登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


Oct.2009
10月31日 ()
マムート社から、秋冬商品が大量に入荷した。
今期は、マムートのアンダーウエアが弊店の主力商品になる?


マムート社の展示会へ行った時のこと・・・

マムートのブースに入ると、国際ガイドで、
弊店の押し売り担当部長の熊田さんから
2009冬シーズンから新発売するマムートアンダー
についていろいろアドバイスをいただいた。

熊田さんのおすすめなら、間違いない。
弊店では、今期からマムートのアンダーを
一年を通して取り扱うことに決めた。

マムートは、ベースレイヤーにポリエステル素材と、
メリノウール素材を混紡させ、新たな高機能アンダー
の開発にとりかかるという。

そのとき、ぼくは、サンプルを一着受け取り
この夏の登山教室のときに何日かテストした。

マムート社は、本場ヨーロッパでも、日本でも
新製品の開発には、トップレベルのプロガイドが
製品のサンプルを徹底的にテストする。

発売される段階での製品の性能は実証済みなのだ。

ということで、マムート社から専用什器が届いた。

今日は組み立てるだけで精一杯だった。






10月30日 ()
今日は、午前中に1台と、夕方に1台、インターネットからのご注文で1台。
ガーミン最新のハンディーGPS オレゴン300が今日一日で3台売れていった。

今月は、メーカーさんでマップソフトの無料プレゼントキャンペーン期間中で、
GPS本体をご購入されると、マップソフトプレゼント応募券でTOPO
などのマップソフトが無料でもらえるから、かなりお得なのだ。

今日は、ほかに、ピープスDSPという雪崩ビーコンを3台、
通販でご注文いただき代引きで発送した。

BC穂高電気店な一日。であった・・・



10月29日 ()
雪崩ビーコンのピープス社のサービスセンターとして、アップデートサービスを開始し、今のところ15台のアップデート作業をお受けした。

アップデートにお持ちいただいたDSPは、専用パソコンにセットして、ソフトを操作して、アップデートが始まる。バージョンアップされるプログラムを書き換えているあいだ、DSPの内部で、カチカチ、ビーというような音が鳴り、アップデートが終了すると、こんどは、機器のエラーチェックが始まる。

すべての項目が、正常であることが確認されれば、OK(成功)という表示が出て、レポートがPDFで表示される。レポートは2枚プリントアウトして、1枚はユーザーさんへ、もう一枚は、作業日報とともにサービスセンターでファイリングして保管される。

また、今後のアップデート情報を、お知らせするときに、メールアドレスなども日報に記入していただき、完全にPIEPS DSPユーザーさまをサポートしていくことになる。現在のところ、ショップでサービスセンターとしてアップデート設備を整えているのは、BC穂高を含めて日本で2店舗だけである。もう一店は北海道の登山店なので、本州より西や南には弊店のみである。

今日、マムートジャパン社の重役さんから電話がかかり、マムートサービスセンターの設置について打ち合わせをした。弊店でアップデートできるように設備が整うのは12月になりそうだということだった。

今期のDYNAFIT製品は、11月6日に入荷する予定である。弊店には、DYNAFIT製品で日本展開モデルはすべて展示される。ブーツのサイズも全モデルためし履きが可能となる。来年早々にDYNAFITディーラーミーティングの計画も浮上した。当然、サービスセンターとして弊店も応援する。

次の大会から、山岳スキー日本選手権大会のエントリー受付・ポスター製作など、大会事務局として、大会運営のお手伝いをさせていただくことになった。また、大会を盛り上げるため、前日や当日にイベントも計画している。

今年から、のりちゃん主導で、バックカントリーSKIスクールを正式に立ち上げる準備を進めている。今期から走り始めることができるだろう。スクールは、独立した組織になる予定で、弊社からも出資する予定だ。

来期は、モンベル社とのコラボレーション企画もたのしみだ。

ぼくが描いている未来構想であるバックカントリー・マウンテン・ワールド・リゾート計画が、少しずつスローペースではあるが、確実に形になってゆく。




10月28日 ()
今日は、あさから気合がはいった。ウッドデッキに入荷した段ボール箱を運び、ダンボールの山を一気に片付ける。とは言っても一日がかり。いつのまにか、気がつけば、あたりは薄暗く、閉店時間が近づいていた。

