登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


Mar.2011



BC穂高は、山を歩く1歩が

快適であるよう

お客さまの足型にぴったりあった

ぴったりフィットの登山靴を

フィッティングさせていただきます。

BC穂高の登山靴で

笑顔の向こう側にある"満足"を体感しください。



▼お願い!▼
これからはじめる方は、道具のことを何も知らなくて
あたりまえです。

そのために、我々登山屋のスタッフが
お店にいますので、お気軽にご相談ください。

BC穂高特製の「登山基本装備表」をお渡しします。

装備表を見ながらお考えください。






登山靴のぴったりフィット保証

バックカントリー穂高は

あなたの足にぴったりフィットする

登山靴の快適な履き心地を

保証します。




◆◇◆ おしらせ ◆◇◆



★スタッフ募集中★






~~ 登山教室のお知らせ ~~


GWスペシャル 涸沢 雪山講習&バカンス
募集をはじめました。

まずは、既存のBC CLUB会員さまのみの募集です。
4月1日より、新規ご入会の会員様の募集を開始します。


※地震・余震がつづき、雪崩などの危険が
想定される場合は、雪山での教室を中止する場合があります。


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太田がtwitterをはじめました。





4月の日記準備中です。

▼元気にしています。近況はこちらから。▼
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3月31日 ()


ぼくが、こよなく愛する登山靴

LOWA TAHOEのニューモデル
TAHOE PROが入荷
しました。

いままでのTAHOEもまだ在庫が
あるため、今後も販売はしていきますが
どこが、変わったのか?

まず、ソールが、今までのTAHOEより
硬くなりました。

次に、足首のフックがフリクションタイプ
に変更。

ベロのずれを防止する金具が変更。

それ以外は、今まで通りです。

履き心地に、一番影響するのは
ソールが硬くなったこと。

長時間の歩行時や、岩場など難所の
歩行にどう影響するのか。

このあたりが、試してみたいところです。




LOWA TAHOE PRO が入荷しました。





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3月30日 ()


地元山岳遭対協のTさんがご来店され
ピープスDSPと、プローブ、ショベルを
セットで購入された。

ショベルは、オルトボックスのコディアック
という、グリップを鍬型にも使用できる優れ物。

先日、大町の山の中で、長さ10mの雪洞を
作って遊んでいたときに、インスピレーションを
感じられ、先日お電話でご予約いただいた。



岡谷から、Mさんが電車でご来店された。

まずは、珈琲を一杯。

そして、先日からご検討されていた
山岳テントの最終決断をされた。

2~3人用でスリーシーズンにご使用される
テントで、アライテントのエアライズ2か
トレックライズ2を天秤。

オプションが豊富なことから、エアライズ2
をお選びになられた。

そして、プレミアム会員様にご登録いただいた。

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3月28日 ()



夕方、閉店間際に、女性のお客さまが
ご来店された。

旦那さまが小児科のドクターをされていて
被災地に応援にいかれるという。

被災地は、まだまだ寒く、山の服なら
まちがいないだろうということで、ご来店
された。

アンダーウエアから中間着まで、北アルプスの
冬山で使えるウエアの重ね着をおすすめした。


被災地では、小児科のドクターが不足している。

被災地は、過酷な状況がつづいているため
ドクターは、全国から3日間の交代で順番に
派遣されているという。

山の救助隊連中や、警察、消防、自衛隊、医師
ボランティアなど、そのポジションに応じて、現地の
支援をされている。





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3月25日 ()



もうすぐ、4月。


なまった体を動かすため
近所の光城山に行ってきた。






竹の杖が、登山道の入り口にたくさん
置いてあった。

ぼくは、とりあえず、使わずに
登った。






光城山は、いつもなら地元の人々で
賑わうお散歩の裏山である。

これから、桜の時期には、お花見でも
賑わうところ。

今日は、登りで1人すれ違った
だけで、静かな山頂だった。








PRAYFORJAPAN



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3月24日 ()



