登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高
オホーツク海の低気圧が発達し、一時的に寒気が入るため、雨やミゾレや吹雪など、天候は大荒れ。
朝から激しい雨が降っている。こんな日は、一日静かに暇な一日か、逆に忙しい一日か?
ぼくは、暇な一日を予測した。そして、朝6時ごろから、お店の内装の一部を工事しはじめた。
午前中は、ご来店されるお客さまがほとんど無く、内装工事は、いつものように、什器や棚を大移動したり、壁に商品を吊るすための金具を取り付けたり、商品を移動したり、ぼくは、アートを楽しんでいた。
午後1時に、登山靴のフィッティングご予約いただいていたTさんがご来店されたのをきっかけに、店内は、人だらけになって、ぼくは、登山靴のフィッティング、お手入れ講習、その他もろもろで走り回る。
富山からご来店されたお客さまは、LOWAの冬靴を見に来られた。お客さまは、クリスターロを6年ほど前に購入されたが、サイズを1サイズ(約0.5cm)小さく購入してしまい、6年間、足の痛みを我慢して、なんとか歩かれていたそうだ。
お客さまはそのクリスターロをご持参され、今までの靴より1サイズ大きい靴をお選びになられた。
前の靴を購入された時、いちど履いて、サイズが小さいことに気が付かれたそうだ。でも、奥さまに、買ったばかりだから我慢しなさい。と、言われ、今まで我慢しながら履いてこられたそうだ。そして、ようやく小さい靴を履きつぶされたため、登山靴を買い替える許可をいただいたそうである。
今日は、奥さまも一緒にご来店され、LOWAのクリスターロXPROのワンサイズ上のUK8.0を真剣な眼差しで、慎重に試し履き。こんどは、大丈夫なようだ。
登山靴には、ドラマがある。
昨年の震災後に、支援活動や、炊き出し、非常食としてアルファー米の需要が突然あらわれた。登山店の店頭からも軒並みアルファー米が姿を消し、製造元の尾西食品やサタケなどでは、在庫が尽きてしまい、今でも生産が間に合っていない状態がつづいている。
BC穂高では、少量ではあるが、アルファー米を在庫しているが、次の入荷までには、無くなってしまいそうな状況である。
今年の夏の山食には、自作アルファ米にチャレンジしたい。
あさ10時ごろ、GPSMAP62SJを購入されるためにご来店されたお客さまは、先日、シリオの登山靴を購入されたお客さま。
簡単な、ご説明のあと、さっそく初期設定にはいる。
お客様は、昔のガーミンのモノクロタイプのGPSをお持ちで、当時もマップのロック解除がややこしく、お店で設定することにされた。
BC穂高のゲートウエイのパソコンが、GPSのマップ転送用のパソコンで、ロック解除から転送に入るまでの作業を、ぼくが説明しながら、お客さまにやっていただく。
転送がはじまり、約2時間の作業中は、お客さまはひとまず帰られた。
LOWAのTIBET PROをフィッティングされるために愛知からご来店されたSさんは、昨年の夏に同モデルをお考えだったそうで、考えている間もなく品切れになってしまったそうだ。
弊店でも、入荷後、数日で、のこり1足になったという記憶がある。
また、愛知では、LOWAをまじめに販売されているお店が少ないそうで、わざわざ長野までお越しになられた。
うちのお店は、LOWAとシリオのオアシスのようなお店になればいいな。
週末に売れて行った商品の補充のため、あさから、何十冊ものカタログと格闘する。メーカーごとにカタログをめくりながら、お店の在庫を調べて注文書を打ち込んでいく。今、注文は、パソコンで打ち込んだ注文書をFAXで各メーカーさんや問屋さんに送信するだけ。
カタログをペラペラめくっていると、いつもなんども、横道にそれる。気がついたら、注文とは全く関係の無いWEBサイトを観覧していることもあるほど。
ロストアローの注文時には、BDのテントが欲しくなったり、ウエスタンマウンテニアリングのシュラフが欲しくなったり、物欲の神様を抑えながら注文するのが大変である。
ご注文いただいた大阪のKさまのガーミンのGPSMAP62SJにブルーチャート(海上航海参考図) のCD-ROM版を本体のメモリーに組み込む作業。
