができあがったのが
夕方の6時。

アップロードに1時間半ほどかかり公開できたのが夜の8時45分だった。

さすがに4Kはデータ容量が大きく、今回の約1時間の映像が13GBである。

半分の30分は、涸沢バカンスに参加される方の参考になればと思い
後半に過去の動画をくっつけた。












3月10日(木)




天狗岳 登頂 登山教室




1時間半の仮眠とはいえ、眠たかったのは3:40の目覚ましで
起きる瞬間のみで、準備して出発したらパキッと目が覚めた、

4時30分に松本駅でシムさんをピックアップして渋の湯登山口に向かう。

登山口には6時に到着。

6時半に駐車場の受付をして、7時半の集合で入山。

天候は基本的には高気圧の真中なんだけど2つ玉高気圧で
その間の気圧の谷がお昼ごろ通過する。

出発時は青空晴天、山頂では曇り空。

下山時は青空晴天になるという空の移り変わりをしっかりと確認できた。

今回も撮影した映像は、編集してYOUTUBEにアップロード
するので、よかったらご覧ください。


参加者全員 天狗岳を登頂してハッピー下山しました。



























3月9日(水)




研修2日目、天候回復




昨夜は、COOのスタッフ宿舎に泊まり、今朝は7時までに
フライト準備を整えて集合。

ぼくは、6時にエリアに来て、準備を整えて待機する。

定刻通り教官の先生とエリアのテイクオフ(離陸上)に向かい
1本目のフライト演技の課題が告げられ、研修生はその課題を
フライトでこなさなければならない。

7時~10時までに合計3本をフライトして実技課題は修了

教官が撮影したそれぞれのビデオを教室のモニターで見ながら
指導を受ける。

この時も、ぼくらの演技は、いつも講習生のお手本になるか?
どうかの目線で教官の指導である。

だから、すごいテクニックで無く、はじめて課題を練習する
講習生の方が見て、正しくわかりやすく、伝わるかどうかで評価されるのだ。

ぼくはまだ、飛んでる時に教官に見せることを意識してしまっているので
もちろん講習生目線となると、ぼくの演技について教官からの指摘がはいる。

お昼休憩

午後の研修は、レスキュー課程で、まずは自身の自己脱出がどんな場合も
正しく安全に行なえるか?理解しているかを試される内容だった。

木に宙づりになった時にいかに安全に地面に降りるか?

基本は懸垂下降なんだけど、そこで、懸垂下降中にロックしたり
ロープが足りない想定で宙づりになりながら支点をかけ替えたり
エイト環無しで懸垂したり、何種類かのアクシデントをリカバリーする。

さすがに、これは、クリア出来たと思う。

次にまた教室に戻り

次は、JPA(日本パラグライダー協会)の発足から現在までの
あらゆるパラグライダーの安全に対する取り組みを保険会社さんと
協会でどうしてきたかを保険会社の社長さんの講義。

保険会社さんの理念は、事故があるスポーツだから
そのための保険だけど、保険の提供を維持するためには事故を
起こさないための取り組みが必要。

その取り組みをいままで保険会社さんと切磋琢磨されてきたこと。

ぼくはそのお話しを聞きながら感動した。

登山では、事故を防止する、その取り組みにたいする責任者があいまいで
登山者はどこかの協会に所属するというような文化は、昔の山岳会時代の
衰退で、減ってきている。

日本山岳連盟やスポーツクライミング協会、ガイド協会など山岳関係の団体は
いくつかあり、それらの協会はそれぞれ同じように事故防止に取り組んでいる。

ただ登山はそれらの団体に所属することを必要と考える一般登山者はほとんど無い。

登山界の課題も少し見えた気がする。

今日の研修は19時に終了した。


ぼくは、帰宅したのが朝の2時で、1時間半仮眠して4時に八ケ岳に向けて出発・・・













3月8日(火)




