登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


Dec.2009





12月29日 ()
きょうは、2009年最後の出勤日である。
ぼくは、明日から、燕岳に登ることになっている。

今年は、ぼくの人生最高の一年だったように思う。
今年は、いい出来事がたくさんあった。

なかでも、今年は、今までになく、たくさんの書物を面白いように読んだ。
言いかえると、今年一年は、本をたくさん読んだこと以外なにもできなかった年だ。

素晴らしい本を読んで一年過ごしてしまったなんて
なんと、素晴らしい一年だったのだろうか。

茜空(あかね)がお姉ちゃんになり、歩海(あゆみ)が元気に誕生した。

素晴らしい、出来事だった。わが子は素晴らしい。

お店の改造計画は、一番気になっていた玄関が劇的な進歩を遂げた。
ぼくは、感動している。丸太の師と、友樹さんのおかげである。

このお店は、ぼくが、これから積み上げていく
夢の結晶の最初の一粒である。

モンベル社とのパートナーシップは、新たなアウトドアワールドを
築く第一歩となるだろう。

2009年は、あっという間に過ぎてしまった。
しかし、人生最良の大きな恵みの一年であった。

皆さま、よい年をお迎えください。

2010年は、また、地球一周分歩こう。



12月28日 ()
燕岳に登られる団体さんが、不足している装備を補充されるために来店された。
とはいえ、お一人の女性は、冬登山靴、アイゼン、ピッケルを補充?され
オーバーズボンやスノーシューの補充?など、ちょっとした食料の補充とは、わけが違う。

他のお客さまも入り混じり、朝一番、額に汗を浮かべながら狭い店内を走り回った。

さて、われわれBC登山隊は、年末の30日に燕岳にむけて出発する。
とはいえ、今回は、ぼくを入れて3名のパーティになるため
コンパクトなツアーである。

お店は、31日まで営業で、年始は2日からの営業である。

けさ、登山補導員の隊長が、挨拶に来られた。
冬山では、装備の不備は、命取りになりかねない。

弊店も年末年始登山に合わせて、必要な、カンジキ、アイゼン ピッケル、ストック、テルモス、グローブ、スパッツ、冬靴など
重要な装備は、少し多めに在庫している。


写真は、BC穂高の玄関ドアに入ったステンドグラスである。

美しいものは、どれだけ見ていても飽きることがない。
本物は、これが一番大切なのだと思う。

オープン当時から、ぼくが一番気に入らなかった玄関が
いまは一番素敵な場所になった。

ぼくは、芸術家でもアーティストでもないけど
本物しか興味が無い。

ぼく自身人間としても、BC穂高も、販売しているモノも
本物だけに囲まれていたい。すべてがアートであり文化は芸術である。

丸太の師匠、友樹さん、ありがとう。

追伸、
次は、我が家を建築する準備である。まだ土地探し中だけど、来年に見つかる予感がする。
ゆかちゃんは、お家を建てるとき、丸太の師匠と、友樹さんの腕に期待しているようだ。
よろしくお願いします。



これから、10年、20年、このBC穂高の象徴的な存在になるだろう。



12月27日 ()
きょうは、衝撃的なニュースが
エアボードユーザーさんから届いた。

そのユーザーさんは、ぼくよりも前から
エアボードを楽しまれているグループのリーダーさん。

今日は、130Xのご注文のためにお電話をいただいた。

「3年まえのエアボードの滑りが悪くなったんです。」

エッジ部分が磨り減って、滑走性能が落ちたのかな?
と、ぼくは直感で思った。

しかし、そうでなないみたいで、滑走面のエッジは
つるつるしていて、磨り減った様子はない。とのこと。

エアボードの形状の変化もなく、ただ、滑りが悪くなった。
ということである。

3年で、かなりの距離を滑走されたという。

「どうも、滑走面の劣化ですね。」

ということである。

とりあえず、週明けにモンベルの原田さんに
詳しく電話で聞いてみよ。


今日は、うれしいニュースもある。

BC穂高の玄関ドアにようやくガラスが入ったのだ。

ガラスといってもただのガラスではない。

米川友樹 作のステンドグラスで、西部開拓時代を
イメージしたロックマウンテンカントリーである。

ガラスには、お店のロゴも彫られ、ムード満点だ。
お店の改造計画は、止まることをしらない。

今日、丸太の師匠にも、4台の什器を依頼し、看板のイメージ
もお送りした。





夜に撮影した。昼間の光が入ると、また違った感じに見えるだろう。






12月26日 ()
今年も残すところ、あと僅かになった。

みなさまにとって、今年はどんな年だっただろうか?

今年の初め、BC穂高にハイエース号がやってきた。

ぼくの2009年は、学習の1年だった。学習は一生続けなければ
ならないことに気づきの1年であった。

人は、学習して、進化する。
行動し、失敗から、学ぶ。

学ぶことで、人は再び成長する。

次の2010年はどんな年になるだろう。

来年、一番最初に手をつけることは、
まず、このホームページを進化させること。

次世代のBC穂高WEBサイトは、コミュニティー型
のサイトである。

今のぼくには、そのノウハウはない。

ぼくは、また、15年ぶりくらいで、HP製作の勉強を
しなければならない。楽しみだ。

また、初心者からスタートだ。

Stay hungry. Stay foolish.