最近、ツイッターをはじめた。

以前は、スカイプをはじめたら
海外から、変な英語の広告が届く
ようになったので怖くてやめた。

ミクシ―は、お友だちになってください。
とお願いすることが苦手で、放置している。

それに比べれば、まだ、気楽に
ツイート(書き込み)すればいいので
抵抗はすくない。



ツイッターは、チャットのように
どんどん、他の人のつぶやきが
更新されていく。

たまに、ぼく宛の書き込みがあると
わくわくしてたのしい。

仕事をしようと、パソコンの前に
座ると、ツイッターが気になり
ブラウザを立ち上げてしまう。

んんん、仕事にならない。

いつの間にか、気がついたら
ツイッターを見ている。

ああ、これは、毒だ。

この状況は、いつまで、つづくのか・・・



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3月23日 ()



ぼくも所属する NPO法人 ACT(アクト)
災害援助のため、釜石市から正式に救援要請を
受けて、現地に入ることになった。

ACTは、山岳救助、雪崩事故防止を目的として
そのスペシャリストが集まる集団である。

チームは、第1陣が、25日に出発。

第2陣は、出発準備を整え、30日に
出発。

現地の状況次第で、第3陣、第4陣が現地に
入る予定である。

チームに加わる条件は、ただの好奇心や
何かをしなければならないという思い込みの
自己中な人間は、除外される。

ただ、ACTの一員として動くだけなのだ。

今日は、ACTのメーリングで

『東北地域の地図』がない。

という内容のメールが回ってきた。

ぼくは、BC穂高の棚に転がっている
ガーミンのGPSデモ機が頭をよぎり

『 GPS 2台あります。』

と、ACT事務局へメールした。

すると、30分もしない間に
仲間が受け取りに来られた。

さすがに、この集団は、動きが速い。

ボランティアは、現地で動ける
たくさんの人が協力し合い、小さな力を
合わせて大きな力にかえること。

ボランティアの仕事は、被災地の人々が
復興に立ち上がれるまでお手伝いをすること。

そのためには、いろいろなことを
やらなければならない。

でもボランティアひとりひとりが
自分ができることを無理なく行動する。

すべての役割が大切な行動である。


ACTが要請をうけたポジションは
避難所に布団を運ぶことでも、炊き出しの
お手伝いをすることでもない。

もう、人命救助とは言えない現場に入り
ガレキやゴミを片付けること。

山岳救助においても同じである。

第3陣、4陣が必要で、状況が必要なら
お店を閉めて、行く覚悟をしておこう。

現地では、そろそろ血液が足りなく
なるだろう。

現地に行けない人は、献血も大切な
ボランティア活動です。



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3月22日 ()



今日も、一日がんばった。

時計をみると、もう18時を回っている。

残った仕事をかたづけて

この日記を書いて、とっとと帰ろう。

と、思い。

この、ほたか日記を書きはじめたら・・・


今日は、火曜日(定休日)だと

いうことに、気がついた・・・

いままで、月曜日だと思い込んでいた。


どおりで、何か変な一日だと思った。

なんだ、明日も仕事か~。

ハァ。



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3月21日 ()