パラグライダーの助教員(アシスタントイントラ)検定




茨城県のつくば山の北東約5kmにあるエアパークCOO(クー)さんで開催される
パラグライダーのJPAという協会のイントラの一歩手前のアシスタントインストラクターの
資格を取得するための研修+検定会に参加するために昨夜自宅を出発。

この検定は8日~9日の2日間に研修そのあと検定となっている。

今日はあいにくの雨。

いちにち学科のみの研修となった。 これからは、自分で楽しむパラグライダー目線から
講習性の方々のお手本や上達のためになる目線でパラグライダーを
取り組んでいく目線にスイッチを入れ替える。

いままで、理論的なことなど、なんとなくわかっているつもりで
それで良しとしていたことが、しっかり理解して正確に説明をしたり
突然の質問に的確な解答ができるように隅々まで理解する必要がある。

半年前に購入してずっと開かなかった教本数冊が
宝物のように感じた。今日の研修会でした。











3月7日(月)




あしたから3日間の準備




ぼくの予定なんですけど

8日 茨城県 エアパークCOO パラグライダー助教員 検定
9日 茨城県 エアパークCOO パラグライダー助教員 検定
10日 北八ヶ岳 天狗岳登頂 登山教室


今夜から茨城県のつくばに移動して明日と明後日の2日間は
パラグライダーのインストラクター(教員)免許の一歩手前の
助教員(アシスタントインストラクター)の初の検定を受けてみます。

初の検定で合格するつもりはないですが、検定の内容と
ぼくの今後の課題を確認することと、あとは、恥をかいてきます。

もちろん検定なので、検定員の先生方にぼくの全てをお見せして
採点されるわけで、初で完璧にできるわけではありませんし

どんなことするかも、書類は見ていますが見当が付きません。

しかも、30年まえからやっていると言っても、まだまだ専門的な事は
確立されていなく、ただ、飛んで遊んできただけなので、エマグラムとか
気温減率とか聞いたこともありませんでした。

ただ、伊豆の大室山は、小釜のふちにサーマルがある。とか
○○ホテルの上とか、200m上がれば高圧線越えて池の田んぼに行って良いとか

おそらく今回の検定試験には全く出てこない事ばかり習って飛んでいました。


しかも先生方の前で40分間の講義をするとか?
いきなり無理なので、今回は検定の勉強をしに行くつもりでがんばります。


そのあと、翌日に冬山登山教室の八ヶ岳・天狗岳に登ってきます。













3月6日(日)




ほぼいち日、ほたか日記




昨日から復活したこのほたか日記なのですが

過去の出来事を調べながら思い出しながら日記を書く作業は
夏休みの宿題みたいだ。

昨日までに今年の日記を完成させて、今日は2020年の12月の
日記を完成させた。

今後は、2020年の7月~11月、2021年12か月分を
徐々にやっていこうと思う。

なぜ過去の日記が書けるのか?

実は、日記が滞り始めた原因は、YOUTUBE動画とFACEBOOKである。

日記は今日一日の出来事をまとめたような感じなんだけど
FACEBOOKはその都度更新する。

日記を書くときはすでにFACEBOOKで書いた内容が多く
日記の意味をあまり感じなく、FACEBOOKでいいのかな?

と思っていた。

ただ、今まで続けていたことを、ほっぽらかすと
気になるもので、このサイトを開くたびに日記の放置が気になっていた。

それが昨日、日記のつづきを書きはじめると

ああ、SNSとは違うなぁ?