12月25日 ()
北アルプス燕岳は、このクリスマスから年末年始にかけて、
雪山登山を楽しまれる登山者のオアシスとなる。

これも、昔から、燕山荘さんが冬季営業として
年末年始にかけて山小屋を利用させていただけるからだ。

燕山荘さんは、夏でも快適な山小屋さんだけど
冬も快適なのだ。

BCマウンテンスクールでも、12月30日に出発し、
31に燕岳山荘まであがり、元旦の1月1日に燕岳山頂で
新年のお祝いをする。

今日、福田ガイドのパーティが入山された。
そして、燕山荘ツアーも入山されるそうだ。

いよいよ、冬山シーズン!

冬山では、ルートの間違いが命取りになる。
くれぐれも、基本に立ち返り、地図とコンパスと
五感を働かせ、安全登山を・・・


1月16日~17日に
雪山安全講習会1を開催します。
参加募集中です。 雪山をはじめたい。雪山を始めたばかり。

という方は、是非ご参加ください。

詳しくはこちらから・・・



12月24日 ()
今日も、午前中に松本の法務局や、税務署などの役所にいく。
最近は、法務局で、会社の登記書類などの請求などにも慣れてきた。

会社を立ち上げた当時は、右も左もわからず、法務局に行ってもきょろきょろ
していたが、最近では、自動的に処理できるようになった。

今日は、BCニュースレターがお届けする内容について
少し、この日記でもご紹介しよう。

BCニュースレターは、山の話題や、環境、世界の話題など
心の幅をもう少し広くして、お伝えする予定だ。


これは、ある人物の大学での伝説のスピーチの映像である。

山には関係ないが、彼は、20才でアップル社を創設し
一度アップル社を追放されたが、NeXT社とPIXAR社を設立。

その後、NeXTはアップル社と合併し、PIXARは世界一の
CGアニメーション制作会社となった。

アップルに戻った彼は、マイクロソフトに圧倒され
倒れかけているアップル社の再建に乗り出し
iMac、iPod、iPhone、 iTuneなどを提供し、アップルの再建を
成功させた。そして今、音楽業界をまったく新しいものへと
変化させ、コンピューターに感情を与えようとしてる。

スティーブ・ジョブスという人物だ。

時間をとって、じっくり、集中して、ご覧ください。
また、よろしければ、コメントもお寄せください。








12月23日 ()
朝一番に冬の登山靴のご相談にご来店されたお客さまは
これから冬山をはじめられる男性のお客さまで、LOWAの
クリスターロXをお選びいただいた。