大町からご来店されたおじいいちゃんは
80才の地元山岳会の長老である。

山の大先輩の長老さんがパタゴニアの
レトロXジャケットを新調され

『これを死ぬまで着るか。』

と言って、買って行かれた。

ぼくは、内心、やられた~。

と思った。

ぼくの40年後の目標である。

80才のおじいちゃんになって
とっくに仕事を引退し、隠居していても
かっこよくパタゴニアのウエアを着て
山を歩いていること。

そんなじいちゃんになりたい。


『あと30年着てください。』


白馬から、ご来店の女性のお客さまから

『日記をみています。』
と言っていただいた。

いつもながら、見られていると
なんだか、照れくさい。

試着用のC3フィットのスポーツタイツを
ご試着された。

パタゴニアのレイン上下も新調され
プレミアムゴールドメンバーになられた。

そして、BC穂高が主管する山岳会
BCマウンテン倶楽部にもご興味が
あるそうで、ぜひ、ご入会をおすすめした。



~~ご案内~~

もし、この日記をご覧いただいている
方で、BCマウンテン倶楽部にご興味を
お持ちの方は、是非、ご連絡をください。

4月からは、新年度が始まります。

体験入会、ゲスト参加など、いきなり
入荷しなくても、お試しもできます。

山に行く仲間探しは、山岳会に入会だ~。



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3月20日 ()



4月に 75kmを徹夜で歩くイベントに参加されるため
Tさんが、LOWAのウォーキングシューズとLEKIの
ストックを新調された。

ストックは、ウォーキング用のラバーチップに変更し
夜歩行もあり、リングを目立つオレンジに。

Tさんは、今年で3回目のご出場で、昨年は
体調不慮のため、途中でリタイヤされたという。

今年は、完走されることが目標なのだという。




トレッキング用のポールにリングとウォーキングラバーチップを組み込んだレース仕様。




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3月19日 ()



日中の気温がだいぶ暖かくなってきた。

まだまだ、これからも、寒い日は
あるだろうけど、今日のお昼間は
春の陽気を感じる日だった。

南の地方では、そろそろ桜の開花
のニュースが聞かれるのでは。

ちょうどお昼ごろ、登山靴の
お手入れ講習のお客さまがご来店された。

寒い間は、ワックスが固まり過ぎて
なかなかきれいにぬりのばせない。

今日ぐらいの陽気なら、きれいに
お手入れができた。

また、夏山が始まると、毎日、登山靴の
フィッティングとお手入れ講習会に
明け暮れる毎日が始まる。





お手入れ講習でピッカピカになったUさんのLOWA。




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3月18日 ()



あさ、お店に出勤する途中の道で
北アルプスがきれいに見えた。

冷えた朝の青空と白い雲に
北アルプスの山並みがくっきりと・・・

ここ安曇野でも、めったに見る
ことのできない、雄大な景色である。

東北の大震災から、1週間が経とうと
している今日は、上を向いて、山を見上げて
歩いて出勤した。

今日から、元気にがんばろう。



YAGIさんとka2さんが、糸魚川から
ご来店された。

お2人とも、プレミアム会員さまなので
シークレットセールのお客さま。

お2人は、涸沢バカンスに参加される
お申込みをされた。

そして、登山靴と、ゲイターを新調された。




YAGIさん、LOWA娘の仲間入り。




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3月17日 ()



6月にオープンする新店舗(2F)の
工事は、予定よりかなり遅れそうである。

まだ、予定しているフロアーの退去が
完全に終わっていない状況である。

今回の震災で、関東地方から東北地方の
電力不足、ガソリンなどの燃料不足など。

資材の調達も難しい状況である。

いまは、被災地の援助活動、原発問題の解決に
日本国民全員が一丸となって、かからなければ
ならない。

ぼくが、いくら考えても問題解決には
ならないが、電力や燃料を無駄に消費しない
ことに努めることが一般国民の努めだろう。


~~業務連絡~~

●雪洞つくり体験へお申込みの方へ●

白馬の雪の状態が悪いこと。

地震の影響で、ゴンドラなどの
運航が安定していないこと。

まだ強い地震が起こる可能性があり
雪崩のリスクを無視できないこと。

長距離移動するための日本のガソリンが
もったいないこと。

以上を踏まえまして、今回の雪洞教室は
中止といたします。

追って、メールでご連絡申し上げます。



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3月16日 ()



1年ほど以上前に開設したツイッター
を1年ぶりに開始した。

とはいっても、使い方は全く
わからない。

まるで、場慣れしていない
子供のような気持ちである。

ツイッターに詳しい方、教えてください。

山の事、街のこと、個人的なこと
業界のことを、書いていきます。

フォローをお願いします。

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⇒雪が降っています。雪崩にご注意ください!