ブルーチャートには、日本の海岸線、日本近海の低潮線・等深線(10-20m)・航海標識、障害物など、海の情報がマップ上にアイコンなどで記されている。
ガーミンのハンディーGPSはハイキングやトレッキングなどの山だけでなく、海でも活躍するんだ。そういえば、ハングライダーやパラグライダーなど、のスカイスポーツでも使われているし、サイクリングやオートバイでのツーリングにも使われている方が多いのだ。
静岡から、登山靴のフィッティングのご予約をいただいたお客さまがご来店された。お客さまは、TAHOEとPINTOをフィッティング。UK7でぴったりフィットだった。そのあとは、お手入れ講習で、フルコースでした。
これから、山登りをはじめます。という男性のお客さまがご来店された。とりあえず、登山靴ではないか?というお客さま。登山靴とはこんなモノ。というご説明をさせていただき、試し履きもしていただいた。
ひとまず、北アルプス冒険マップの装備表を説明し、山登りに必要なモノと、今持っているモノで使えそうなモノなど、いろいろアドバイスさせていただいた。
パタゴニアのレディスのロスロボスベスト(BC穂高で一番人気)をご購入されたお客さまは、お会計の時に
お客さま「10年くらい前に、あそこのカモシカで購入した登山靴を張り替えていただけるかしら。」
ぼく「10年くらい前ですと、北穂高にあった穂高店ですか?」
お客さま「そうですよ。」
ぼく「もしかして、ぼくがお店にいました?」
お客さま「そうよ。お手入れの仕方も、教えてもらいましたわよ。ソールの張り替えはできるかしら?」
ぼく「できます。持ってきてくだされば、1ヶ月ほどで。」
いや、懐かしいな。そうか、10年前からもうお手入れ講習は、はじまっていたんだ。
その頃は、会社では、認められていなかったので、会社には黙ってメーカーさんに、箱が潰れたコロニルのワックスを少しずつ分けてもらってやってたなぁ~。
でも今は、登山靴のお手入れ方法も、太田流にかなり進化してるので、だいぶ変わっているだろうけど・・・
今日は、BC登山教室の雪崩セミナーの開催日。
講師は、ノリちゃんで、朝の9時30分から教室ははじまった。今日は、机上講習がメインで、あすは実技。
先週、MSRのHUBBA HUBBA HPの展示テントを見に来られた山梨のお客さまが、ご来店され、とうとう、ハバハバHPを新調された。昨年は、シーズンがはじまると早々に完売してしまい、手に入れることができなかったそうで、今年は早めに手に入れられた。よかったね。
静岡から、ご来店のお客さまは、LOWAのクリスターロXプロをフィッティングに来られた。お客さまは、昨日お電話で在庫を確認され、今日ご来店された。サイズはUK9.5でぴったりフィットだった。
辰野市からご来店のお客さまが、ガーミンからモデルチェンジされ、新しく生まれかわったeTrexシリーズの最高峰である30Jを購入された。お客さまは、昨年の8月にGPAMAP62SJを購入され、合計で3台目のGPSである。
「新しいのが出たら、買い替えなきゃね。」
という。ぼくとおなじだ。
燕山荘のスタッフさんたちと、子ブタで飲み会。入山をあと1ヶ月ほどに控え、やはり話題は山のお話しになる。
登山靴のフィッティングをご予約いただき、千曲市からご来店いただいたKさんは、いままでメレルのカメレオンで山を歩かれていて、限界を感じられたそうだ。
フィッティングをはじめる前に、あらかじめ、登山靴の種類と、用途、目的などをお聞きしたり、ご説明したり。こんな感じで・・・という所をお決めいただき「では、履いてみましょう。」ということで、足のサイズを測らせていただき、フィッティングというか、試し履きがはじまる。
登山靴のフィッティング中
フィッティング中は、登山靴の履き方から、靴紐の締め方、登山靴の構造など、必要に応じてご説明したり、実践していただく。とくに、登山靴の構造で、ゴアテックスはどうなっているのか?という方も多く、ゴアテックスのフィルムが、どこに貼りつけられているのかも登山靴を真っ二つに切った模型をご覧いただきながらご説明している。