そして、アイゼンとピッケルをはじめて手にされ
ぼくは、基本的な使い方やアイゼンの調整のしかたなど
時間をかけて、じっくりご説明する。

しかし、雪山のすべてをお伝え出来るわけではないので
BC穂高で1月16日~17日に計画している雪山講習1へ
ご参加いただけるようお願いした。

冬山は、けして危険ばかりではない。
しかし、基礎的なことを守らなければ、命をかけたトラブルに
陥ってしまうことがある。

基本的なこと、それは、ささいなことだけど
一番最初に学ぶべきである。

成功は、その些細なことの積み重ねではじまり
失敗は、小さなミスの積み重ねからおこる。

ぼくも、山登りを始めたころは、無知から大失敗
大恥をさらしたこともある。

こうやって遭難事故は起こるのだ。
という典型的な経験を何度かしたことがある。

運よく、ぼくには、山登りのことを教えてくれるダンプさんや
大先輩が周りにいて、いろいろ教えていただいた。

ガイドになりたいと、先輩の赤沼さんに相談したときも
ぼくをサブとして、赤沼さんのツアーに連れて行っていただいた。

もっと昔、パラグライダーを始めたころ、師匠にすべてを教わった。

ぼくは、昔から、すばらしい師匠や、良きアドバイザーに恵まれてきた。
偶然の出会いが、奇跡のようであり、感謝の日々である。

ぼくの役目は、これから山登りを始められる方に対し
良きアドバイザーになることである。
まだまだぼくも新米だけど、出来ることから恩返しをしていこうと思う。



12月22日 ()
12月にはいり、BC穂高では、雪崩ビーコンが入荷しては
すぐに在庫が足りなくなり、また発注する毎日である。

今日は、マムート1台、PIEPSが3台売れていった。
そして、週末には14台のビーコンを
ご注文いただき、別途発注している。

今シーズンは、昨シーズンより少し、ペースは遅いけど
もう販売数は50台をゆうに超えている。

まだ、雪崩の心配はなさそうだけど、慣れていない方は
早いうちにビーコンの特性や使い方をマスターしたほうがいい。

とくに、雪崩ビーコンは、目に見えない電波を相手にする。

ビーコンの使い方と電波の特性を理解しないと、いざという時
混乱してしまう。

BC穂高では、毎年、初級の方向けに、雪崩講習会を開催し
セルフレスキューの現場で冷静に行動できるように大切なことを
皆さまに伝えている。

また、店頭でも、可能な限り、新しく購入されるお客さまに
必要なことをご説明し、ご要望いただければ、お店の外で、実際に
使い方を詳しくご説明している。

もちろん、弊店では、主要ビーコンは、すべてデモをご用意して
実際にさわって、ためして、納得してから、ご購入いただいている。

バックカントリーでは、何よりもまず、雪崩ビーコンから装備を揃えよう。



12月21日 ()
数日前に、アウトドア用品を扱う問屋さんから「アマノフーズ」の
瞬間美食というフリーズドライのカレーのサンプルが1食分届いた。

ぼくは、そのまましばらくお店の片隅に放置していた。

実は、ぼくは、自称カレー通で、カレーライスには、目が無い。
おいしいカレーショップを経営したくて、カレーの研究をしていた
過去をもつ。

いまでもその夢は捨てていない。いつかは、海沿いの湾岸線のヤシの木並木
に囲まれた場所で、カレーショップを創りたいと、今でも目標にしている。

話をもどして、このフリーズドライカレーは、箱ができすぎである。
写真に写っている17種類の香辛料、具だくさんのカレーが10秒で完成。

「そんなはずはない。」「騙されてはいけない。」「きっとがっかりする。」

と、思っていた・・・

昨日、年末シーズンに向けて、アルファー米やフリーズドライコーナーを
補充したり、賞味期限が近づいた商品をまびいていた。

うちの奥さんは、ソルレオーネのパスタがお気に入りなので、いくつか買って帰り
ついでに、サンプルのこのカレーも袋に入れてかえり、昨夜の夕飯で、たべてみることに・・・

そこで、びっくり、うまいのだ。香辛料の香りもいい。
ぼくは、もう、このチキンカレーに、はまってしまった。 さっそく、問屋さんに注文を入れた。もうひとつ、ぜんざいもGOOD!



これは、香りも良く、おいしい。しかも、体が温まる。



12月20日 ()
●雪崩講習会B
講師/山岸・谷 参加/3名 会場/白馬栂池スキー場(パフパフパウダー2日目)


今日は、スクールの雪崩講習会は、
BCスキースクールのスタッフ2名で開催し
ぼくは、お店番だった。

長野から初めて来店されたお客さまは
冬山を目指す看護婦さん。

モンベル社が会員さま向けに発行されている
OUTWARDに弊店の紹介が掲載されていた
ため、お店のことを知っていただいたようだ。

ご来店の目的は、登山靴のフィッテング
「私の足は、シリオ足ですか?LOWA足ですか?」
と、足を見せていただいたときにご質問された。

「LOWA足ですね。」
とぼくが答えると
「これを履いてみます。」とTAHOEを指さされた。


ニュースレターを発行開始!

来年の1月より、3年まえより計画していたメールマガジンによる
BCニュースレターをお届けする準備を進めている。

このニュースレターは、BC CLUBの会員さまだけに
発行する予定だったけど、WEBサイトから自由にご登録いただいた
お客さまにも発行していくことにした。

ただの広告宣伝だけにはならないように・・・

とは言っても、商品情報や、お買い得情報、スクールのお知らせなども
必ず含まれるけど・・・


この日記では書けないような・・・内容の
山の話題や業界の話題、イベントの紹介、地域の紹介、その他いろんな
お役にたてるコンテンツやストーリーなどを定期的にご紹介していこうと思う。

発行する期間は、2010年よりスタートし、いつまでかは不明。
当面は1週間に1通ニュースレターを発行する予定で
ご購読していただける方がいる限り続けていこうと考えている。

その後、皆さまからのご意見もお聞きしながら
このニュースレターの行く先を決めていこうと思う。

このニュースレターは、もちろん無料で登録していただける。

ニュースレターでは、ご購読いただいているあなたのご意見
やご感想などのコメントもいただけるようにしていく予定だ。
対話型のニュースレターにしようと考えている。

ご興味のある方は、登録いただくのは無料でいつでも解約できるので
試しにいちどご登録ください。

登録は簡単。トップページの右側のBCニュースコーナーにある
入力フォームより、お名前とメールアドレスを入力して
送信していただくだけなので、今すぐ登録してください。


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12月19日 ()
●雪崩講習会A
講師/山岸・太田 参加/5名 会場/白馬栂池スキー場(パフパフパウダー)