3月15日 ()



BCニュースレターにご登録いただいている
523名さまにレターで、ご意見をいただいた
内容を簡単にまとめると以下の通りになった。

今、私たちができること。


1、無駄なガソリンや電力の節約
2、警察や消防などの手を煩わせる
ような、行動をできるだけ避ける
3、無闇に情報を流さない、しゃべらない
4、自分のできる範囲内で募金する
5、多少の不便はできるだけ我慢する
6、何か悪い事態に陥りそうになったときは
敏速に行動する、バックアップも考える

ということが多くいただいた内容だった。

まず、ぼくの仕事に関連することでは
山登りや山岳スキーなど、リスクのある
活動はできるだけ控えること。

無駄に、車を使わないこと。

いろんな物を買いこまないこと。

とくに雪山は、地震の影響で、雪屁の
崩落、雪崩の危険性があります。

また、土砂崩れ、岩の崩落などの可能性が
あります。

今の白馬界隈の雪の状況はけしてよくありません。

雪屁の下には、できるだけ入らないように。

または、充分にリスク軽減しながら
すばやく行動するようにしてください。

極論は、今はリスクの高い雪山に入らない
ことがベストかもしれません。

いま、被災地では多くの方が、生活用品、食糧など
ほとんど、ゼロの状態から、いろいろな生活必需品を
必要としています。

いまは、それらが、被災地に向けて運ばれることに
集中している時期だとおもいます。

燃料にしてもそうですが、被災地の救助活動、復興活動に
大量の燃料が運ばれるべきだと思います。

我々は、流通の混乱を避けるために、できるだけ
静かにしていることも大切ではないかと思います。

むかし、小学校の授業で、オイルショックの時に
学んだ記憶があります。

トイレットペーパー騒動

多くの方が、誤った情報に惑わされ、動いてしまった
ことから、本当にトイレットペーパー(紙)が無くなった
ということがありました。

まるで、イソップ物語にあるような出来事で
あったように記憶しています。

人々が大きな不安を抱えているときに、さらに不安を
煽るような情報を耳にしたときに、惑わされてしまう
心理的な弱点をついた広告が原因でした。

物が無くなる不安が原動力になります。

食糧も、紙も1年間必要な量があります。
お米にしてもそうですが、1年分以上の
ストックがあるはずです。

今は、ただ、流通の流れが少し止まった
だけです。

自分自身、多少の不便や苦労、我慢というものを
今まで以上に受け入れてみてもいいのでは?

と自分に自問自答している最中です。


3月14日 ()



関東地方の計画停電は東北の災害と
密接にからみあい、被災地とは
また別のレベルで我慢が強いられている。

ここ長野でも、ガソリンスタンドに
ガソリンがなくなり、電池やランタンも
お店は売り切れになっている。

BC穂高でも、朝からランタンの
在庫が無くなり、品切れになった。





3月13日 ()



余震がつづいている。

12日の早朝に栄村で、震度6強という
強い地震が発生したときは安曇野でも
揺れを感じた。

あれだけの広範囲で強力な地震が起きたあとの
余震なので、そのパワーも半端ではない。

また、別のプレートが潰れる可能性もある。

今後も余震が続くようだと、雪屁の崩落
雪崩の危険もある。

雪崩への備えは、万全にお願いします。




明日から、旧モデルを中心にアウトレットセールを
開催します。

プレミアムゴールド会員さま専用のシークレット
セールです。

アウトレット品 ALL 20%~半額OFFです。

★現行商品、新製品は対象外です。



3月12日 ()



今日の雪崩講習会は、昨夜のうちに
中止することに決めた。

電話がつながらず、参加される
お客さまには、メールで一方的な
連絡しかできなかった。

今日は、お店のパソコンで
ニュースを見ていた。


3月11日 ()



