登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


Jun. 2010
お休みのご連絡

7月13日(火)・14日(水)は、展示会に行くのため
2日間、お休みさせていただきます。


~ ~ 営 業 時 間 ~ ~

夏季営業 7月16日(金)~8月31日(火) 早朝 4:00~19:00 無休

秋季営業 9月1日(水)~10月10日(日) 朝 6:00~19:00 無休


※ツアーや登山教室で臨時休業する場合がございます。



6月30日 ()

今週末の7月3日に地元の新聞社 信濃毎日新聞に
「北アルプスはみんなの山」という漫画の岳を使った
特集を組まれるということで、広告の依頼が来た。

それを、昨日の夕方に新聞社からの依頼で、紙面の一部に
BC穂高の広告も載せていただくことになった。

さっそく、制作に取り掛からなくては、広告データの入稿期限が
1日しかない。

松本に事務所がある、弊社専属の広告代理店の担当のIさんの
携帯にさっそく電話で、緊急事態を告げ、あすの午前中にたたき台
を制作いただくことで了解いただいた。

広告は、フルカラーで、サイズもけっこう大きいため、そこには
水彩の絵を載せることにした。

その絵は、今夜中にデザイン部のユカにまかせた。

ユカが描いた絵は、素晴らしいできばえで、データ化して
広告代理店さんへメールでお送りした。

そして、今日のお昼ごろ、Iさんがたたき台をプリントして
ご持参され、30分で打ち合わせを終え、Iさんは、会社に戻られた。

約2時間後に、Iさんが、ほぼ完成された広告記事のプリントを
お持ちになられ、15分で修正個所の打ち合わせ後、再び松本のオフィスへ
戻られた。

3度ほど、ぼくからIさんへ電話で、修正の追加注文をお願いし、夕方6時に
広告データは完成した。


「夏フェア開催」

詳細は、7月3日(土)に発売される信濃毎日新聞の北アルプス特集をご覧ください。



6月29日 ()

梅雨の晴れ間に、顔をのぞかせる北アルプスの
山々は、だいぶ黒くなり、麓の緑が鮮やかになってきた。

ぼくは、この時期の山を眺めるのが好きで
ときどき見える常念岳は、日に日に、白い化粧を落とし
黒いどっしりした山に変化していく。

山が白くなったとき、雪山シーズンの到来にわくわくする。

山が黒くなったとき、夏山シーズンに突入する。

どっちのシーズンも楽しみだ。


今週末開催予定だった岩場を歩く講習は
予定している岩場に先客がいらっしゃり
30名ほどの山岳会さんがお使いになるという
ことで、延期させていただいた。

岩場は、あまり広くないためしかたがない。

ご予定を入れていた方ごめんなさい。

週末4日(日)の登山靴フィッティングのご予約も
お受けできるようになりました。
3日(土)は、午後はいっぱいで、午前中なら空いています。




6月28日 ()

いま、我が家で、盛り上がっていることは
7月14日に横浜で開催されるパタゴニアの展示会に
みんなで行くことだ。

ぼくと、ユカは、おのぼりさんになっている。

しかも、茜空と歩海をまきぞいにして、前日も遊ぶことにした。

いま、ユカは、ユカのパソコンで、ディズニーリゾートの
ホテルを予約している。

いやいや、あくまで、展示会がメインイベント。

前日は、Seaにするか、Landにするか?

家族多数決で、今回はSeaに決まった。

食事をするレストランもだいたい決まった。




6月27日 ()

雨の日曜日の朝は、ゆったりと時間が流れた。


このまま、ゆったりと雨の日曜日が過ぎていくのかな
と思っていた。

お昼過ぎに、茜空とママが、お昼のお弁当におにぎりを届けてくれた。

ぼくが、お弁当を受け取ったとき
お客さまがご来店された。

"登山靴のフィッティングをお願いします。" ぼくの今日のお仕事がはじまった。

その後、フィッテングのお客さまが重なり、順番にお待ちいただきながら
ぼくは、フィッテング中のお客さまのに集中する。

これ以上、お客さまが、ご来店されても、対応不可能なため
玄関をクローズすることも考えたが、なんとか3時すぎに落ち着いた。



Kスポーツのオリジナルリュックサックが、肩が痛くなり耐えれないので
買い替えます。

という女性のお客さまが山梨からご来店された。

今日は、その問題のリュックサックをお持ちでないため原因をお調べする
ことはできなかった。

ぼくが知る限り、Kスポーツのリュックサックもそれほど作りは、悪くないはず。

原因は、ともあれ、お客さまは真剣にリュックをお選びにになられ、グレゴリーの
35LのレディスモデルSサイズが、一番背負い心地良く、大変気に入られたご様子で
ご購入された。

でも、Kスポーツのリュックが気になるため、次にご来店いただけるときに
ご持参いただけるようにお願いした。

もし、調整の問題なら、解決できるかもしれない。

ぼくも、むかし、そのリュックを、たくさんのお客さまに販売していた以上、
何とか、解決してほしい。



燕から帰って来た2人娘。まいちゃんのLOWAが、お手入れ講習でピカピカになった。



まいちゃんとあやちゃんが、下山して帰って来た。

ちょうど、ぼくは、登山靴のフィッテングで狭いお店を
走り回り、お客さまの足に集中してる最中だった。

彼女たちが乗る電車の時間を聞き、お手入れ講習を少し
お待ちいただき、その間に、お2人のお客さまのフィッテング
をさせていただいた。


彼女たちは、昨日ご来店されたとき、






とグリーンカレーをご購入され、山で初めて試された。

おふたりは、そのレベルの高いおいしさに、感激されていた。

ふたりの熱のこもったカレー話しをお聞きしていると
ぼくも食べたくなった。




6月26日 ()

いつものように、あさ6時にお店を開店し
とりあえず、マシーンのエスプレッソでホッと
ひといき。

お店のカウンターの中で、ぼーとしていると、
早朝なのに、お客さまが次々にご来店。

お昼までの6時間、お客さまが途切れること無く
あっという間に過ぎてしまった。

愛知から来た、あやちゃんと、まいちゃんは
これから中房行きのバスで登山口に移動して
今日は、燕山荘まで登られる。

今日は、登山前に、まいちゃんが、
ぼくのぴったりフィットの登山靴
を探しに来られた。

まいちゃんは、いつも欠かさず、この日記を
ご覧になられているため、登山靴のことは
ぼくよりも、詳しいようである。

"おおたさん、私の足は、なに足ですか?"

足のかたちを見せていただき

"LOWA足だね。"

ぼくが即答すると、まいちゃんは

"やったー。"

と大喜びで、LOWA TAHOEをフィッティング。

UK3.5でぴったりフィットだった。

そして、2人は、小雨の中、午前8時のバスで、元気に出発した。



シリオ娘のあやちゃんと、新しくLOWA娘になった、まいちゃん。
雨でも、るんるんで、これから"燕"にのぼりま~す。



グレゴリーの大型バックパックをフィッテングに
来られたお客さまは、先週もご来店いただき
お試しいただいた。

その後、他のお店もご覧になられ、ミレー、ドイター
オスプレー、モンベルのゼロポイントなど、いろいろな
メーカーの大型パックを背負って見られたそうだ。

そして、一番フィット感の良い、グレゴリーを選ばれた。

たぶん、ぼくのご説明も、よかったのかな?