今日は、バックカントリーマウンテン倶楽部の新入部員歓迎会。会場は、お店から歩いて10分ほどにある居酒屋さん。すばらしいWEBサイトの立ち上げに一人でご足労いただいたスーパーAOKIさんが今回の会場も手配してくれた。今日集まった10名は、陽気に飲んで食べて、まるで忘年会のようだった。


バックカントリーマウンテン倶楽部の公式WEBサイト・是非、ラウンジ内の山アンケートにお答えください。



10月27日 ()
ウッドデッキのペンキを塗っていると、Mさんご夫婦が来店された。Mさんは、愛知から大峰山の大椛(おおかえで)の紅葉を見にこられたそうだ。しかし、残念ながら、今年の大椛は、例年よりきれいな時期が早く、最盛期はすぎてしまっていたそうだ。

Mさんご夫婦は、弊店の2004年、2005年の10月の日記をご覧になられたため、期待して見に行かれたそうだった。



10月26日 ()
きょうは、一日雨の静かな一日だった。午前中は、週末の発注。午後は、お店の隅に山積になった段ボール箱。入荷したけど手付かずで放置していた秋冬用の商品を1つ1つ検品して、プライスをつけて店内の商品棚に並べる作業をした。今日一日で、お店のレイアウトは、だいぶ秋冬らしくなった。とくに、モンチュラが今は、充実している。このあと、マムートやノース、今年からディナフィット(サレワ)のアパレルが入荷する予定である。


10月25日 ()
あさから、登山靴のフィッテングがたてつづけにつづき、今日は久しぶりに狭い店内を100mダッシュ。お店が1日忙し過ぎると、お昼にお腹が空かなくなる。今日のお昼ご飯は、SOYJOYのオレンジ味1本のみ。ダイエットには、これが一番。


10月24日 ()
6時にオープンしてすぐにお客さまが来店される。これから燕岳などへ登られるお客さまである。ある男性のお客さまは、これから上高地へ入り、蝶ヶ岳へ登られるということで、ピッケルを購入された。登山靴を購入されて登山に出かけられるお客さまも来店された。弊店が早朝から営業していることが、少しずつでも、浸透してきたのだろうか。


10月23日 ()
昨夜から、お店のパソコンは、GPSのマップ転送作業のために徹夜のフル稼働である。夜は、閉店時間にGPSをセットして、マップの転送をスタートして、ぼくは退勤。BC穂高のパソコンとポスレジは、暗闇の中、深夜の2時ごろまで働いている。ぼくは、3時間後のあさ5時に出勤する。その間、わずか3時間である。今後、もっとぼくの会社は進化する。そのときがくれば、24時間起きて働いている会社になるだろう。


10月22日 ()
今週から、BC穂高では、会員様だけのキャンペーンを開催している。キャンペーンの内容は、HAPPY HALLOWEEN BIGプレゼントとして、BC穂高で使えるギフトカードを、会員さま全員約1200名さまへプレゼントした。

おとといあたりから、会員さまが来店され、ギフトカードをご利用いただいている。ひとつ、いいことがある。普段あまりお目にかかれない会員さまが来店されるのがうれしい。



10月21日 ()
玄関の窓にガラスが入った。新しい玄関ドアの鍵も注文し、照明の電気工事も発注した。弊店には、次の工事まで、看板がない。外観はすごく良くなったが、何のお店だかわかりづらい。師匠、ゴージャスな看板をよろしくお願いします。

BCマウンテン倶楽部の広報WEB担当のAOKIさんが夕方来店された。AOKIさんは、コンピューターのプログラマーで、WEB制作は始めてということだけど、やはり、プロはプロ。ものすごく、良いWEBサイトが完成した。BCマウンテン倶楽部WEBは、オープンしています。


バックカントリーマウンテン倶楽部の公式WEBサイトがオープンしました。



10月20日 ()
今日は、会計事務所の監査の日。弊店を担当してくださっている税理士さんが、午後には訪問される。ぼくは、あさから伝票と格闘し、パソコンの前に張り付く。が、パソコンの前に座ると、お客さまに呼ばれ、楽しく珈琲タイム。一向に仕事ははかどらない。気が付くと、12時である。お昼過ぎには、税理士さんが来られるが、まにあうだろうか?