今年のグレゴリーのカタログに載っている
バルトロシリーズの写真を見て、疑問に
思われた方が多いと思います。

バルトロ 75のモスグリーンカラーの
写真が、あまりにも、現物のカラーと
かけ離れていることにびっくりです。

今日、バルトロ75が各カラー入荷した。

さっそく、商品に詰め物を入れて
撮影した。

今年のバルトロは、見た目に
あまり、新しい感じは無いが、ニューモデルは
細かいところまで、変更されている。

問題のモスグリーンカラーも、前モデル
のバルトロ70のバンブーグリーンと比べても
良い色に仕上がっている。

カタログの写真より、素敵なカラー
なのである。

◆ニューバルトロ◆ 主な変更点は

● 容量が75Lと65Lの2モデルになった。
● 背面、ショルダー、ウエストベルト
のパッドが熱成形フォームになった。
● 雨蓋が、簡単にリリースできるウエストポーチになった。
● ドリンクチューブが装着しやすくなった。
● ファスナーが改良された。
● レッドカラーが復活した。

毎年、グレゴリーの70Lクラスを
購入しているぼくだけど・・・

昨シーズンは、バルトロ70と
パリセード80を購入した。

パリセードは、まだ使っていなく
倉庫にねむったままである。

今年のバルトロ75も魅力的で
おもわず、自分の分として
グレゴリー社にモスグリーンの
Mサイズを注文してしまった。




現物のバルトロと、カタログのバルトロは別物?





バックパッカーにおすすめモデルは、バルトロ75 容量も十分です。





ニューバルトロは、雨蓋がポーチに変身。肩掛け、ウエストバックになります。


地震は、長い時間、ゆらゆら揺れた。

東北地方で、大きな災害になってしまった。

首都圏も、混乱している様子である。


白馬でもそこそこ揺れたそうなので
雪山での雪崩などには、ご注意ください。






3月10日 ()



今年も山岳スキーレースが
4月10日に開催される。

今年も、いつものように
白馬栂池を会場に戦われる
予定である。

第7回山岳スキー日本選手権大会


うちのBCマウンテン倶楽部からも
何人か参戦される予定?




3月9日 ()



ずっと、欲しかったトルソーが
やって来た。

昨年の夏にパタゴニアの展示会の後に
ディーラー用のワークブックに載っていた
パタゴニアのトルソーがほしい。

と、言ってみた。

パタゴニア日本支社さんに、注文して
みたところ・・・

今まで、ディーラー用には、入れた
ことがないという。

でも、営業のHさんに頼み込んでみた。

とりあえず、アメリカの本社に確認して
みます。

ということで、不確定ではあるが
話は、通ったようだ。

価格もわからないということで
すこし、ドキドキしながらも・・・

ぼくは、届くのを、待っていた。

そして、それが、アメリカから
日本支社を経由して、メンズとレディス
2台ずつで、4台が、今日届いたのだ。

トルソーの足には、パタゴニアの
ロゴがプリントされている。


なぜ、そんなに、トルソーが
欲しかったのか?

やはり、洋服は、人体型のモデルに
着せた方が、服が持っているシルエットを
はっきり見せることができるから。

ハンガーだけでは、いくら頑張っても
美しく見せるのには、限界があるのだ。

BC穂高は、お店が狭いため、トルソーなんて
夢のまた夢だった。

このトルソーたちは、2階の新店舗が
完成したら、2階で活躍してもらう予定。


2階の工事は、ぼくが現場監督で進む予定。

片手間大工から、荷物運び、くぎ打ち、穴あけ
ペンキ塗り、なんでもやることになるだろう。

技術的な内装の家具や装飾は、丸太の師匠に
お願いするとして、誰でもできることは
極力自分でやる。

わが社の方針になりそうだ。

実は、工事予算が、ギリギリで、あまり無駄な
お金を使えないという経済情勢もある・・・

でも、好きなようにやるには、自分で
やらねば、納得ができないのも事実。

おそらく、6月の新店舗オープンは、最低限の
お店になれば、あとは、また、永遠と改装工事を
つづくだろう。

とりあえずは、床から貼りはじめよう。


























3月8日 ()