6月25日 ()

朝一番に、東京から女性2人のお客さまが来店された。

半年ぶりのご来店である。

弊店で、登山靴を購入いただいたお客さま。

かかとが毎回、靴ずれするため、かかとにシリコン系の
靴ずれ防止パッドを貼っているという。

今朝は、ブリッジデイルのソックスを購入されて出発された。

これから、燕岳に登られる。

下山後に、登山靴の状態を見せていただくことで
お2人は登山口へ出発された。


7月に、キリマンジェロに登られることになった南くんが
そのときに使われるナンガのシュラフを購入された。

キリマンジェロでは、登山中、ロッジを使うことになるが
寝具は自分持ちなのだそうだ。

南くんは、7月4日のBC岩登り講習にご参加される予定で
その後は、高度順応のため、富士山に登られる。

着々と、準備されている南くんは、輝いているぜ。




7月にキリマンジェロに向けて旅立つ、南くん。
今日は、トレーニングのため燕を往復して来られた。


閉店間近に、電話が鳴った。

パタゴニアのHさんからである。


ぼくは、8年ほど前に、カモシカスポーツ穂高店に
勤務していたころ、カモシカでも扱うパタゴニアの
営業担当がHさんだった。

そのころから、ぼくの夢は、自分のお店を持つこと。

そして、そのお店では、パタゴニアのウエアを
正規販売店として店頭販売していること。

ぼくは、パタゴニアの大ファンなのだ。

しかし、パタゴニアとの販売店契約は
かなりハードルが高い。

日本には、お店が溢れている。

アウトドア系のお店なら、どんなお店でも、
パタゴニア製品を取り扱いたいブランドの一つだろう。

8年前に、Hさんに新店舗の契約について
お聞きしたことがあった。

パタゴニア社は、日本でのシェアのバランスがとれているため
新規店舗さんとの契約は、かなり難しい状況です。

と言っていた。

パタゴニア社のHさんからの電話は・・・


"パタゴニアは、太田さんと、正式な販売店契約を結ばせていただくことになりました。"

8年前に見た、ぼくの小さな夢が、ひとつ叶った瞬間だった。



会員30名ほどの山岳会を率いるBC CLUB会員ナンバー7番のMさん。
BC穂高オープンの時からお世話になっています。
明日から、このグレゴリーを背負って、餓鬼岳~燕へライチョウ調査に出かけられる。





6月24日 ()

ご来店されたお客さまが、大型リュックサックの
コーナーで、真剣な表情で考えられていた。

ぼくが

"テントですか?"

とお客さまに声をおかけした。

"はい"

とお客さま。

ぼくの場合、テントを持つと、70リットルを使うことが多く
その大きさが、快適を感じることをご説明させていただいた。

そして、グレゴリーの大型リュックのロールスロイスたる
機能のご説明をさせていただき、実際に背負っていただいた。

グレゴリーの大型リュックサックは、けして低価格ではない。

"初心者のわたしには、贅沢ですか?"

というお客さまに、ぼくは

"人生を楽しむための道具に、贅沢なんてありません。"

と自信を持ってアドバイスさせていただいた。





グレゴリーの大型パックで、これから山を楽しまれるお客さま


先週から、GPSの初期設定作業が続いていた。

今朝も、2台のGPSのセッティングを開始した。
2台目を、何とか、今日の発送に間に合った。

今現在、一旦在庫が無くなったため、次の入荷まで
GPSのマップ転送作業は、休憩できる。

BC社では、最近の登山用GPSは、電波の受信状況が安定していて
電池の持ちが良いmap60が人気である。




6月23日 ()

東京から登山靴のフィッティングのため
ご来店されたお客さまは、これからテント泊の
山登りを目標とされている。

お客さまは、東京でも何軒かのショップで、登山靴を
試し履きさせてもらったそうだ。

しかし、どのお店でも、店員さんのおすすめの靴は
小指があたり、しっくりくる靴に巡り合わなかったという。

ぼくは、お客さまがどんな登山靴を試し履きされたか
いくつかのメーカー名を言ってみた。

すると、お客さまは、驚かれたご様子で

”それ、全部です。"

という。

ぼくが、もっと驚いたのは、どこのお店でも
登山靴をお探しのお客さまの目的をお聞きせずに
登山靴をお薦めされていることである。

お客さまは、ごく普通の足型の持ち主である。

LOWAのTAHOE UK6.5がぴったりフィットだった。

東京のお店では、誰にでも、クライミング用に開発された
ヨーロッパ人の木型のタイトなブーツを、販売することが
流行っているようだ。

そして、クライミングブーツでテントを背負って縦走していると
どうなるのか?

答えは簡単、足が痛くなるだけだ。

ちなみに、派手なオレンジ色や赤、黄色、斬新なデザインのブーツは
どうして、あんな色をしているのかわかるだろうか?

お洒落のためなのか?

それは違う。

単純に、クライマーの足の動きが、ビレイヤーやコンペの観客の目から
見えやすく、するためだけなのである。

メーカーは、自社ブランドをアピールするために、派手なデザインで、
ロゴを目だ立たせる。

コンペのクライマーは、自分をアピールするために、派手な衣を身にまとう。

派手なレーシングカーと、考え方は同じなのだ。

縦走やバックパッキング用の登山靴とクライミング目的のブーツでは、
靴の構造が根本的に違う。

ロールスロイスに遊びの無いガチガチのサスペンションが必要無いのと
同じで、整備された登山道を歩き、大自然を満喫し、自然に溶け込んで、
山を旅する人たちに、オレンジ色や黄色いクライミング靴は必要無いのだ。

末永く、快適に山歩きを楽しみたいのなら、そのために作られた靴を選ぼう。

最近のアウトドアファッション雑誌の記事に惑わされないように。



6月22日 ()



●BC CLUB セミナー&体験 スペシャル講習のおしらせ●



安全に岩場を歩いてみよう! 参加受付開始!

【 現在 2名さま 参加お申し込み済 】

夏山にむけて、岩場の安全な歩き方を
マスターしよう。

槍ヶ岳、穂高連峰、剣岳に今年こそチャレンジ
という方は、是非ご参加ください。

BC CLUB会員さまなら、どなたでも
ご参加いただけます。参加無料


今回は、2日間講習です。

お一人でも、お友達を誘っても
会員さま(新入会可能)なら、参加できます。


7月 3日(土) 16:00~18:00
BC穂高で机上講習・ロープの結び方

7月4日(日) 7:30~11:30
近くの岩場で、登りと下りの練習です。
ロープを使います。

BC CLUB会員様のみ
参加は、無料です。

ご入会がまだの方は、店頭でご入会可能です。
入会金1500円(永久会員・年会費無し・更新手続き無し)


講習内容は
基本的なロープの結び方と岩場の安全な登り下りのみです。

当日、自信が無い方は、見ているだけでもOKです。
メールで、参加申し込みを承ります。


メールで参加を申し込む

お名前・ご住所・お電話番号・生年月日・性別・会員番号を
ご記入ください。

メールの件名を

●安全に岩場を歩いてみよう! 参加申し込み●

にて送信してください。

※保険は各自で加入してください。

人数調整をさせていただきます。

今すぐ、お申し込みください。

当日の持ち物などは、お申し込みされた方へ
メールで返信します。

講習会に参加する



6月21日 ()