10月19日 ()
BCフェスタのBIGプレゼントを会員様全員に発送した。実に1000通を超える郵送は、そう簡単には片付かない。朝から封筒詰めをはじめ、夜の8時までかかってようやく宅急便やさんに持ち込めた。今日一日、お店が暇でよかった。明日から、忙しくなってください。


10月18日 ()
火曜日の登山教室から帰ってきたら、突然はじまっていた玄関周りの改装工事から、数日間は開店休業状態となり、それ以降のいろいろな業務が止まっていた。工事が一段落し、昨日から滞っていた作業に追われている。


10月17日 ()
今日は、ご近所の野外保育・幼稚園に通う方を対象に
思いつきのショートアウトレットセールを開催した。

アウトレット品は、昨年の旧モデルで、弊店に在庫として
残っていたキッズ秋冬のダウンやフリースのジャケットや
スキーウエア、雨具、グローブ、スパッツ、など、など

ウッドデッキ特設会場に並べてみると
意外に盛りだくさんなアイテムとなっていた。

特設会場は、11時オープン。
今日一日、お店の中も外も、
キッズたちが走り回り、幼稚園のようだった。

お手伝いに来てくれたあかねは、
いちばん暴れまくっていた。



くまの大きなぬいぐるみは、あかねのお気に入り
あかねは、このくまさんをお家に持って帰ろうと、たくらんでいるようだ。



10月16日 ()
●BC穂高リニューアル工事中。80%完成!

昨日のあさ6時から、始まった工事は、徹夜に突入した。

そして、若干の仮眠後、明るくなると同時に作業ははじまった。

ドアの取り付けを完了。
壁面の装飾を完了。
屋根の波板を貼って今回の出張工事は、
ひとまず終了である。

歩道を占拠した、ぐっちゃぐちゃの
工事現場を片づけると、
新生 BC穂高が、輝きながら姿を現した。

歩道を歩く女子高生がときどき
お店の玄関を見て振り返る。
「あれ、このお店、かわいい~。」

まだまだ、完成しないBC穂高
今回の工事で丸太の師匠は
少し、お疲れのご様子なので
しばらくは、そっとしておこ。

つぎは、窓にガラスを入れ、カギや装飾を加え
木製のニューカンバンの完成を待つだけ。
同時に、屋根に、ウッドデッキ手すりがついて
ライトアップ。

まだまだ、改装工事はつづく・・・。



テーマは、アメリカ西部のウエスタンな雰囲気。カントリーベア




10月15日 ()
●BC穂高リニューアル工事中

BC穂高のお店の売り場面積は、
当初は17坪だった。
今は、20坪と小さな倉庫付き。

とにかくお店は狭く、最初に工務店さんに作っていただいた
什器は、とても効率がわるく、センスも全くなかった。

そして、その什器では、お店の狭さをよけいに強調した。

まず最初に制作したのは、登山靴の棚である。
そのあとは、内装の装飾をしながら
少しずつ、改良と什器の入れ替えを重ね
すこしずつ、お店は進化した。

オープンして、しばらく、壁を改善した。
什器は、ひとつづつ、丸太の師匠に
制作していただくようになった。

師匠の作品は完ぺきである。
ぼくの理想を超える棚や什器が
次々にとどく。

そして、今回は、最大級の改造工事である。
丸太の師匠に、玄関装飾をお願いした。

人の好い師匠は、断ることができずに
引き受けてしまったのが・・・

そして、今夜は徹夜の工事となった。



10月14日 ()
●BC穂高 リニューアル工事中

BC穂高は、2年半前の4月1日に、何もない所に、
誰も知らない、登山ショップが1軒オープンを迎えた。

オープンとはいえ、盛大にオープンイベントや、
パーティーを開催して、人を集めるほど
華々しいオープンではなかった。

商品もほとんどなく
店内はガラガラで、狭い店内が隅々まで
見渡せた。
ぼくにとっては、お店を作ることじたい
初めてで、右も左もわからない、未知の世界だった。

どんなお店にしたいのか、理想はあったけど
それを、工務店さんにいくら伝えようとしても
まったく理解してもらえず、イメージ通りのお店を
現実化することはできなかった。