登山靴の靴紐の締め具合は、はじめぼくがご説明しながら、締めこんでいく。何度か、サイズやモデルを変えたりしているうちに、お客さまご自身でも靴紐を締めこんでいっていただくこともある。
とくに、女性の場合、靴紐を締めこむ力が足りないこともある。女性の方で、靴紐を締めこみ力が足りないと思われる方は、あらかじめ、靴紐を、今より少し細い紐に交換されると、締めこみやすくなる。
ヌバックレザーの登山靴をご購入のお客さまで、ご希望いただくと、ご購入いただいた登山靴のお手入れ講習をお受けいただいている。
これは、登山靴に使われているヌバックレザーには、適度なオイルを染み込ませて使用する必要があるため。
ヌバックレザーは、サンドペーパーなどで表側を削って起毛させ、オイルが染み込みやすいように加工されている革である。
ヌバックレザーは、塗装をしていない木と同じように、表面が柔らかく、岩などで擦ると、深い傷が入りやすい状態のまま登山靴になっている。登山靴は過酷な状況で使うため、そのまま履いているとすぐに傷んでしまい、3年も履けば革がダメになってしまうこともある。
これは、革に必要な油分が、雨や雪で流れおちたり、気発して蒸発してしまい乾燥していくことが原因である。また、泥に含まれる雑菌の中でも、カビ菌が付着して根を張ると、栄養分を吸い取られ、革本来の風合いや繊維が破壊され、耐久性も無くなり、ボロボロになってしまうからである。
ヌバックレザーには、オイルを染み込ませ、オイルレザーのような状態にすることで、耐久性のある丈夫な革に変身する。そして、適度なメンテナンスで、ヌバックレザーは何とも言えない美しい革に育って行くものなのだ。
登山靴に使用されているヌバックレザーは、あくまで、風合いなどを楽しむためではなく、オイルを染み込ませ、過酷な状況で頑固に長い間履ける登山靴にするために使用されている。だから、ワックスを塗りこもう。
ヌバックレザーにワックスを塗りこむと、変になりますよ。とか、色が変わりますよ。とか、型崩れしますよ。とか、スプレーだけでいいですよ。とか、それは、間違ってはいないけど、間違っています。
ぼくが、約10年履いているヌバックレザーの登山靴をご覧いただくと、ワックスを10年間塗りこんで山で履いてきた登山靴がどうなっているのか確認できます。ソールは4度張り替えをしました。3年間登山ガイドをしていた時も履いていました。過酷な時は、新品のソール靴底が、2ヶ月で張り替えに出すこともありました。その過酷な状況に耐えてくれたぼくの登山靴には、ワックスを塗ってきました。その登山靴は、ぼくは美しいと感じています。味があり、深みがあり、想い出があり、素敵な登山靴になったなぁ。といつも眺めています。
ガーミンのGPSMAP62SJを新調されたお客さまから、2時間ほどGPSとTOPOをお預かりして、初期設定、ロック解除、マップの転送作業をさせていただいた。マップの転送がはじまると、約2時間は、パソコンがフル稼働でぼくはすることがない。
F君が登山靴のフィッティングのためにご来店された。ぼくがカモシカの店員だった頃に、奥さまが、LOWAのサレック(今のTAHOE)を購入され、その登山靴の状況を確認のためにご持参いただいた。奥さまのサレックは、保管環境がよかったのか、ソールの痛みや劣化はなく、少々お手入れ不足だったけど異常はなかった。
F君のTAHOEを試し履きしていただいている間に、奥さまのサレックをお預かりして、お手入れしてピカピカに磨かせていただいた。カモシカであれ、BC穂高であれ、ぼくがフィッティングさせていただいて大切に履いていただいている登山靴はかわいいものである。
登山靴のフィッティングのご予約をいただいたお客さまが、午前と午後にお2人ご来店いただき、お手入れ講習も修了された。
ヌバックレザーの登山靴は、ワックスを塗らなければならなく、保革防水スプレーでは、革がダメになってしまう。登山靴は、雨や雪、泥、岩、砂など、過酷な状況で履く靴だから、オイル(ワックス)がよく染み込むようにヌバックレザーを使用している。ヌバックレザーにワックスを染み込ませるとオイルレザーと呼ばれる革になる。