昨日の講習会に参加されたMさんが、講習の帰りに
何かの原因で、アナフィラキシーショック症状という病名で
一晩入院されたそうだ。

Mさんは、今朝、病院からの帰りに、ご来店され、蜂に刺されたときに
毒を吸い出す、あの強力なリムーバーを購入された。

病院では、いま、原因を調べているという。

蜂なのか、食物アレルギーなのか、得体のしれない物なのか
原因は、まだわからないという。

でも、Mさんは、以前、蜂に刺されたことがあり
次に刺されると危険だという。

この、リムーバーでどれだけの効果があるのか?
その時になってみないとわからないが、備えていて
わるいことはない。



丸太の師匠の手により、看板が付きました。





6月20日 ()

懸垂下降をやってみよう!1回目& 倶楽部と合同

BC CLUB会員さま参加者 14名・BCマウンテン倶楽部 11名

ぼくの思いつきではじまった、サンデースクールは
好天にも恵まれ、予想外の大人数での開催になった。

今日のポイントは、カラビナ3枚、スリング3本、エイト管1個を
使い、安全を確保しながら、クライムアップ、ビレーをとり、懸垂下降
で、ダウンする。






最初は、約5mのテラスまで登り、そこから
懸垂下降で降下する。

最初のうちは、セッティングに戸惑う
みなさまもだんだん慣れてきた。




懸垂下降は、最初の出だしが一番緊張感のある瞬間である。

しかも、セッティングにミスがあると、場合によっては
墜落する危険もある。

セッティングを確実に行うため、確認する手順も繰り返しご説明した。






つぎに、倶楽部の人たちが先に、今度は屋上からトライする。

次の課題は、より高度感と緊張感の中、ロープに体重をあずけるときの
緊張感を味わうこと。




懸垂下降は、始点の作り方と、セッティングさえ間違えなければ
誰にでもマスターできる下降方法である。

それが、いざというときに役に立つ。




小学生のあやかちゃんがお父さんと一緒に
参加してくれた。






最初の出だしから、大人より度胸がある。

なかなか、バランス感覚も良い。






講習は12時30分で終了した。

そのご、倶楽部の人々と、観音橋の下で
シェフ直子の豪華なBBQで盛り上がった。





ハーネスの変わりにスリングとディジーでふんどしハーネス。ロープちゃん切れないでね。

 







登山靴のお手入れ講習のお客さま。夏に常念岳にがんばって登ろうね。


午後2時よりお店をオープンさせると同時に
登山靴のフィッティングのお客さまがつづき
狭い店内を走り回った。

弊店時間を30分過ぎたころ、ようやくお店が
おちつき、お片付けを明日にまわし、今日の勤務を終了した。



6月19日 ()

登山靴のフィッティングのご予約のお客さまが
午前にお2人さまと、午後にお2人さまがご来店された。

長野市からご来店された男性のお客さまは、シリオの3E+でも
微妙に小指に違和感があり、4E+を取り寄せて
後日、フィッテングさせていただくことになった。


早朝に千葉を出発し、あさ8時にご来店されたお客さまが
ご持参された登山靴は、C社製のトレッキングブーツ。

昨年の夏、東京の登山店で、店員さんにすすめられて購入された。

そして、お客さまの悲劇は、ここから始まった・・・


"今履いている登山靴を持ってきました。"

"3回山に履いたんですけど、3回とも、足首が痛くなったんです。"

"涙が出るほどです。"



足首が痛くなるお客さまの不思議な登山靴。高田馬場で売っています。



というお客さま。その靴は、いたって普通のトレッキングブーツだけど
ぼくは、C社のブーツをまじめに履いたことは無い。

ぼくが、登山靴の品質を見極めるいくつかのポイントがあり
C社の靴は、3級品なので、まったく興味がなかったのだ。

足首が痛くなる原因を確かめるため、お客さまにお断りして
お客さまの靴を履かせていただいた。

お客さまの足のサイズは、ぼくと同じ、実寸で26.0cm。

足を入れ、靴紐を締めあげていく。

足首まで、靴紐をしっかり締め、その時点で、ぼくも、足首が痛く
履いていられない。

しかも、つま先あたりは、ぶかぶかで、救いようの無い靴である。

東京の登山店で大量にこの靴が販売されていると思うと、ぞっとする。
おそらく、店員さんも履いてみたことが無いのだろう。

この靴は、足首にあたる縫い目が硬く、しかも金具の取り付け位置 ベロにも硬い部分があり、痛い。

とても履いていられない。

お客さま、この靴は、やめましょう。

ぼくは、お客さまの靴を脱ぎ、すぐに、シリオのヌバックレザーの 登山靴を棚からとり、履いてみた。

まったく、違和感が無いことを確認し、お客さまにも履いていただいた。

"あれっ、痛くない。"

普通の登山靴の履き心地を確かめられ、本格的にフィッテングに入った。

お客さまはLOWAのTAHOEにご興味があり、お客さまの足型では
少々横幅がきついかな?と思われたが、UK7.5でぴったりフィットだった。

"いままで、涙を流しながら歩いていたのは、何だったんでしょうか?"

"今日は、ここに来て、よかったです。"

と、お客さま。

これからは、ぼくが愛するLOWAで、快適な登山を楽しめますよ。




学校登山のため、引率される先生が、登山靴のフィッティングのために
つづけて、お2人ご来店された。

長野県の中学校は、これからの時期、学校登山がはじまる。

子供たちにとっても、先生にとっても、年に1回の登山である。

これから、梅雨のシーズンにはいるため、初めての登山には
あまり良いコンディションではない日もあるだろう。

雨が降ったり、ガスったり、蒸し暑かったり。

少しでも、子供たちが、山登りを楽しめますように・・・




6月18日 ()

BC穂高は、こんなロケーションにあります。




お店の外観は、こんな感じです。

お店によくある看板らしきものがありません。

いったい、何のお店なのでしょうか?

喫茶店のようにも、みまえすが、
ドアを開けると・・・

今週末の日曜日に、ようやく
メイン看板が付くそうです。






JR穂高駅前のロータリーには、こんな
3階建ての建物があります。

BC穂高は、この建物の1Fにあります。




お店の駐車場は、穂高駅の横にあります。

バックカントリーのお客さま専用は4台+共同3台です。

いつも、このハイエース号が止まっています。




駐車場の番号3~6番に、こんな札が目印に付いています。

駐車場の入口は、タクシーの待機所にもなっています。




穂高駅のロータリーは、あまり車の出入りが多くありません。

電車も1時間に1本なので、のんびりした穂高駅です。




駅からお店に向かうと、小さな看板と
ウッドデッキがあります。

ここは、
ときどき、登山に来られた方が前泊するために
テントを張って泊まられる事があるウッドデッキです。

1夜1張り、ソロテント限定ですが、ご希望の方は
声をおかけください。





BC穂高は、駅から徒歩1分、バス停から30秒の
所にあります。

駅からダッシュすれば、10秒です。




お店の外から、北アルプスの山々が一望できます。

南から蝶ヶ岳、常念岳、大天井岳、有明山、燕岳
爺が岳、鹿島槍ヶ岳、針ノ木岳、蓮華岳、白馬三山へつづきます。

長野道豊科インターより、約15分です。

最近、関東、東京から、大阪から、愛知から、静岡から、ドライブついでに、
ご来店いただけるお客さまが多くなりました。

遠方のお客さまも、登山のご相談、装備や登山靴のご相談を
地元のお店だと思って、ご遠慮なくしてください。

山に登られる人は、日本アルプスの中心地である信州が
地元みたいなものですからね。

ちなみに、わたくしは、関西生まれ関西育ち、21歳の時から
九州、東京、静岡、信州へと、渡り歩いている旅人です。

他店でご購入された登山靴でも、お持ちいただければ
フィッテングの改善など、ご相談を承ります。

というか、足が痛いご相談のほとんどが、そうです。

足が痛くなる登山靴に失敗して、辛い山登りを我慢したり
くよくよ悩んでいるより、週末に高速道路を車で走って
穂高まで、来られるほうが、よほど楽しい選択だと思います。