『看板みつけたよ』

Jさんがご来店された。


穂高駅から、しゃくなげ荘に向かう
しゃくなげ線沿いの一角に、お店の
看板を設置させていただいた。

あまり、目立たないようなデザインに
したため、何度も同じ道を通らないと
気がつかないような感じである。

その看板には、季節の案内板のような
使い方もできる予定。










3月7日 ()



いま、テントのことをお考えの
お客さまがご来店された。

山岳テントを選ぶとき、どんなことに
注意して選べばいいですか?

お客さまからのご質問にぼくは
まず、シンプルなフレーム設計
であることをお伝えした。

とにかく、山の中でテントを設営
する場合、あらゆる環境化で、すばやく
設営、撤収ができなければなりません。

すばやく。

というのがポイントです。

設営に手間取っていたら、風に煽られて
テントが飛ばされてしまう危険性が考え
られるのです。

笑っている場合ではありません。

意外に多いのです。


山岳テントの理想的なフレーム構造は

2本のフレームを交差させて設営する
ドーム型と呼ばれるテントです。

アライテントだと

エアライズ、トレックライズ、Xライズの
3シリーズである。

モンベル社では、ステラリッジテントだけ。

どちらがお勧めかというと、設営と撤収の簡単さ
軽量コンパクト性などで、アライテントさんが一歩リード。

モンベルさんも、がんばってください。

ポールスリーブの改良が必要ですよ。

理想は、スルルーと抜けるポールスリーブ。


3月6日 ()



八ヶ岳に登って来られたTさん(女性)が
登山の帰りに、ご来店された。

今日は、風が強く、八ヶ岳の稜線は
体が冷えて、寒かったという体験をされた。

今お使いのアウタージャケットは
ソフトシェルというフィルムを
ラミネートされていない素材のモノ。

Tさんは、ソフトシェルのジャケットに
今日の八ヶ岳で、限界を感じられたそうだ。

そして、今日さっそく、パタゴニアの
ハードシェルのアウタージャケットを
新調された。

ソフトシェルでも、インナーをうまく
使えば、充分に冬山でも使用できる素材である。


ぼくは、冬山には、ジャケットはハードシェル
ズボンは、ソフトシェルを使っている。

ズボンに関しては、重宝しているが、ソフトシェルの
ジャケットは今のところ、使ったことが無い。

だから、寒さや着心地のことは、わからない。

いちど、ソフトシェルジャケットもテストした
ほうがよさそうだと思った。



※ぼくが知っている限りのハードシェルとソフトシェルの違い。

●ソフトシェル
完全防水ではない、高級なジャージといった感じ
の素材で、生地が風を約20%ほど通す。

蒸れにくく汗を外に出しやすい。

撥水加工で、多少の雨や雪は、防いでくれる。

伸縮性が優れていて、動きやすい。
ハードな動きに向いている素材。


●ハードシェル
ゴアテックスなど、完全防水のラミネート
が貼られたナイロン素材。

風は通さないが、汗は外に逃がすが若干蒸れる。

伸縮性はほとんどなく、動きを妨げないために
少々ゆとりのあるデザイン。

アイゼンやピッケルなどをひっかけると
破れやすい。



3月5日 ()