オープンのための内装工事は
ぼくにとって、お店創りの第一歩でしかなかった。

オープン予定日の2007年4月1日。
工事は3月に着工した。

約1か月の間の準備で、工事資金を削るため、
自分でできることは、工務店さんにお願いして、
壁塗りや、ペンキ塗りなど、すすんで自分で作業した。

そして、前日まで、什器の塗装が終わらず
やきもきしたTさんが、最後は、助っ人で
ぼくと、前夜から徹夜してくれた。
ようやく、あくるあさ10時にオープンできた。

ひっそりとオープンしたけど
その日の売り上げは、7万円ほどだった。

その日から、ぼくの改装工事は、はじまった。

つづく・・・



10月13日 ()
●BCマウンテンスクール 焼岳

あさ6時に穂高駅前を出発。
ハイエース号にお客さまを乗せて
中の湯の登山口へ。

登山口で、木曽からご参加のHさんと合流し
秋の焼岳を登り始める。

3連休明けの平日とはいえ、
登山ツアーなどで、焼岳は大賑わいである。

山頂は風が強く寒くて
ゆっくりしていられなかったけど
お天気もよく、紅葉もきれいで
楽しい一日だった。

お店に帰ったら、丸太の師匠が
突然、和歌山から、来られて、 お店の改装工事のつづきを始めていた。







10月12日 ()
朝一番のお仕事は、PIEPS DSPのアップデートを2台。
埼玉からご来店いただいたお客さまだった。お預かりした2台の
DSPは、ともにV5.0からV6.2へアップデートが完了した。

機器のセーフティーチェックも問題なし。アップデートは、
専用のパソコンにつなぎ、専用ソフトが、DSPのアップデート後に
自動でエラーが無いかチェックしてくれる。

オペレーターのぼくは、とくに専門的な作業は必要ない。
アップデートが終了すると、自動的にレポートが画面に表示され、
ぼくは、プリントアウトするためのボタンを押すだけである。

コンピューターは、機器のシリアル番号を認識し、そのシリアルは、
レポートに印字される。PIEPS DSPはバージョンアップすることで、
解析スピードがアップする。

それと同時に、送信電波のタイミングも若干かわるようだ。
受信をより正確にするためのテクノロジーだろうか、送信時に強弱をもたせ、
タイミングも一定ではなく独特のパターンを採用している。

人の命を救う目的のためだけに、3アンテナ雪崩ビーコンは常に進化する。


《お知らせ》明日はお休み
13日は、登山教室 焼岳登山のため、お店はお休みさせていただきます。
夕方6時ごろには、お店に戻る予定ですが、もし、ご来店いただく場合は
お電話にて、ご一報ください。



10月11日 ()
ここ数日、お店の模様替え。
夏仕様から冬仕様に徐々に変えている。

ぼくの性格は、何かに集中しようとしても、
いろんなことに気が散ってしまうため、思うように
仕事や作業が進まないことが多い。

今日は、スキーブーツの棚からすべて商品をおろし
雑巾がけしていると、棚の表面のつやがないことが
どうも気になり、大きな棚の全面にオスモの塗料を塗りはじめた。

そこで、お店の模様替えは一時ストップである。

ペンキを塗っている間にもお客さまが来店される。
ぼくは、こんな時に限ってなぜか、普段以上の集中力を発揮する。

1時間ほどで、塗り終えて、棚は見違えるほどピカピカになった。
乾拭きでサッと磨き、輝いている棚に商品を陳列させた。
できれば、1週間くらいは、棚を休ませて、塗料が
定着するのを待ちたいところだ。