それに、たくさんのお買いものをすれば、会員さま割引10%で
交通費が浮くかも・・・。




今すぐ、お車のドアを開け、ハンドルを握って、ETCカードを差し込んで
アクセルを踏んでください。

あとは、進路を、穂高駅にむけるだけです。

電車の方は、特急あずさ号をご利用ください。


BC穂高では、快適な山登りをご提供し

皆さまを、夢と、冒険と、感動の世界へ

ご案内いたします。



6月17日 ()
一眼レフカメラが大活躍している。

さすがに、写真の出来栄えは
コンパクトカメラと比べ物にならない。

三脚を立てて、カメラをセットし、店内は
スタジオになる。

いつかは、商品撮影用のスタジオを作りたいな
と、盛り上がってしまう。

フルオートフォーカスを卒業したら・・・

次は、望遠レンズと、広角レンズを試してみたい。









●懸垂下降をやってみよう1回目 開催決定●


たくさんのお申し込みありがとうございます。

6月20日(日)の懸垂下降をやってみよう1回目
お申し込み10名+1名さま。募集を終了しました。


場所は、大町運動公園の人工壁です。
時間は、8:30時~11時30分まで

講習終了後に、秘密のスペシャルランチ企画を
ご用意しています。


講習終了後に、信州特産BBQランチへ・・・
オプションです。ご希望の方は、金曜日夜までに
お申し込みください。

~ ~ ~ シェフ直子のランチメニュー ~ ~ ~

●信州牛の炭火焼き・・・・やわらかくジューシーカルビ
●信州野菜・・・・澄んだ水、肥えた大地、そして、信州の新鮮な野菜たち
●厳選チーズ・・・・とろ~り、とろける濃厚なラークレットの味わい
●特性ワイン・・・・本場フランスでもなかなか口にできないという・・・ワイン
●お子さまメニューもご用意

飲む人、飲まない人、あなた好みのお好きなお飲み物を
ご自由にお持ち込み下さいませ。

皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。




6月16日 ()
安曇野に転勤して来られたお客さまがご来店された。

お客さまは、公務で安曇野にある職場に配属され
3から4年ほどは、安曇野で生活される。

"せっかく、安曇野勤務になったから、山に登ります。"

と、お客さまは、これから、山登りをはじめられる。

必要な装備は、ぼくが作った装備表をお客さまにお渡しして
順番の揃えていく。

まずは、登山靴のフィッテングから、リュックサック、レインウエア
ストック、ウエア、山専ボトル、地図、コンパス。

お客さまは、わくわくしながら、ぼくの話に耳を傾けられていた。

そして、山登りに必要な装備を一式揃えられた。

ぼくは、お客さまの登山第一歩に必要なことを時間をかけて、お伝えした。



昨年の夏に、表銀座を縦走中に、膝に違和感を感じたという
お客さまがご来店され、トレッキングポールを購入されていた。

お客さまは、ぼくと同じくらいの年齢である。

人ごとのようにストックのご説明をしているぼくも、内心は自分も
心配になる。



ぼくは、この日記を自宅で書いている。

今日、お店から自宅にもどり、玄関を開け、リビングに入ると
歩海(あゆみ)ちゃんが、ハイハイで一直線、ぼくのところに近づいて
来た。

ぼくの足をつかんだ歩海を抱き上げて抱っこした。

うれしくて、ママにみせた。そうすると、茜空(あかね)も
いつもの抱っこ位置で、待っていた。

ダブル抱っこマン。



6月15日 ()
うちの歩海(あゆみ)は、お母さん子である。
いつも、ママを探している。

ぼくが抱っこしていても、キッチンのママを見ている。

寝る時も、ママがいないと泣くだけだ。

お姉ちゃんの茜空(あかね)はパパっ子である。

茜空ちゃんは、赤ちゃんの時も、ママが抱っこするより
ぼくが抱っこしたほうが、喜んでいた。

いまでも、パパは茜空ちゃんの抱っこマンなのだ。






6月14日 ()
夕方、登山靴のフィッテングのお客さまがお2人
つづいてご来店された。

いつものようにお客さまの足型をみせていただき
サイズを測り、ぼくが頭で割り出した登山靴を
倉庫から持ってくる。

お客さまに試し履きしていただくとき、ぼくは、お客さまの足に
意識を集中する。

すると、お客さまの足の感触が、不思議と伝わってくる。

そして、ぴったりフィットな場合は、お客さまから感動の声がでる。

ぴったりフィットでない場合、んんん・・・・・

沈黙がつづく。

靴紐を縛り上げ、登山靴の外側から、ぎゅっ、ぎゅっと横側から押さえるように
指でフィット感を確かめる。

登山靴に変な張りがある場所や、逆に弛んでいる場所がわかるのだ。

横幅は、親指の付け根あたりの張り具合で確信する。


土踏まずのあたり、甲の部分、小指の付け根あたり、足首のあたり
くるぶし、など指でチェックする。
場合によっては、微調整のため、何度も何度も履き換えていただく
こともある。

あくまで、登山靴を選ぶのは、お客さまの足型で、色や
デザインだけではない。

お客さまから、ぴったりフィットな声がでたとき
ぼくは、プレッシャーから解放される。

"ほっと"できる瞬間である。

お客さまの登山靴選びは、お客さまが、今後の山登りを
楽しんでいただくか、また、辛い経験で終わってしまうか
責任重大である。

登山靴選びは、お客さまにとっても、弊店にとっても
いつも真剣勝負なのである。






6月13日 ()
GWの涸沢バカンスにご参加された南さんがご来店された。

南さんは、7月にアフリカのキリマンジャロに登られることに
なられたため、その装備のご相談に来られた。

キリマンジャロでは、ロッジやホテルに宿泊されるがシュラフが
必要なのだそうだ。

宿泊される標高は、一番高いキボハットで4700mほどある。

シュラフと、フリースのご注文をされ、キリマンジャロの準備を
すすめられている南さんは、とっても、楽しそうだ。


蜂に刺されたときに、毒が身体に回るのを食い止めるための
携帯用吸引装置が入荷した。

ご来店されたお客さまが、この装置に興味をもたれ、ぼくに
ご質問された。

ぼくは、使い方をご説明し、この装置の役割をお話しした。

お客さまは、庭師のお仕事をされているため、蜂に刺される
ことが多いという。

ぴったりのお客さまである。




皮膚にしわができるほど、吸引力が強く、操作も簡単なエクストラクター。でも、痛くない。



佐久から、登山靴のフィッテングのために奥さまとお2人でご来店された
お客さまは、いままで、履かれていた登山靴2足をご持参された。

最初は、シリオの422というナイロンタイプの登山靴で
サイズは、27.5cm。

その靴のソールの張り替え時期がこられたとき、買い替えられた
ヌバックレザーの登山靴の履き心地がいまいちで、最近は、つま先が
靴の先端にあたり、痛くなったそうだ。

さっそく、お客さまの足型をみせていただき、サイズを測ると
足の長さは、26.5cmで、典型的な日本人の足型で、シリオ足の
持ち主である。

お客さまは、ヌバックレザーモデルの27.0cm3E+でフィッテング。

お客さまに、ぴったりフィットな登山靴が見つかった。

ご夫婦とお話しをしていると、登山靴のお話から、世間話になり、昔話に展開した。

そして

" ご出身は、関西ですか? "