BC登山教室・地図読みとコンパスが
8時からはじまった。

地図読みとコンパス教室は
1時間ほど、お店で机上教室の
あと、近所の里山へ出発。

机上教室では、パソコンを使い
地図の説明と、ポイント、コンパスに
ついて学習する。

今日のご参加は、山梨県からお一人。






今日の里山は、光城山で教室を開催。

9時30分ごろ、光城山の駐車場に
BCスクールバスは到着した。

今日は土曜日で、天候は快晴。

光城山は、地元の方々が多く賑わっている。








今日の生徒さん。


地図読みの目的は、現在地の把握と
先の地形を読むこと。

地図読みには、コンパス(方位磁石)が
かかせない。

山で地図を読みながら歩くと
いろんなことを発見することが
ある。

道に迷わないことも大切だけど
いろんな発見が楽しい。

山登りをしている人に最近
地図を持たない登山者も多い。

みんな、損してるなぁ~。

と思う。

ぼくは、何回歩いても、ガイドで
皆さんをご案内している時も、常に
地図読みをしている。

最近、GPSを持つ
ようになったら・・・

”新発見”

が、減ったような
気がする。

GPSを持っていたとしても
山を楽しむには、やはり、地形図と
コンパスが一番だな。



3月4日 ()



GPSを2台セットアップした。

GPSMAP62は本体内蔵メモリーが
4GBになったことで、TOPOの
マップソースは、日本全国約2.2GBを
まるごと転送できる。

転送にかかる時間も大幅に短縮され
約2時間ほどで完了してしまう。

MAP62は、地形図に影表示が可能になり
道路マップも色分けされたため、見やすくなった。

さらに、バッテリーの持ちもよく
オレゴンやコロラドより、地図表示の
美しさは、劣るが、山でも街でも十分に使える。


あすは、地図読みとコンパスの教室である。

もちろん、GPSの活用方法も教室に
盛り込む予定である。

あさ、8時までにお越しいただければ
まだ、飛び込み参加可能です。



赤沼さ~ん。

ここは、どこですか?



んんっ

ここは・・・どこかな?

あっちかな?

こっちかな?

???

あなたは、大丈夫?



3月3日 ()



パタゴニア社が創業してから
成長しはじめたとき、企業として
拡大していく中で。

どんな企業でも一度は陥る罠に
かかった。

成長を見込んでの投資が底を
ついたのだ。

当時のパタゴニア社は、20種類の
シャツを作り、売れたシャツだけ
追加発注で生産量を調節し、売れ残った
シャツは、セールで売りさばくという
経営手腕をふるっていた。

売れ残ったシャツは、原価でさばけば
元が取れる。

売れたシャツで利益が出せるという
大きな勘違いだった。

パタゴニアは商品アイテムを1アイテム
増やすことで、開発、デザイン、原料の調達
カタログ、在庫管理などの業務が拡大する。

売れなかったシャツは、原価で焼却されて
いるため、それらの従業員たちの賃金は
売れたシャツの利益から賄うという現実に
直面した。

商品が売れ、アイテム数を増やし
売り上げが上がれば上がるほど、経営は
行き詰っていった。

気がつけば、もう
これ以上、継続できない。

所に来ていた。

パタゴニアは成長しながら
その成長するスピードを上げ過ぎて
持続不可能な成長に頼りすぎていた。

パタゴニアは、事業を縮小し
全体の20%の120名の従業員を
解雇しなければならなかった。

『暗黒の水曜日』

と記されている。

イヴォンは、行きすぎた拡大
コントロールできなくなった成長が
危機を招いたことを見直した。

そして、パタゴニアの理念を見直し
今のパタゴニアをささえる文化と
事業を行う理念を築いたのだ・・・



数年前に、この本のタイトルを知ったとき
あまり興味はなかった。

10年ほど前から、パタゴニア製品に
魅力を感じ、愛用してきた。

当時は、パタゴニアというブランド
イメージが優れているのだと思っていた。

昨年よりBC社が正規代理店となったことで
ぼくはさらにパタゴニアに洗脳されるユーザー
になった。

なぜ、パタゴニアなのだろうか?