昨夜からの大雪で、白馬は一気に豪雪地帯と化した。
今朝までに、平地で1.5mの積雪である。

道は、除雪作業におわれる除雪車やブルがフル稼働している。
ぼくは、あさ6時に穂高から白馬へ出発。

雪の降り始めは、ここ信州でも、トラブルの車が多い。
途中、三菱自動車の部品運搬トラックが、田んぼに突っ込んで
犬のおしっこ状態になっていた。

国道では、大型トラック小型トラックが路肩に突っ込んでいたり
乗用車のフロントが変形して止まっていたり、溝に落ちていたり
デンジャラスな道路状況である。

2時間近くかかり白馬に到着。

栂池スキー場は、ゲレンデ整備が間に合わず、一部のリフトしか
動いていない状況で、一気にウインターシーズンに入った。

雪崩講習は、基本的な、ビーコンの特性から、プローブの使い方
埋没体験、雪崩の可能性を科学的に検査する方法など、
順調に講習会Aは終了した。









12月18日 ()
バックカントリー穂高の正式なロゴマークのイメージができた。

これから、もっと、このマークを洗礼させていき
いつかは、BC穂高のロゴとして完成させる予定である。

このマークを基調にしたWEBサイトをリニューアルする。
しかし、そろそろ年末にかけてお店はバタバタ忙しくなる。かな?

明日から2日間、雪崩講習会である。
今、雪が絶好調に降っている。
明日は、初滑りになるだろう。






12月17日 ()
最近のぼくの朝の日課は、娘の茜空(あかね)を幼稚園に送っていくこと。
茜空が通う幼稚園は、普通の幼稚園ではない。

シュタイナーの思想を取り入れ、子供たちの自主性を大切にされた
野外保育の幼稚園である。

子供たちは、雨の日も、晴れの日も、雪の日も、外で活動する。

幼稚園は、山のてっぺんにあり、冬は、まいにち里で集合し、
山道をいろいろな発見をしながら歩いて登る。園舎は、古民家
で、外は、いつも焚火である。

園舎に到着するころは、お昼の時間で、園児はお弁当をたべると
ふたたび、里に向かって登ってきた山道を下っていく。

冬の間は、まいにちこんな感じで、ほとんどの時間は
山や森で過ごすのだ。

そして、週に一回は、幼稚園の焚火を使い、焚火パンを
焼いたり、子供たちが野菜を切ってカレーを作ったりする。

そして、季節の行事も大切に考えられていて
冬至には団子を作ったり、お餅をついたり、お菓子を作ったり
昔は、日本の家庭で行われていた行事も幼稚園で体験できるのがいい。

何とも、うらやましい、幼稚園の1日である。

そういえば、幼稚園もそうだけど、学校でももう少し、日本の文化を
大切に考え、子供たちに伝えること、学校の行事としてやってもいいのでは?
と考えさせられる。

白馬のスキー場は、上部で50cmほどの積雪。
今週末は、いくつかのスキー場が一部滑走可能で
オープンするようだ。



12月16日 ()
2010年の4月10日~11日に開催される
山岳スキー日本選手権大会のポスターをぼくが担当して、製作を進めている。

準備中の大会は第6回大会で、今大会より、BC穂高が日本山岳協会 大会事務局として
受付業務を引き受けることになった。

そして、大会ポスターやリーフレットの製作が今月中に完了し、各ショップなどに配られ、
年明けよりエントリーの弊店にて選手登録の受付を開始する。

今大会では、オフィシャル観戦ガイドツアーも計画している。レースに出場しなくても
当日の山岳スキーを楽しめるファンサービスである。

これも日本全国に向けての参加募集となるが、是非とも、地元の山スキーヤーにも
ご参加いただきたい企画である。もちろん、山スキー初心者の方も参加できる。

観戦ツアーは1泊2日の企画で、1日目は、レースの本コースを周回する。

会場は、白馬栂池「自然園から天狗原にかけての斜面で全長が12kmのコースになる。

当日は、大会オフィシャルスポンサーであるディナフィットからメーカーのイメージキャラの
ノリちゃんと石坂さんがプロ山岳ガイドとして、山岳スキーのアドバイザーとして、親切丁寧に
山岳スキーについて解説しながら皆様をご案内する。

夜は、栂池ヒュッテさんに宿泊し、翌日のレースは
白熱したレースが間近で見学できる、ポイントAで
観戦していただき、レース終了まで、じっくりお楽しみいただける予定だ。

BC穂高は、今後、山岳スキー日本選手権大会の事務局として
大会の縁の下の力持ちとしてお役に立ちたいと考えている。



12月15日 ()
午前中、会社の雑務のため、松本駅に来た。

今日は、お店を午後から営業する予定で
朝一番に仕事をすませ、久しぶりに市街地を
ぶらぶらして、いろんなお店を見て歩いた。

松本のPARCOに入り、雑貨店でお店の傘立て
を購入した。白いコンパクトなロートアイアン製の
傘立てを一目で気に入った。

上の階へエスカレータで上がりながら、アパレルショップや
雑貨店など、昔懐かしい雰囲気を味わいながら歩いた。

ぼくは、18のころ、三峰という紳士服店に就職した。
そして、はじめて配属されたお店は、堺東にあった
高島屋の専門店街の堺UP’ル(アップル)という百貨店の

6Fのお店だった。

MITSUMINEは、ブリティッシュスタイルのブランドを扱う紳士服で
ラルフローレンやJプレスなどのブレザーやスーツをぼくは
スーツにネクタイ姿で販売していた。

じつは、ぼくは、いまでも、このスタイルが好きなのだ。
今でも、ときどき、Jプレスのブレザーをペンストライプの
ボタンダウンシャツに、ポロのネクタイで、グレーンチェックのパンツを
履いて、リーガルの靴で出かけるときがある。
2年に1日くらい・・・