とご質問され

" わかります~。 "

とご返事すると

" わかりますよ。私も関西ですから。 "

と奥さま。

ぎゃくに、奥さまのご出身をお聞きすると、堺出身で、
ぼくの実家の町内だった。

子供のころ通っていた市民プールのおでんや、近くのスーパーや
ボウリング場など、昔話になった。




シリオ足のお客さまは、八ヶ岳のホテルで、トレッキングツアーなどを企画されている。






6月12日 ()
オークリーサングラス"JAWBONEジョウボーン"の
カスタムオーダーのためにご来店されたNさん。

オーダーシートをオークリージャパンのサイトからダウンロードして
そのオーダーシートに、フレームカラー、レンズタイプ、アイコンカラーなど
選択し、記入していく。

オークリーのカスタムオーダーとは、自分のお好みの組み合わせが楽しめて
オーダーすると、オークリー社から、自分のためにカスタムされたサングラスが
届くというもの。


Nさんは、USサイトで組み合わせをきめるのに、何日もかかったという。

いま、オークリーでは、レンズに、ネームなどを
彫りこんでくれるサービスを行っている。

BCオリジナルカスタムを作ってみようかな。


LOWAの登山靴の履き心地は、ロールスロイス。

そして、ローカットシューズは、スポーツカー。

ぼくも、燕山荘の赤沼社長も、LOWAのローカット
シューズを10年以上前から、履き繋いでいる。

ぼくは、今年の春にストラートというモデルを新調した。

履き心地は、抜群で、もう足に馴染んでいる。

今日ご来店いただいた女性のお客さまは、うちの娘の茜空(あかね)
が通う、くじら雲の依田先生のお知り合い。

依田先生は、先日、初めてLOWAのローカットシューズデビューをされた。

そして、依田先生のおすすめで、ご来店いただいたお客さまは
はじめは、半信半疑で、ご来店されたご様子だった。

まずは、お客さまの足型を見せていただき、サイズを測る。

ぼくは、倉庫からKODYというモデルのぴったりのサイズを
持ってきた。
お客さまは、試し履きのために足を通された瞬間、感動されていた。

お客さまは、ご購入されたKODYをそのまま履いて行かれた。

今日もまた、新しい"LOWA人"が歩きはじめた瞬間である。


LOWAのKODYというローカットシューズで、今日から歩かれることになられたお客さま



先週の日曜日に "登山靴を買い替えます。" と、ご来店され
足が痛くなるM社の登山靴をLOWAに履きかえられたお客様。

"いちばん快適な登山靴を選んでください。"

ぼくが差し出したLOWA社のTAHOE UK6.5が
ぴったりフィットされた。

今日は、靴のお手入れ講習のために再びご来店されたのだ。

お客さまが、TAHOEを手に持ってご入店された瞬間

" 靴の履き心地は、どうですか? "

ぼくは、恐る恐るお客さまに確かめた。

すると

" 快適です。どこも痛くなりません。"

"不思議です。魔法みたいです。 "

"しかも、何も履いていないように軽いです。"

"今までは、何だったんでしょうか。"

お客さまは、魔法にかけられたような履き心地に
興奮されている。

一番うれしい、瞬間である。

いつものように、登山靴のお手入れ方法をご説明しながら
その手順をお見せし、片方の登山靴はお客さまに練習していただいた。




LOWAのTAHOEの魔法にかかってしまったお客さま。
"この靴は、何も履いていないような、履き心地です。"









6月11日 ()

●メンバー会員様特別講習会のお知らせ●

懸垂下降をやってみよう 一回目
6月20日(日)午前9:00~午前11:30

集合・解散は現地のみです。
場所:大町運動公園内の人工壁にて、
簡単なロープワークと
懸垂下降の練習会を開催します。

普通に山に登るだけの人でも、懸垂下降ができると
安全値がアップします。

是非、受けてください。
BC CLUB会員様のみ
参加は、無料です。
ご入会がまだの方は、当日1500円で
ご入会可能です。


講習内容は
基本的なロープの結び方と懸垂下降のみ

当日、自信が無い方は、見ているだけでもOKです。
メールで、参加申し込みを承ります。

メールで参加を申し込む

お名前・ご住所・お電話番号・生年月日・性別・
会員さまは会員番号をご記入ください。


人数調整をさせていただきますので、
今すぐお申し込みください。

当日の持ち物などは、お申し込みされた方へ
メールで返信します。

講習会に参加する

●以上、お知らせでした。●








6月10日 ()
グレゴリーの大型80リットルのバックパックを新調され
3月に屋久島にトレッキングに行って来られたお客さまが
ご来店された。

グレゴリーの背負い心地は "魔法のように快適です"
と話されていた。

もちろん、屋久島トレッキングも満喫されたそうだ。

今日は、今週末に北アルプスの涸沢へ1泊2日で登られるということで
装備のご相談に来られた。

雪の状況や、登山ルートの状況をお伝えし、2,3注意事項も
お伝えした。

" 涸沢ヒュッテに泊まろうと思うんですけど、
予約はしたほうがいいですか? "

とお客さま。

” 北アルプスの山小屋さんは、予約なしでも泊まれますが
予約されて、訪れたほうが、受付で、スタッフから笑顔がもらえますよ。 ”

ということも、お伝えした。

ぼくは、山小屋さんにお世話になるときは、まえもって
"よろしくお願いします。"と、一言お電話をした方が、
山小屋に到着して受付をすませるとき

スタッフの方が、笑顔と一緒に " お待ちしていました。 "
と、言ってくれるのが好きだ。






6月9日 ()
登山靴についてお問い合わせをいただいた。

" トレッカーと、TAHOEのどちらが
履き心地がいいですか? "