実は、自分のお店をはじめて4年間
ずっと考えていた。

カモシカのスタッフでいたときは、別の意味で
洗脳されていたため、あまり、深くは考えては
いなかった。

まだ、半分ほどしか読んでいないが
この本を読み進めていく中で、少しずつ
なぜ?パタゴニアなのだろうか?

という疑問の答えが、薄らと見えてきた
ような気がする。

ただ、かっこいい。高級品。という
だけでは人々は納得しない、目には見えない
魅力の秘密に理念がある。


ぼくは、たくさんの失敗をして来た。

18才で、紳士服店の三峰に勤めはじめた
当時から、ずっと失敗の連続である。

つぎに、東京でひとりで修行していた時も
失敗の連続であった。

今でも、気がつけば、また、失敗を
繰り返している。


それは、自分自身の中に、まっとうな
理念が無かったからなのだろう。

いつも、流されてフラフラしているだけなのだ。

ぼくは、今日まで、水面をずっと逃げ回るように
走りつづけて来た。

どこかで、ストップすると、海の中に引きずり込まれ
人生の底に沈んでいくような気がして、無意識のレベルで
逃げ回っていたのである。

停止することで、成長が止まることが怖かった
からなのだ。


しかし・・・

そろそろ、ストップして

どっぷり海水に浸かって
みるのも悪くないような気がしてきた。

海の中や底をじっくり覗いて見るのも
楽しいかもしれないね。






社員をサーフィンに行かせよう・・・パタゴニア創業者の経営理念





3月2日 ()



夕方、6時ごろ、60代くらいの小柄な
女性のお客さまがご来店された。

モンベルのアンダーをお買い求めになり
レジで、清算をされているとき

『ここにお店があるのはいいですね。』

とお客さま。

『どちらか、来られたんですか?』

とお聞きすると

『今日、赤岳に登って来たんです。』

お客さまは、お一人で、北海道から
八ヶ岳を登って、北アルプスの景色を
ひと目見るために、安曇野で1泊されるという。

赤岳は、山岳ガイドさんのサポートを受けて
登られたそうで、昨日は、降雪のため、とりつき
まで、ひどいラッセルだったそうだ。

お客さまの視線は、北アルプスに向いている。

すこし、うす暗くなってきた北アルプスは
雪雲に覆われながらも、ほんの少し見えている。

『あの白い山が、常念ですか?』

なんとなくではあるが、山肌に、雲がびっしり
へばりついている。

お客さまには、常念岳の雄姿がはっきりと
見えるようだった。

ぼくは、明日の朝、晴れるといいですね。

と言って、お見送りした。

うす暗く、雲がへばりついた北アルプスの
景色が、なんとも、勇ましく感じた。


~~地図とコンパス教室~~

参加募集!

3月5日土曜日 8:00~11:30

①地図の読み方とコンパス
②ハンディGPS活用方法

お早めに、お申込み下さい。






今日も、冬の穂高です。涸沢の若手たち、穂高ガイズをよろしく。
By KARASAWAGOYA


3月1日 ()



先日、我が家に、パンを作る
ホームベーカリーがやって来た。

大阪のユカのお母さんが買ってくれた
のだ。

もう何回か、パンを焼いて美味しく
いただいている。

パン好きのぼくには、たまらない。

これから毎朝、焼き立ての食パンが待って
いるるかと思うと、わくわくする。

ホームベーカリーは、夜中、みんなが
寝ているときに、ひとりで起動して
パン粉をこねるところからはじめる。

昨夜も、夜中の3時ごろから

コトコト、コトコト、コトコト・・・

と、パン粉をこねる音が響いていた。

寝ていて、その音は、少々気になるが
パンを作ってくれていると思えば、そのうち
慣れるだろう。
そして、今朝も7時30分に食パンが
焼きあがった。

焼き立てホクホクの食パンは
おいしい。

もう、やめられない。




冬の穂高です。高所恐怖症の方は・・・


By KARASAWAGOYA