百貨店の専門店のスタッフは、それぞれ、会社はちがうけど
店舗どおし、結構仲良しで、ひそかに定休日には、野球大会を
やって楽しんだ。 いろんな素敵な知的な人たちに囲まれて働いてた。
そしsて、その頃勉強したのは、服飾に関連する歴史や
素材、柄のきまり、スタイルのベーシック、そして、紳士の心得。

ネクタイの締め方をみると、紳士の服装について、歴史や
スタイルの知識をお持ちの方かどうかわかる。

英国やイタリア、フランスなどのヨーロッパの人には普通の文化だけど
日本人は、紳士の歴史や身だしなみについて学べる環境もなく
ほとんどの方は、見真似だけでスーツやブレザーを身にまとっている。

日本の着物文化と同様に、紳士服にも文化や歴史、ルールがある。
素材、織り、ボタン、ステッチに至るまで、決まりがあるのだ。

ぼくは、将来、ビジネスにおいても生活においても、自分のスタイルを確立し
細部までこだわり続け、知的で上品で人々から尊敬される紳士になりたいものである。

ぼくの夢は、世界の上質な文化に触れ、紳士淑女に囲まれた世界に身を置いて
自分を成長させ、立派な紳士となりたいことだ。

PARCOを歩きながら、また夢が広がった。



12月14日 ()
新しく仲間に入った2台のパソコンのセットアップがだいぶ進んできた。

20年前のように、パソコンのセットアップのために徹夜したりする体力はもう残っていない。
せいぜいソフトを2つほど、連続でインストールすれば「つぎはあした。」なんて
怠け者になったようだ。

今日から、DELLのノートを自宅に持ち帰り、WEBサイトの更新、この日記も、
ノートでちょちょい。とやる予定である。

一昔前のディスクトップ全盛で、ブラウン管モニターが独占していたころは
WEBサイトもブラウン管で作らないと、色の表示が異なるため、ノートの液晶では
作れなかった。

いまでは、ノートもディスクトップもみな液晶で、
これからは、携帯電話が主流になっていくだろう。

これからのインターネットの主役は、携帯端末と動画である。
だれでも、プロモーションビデオや映像番組、アニメや映画なども製作し
公開していく時代になるだろう。

仮装と現実がごっちゃになって、人はますます忙しく
普通の生活がますます複雑になっていくだろう。

これから近未来の贅沢は

「電波の届かない所にあるか、電源が入っていない。」

世界にあるかもしれない。

山に行こう!



12月13日 ()
あいにく、雪は、まだおあずけのようである。
ボーダーやスキーやーのお客さまが退屈そうに弊店をうろついている。

挨拶はきまって「まだ、降らないですね~。」



12月12日 ()
BC穂高に新しいパソコンが2台届いた。
偶然の同じ日に届けられたパソコンは、1台がDELL社のノートパソコンで
もう一台は、ぼくの趣味でついつい買ってしまったGATEWAYのディスクトップパソコンである。

先日の日記で「もう嫌いだ。」と書いていたにもかかわらず、その数日あとに購入してしまった。

しかし、カスタマイズはできなく、王手電気屋さんで既製品として売られていることに変わりはない。
でも、日本の家電メーカーのパソコンを購入するより、まだ若干の未練が残っていたようだ。

DELLのノートは、PIEPS DSPのアップデートが出張して行えるように
対応しているOS制限があり、WIN XPにダウングレードでカスタマイズ。

しかし、WIN7のアップデートディスクも付属で付いてきたため、いつでも
WIN7化できるようだ。もしかして、WIN7にして、XPモードが使えれば・・・

さて、GATEWAYのパソコンはというと、お客様用に店内でご利用いただく目的で
購入した。

最近は、ウエアメーカーさんで、カタログを作らずに、WEBだけで公開しているブランドが
ちらほら出てきた。これからは、そういゆう時代である。

通常は、DVDビデオや、弊店のPOPや店内広告をスライドショーで見ていただけるように
して、もちろん、WEBの観覧や、イベントや天候などの情報も調べることができる。

いまのところ、スナップオンの作業台に設置した。今後、このパソコンで、お客様登録や
メンバーズ会員様登録、山岳保険のご入会なども、自由に行っていただけるようにしようかな
なんて考えている。

今後は、携帯電話の活用や、プログラム次第で、次世代のポイントシステム、スイカやお財布携帯なども
活用し、アマゾンのように、来店することなく、ご近所の方でも、弊店のサイトから注文していただければ
送料無料で、翌日か、即日の夜には、届くようなサイトも作る予定である。




12月11日 ()
今朝は、冷たい雨が降っている。ときより、霙まじりの雨である。
ピープスDSPのアップデートのために来店されたお客さまは

『きょう降ってますね。やっとですね。』

と、ニタニタしている。

そろそろ、解禁?