というご質問に、ぼくは、内張りがカフのトレッカーですね。

とお答えした。

トレッカーは、10年ほど前からのモデルで、今でも、LOWAの
トレッキングブーツを日本に広めた伝説のモデルは健在である。

今期は、トレッカーもWXL木型の採用で、BC穂高でも
今期からラインナップしている。

この履き心地は、ゴアテックスインナーとは、比べ物にならない
ソフトな履き心地が特徴で、足にもなじみやすい。

TAHOEが一枚レザーで形成されているのに対し、トレッカーは
何枚かのレザーを縫い合わせて形成されている。

ぼくは、今のところ、TAHOEチームのリーダーだけど
トレッカーWXLにも興味はある。

次に購入予定のTAHOEと、チベットプロも、ぼくのサイズUK8が
倉庫にとってある。

いつのまにか、ぼくの中の物欲の神様が暴れている・・・





シリオの611をご購入いただいたお客さまが、登山靴の
お手入れ講習のためにご来店された。

そのとき、かかとの靴ずれについて、ご相談をいただいた。

かかとの靴ずれで考えられるのは、靴紐の締め具合が緩い、歩き方の問題
登山靴のサイズが大きい。

ほとんどの場合、この3つのどれかである。

まずは、サイズを確認させていただいた。

サイズは問題なく、ぴったりである。

つぎに靴紐の締め具合を確認させていただいた。

お客さまの締め具合は少し緩いようだ。

" 締め具合は、こんな感じでしたか? "

とお聞きすると

" 登りでは、もっと、紐を緩めて履いていました。 "

と、お客さま。

靴紐の締めあげ具合をぼくが見本を見せ
お客さまにも試していただく。

お客さまは、登りでは、靴紐を緩めて履くものだ。

と思われていたようだ。

しかし、それは、昔の重登山靴の時代のお話しで
今時のトレッキングブーツは、登りでも下りでも
キンキンに締めあげて履くようにできている。

お客さまには、かかとが靴ずれする歩き方と
靴ずれしない歩き方をご説明させていただいた。

とりあえず、靴紐の締め具合と、歩き方の改善で
お試しいただけるようお願いした。

もういちど、山を歩いていただき、それでも
靴ずれするようなら専用のスペーサーで調整させて
いただくこともお願いした。


つぎに登山靴の簡単お手入れ講習に入る。

バケツに水を入れ、クリームやブラシを用意し
お店の玄関外でご説明させていただいた。

まず、片方は、ぼくが実演しながらご説明させていただき
もう片方は、お客さまにお試ししていただいた。

お客さまのシリオは、見違えるほど、すべすべのピカピカに。

" 新品よりピカピカになった。 "

と驚かれているご様子だった。




シリオもLowaも、ヌバックレザーの特徴は、美しいこと。









6月8日 ()
週末に、登山靴のフィッティングのお客さまが
つづけてご来店いただいたため、とくに大きいサイズ
が品薄になっていた。

今日は、その補充分の登山靴が、10足ほど入荷した。
先週は、不思議と、27cm以上の足サイズのお客さまが
集中した。

せっかくご来店いただいても、適正なサイズの登山靴が全く無く
試し履きすらできずに、登山靴が揃ってからご来店いただけるように
お願いしたお客さまも数名。

今日は、27cm~28cmまでの登山靴が一通り揃ったので
ひとまず安心だ。



7月に海外トレッキングにお出かけになられるTさんが
登山靴を新調された。

今まで履いていた登山靴は、足が痛くなるという。

Tさんの足型は、若干外反母趾が出ている。

足のサイズは24.0cm LOWA TAHOEのWXLワイド
UK5でぴったりフィットだった。


外反母趾の出っ張りが少し心配なので、一度履いていただいた後に
ご購入いただいた登山靴をお持ちいただき、ご来店いただけるよう
お願いした。

そのとき、靴の履き心地の確認と、コロニル秘伝のワックスを塗って
早めに革をなじませるためである。





旦那さまは昨年、LOWA TIBETを新調され、大変気に入られているというTさん。









6月7日 ()
2年ほど前に、BC穂高で、シリオのヌバックレザーの
登山靴をご購入されたお客さまが、登山靴をご持参でご来店された。

お客さまは、左のかかとに、マメができることが、この度のご相談である。

まずは、お客さまの足のサイズを確認させていただくため、ゲージに
足を乗せていただき、計測する。

お客さまの足型は、小指側のちょうど土踏まずのあたりの骨が少し出ている
少々幅広の足型の持ち主である。

靴のサイズは、23.0cmの3Eで、サイズは問題なさそうである。

つぎに、お客さまの登山靴の履き方を確認させていただくため
試し履き用ソックスに履き替えていただき、靴紐をしばっていただいた。

ぼくは、いったんお客さまの前から離れ、靴紐が縛れたころを
見計らって、お客さまのところに戻った。

ぼくは、指で、甲のあたりの靴紐のテンションを確認する。

んん、少し緩いかな。

" 靴紐の縛り方は、いつも通りですか? "

とお尋ねする。

" いつもは、もっとゆるゆるかな "

と、お客さま。

" では、正しい靴紐の締めあげ方をおみせします。 "

といって、一旦お客さまの靴紐をほどき

ぼくは、いつものように、思いっきり締めあげていく。

少し、驚かれたご様子で

" こんなにきつく締めるんですか? "

とお客さま。

そのあと、何度か、締めあげ方をご説明しながら練習して
いただいた。

おまけに、足のかかとのマメができる歩き方と
マメができない歩き方を、店内の段差でご説明させていただいた。

靴紐をしっかり、締めあげると、今までとは、かかとのフィット感が
かわったご様子で、ひとまず、これでお試しいただくようお願いした。

" 今日ここに来てよかったわ。 "

とお客さまは、連発されていた。

これで快適に、歩けるようになっていただけたら、うれしいけど
結果は、つぎの山歩きでわかる。

お客さまは、インソールを変えてみたり、ためされたが
改善されなかったご様子で、今日は、気合いを入れて
ご相談にこられたようだった。

次の登山のあとにご来店いただくようにお願いした。



お手入れしたぼくのLOWA TAHOEは、 ぴっかぴか。



けさ、お店のオープン前に、散髪屋さんに行って来た。

うちの奥さまいわく、ぼくは、髪が伸びた後、散髪してすっきり
頭に生まれ変わると、中学生のように貫禄がなくなってしまうという。

さっぱりしたついでに、ぼくの愛するTAHOEのお手入れ。
そして、傷んでいた靴紐を交換した。

登山靴も生まれ変わり、気分もすっきり。






6月6日 ()
"登山靴を買い替えます"

と、ご来店のお客さまは、先日、足が痛くなる登山靴の
ご相談のためにご来店されたお客さま。


お客さまは、某ショップで、M社のレザー製登山靴を購入された。
その靴を履くと、登りでかかとが靴ずれをおこし、毎回、痛くなるという。

長さのサイズは、合っているが、おそらく、靴との相性が悪いのだろう。

M社は、登山靴の専門メーカーではないので、品質は3流クラスでも
仕方がない。

お客さまは、もう、足が痛くなるのは耐えられないので、買い替えます。

とのことである。

気持ちを切り替えて、真剣にフィッテングをはじめた。

お客さまにもう失敗は許されない。

フィッティングを担当させていただくぼくは、責任重大である。

ぼくは、お客さまの足型をじっくり観察し、かかとや足の側面を押して、
骨の形などを確かめる。

サイズを測定し、登山靴の棚から、とっておきの登山靴をとり、
お客さまに試し履きしていただいた。

やはり、伝説の登山靴は、履き味がまったく違う。

足型にぴったり合っている登山靴は、履いた時、軽く感じる。

" 軽いですね。この登山靴は "
" かかともはまっていて、土踏まずも気持ちがいいですね。"

" 登山靴て、こんな感じなんだ。 "