オイルレザーになったヌバックレザーは、耐久性が増す。キズにも強く、ひび割れもしない。そして、いつまでも革の繊維が生きるのである。
東京から、登山靴のフィッティングに来られた女性のお客さまは、夏山シーズンは、信州方面に登りに来られるそうで、昨年も常念岳を登った後に、BC穂高に寄って、登山靴の靴ズレのご相談をされた。そして、靴紐の締め方をお聞きになり、実践されたけど、あまり効果がなかったようだ。登山靴もそろそろ買い替え時期でもあり、今シーズンにむけて、LOWAを新調された。
午後にご来店されたお客さまは、水戸からご来店で、普段は日帰りの山登りが多く、ときどき1泊で山を楽しまれている。
ぼくのヌバックレザーの登山靴をHPの写真でご覧になられて、BC穂高で、登山靴のフィッティングをされることを決められたそうである。
フィッティング後に、お手入れ講習で、お客さまのヌバックレザーは、ピカピカのオイルレザーに生まれかわった。
あと1ヶ月ほどで、北アルプスの南部地域や北部でも白馬連峰などの山小屋さんが入山して、小屋開けの準備に入られる。
そろそろ、ゴールデンウイークの支度もしなければならない時である。BC穂高では、ぼちぼち、夏山の準備をはじめられるお客さまが、登山靴のフィッティングにご来店される方が増えてきた。とくに遠方からご来店されるお客さまが多いため、サイズ切れに注意が必要である。
週明けに在庫をチェックしとこ。
ぼちぼち、4月に入れば、春のウエアが入荷しはじめる。なんだかわくわくしはじめる季節である。
山梨から、MSRのテントを見学に来られたお客さま。昨年にHUBBA HUBBA HP(ハバハバHP)を買おうと思ったとき、もうすでに、昨年の数が完売して、メーカーも各ショップも在庫が無くなっていた。そして、今年は、早めに購入される予定で、BC穂高には、実物を見学に来られた。今日は、そのあと松本のお店をまわり帰られるという。
MSRのハバハバHPは、今期の販売が終了するまで、展示する予定だが、今年は、何月まで持つのだろうか?昨年は6月末にはメーカーの在庫が完売していたように記憶している。シーズンがはじまると完売する可能性があるため、MSRのテントは早めにゲットしておいた方が良いと思います。ちなみに今は、在庫が豊富にあります。
雨やぼたぼたの雪のために、滑るのをやめて、観光に切り替えられてご来店されるお客さまが多い日だった。
登山靴のフィッティングのお客さまは、奈良から滑りに来られたが、豊科インターを降りたときに、朝から雨で気温は10度以上あったことから、滑るのをやめられたそうだ。そして、予定されていなかったけど、そういえば、この近くに、BC穂高があったことを思い出され、はじめてご来店された。
お2人は、ぼくが配信している動画を以前からご覧になられ、試しにご来店されたようだ。登山靴のフィッティングで、シリオの3E+がぴったりフィットだった。
お手入れ講習もお受けになられ、ピカピカの登山靴をお持ち帰りになられた。
お店では、午後からBC登山部の方たちが集まり、チョコフォンデューパーティーが開催された。
いつも、夜の飲み会で終わってしまう、ミーティングをちょっと趣向を変えた甘くて、おいしい企画で、楽しかった。
チョコフォンデューやチーズフォンデュー企画は今後も定期的に是非やって行きたい。
毎月、第3土曜日の夕方から、いつもパーティーを開催するのは、どうだろう? いろんな企画で。
ガーミンのGPSの中でも、コンパクトタイプで普及しているeTrex(イートレック)シリーズがモデルチェンジをして一新した。
新しいシリーズは、3機種が発売され、10J、20J、30Jというネーミングで、本体の形状は同じで、それぞれカラーで見分けることができる。
●eTrex 10J 19800円(本体・税込)
主要な地名や山の山頂がポイントとして登録されていて、軌跡やポイントのみ画面に表示される。基本的には、マップとしては使えない。高度計・コンパス・時計・移動スピードなどトリップコンピューターとしての機能は充実しているため、高度計付きの時計より、低価格で、GPS機能も使えるためマップとしての使用でなければ便利なモデル。