でも、今の状況では、そんな余裕がない。
弊店には、倉庫と事務所兼、作業場が必要である。
また、倉庫兼事務所も内装工事が楽しみである。

いちおう、倉庫兼事務所も完成したら、
お客さまにもご利用いただけるスペースにする。
倶楽部のミーティングや商談、机上講習会場など
倉庫カフェなんてのもいいだろう・・・

そんなことを考えていると、次からつぎに内装の
改造アイデアが浮かんでくる。

ぼくは、壁を眺めながら、頭の中でイメージを完成させる。

あとは、そのイメージを丸太の師匠に伝えるだけだ。ニタッ。
やはり、お店の改造は、永遠に終わらないだろう。

写真は、千葉から来店されたお客さまが
新品の一眼レフカメラで、店内をパシャパシャと撮影
されていたので、お願いして、データをもらった画像。

ぼくが今日塗料を塗った棚はスキーと珈琲コーナーにあるので
写っていない・・・撮影してもらえばよかったかな。







10月10日 ()
あさ4時30分にお店に出勤した。
「今日までは、開店時間は4時00分ではなかったですか~」
という声が聞こえてきそうですが、今日は、寝坊した。

あさ目が覚めると、時計は4時20分。
いそいで服を着替えて、ハイエース号で出勤した。

今日から3連休である。

北アルプスは、ここ数年、一年で一番登山客でにぎわう日である。
最近は、夏山より秋山が賑やかなのだ。いやな予感がする。

真っ暗なお店の前を通るとき、ちらっと、玄関周りを確認する。
お店の前で、お待ちのお客さまはいらっしゃらない。
少し、ほっとする。

そして、駐車場にハイエースを向かわせると、
弊店のお客さま専用駐車場には、2台の車が止まっている。

空いているスペースに車を止めて、急いでお店をオープンさせる。
しばらくして、お待ちだったお客さまが2組来店された。

お2人とも、別のお客さまだけど、あさ4時にご来店された目的は、
グレゴリーの大型バックパックを、お買いものに来られたのだった。

北アルプスは、数日前から、雪が降っている。
今日、燕岳から下山された常連さんは、合戦小屋付近は、吹雪いていた。
と教えてくれた。

今どきの雪は、みぞれ交じりで体温を奪われやすい季節です。
北アルプスなど、高山のハードな縦走は、雪にお気を付け下さい。



10月9日 ()
BCフェスの最終日は、10/31・Happyハロウィーンである。BCフェスの締めくくりは、BC CLUB会員様全員にハロウィーンプレゼントで決める予定である。

おたのしみに!



10月8日 ()
久しぶりにスタッフのおけいちゃんが出勤した。今日は、最近入荷した秋冬ものを並べる作業をはじめた。その前に、棚に空間をあけなければならない。おけいちゃんは、商品を減らし、店内をすっきりさせようとぼくにプレッシャーをかける。ぼくは、お客さまに聞かれたときに、すべて対応できるよう、できるだけ、店内に商品を並べていたい。

さて、どうなったか?

当然、お店はすっきりした。



10月7日 ()
開催中のBCフェスは、とくに目っだったパフォーマンスをしているわけでもない。現在開催しているキャンペーンで一番に盛り上がっているのは、グレゴリーの大型バックパックのお試し無料レンタルである。今週末は、すべて、予約で埋まってしまった。

10/31までにお試しの方全員に、グレゴリー社から、ロゴ入りのキラキラ光るキーホルダーをプレゼントしてもらえる。また、期間中に、グレゴリーの50リットル以上のバックパックをご購入された方全員に、幻のグレゴリーブックがもらえる。このグレゴリーブックは、バックパックの巨匠ウエイン・グレゴリーの歴史を素敵な写真やアメリカらしいイラストが楽しい本である。グレゴリーブックは、今弊店のコーヒールームに50冊が山積みになっている。このグレゴリーブック50冊は、メーカーにある最後の50冊である。その貴重な幻の本を、弊店のキャンペーンのためにお客さまへプレゼントしてくださるという。



10月6日 ()
PIEPS社から認証番号が送られてきた。先日インストールした専用ソフトを立ち上げて入力すると、

Welcome You are an authorized PIEPS-Service-Center !