LOWA TAHOEのUK6.5でぴったりフィットだった。


BC穂高は、ご購入いただいた登山靴の快適な履き心地を保証しています。

もし、靴ずれや足が痛くなるようなことがれば、お持ちください。

無償で、調整します。ほとんどの場合、それで、快適になります。

もし、それでも、快適な履き心地にならない場合、お客さまのご同意のもと
返品保証をご利用いただけます。

ぼくは、ぴったりフィット保証の内容をご説明させていただき
お客さまに、ぴったりフィット保証書をお渡しした。

今日もまた、お客さまに "快適で楽しい登山" をご購入いただいた。







静岡県から、お仕事で、3から4年間、安曇野の住人になられたお客さま
がご来店された。

お仕事で、7月末ごろ、子供たちに引率し、燕岳に日帰りで登られる。
そのための登山用具を揃えなければならないようである。

お客さまは、お仕事以外のプライベートでも登りたい。
というお気持ちもお聞きした。

とりあえず、必要なモノ、あり合わせでも大丈夫なモノ、妥協してはいけないモノ
など、今日は一通り、必要なモノを順番にご説明させていただいた。


7月末ごろの北アルプスは、雷雲との競争である。

しかも、日帰りとなると、午後のスコールを覚悟しなければならない。
となると、登山靴と雨対策は、重要な装備となる。


そろそろ、梅雨の季節だというこに気が付いた。

梅雨の末期頃は、高山植物が一番美しい時期である。

雨の登山は、体温を冷やさないように・・・。

水を良く弾く、新しいゴアテックスのレインウエアと
山専ボトルに熱いお湯を入れて持って行こう。







6月5日 ()
あさ、6時にオープンして、まずお店の掃除をすませた。

安曇野市明科児童館のクライミングウォールでお使いに
なられるという10.5mのザイルを2本用意し、
パソコンの伝票を入力していると、男性のお客さまがご来店された。

そのお客さまは、

"登山靴を忘れてきましたので、購入します。"

と、ぼくに告げ、登山靴のぴったりフィットコーナーへ
足早に向かわれた。

ぼくも、カウンターから店内に入り、お客さまの後を付いていく。

棚に並んだ、登山靴のご説明をし、足型を計測すると27.0cm
のシリオ足の持ち主だった。

お客さまは、どうせなら、一番おすすめにして下さい。

ぼくは、シリオの夏靴で、最高級ヌバックレザー3E+モデルを
棚から取り、サイズを確認して、お客さまの足を通していただいた。

サイズは、微妙に、2.5mmのスペーサーでぴったりフィットだった。

お客さまは、BC CLUBにもご加入いただき、登山口に向かわれた。

その後、登山靴のフィッテングのお客さまが等間隔にご来店された。

次にご来店されたお客さまは、カウンターの中で、パソコンに向かっている
ぼくに、一言。

"登山靴を見てくれないか。東京から、わざわざここまで、登山靴を買いに来る
なんて、考えてもみなかったよ。"


と、お客さま。

ここに来られた目的は、他にもあるけど、ホームページでBC穂高を知られ
このお店で登山靴を購入しようと、お決めになられたそうだ。

シリオのヌバックレザーの3Eモデルでぴったりフィットだった。

お帰りの再、後日のお手入れ講習にも、ご来店いただけるようお願いした。

その後もシリオ足の登山靴のフィッティングのお客さまがつづいてご来店される。

夕方にご来店いただいたお客さまのフィッテングのときには
シリオの登山靴で27.0cm~27.5cmの在庫がなくなっていた。

お客さまには、後日、新鮮な登山靴が入荷してからフィッティングに
ご来店いただけるようにお願いした。



お店の外の歩道の脇で、お客さまからいただいたバラの花が咲きはじめました。



安曇野にお住まいのアメリカの女性のお客さまがご来店された。

数日前にも、ご来店され、バイヤーのバルバトスハンモックを
気に入られたご様子で、いろいろ、ぼくにご質問されて帰られた。

カタログを見て、レインボーカラーを気に入られたようで
そのとき、弊店には在庫がなかった。

ぼくは、お客さまから頼まれたわけでもなく、メーカーさんに
発注し、そのレインボーカラーが2つ入荷したので、お店に並べていた。

お客さまは、そのハンモックの箱をかかえて、ぼくのところに近寄って
こられ、満面の笑顔で "これください。"

このハンモックは、ブラジルで作られ、アメリカに行き、日本に輸入された。

お客さまには、アメリカの香りをお楽しみいただけるとうれしい。


生まれてはじめて、2本足で立った感想は?



オークリーのサングラスは、UVカットコーティングを
レンズに練りこんでいるということは、オークリージャパンの
弊店ご担当のKさんから教わったこと。

そして、オークリーのレンズは、ショットガンで撃っても
貫通しないということも、驚かされる "こだわり" のひとつである。

フラックジャケットの偏光レンズを購入された女性のお客さまは
愛知から、山に登られる前に、オークリーを求めてご来店された。

一流というブランドロゴを預かるBC穂高は、一流なお客さまに
一流なお仕事をさせていただいているのがうれしい。


ブランコの柱を利用して、最近、ハンモックがにわかブーム。
お店の中より、外の方が、やっぱり、きもちいい。










6月4日 ()
登山用具をあつかう、メーカーさんの営業担当の方が
営業のために、東京からBC穂高にやって来た。

BC穂高では、そのメーカーさんが輸入されているアイゼンや
ピッケルなど、積極的に販売させていただいている。

今日は、長野方面の営業回りのようで、大きなバッグにサンプル
商品が沢山詰め込まれていた。

しかし、営業の方が、今日持って来られた商品のサンプルは
新型アイゼンのや、ピッケルの最新モデルなどではなく
4000円ほどのサングラスや、聞いたことがない登山靴だった。

そのサングラスは、8000円ほどのよくあるスポーツサングラスと
安い2000円程のサングラスの中間の価格で、それが隙間の価格帯
なのだそうだ。

おまけに、UVカットもしているそうで、他のお店では人気なのだそうだ。

「うちは、オークリーを販売していますから・・・」

とショーケースの前に立ち、営業さんにズラリと並んだ
オークリーのサングラスをお見せすると

「た た たかいですね・・・」

と営業さんは、サングラスをあきらめたのか、今度は
聞いたことも無いメーカーの登山靴をだしてきた。

革靴や、冬靴もあったけど、どれも、ぼくの感性を刺激する
物はなく、価格は一流だけど、革の質感や、縫製など3流品だった。

「うちは、シリオとローバーで間に合っていますから・・・」

「イスはどうですか・・・」「6本爪アイゼンは・・・」
と営業さん。つぎつぎに、出されるものすべて、BC穂高で扱っている
製品を超えるこだわりのモノはなく、価格帯や、安い、もっと安くできます。
など連発されるだけだ。