●eTrex 20J 39800円(本体・税込)
1/25000地形図ソフトからSDカードへマップデータを転送して、カラー液晶画面に等高線や登山道、街の詳細な地図を全国格納できる。本格的な登山、トレッキング、自転車、旅行など充分に使えるハンディーGPS。マップソフトは別売で、17850円。
●eTrex 30J 59800円(本体・税込)
1/25000地形図ソフトからSDカードへマップデータを転送して、カラー液晶画面に等高線や登山道、街の詳細な地図を全国格納できる。本格的な登山、トレッキング、自転車、旅行など充分に使えるハンディーGPS。マップソフトは別売で、17850円。20Jの機能に、3D電子コンパス、気圧高度計のセンサーが、止まっている時でも、正確に表示してくれる機能が追加されている。
3機種の使用用途を簡単にまとめてみるとこんな感じで、10Jは高度計や時計、コンパス付きで、ポイントなどの情報はGPS機能で登録や表示ができる。ポイントの場所への方向や距離はわかるため、紙のマップと照らし合わせて、正確な位置がわかるような感じ。
20Jと30Jの違いは、3Dコンパスと気圧高度計が付いているのか、いないのか、という違いで、止まっている時に3Dコンパスが正常な方向を示してくれるという違いだけのような感じ。
旧モデルより、受け取れる衛星の情報が増えたようなので、感度というか、精度というか、安定した電波が受け取れるようになったようだ。
よほどの特殊な使い方、ハードな使用をしない限り、eTrex 20Jか30Jはじゅうぶんに山で使えるGPSだろう。
登山ガイドや、山でお仕事をされている方などは、ハードなボディーで操作もスピーディーにできて、グローブを付けたまま操作ができるボタン、アンテナも高感度のGPSMAP62SJがいいだろう。
PEAKS 4月号が届いた。先月の21日に、安曇野の光城山で、ぼくと、ノリちゃんと、ライターさんとカメラマンさんの4人で撮影したレインウエアのインプレの記事が出ている。
ぼくは、雑誌のインプレ初体験。レポートの書き方も慣れないため、次々に着替えるウエアに付いて行くのがやっとだった。
こんどは、近藤さんやデナリの平野さんやジュンさんと絡んでみたい。なあ、と思った。
さて、今期の各社とっておきのレインウエアの出来栄えは・・・? 4月号。全国の書店でどうぞ。
登山靴のご相談のためにご来店いただいた女性のお客さまは、外反母趾ではないそうだけど、親指の付け根の骨が出ているため、今の登山靴が合わないという。
お医者様にも、幅の広い靴を履くようにすすめられたそうで、BC穂高へ先日も、ご相談に来られた。
今まで履いていた登山靴は、LOWAのヌバックレザーで、松本郊外の登山店で2年ほど前に購入された登山靴。
登山靴はいい靴だけど、お客さまの足型には少々細身だったようである。お客さまはシリオの3E+のヌバックレザーの23.5cmを試し履きされ、感動されている。とりあえず、登山靴を買い替えられることになったが、シリオが問題ないのかは、これから、山を歩かれないとわからない。これで、快適に歩けるようになってほしい。
野田さんがご来店された。スキーブーツにも使える12本爪のワンタッチアイゼンをお考えで、今日は、スキーブーツをご持参された。野田さんは、BDのステンレスと、グリベルのスチール製のアイゼンを少々悩み、結局グリベルにお決めになられた。
イタリア製のブーツには、イタリア製のアイゼンのほうが相性もいいだろう。という野田さん。わかってるなぁ~。
定休日
あさ、白馬へドライブ。白馬駅のカフェで珈琲を飲んで、安曇野へ戻る途中に白馬のらっぴーに立ち寄った。店主の松本さんは、久しぶりのいい雪だからと言って滑りに行ったということで、お留守だった。
午後にはお店に戻り、ご注文頂いていたGPSMAP62の初期設定作業を2台セット。
BC登山部のゆうじんさんが、DYNAFITのスキーブーツのサイズ合わせ後に、熱整形。