と表示され、プログラムが起動した。そして、試しにぼくのDSPをアップデートした。アップデートには、PIEPS社から提供された専用プラグを DSPのイヤホンジャックに差し込み、もう片方を、パソコンのUSBに差し込む、プログラムを起動して、DSPのENTERボタンを押しながら電源を入れると、DSPからカチカチと音が鳴り、ハードディスクに書き込まれている音がはじまった。そして、液晶画面の表示が目まぐるしく変わり、アップデートは数分で完了した。プログラムは、アップデート完了後に、自動で、セーフティーチェックが始まる。機器にエラーが無いか調べているのだという。DSPにエラーが無いことが確認されると、HTMLでレポートが表示され、そのままプリントされる。ぼくのDSPは問題なく、アップデートが完了した。作業は、ものの数分で完了する。そして、アップデートしたデータは、シリアルや日付、レポートがすべて、PIEPSのプログラム上に保存され、ぼくのDSPが1台目にカウントされた。

現在、日本でアップデートができるショップは、弊店と北海道の秀岳荘さんだけだそうだ。もちろん輸入元でもできるけど、本州より西のショップでは弊店だけである。旧バージョンのDSPは、アップデートを行うことで最新兵器に変身する。もうじき、マムートもアップデートが弊店で可能になる予定である。 最近、BC穂高は、センター、センターと表現されることが多くなった。今期は、3つのバックカントリー関連ブランドのサービスセンターである。DYNAFIT、PIEPS、MAMMUT。そして、山岳スキー日本選手権アジアカップの事務局としても機能する。今日、PIEPS社の協賛が得られないか輸入元のKEMさんに問い合わせたところ「ぜひ、協力させて下さい。」というありがたいお返事をいただいた。石の上にも3年である。冷たかった石も少し暖まってきたようだ。





10月5日 ()
午前中は、週末のご注文分や商品の補充のため、最近は、パソコンとにらめっこである。昔は、カタログを見て、商品名や品番をFAX用紙にボールペンで書き込んでFAX送信していたけど、今では、ほとんどがeメールやメーカーさんのWEBサイトからログインして発注する。そして、WEBサイトの注文の場合、ある一定の時間が経過すると、今まで入力したデータが消去され、再びログインしなければならない。作業途中で、しばらく時間をあけると、今までの作業は消えてなくなるのである。だから、注文の作業中は、送信ボタンをクリックするまでがスピード勝負となる。お客さまのいらっしゃらない時間を見計らい、作業をはじめる。あるていど、作業も大詰めになると、これが消去されると、二度と立ち上がれなくなる。いつも、もう少し、という所でお客さまに呼ばれることがある。しかし、いまは、手が離せない・・・ 「しょうしょう、おまちください。」

ふつうは、アウトドアショップには、パソコンなんて必要ない。とくに営業中に、たまたまうちのように、店員が1人しかいないお店では、お客さまが来店されても、パソコンの前に座って熱中しているなんて、サービス業を馬鹿にしている。としか考えられない。でも、各メーカーさんは、経費削減や効率化をはかり、何でもパソコン化してしまった。N社などは、昨年よりユーザー向けのカタログの生産を一切やめてしまい、WEBサイトでしか、商品情報が見れなくなった。お店にお客さまが来店され、そこで、インターネットを見ながら買い物するなんて、どうかしてる。



10月4日 ()
久しぶりに快晴の一日。山から帰ってこられたお客さまを店内で捕まえては、紅葉情報を聞き出す情報収集マンのぼく。今年の紅葉は、例年より早いようだ。


10月3日 ()
この冬のスキースクールや、雪崩講習会の日程を打ち合わせするため、ノリちゃんがお昼ごろ出勤した。2時間ほどみっちり打ち合わせをすませ、ほっと一息リラックスしていたところ、ポツポツお客さまが来店され、お店が一時的に忙しくなった。登山靴のフィッテングがお2人のときは、ノリちゃんも参戦してくれた。