12月10日 ()
マムートのパルスバリーボックスという雪崩ビーコンは
サイコロのように四角い箱入りである。

この箱の大きさが絶妙で、通販などで発送するときに
ちょうどいい段ボール箱がなかなか無い。

今日は、パルスバリーボックスを2台別々のお客さまへ
発送する準備をしていると、いつものように、入れる箱
でつまづいた。

どう考えても、ちょうどいい段ボール箱を見つけることが
できなかったため、お店を一時閉店して
近くのホームセンターへ走った。

ホームセンターでは、丁度よさそうな段ボール箱がみつかり
満足してお店に戻り、再び、発送準備をすすめた。



12月9日 ()
ハイエース号のボディーのメンテナンスのため、あさ車屋さんに預けて
閉店後に、取りに行った。

ハイエース号は、ボディーにポリマーコーティングを施され、
ガラスのようにボディーがピカピカに輝いている。

ハイエース号は、新車からそろそろ1年が経過する。
新車のときにもポリマーコーティングを施した。
ポリマーはすばらしい。この1年間は、あまり洗車しなくてもピカピカだった。

ハイエース号は、ハイルーフのワイドロングボディーのため
ほとんどの洗車機には入らない。

ぼくの最初の心配は、ハイエース号の洗車だった。
屋根つきガレージもなく雨ざらしのため、水垢とワックスとの格闘を
覚悟していたが、車屋さんからポリマー加工をすすめられて試してみた。

おかげで、この1年間、たまにボディーを水洗いはするものの、水垢とり
はまったく必要なく、ぼくの不安は解消された。

洗車に費やす時間も節約でき、汚れた車に乗らなくてもいい。
そして、ポリマー加工は、新車よりピカピカになり気持ちがいい。



12月8日 ()
今日は、月に一度の会計監査の日である。
うちのお店は、9月末が棚卸で、11月に決算書が会計事務所さんから届き
税金や経営状況など、難しいお話を聞き、今期の目標をたてさせられる。

ぼくの会社は3期目を無事に終え、第4期目に入った。
そして、ぼくが創業者として、このお店や会社を創った目的を
もう一度、確かめる時期にきている。

ぼくの今期の目標は、時間の管理だ。

自分が遊ぶ時間をたっぷり作ること。
ぼくは、遊びを仕事にして、仕事を遊びに変えるために
仕事をしている。

開業してから3年間、目標には、程遠い現実を歩んできた。
時間の管理がまだ下手なのだ。遊ぶときは遊ぶ、仕事をするときも遊ぶ。

今期こそは、仕事を遊びにかえる夢に向かって突き進もう。
実現は、もうすぐそこだ。



12月7日 ()
アマゾンから、注文していた本が5冊届いた。
そのうち3冊は、山の本で、2冊は、『話し方の本』と『プロフェッショナルの条件』
というちょっと難しそうな本だ。

先週の平日に、雪崩や雪山に関する本をアマゾンで探していたら、なんとなく気になって
一緒に注文してしまった。




12月6日 ()
●雪山講習会 2日目 北八 黒百合平で講習会
参加 7名 講師 太田

6:30分穂高駅前に集合して、車で、渋の湯登山口へ移動する。途中から路面には、
雪もあり、久しぶりの雪走行は少し緊張した。スクールバスのハイエース号は
スタッドレスタイヤを装着し、4輪駆動のため、難なく走れた。

渋の湯から黒百合平まで、今回の講習のメインテーマである、自分の位置を把握すること。
地図とコンパス、地形や周りの景色に意識を集中しながら歩き、自分の位置を正確に把握し
目的にへのルートを頭に描き、同時に、空を見て天候にも意識を傾けながら歩く訓練をした。