ということに気が付いた。

過去の日記は、リアルタイムではなくなっているので
過去のFBやYOUTUBE、お客さまのご予約やカルテ、iPhoneの画像など
の記録をもとに思い出しながら書いておこうと思う。


わからない日は飛ばしながらでも少しずつ記憶を埋めていく予定。

あとは、今日いち日を毎日振り返る時間があってもいいかな。

と思う。この日記が、いち日の反省であったり、明日の目標であったり
感謝の気持ちであったりを確認できる毎日の時間になれば、いいかな。











《本日のフィッティング》

長野県からご来店のYさん(男性)
LOWA アルパインエキスパート



3月5日(土)




足の外側荷重と外反母趾




登山靴のフィッテンングをするとき、まずは足の計測をして
カルテに記録していく。

サイズを合わせて試し履きの時はゆっくりと
だけどしっかりと店内をじっくり歩いていただき

靴の馴染みを確認する。

そのときに、お客さまの歩き方の癖も観察して
足の悩みなどについても、理由と思われる原因を
理解していただけるようにご説明する。

歩くって、だれも普段は無意識で歩いている。

だから、癖を治すのは非情に難しい事。

しかも、普段履いている靴で癖ができているため

その靴を履き続けているあいだ癖は治らないし
よりひどくなっていく場合もある。

新品の登山靴は、全く癖がない状態で購入される。

その新品の登山靴で違和感を感じたら、それが癖である。

サイズや足型が合っている登山靴でも歩いているうちに
だんだん外側に違和感を感じる人は多い。

底が柔らかいゴムの靴で歩き慣れている人ほど
外側荷重になっている。

それは、足の構造と靴の不一致によって、そういった癖が
付くのである。

癖は、歩く距離や時間にも関係するから若い世代より
中高年の方が癖はひどい場合が多い。

登山道でも何でもない場所で、転落、滑落、転倒の事故が
多いのはそのせいもある。

無意識の癖歩きで外側荷重は危ない。



本日のフィッテイングのお客さまは女性の方でしたが
右足の外反母趾が少し気になるため無意識で左足に
体重を乗せて歩く癖がついている。

試し履き最初は気にならなかったけど長く歩くにつれ
左足に荷重を載せる癖がでてきて、左足の外側に違和感を
感じるようになった。

重心を真中へ意識して歩いていただくと、その違和感は
無くなる。

そういった癖も意識していただく事で改善されることもある。



自分の悪い癖は、良い登山靴が教えてくれる。









《本日のフィッティング》

長野県からご来店のFさん(女性)
LOWA TAHOE PRO2 レディス



3月4日(金)




ようやく




1月にお預かりした登山靴のWAX加工が6足分完成したので
お客さまの元にお送りした。

1月9日から22日までの約2週間ほど作業が止まっていたため
最大2ヶ月ほど作業にかかったことになる。

2月以降にお預かりしたWAX加工は順調にすすんでいる。












3月3日(木)




アップデート




ココヘリ捜索専用ドローンのサーチ用のアンテナがアップデートされた。

新しいアンテナは、折り畳みができるためコンパクトに持ち運べるようになり
ドローンへの接続システムが変更され機種に依存しないようになった。

精度は、若干上がり実機テストで最大11kmまで受信可能だという。

山で遭難して行方不明の方を捜すための機器なので、使う機会は無いほうがいい
けど、アップデートで性能アップはいいことだ。













3月2日(水)




突然に




朝。お店と出張用のノートPCを起動させると、アップデート画面が出て、
Win11にアップデートしますか?

と聞いてきたため、『はい』と返事したら、ダウンロードがはじまり

「 まさかな?」

と思ってみていると、インストールも始まり、Win10→Win11が
起動した。

これは、無料なんだろうか???











3月1日(火)




これからよろしくお願いします




お店のFAX複合プリンターが故障したためアマゾンで注文していた
エプソンのプリンターが届いた。

今年の4月から登山教室がはじまると、このプリンターは忙しく
資料の印刷をしてもらわなければならない。

とくに机上講習の資料はワンセットで人数×20枚くらいになる。

今までのブラザーはレーザータイプだったけど、このエプソンは
インクジェットで顔料タイプにした。

顔料だと水にぬれてもインクが滲まないから登山届などにも使える。

と思う。













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