オークリーのイチロー シグネチャー レーダーが5本入荷した。イチローがマリナーズのゲームのときに使用しているモデルで、今日入荷したカラーは、ホームゲーム用の ホワイト×グリーンでレンズはスレートイリジウムである。オーダーは、アウェイカラーも5本入れているためそのうち入荷するだろう。日本には1000本のみの限定販売で、前回のジュリエットも今頃の時期に10本入荷して、あっというまに完売した。レンズには、ICHIRO 51の刻印が施してある。ぼくも、ノリちゃんもレーダーはお気に入りのサングラスで、世界のトップアスリートご愛用だけあり、運動時のフィット感は抜群。



イチロー シグネチャー レーダー ホームカラー



10月2日 ()
雪崩ビーコンの世界最高峰を歩むピープス社のDSPは、内蔵されているコンピューターのソフトウエアがバージョンアップできる仕組みになっている。本体にPIEPS社から提供される専用のプラグを使い、本体のイヤホンジャックからコンピュータへアクセスする。BC穂高は、雪崩ビーコンの取り扱いが多く、オープンした年から日本で一番の販売数を誇るショップとなっている。そして、日本の真ん中に位置する長野県のほぼ中心にある安曇野の中心地であるJR穂高駅のロータリーの端のBC穂高は、日本の中心にある登山ショップと言ってもいい。

そんな立地条件から、BC穂高では、今期から、ピープスとマムートの雪崩ビーコンのサービスセンターを引き受けることになった。そして今日、ピープス社からアップデートキットが届いた。まず、専用ソフトをパソコンにインストールし、ピープス社にアカウントの登録を行う。写真の黒い機器は、パソコンとビーコンをつなぐためのプラグで、アップデートは、パソコンにインストールされたソフト側が行う。アカウントの承認がオーストリアのピープス社から下りれば、輸入元を通じて連絡が入る予定で、そのアカウントをソフトに登録するとオーストリアのピープス社のホストコンピューターとの接続で、アップデートが可能になるようだ。今のところ、アカウント待ちで、アップデートがどのように行われるのかは、まだ未知の世界である。

同じように、世界最高峰の雪崩ビーコンは、マムートにも存在する。このマムート社のパルスバリボックスもソフトをアップデートすることができる。いま、マムート社は準備中で弊店でアップデートできるようになるには、もう少し時間がかかりそうである。

今期から、山岳スキー日本選手権大会の事務局も、引き受けることになり、ピープス社とマムート社のサービスセンターとしても準備中である。DYNAFITスキーのコンペテンスセンター、テストセンターとしてもさらに充実させていく。BC社は近い将来、このビルの上階にバックカントリーサービスセンターをオープンさせる予定である。

今年の冬も、バックカントリーパラダイスでいこう。





10月1日 ()
今日からモンベルのPOSレジの稼働がはじまった。あさ、お店に出勤して、電源をプチと入れると、パソコンが立ち上がるようにPOSレジが立ち上がってくる。Win XPの起動画面表示され、自動的にPOSプログラムソフトが立ち上がり、約2分で起動した。レジを眺めるぼくは、操作したくてたまらない。指はウズウズするが、今はとくに何もすることはない。とりあえず、レジはそのままにして、開店の準備を始めた。

・・・レジの練習をしたいけど、弊店は、あまり、レジの出番がすくない。幸いこのレジにトレーニングモードがあることをぼくは知っている。とりあえず、トレーニングモードに切り替えて試し打ちしようと思い、キーを回す。ピーーー。ビープ音とともに液晶画面には、《操作エラーです。》が表示される。あわててCボタンを押してクリア。画面表示に従い、キー操作をし、トレーニングモードのボタンをタッチ。ピーーー。またビープ音である。《サインイン中はこの操作はできません。》と表示される。あわてて、キーを戻すとまたピーーーという音。Cボタンを押してモードを登録に戻して、サインオフのボタンをタッチし、いちかばちか、キーを回す。


こんどは、大丈夫のようだ。そして、なんとか、トレーニングモードに切り替えることができた・・・


その後も、ピーーーピーーーと容赦なくビープ音とエラー表示がぼくに警告を発する。POSレジはモンベル社とオンラインで繋がっていて、通信されているため、変な操作はできない。