じつは、雪山を安全に歩くには、これが一番大切なことなのだ。
これができていないと、雪山はおろか、夏山でも安全に歩くことは
できないのである。

しかし、いがいに、とくに夏山では、地図とコンパスを使って、常に自分の位置を確認
しながら歩いているひとが、少ない。

夏山では、あるていど、登山道は人工的に整備され、迷子になることは少ない。
しかし、雪山では、話は別である。

まずは、計画、準備、ルートの把握、自分の位置の認識、天候の状況と予測、雪の状態など
自然に対して、五感を働かせて歩くことが雪山を楽しむ第一歩なのである。

それができていれば、テクニックなどは、自然と身についていくものである。

だから、先にテクニックを詰め込むことよりも、五感の働かせる方法を知ることを
先にマスターすることが大切なのである。

今日は、新雪がキラキラと輝く森を、景色を堪能しながら、歩き、16時まで
講習会は続いた。

下山後、渋の湯温泉に浸かろうと楽しみにしていたけど、営業は15時で終わっていた。



12月5日 ()
●雪山講習会 1日目 装備について(机上講習)
参加 7名 講師 太田


今日から2日間、雪山安全講習会である。
16時より、雪山講習会の机上講習の部が、弊店の珈琲コーナーを
講習会場に配置換えして始まった。

机上講習では、雪山基本装備について
登山靴からグローブやコンパスなどに至るまで、じっくりと装備の必要性と
使い方、選び方などを2時間以上かけてゆっくりお話した。

雪山安全講習会はこれから、4回に分けて実施する予定で、今回の第一回は、
雪山で一番大切なこと。雪山を安全に歩くうえでの本質的なことを重点に
講習会をすすめる。

よくある雪山の講習会といえば、滑落停止訓練などの滑落しそうになったときの
リカバリー方法を教わるというイメージが多く、実際に、ぼくも昨シーズンまで
そう勘違いをしていた。

車の運転で例えると、衝突しそうになったときに回避する方法(滑落停止)だけを
教えるというスタイルだったのだ。

雪山に入るとき、アイゼン歩行やピッケルの使い方の本質は、滑落停止ではない。
とはいえ、滑落停止は重要なテクニックのひとつではあるが・・・
雪山を登る上で、その前に、もっと最初にマスターしなければならないことがある。

それは、衝突を回避するテクニックよりも、衝突しそうにならないための行動である。
車の運転で言えば、安全確認、交通ルールの認識、譲り合う心などの部分である。

雪山でピッケルを持つ一番の目的は、雪山の斜面を歩くときの支点を確保することである。
ようは、バランスを崩さないように、バランスを崩しそうになったときに、安定させるように
しっかり雪面に突き刺して支点を確保することである。

斜面の状況に応じた、歩き方やバランスのとり方で、滑落する危険はなくなる。
また、雪山では、自分の位置をロストしないことが重要で、もしものときに、
雪山で1晩でも2晩でも、生活できるということが最重要なのである。

BC穂高の雪山講習会は、そのことに重点をおいて、雪山初心者の方や
そういった基礎的なことを再確認されたい方のために、3回にわけて実施する。

次回は、12月と2月に雪崩講習会、3月に雪洞キャンプ講習会、5月GWに滑落停止などの
テクニック講習会につづく。

それぞれは、いつでも、誰でも参加いただくことは可能で、この4回の講習会で
本質的な雪山での楽しみ方を学んでいただければ、雪山シーズンを、安全にお楽しみ
いただけるはずである。



12月4日 ()
今、お店のパソコンは、オープンするときに購入したNECのディスクトップPCが1台。これですべての業務をこなしている。

OSはWIN XPで、メモリーやHDDの容量的は、まだ余裕はあるけど、CPUが遅いのか、3年もたてば、パソコンの動きは遅くなる。最近は、アプリケーションを同時にいくつか使っていると、徐々に動きが遅くなり、動かなくなる。数分まてば動くこともあるけど、ぼくの集中力はどこかへ行ってしまう。

今公開している、この弊店のHPも3年前のBC穂高がオープンした年に、とりあえず間に合わせで作ったサイトを今まで継続してきた。

そろそろ、WEBサイトも最新バージョンに進化させるためのリニューアルが必要である。

しかし、このパソコンのレスポンスでは、どうもモチベーションが上がらない。とくに画像ソフトを使うと、フォトショップやイラストレータなど、動きの遅さにストレスを感じてしまう。

そこで、WEBサイトを作り変える前に、まずは、パソコンを入れ替えることにした。

ぼくは、昔むかし、15年ほど前、まだWIN95全盛のときに、ホームページ制作をはじめた。当時勤めていた会社の開発部にずらりと並んでいたアメリカの GATEWAY社の真っ白いパソコンがかっこよく、ゲートウェイファンになった。HPの制作のため、自分のマシーンが必要になり、ぼくが生まれてはじめて購入したのは もちろんゲートウェイのCPUがペンティアムII266を搭載したパソコンだった。そして、当時パソコンの進化はめまぐるしく、必要に応じて買いたしていった。一時は3台も4台も所有している時期もあった。今でも、自宅に当時のゲートウェイが2台ころがっている。

しかし、数年前のある日、突如ゲートウェイ社は、、日本市場から完全に撤退した。そして、中途半端にカスタマーサービスだけ他社へ委託して、ぼくたちユーザーから逃げてしまったのだ。

そして、数年後、再び日本で販売されることになったけど、直販専門の最強のマシーンを組み立てるプロご用達のブランドというイメージまで撤退し、コジマ電気など大型電気店の店頭に2流メーカーとして並んでいた。

当時のゲートウェイは、ダイレクト直販で、販売方法もアメリカ的でかっこよく、インターネットのオンラインショップだけで販売されていた。インターネットでゲートウェイのサイトを開き、当時最新鋭のシステムだったリアルタイムにカスタマイズされた価格が表示されるオンラインシュップのショッピングカートがかっこよく、ドキドキしながらカスタマイズして、当時は70万円ほどだったパソコンを購入していた。