たくさんのファンを持つモノだけを、ブランドとよぶ。
一流とは、細部までこだわり、トップ10人の感性を満足させるモノ。



なぜ、BC穂高で販売しているG社のアイゼンやピッケルを持ち歩かないのか
不思議に思えた。

とりあえず、営業さんに、ソックスと、アイゼン、ピッケルの補充分の
オーダーを伝え、ぼくは、仕事にもどった。

BC穂高は、創る人や創業者のこだわりから得られる結果が
重要であり、ただ、購入を誘うことが商品の目的ではない。

たとえば、サングラスは、目を保護して、光を和らげ、目を傷つけず
しかも、かっこいい。という結果が必要なのであり、安くたくさん売る
ことが目的ではない。

その結果を、必要とされているお客様へ、その目的を実感していただける
モノをお渡しすることがぼくの目的である。

なぜ、この商品が一番優れているのか、それを高いレベルで説明してほしい。
とぼくは、思うのです。

そして、それを自信を持って、お客さまに説明していきたい。

すべてのモノにはストーリーがあり、そのストーリーが我々を
説得してくれる。優れたモノは、美しい。ぼくは、美しいモノにしか
興味がないのだ。



BC穂高で扱うブランドには、それぞれに物語がある。






細部までこだわり、創られたモノは、美しい。美しいモノに囲まれていると、感性が磨かれる。








6月3日 ()
ローバーのTAHOEで、お手入れ講習のお客さまは
登山靴のお手入れがはじめて。

ぼくが、お手入れの仕方を見せながら、ご説明をする。

ちょうど、そのとき、お客さまが一時的に混み合い
一通り、ご説明したあと、ブラシとクリームをお客さまに手渡し
ぼくは、店内を100mダッシュ。

すぐに、おちつき、再び、お手入れ講習のつづきを再開する・・・

アルプスにどんよりとかかっていた雪雲から雷がなりはじめた。

丁寧に、ブラッシングをかけ、お客さまのLOWAはピカピカに
変身した。





おとといから2泊で、涸沢ヒュッテをベースに、北穂高岳を
登って、下山された足でご来店されたお2人は、関東都心から
来られた都会人。

太田リーダーを筆頭とする、LOWA TAHOEチームのお一人である。

今日は、お手入れ講習のために、下山したばかりの登山靴をお手入れ。

いつものように、靴紐をほどくとき、んんん、なんだか変だぞ。







靴紐が通っている場所がまちがっている。

本当は、金具の下の穴から通し、上に出てくるのが正しい。

この間違いをされている方は、意外に多い。

確かに、この金具の形状は、どっちを通してもよさそうなので
わかりにくい・・・











グレゴリーの大型バックパックで、北穂に登って来られた
エレガントな、お姉様たち。

リュックに装着されたピッケルが頼もしい。







そういえば、ぼくのTAHOEが、しばらく、倉庫の床に転がっている。

そろそろ、冬靴をしまい、TAHOEの出番かな。

明日、朝一でお手入れしよっと。





6月2日 ()
愛知からご来店されたMさんご夫婦は、山登りをはじめられ
はじめは、お気に入りの登山靴やリュックサックに巡り合わず
何度か、買い替えられてこられたそうだ。

今日、ご来店されたとき、先月ご購入されたローバーのチベットプロ
をご持参された。

今日は、4時間ほど歩かれ、その帰りに弊店に立ち寄っていただいた
ようだ。

奥さまは、昨年の秋に、同じく、ローバーのチベットのレディスモデルを
新調され、快適に、履いていただいているようである。

"この靴に4足目で、やっと、出会えた。"

というのは、旦那さま。




Mさんの足に、ぴったりフィットLOWA TIBET PRO 登山靴



リュックサックは、昨年、グレゴリーに出会われた。

今、お2人が履かれているローカットシューズも
ローバーで、奥さまは、お散歩にも毎日履かれているそうだ。




愛知から、山に来られたついでに、いつも遠回りをしてご来店いただいているMさんご夫婦



ゴアテックスジャパンは、レインウエアや登山靴で良く耳にする
ゴアテックスという防水ラミネートを世のアウトドア人にご提供されて
いる生地メーカーさん。

先月のあるひ、弊店にゴアテックスジャパンさんから電話がかかってきた。

「夏雨楽楽」なつうらら、というキャンペーンを開催するため、BC穂高も
協力をお願いします。

というお電話だった。もちろん、弊店でも、お客さまにご紹介させていただきます。

ということで、ゴアテックス社の夏雨楽楽 キャンペーンに参加させていただくことに
なった。

そして、今日、パンフレットが届いた。キャンペーン期間中にゴアテックスウエアか
登山靴をご購入されたお客さまに応募権があり、1等賞は、屋久島自然体感ツアー
に30名様が、雨の多い屋久島で、ゴアテックスの威力を体感するというツアーへ
ご招待なのだそうだ。雨男さん、雨女さん集まれ。

2等賞は、雨男さんや雨女さんのための、防水デジカメを100名様にプレゼントされる。

ゴアテックス社は、世の雨男さん、雨女さんたちの100%味方です。










6月1日 ()
今日は、定休日を利用して、うちの娘たちにも付きあってもらい
芝生のきれいなパークで、山岳テントの写真撮影をした。

近ごろ、いろいろなメーカーがテントを作り始めた。

そう、テント業界が、にわか熱気につつまれている。

バックパッカーや夏フェスなど、頂上を登ることを目的にした
登山ではない、若さあふれる楽しみ方で、山という
フィールドが好まれている。

最近のテントは、さまざまな形や、カラーで、コンセプトもいろいろ
なので、使用するキャパによって、選ぶべきモデルが違ってくる。
その中でも、日本の山岳地域、日本アルプスでの仕様に耐えうるテントは
今も、昔も、ほとんど変わらない。

そう、日本の山は、風が強い。

強風の中でテントの設営や撤収、また、設営中の耐風性など、謙虚に考えると
やはり、オーソドックスな、2本のポールが交差する4角形のドーム型てんとが
最適のようである。

ヨーロッパアルプスでは、吊り下げ式テントが主流のようである。

日本では、ポールスリーブにポールを通し、均一に、テントの張り具合を
調整し、強風時にも、テント生地に対して、力を分散させる仕組みで、ポール、
テント生地や縫い糸へのストレスを軽減している。




最近、新発売されるテントには、吊り下げ式や、ポールが複雑に
組み合わせられ、不思議な形のテントや、耐久性に?のテントが増えている。

きょうぼくは、6種類のテントを張ってみた。
しかし、基本的な構造は皆同じで、2本のポールを、ポールスリーブに通し
交差させて自立するテントである。

このタイプのテントは、張り綱の張り方によって、耐風性能が左右される。

張り綱を伸ばす角度、テントとの距離、張り綱のテンション具合など
テントを山で設営するには、基本的なことを守らなければならない。

はじめて、山テントをご購入され、チャレンジされるお客さまには
テントの設営の仕方のノウハウを店頭でテントを試し張りしながらご説明
している。

とくに、風に対する備え、張り綱の張り方、ペグの利用法、雨の浸水を避ける方法
自然の石や木を利用する方法、テントを永く使うための保管方法、降雪時の対処の仕方
一酸化炭素中毒の危険、ポールが折れた時のリペア、テントのたたみ方。

などを順番にご説明していると、あっという間に1時間ほど過ぎてしまう。




生後8カ月をすぎた、歩海(あゆみ)は、離乳食をすごい勢いでたべる。

最近は、行動範囲も少し広がってきた。





3才のときに、燕岳に家族で登ったとき
茜空(あかね)は、稜線に出て、視界が開けた瞬間に
すごい景色に驚いていた。

"すごい高い。"

"ねえ、パパ、山は誰がつくったの? "

ぼくが"神様、だよ。" と言うと

神様に "山を作ってくれてありがとう。"

と叫んでいた。

今年も、いっしょに登りたいね。