そして、注文してからも、ゲートウェイはアメリカ的で、海外で受注生産される。ユーザーのために1台ずつマレーシアの工場で組み立てられ、注文してから3週間ほどで、届けられた。3週間というのは永く感じた。しかし、その焦らせ方も演出されているように、希少価値を感じさせる。海外から、ぼくのための組み立てられたパソコンが、牛の柄の大きなダンボール箱に入って送られてくる。という演出はたまらなく、ぼくは、このゲートウェイの販売スタイルを気に入っていた。

ゲートウェイはアメリカ的なダイレクト直販で、当時は、日本語の取り説などもなく、ソフトはOSのみで、ドライバーも揃っていなく、みんな、海外から探してさくさくインストールしていた。その不便さが逆にぼくたちのステータスとなっていたような気がした。

いまでは、ゲートウェイのブランドイメージは、3流パソコンメーカーとして大型電気店で既製品が隅っこに並んでいる。ゲートウェイがもっていた、ぼくたちのステータスは消失した。

いまステータスという言葉が、世の中から、どんどん失われようとしている。いろんな産業でもそうだけど、企業は利益追求のために量産しては、大量に処分して、エンドユーザーへ与えるステータスを失い、ブランドの希少価値を壊している。登山道具やウエアブランドにしても、中国で量産することが主流の今、中国の巨大工場を有利な条件で早く確保するために企業はエネルギーを使っている。昨年のモデルは、翌年には、大幅に値引きされ、神田あたりのお店では、叩き売りされている。

弊店でも取り扱いを避けているメーカーが何社かある。来期は、もう1社取り扱いを大幅にカットする予定なのだ。いちど失ってしまったステータスは、もう二度と人々の心には戻らない。

ところで、弊店のパソコンは、インターネットで、今でもダイレクト直販されていて、ぼく好みにカスタマイズしてくれる唯一のパソコンメーカーであるDELL社に注文した。
いまでは、いくら贅沢にカスタマイズしても、25万円ほどで最強マシーンに組み立てられる。

ぼくは、久しぶりに、ドキドキしながら、インターネットで、パソコンをカスタマイズして、最後に注文ボタンを押した。



12月3日 ()
ようやくLOWAの冬用登山靴が一部入荷した。弊店は今期、シリオ、マムート、LOWA、HANWAGの冬山用登山靴をラインナップさせている。これで、ほとんどの方の足型にマッチングする。BC穂高では、今年の春から登山靴のぴったりフィット保証をはじめた。もちろん冬登山靴もぴったりフィット保証付である。

さて、今年の雪であるが、今のところ、カマキリさんのがんばりも、いまひとつおよばず、雪はまだ少ないようだ。いずれは来るだろう雪も、降りはじめのドカ雪は、定着しづらいため雪崩れる危険性は強い。今日も一日冷たい雨が降っている。山は雪である。



12月2日 ()
雪崩対策の3点セットは、雪崩ビーコン、プローブ(ゾンデ棒)、スノーショベルが
一般的な雪崩3点セットとよばれている。

雪崩ビーコンには、過去に主流だったアナログ式と、現在主流のデジタル式がある。

過去のアナログ式は、ランプとビープ音の強さから捜索していたため、ある程度場所を特定しても、どのくらいの深さに埋まっているのかがわかりづらかった。そのため、ビーコンである程度場所を特定した段階で、次にプローブ(ゾンデ棒)という3mほどの棒で突いて、人を探し、それからショベルで掘る。

という捜索方法が一般的だった。

しかし、現代は、デジタル式雪崩ビーコンの世界最強といわれる3本アンテナのPIEPS DSPが発売されて以来、その性能の強化から、ビーコン捜索すると、深さが正確に表示される、たとえば、『0.7m』など、正確に表示されるため、プローブ捜索をせずに、ショベルで掘りはじめるようになった。掘り進めながら、出てこなければ、掘った穴にビーコンをあてて、さらに埋没者までの距離や位置を調べ、さらに掘り進めることができる。

けして、プローブが必要なくなったわけでもないけど、ビーコン捜索→スピードショベルという順序で、捜索もスピードアップされるようになった。

PIEPS DSPも初期のバージョンより、現在のバージョに至るまで何度か、バージョンアップされている。弊店では、現在最強のV6.2へ、店頭でアップデートができるようになった。まだ、旧バージョンの方は、シーズン前にアップデートにお持ちください。




12月1日 ()
お店の玄関ドアにステンドグラスをお願いしている黒百合ヒュッテ(八ヶ岳の山小屋)の蓼科高原にあるガラス工房さんの友樹さんが、デザインとガラスの見本を持って来てくれた。

弊店の玄関ドアに入るステンドグラスのデザインは、アメリカ西部開拓時代をイメージしたロックカントリー。弊店のロゴも彫りこまれる予定で、約3週間後の完成がたのしみだ。