あっという間に、ぼくの休日の一日が過ぎっていった。
Kさんがご来店され、オークリーのレイダーのカスタムをご注文いただいた。
Kさんは、あらかじめインターネットのオークリーの公式サイトでフレームやレンズタイプ、アイコンやイヤーソックのカラーをシュミレーションして、プリントした用紙をお持ちになられた。レンズカラーがライトグレーになっていたため、Kさんの使い道では、スレートイリジウムが最適だろうから、レンズカラーだけ、アドバイスさせていただき、スレートイリジウムにご変更された。
オーダーは、メールで、オークリージャパンへ発注。
約2週間ほどで、納品されるそうだ。Kさんには、待ち遠しい2週間になるだろう。
Kさんがご来店されたとき、KさんからiPhoneのOSをアップデートすると、SIRIという音声認識機能が追加されることを教えていただいた。Kさんが、ぼくの目の前で、その機能を誇らしげに見せてくれた。ぼくもさっそく、自分のiPhoneをアップデートする。閉店時間を過ぎても、アップデートは途中で、残り時間も結構かかりそうだったのでパソコンにiPhoneを繋いだまま帰宅することにした。
MさんとYさんが、東京からご来店された。
今日は、Yさんが登山靴を新調される目的とMさんは、BCマウンテン倶楽部へご入会される目的でご来店された。
Yさんの足は、27.0cmで幅も広い足型で、シリオのヌバックレザーでぴったりフィットだった。
MさんとYさんは、午前中にご来店され、Yさんの登山靴のフィッティング後に、一旦、有明のくるまやさんへお蕎麦の昼食に出られ、午後に戻ってきて、登山靴のお手入れ講習を受けていただいた。
Mさんも、前回ご来店されたときに新調されたLOWAの登山靴のお手入れ講習を一緒に受けていただき、お2人のヌバックレザーは、WAXでピカピカのオイルレザーに変身した。
昨年の夏ごろからサボっていた新入荷ブログの更新を再開した。
いやー。長い間冬眠していたので、いまさら、またはじめました~。なんて恥ずかしくて言えないけど、あえて、言います。次の冬眠まで、たくさんの楽しいグッズをご紹介していけたらいいな。と思いがんばります。
みなさまは、これぞ!というグッズを見つけたら、お店に来て手にとってお確かめください。気に入ったらそのまま、買ってください。
3年ほど前にBC穂高でご購入いただいたLOWA TAHOEのソールの張り替えのご依頼をお受けした。
女性のお客さまだけど、ビブラムソールは、かなりすり減っていて、足裏の中心の一番低いところでソールの凸が約1.5mmほど。感心なのは、足裏が均等に減っていること。歩き方が丁寧で、しっかり足裏全体でバランスよく歩いている証拠である。
ヌバックレザーのお手入れ状態もよく、見ていて気持ちが良い。
いまは、シーズンオフで、ソールのリペアはそれほど混み合っていない。お客さまのLOWAは、約3週間のお預かり。
グラナイトギア、ナイトアイズ、パタゴニアから荷物が届いた。
最近のBC穂高は雑貨店のような感じでグラナイトギアがなかなか楽しい。
今日は、ラグビーボール型のなんだろう?スタッフバックなのか、何なのか?実用性はさておいて・・・
シビアな山の道具以外に、あまり実用性を求めないほうが楽しいということ。
雪モノセールを開催しています。アイゼンやピッケルなど、雪の実用性満喫の道具たちの在庫処分です。
BDのピッケルが1本7990円から、10本12本爪のアイゼンもすべて特価です。春山に必要な方は、お早めに。
来週には、1本6880円のピッケルも入荷予定。山菜シーズンに向けてチョイと長めの80cmピッケルなんてのもいかがですか?
MSRのハバハバHPというテントが入荷した。
MSRのテントは、昨シーズンは、早々に完売してしまい、日本別注モデルということもあり、今期までお待ちいただくことになっていた。ご予約分のハバハバを確保して、お店の在庫と展示用サンプルテントも入荷した。
いま、ザックコーナーを改造して、テントのオアシスに改装中。
国産の山岳テントには無い、この形状は、圧迫感の無い広々とした快適な空間を確保できるのが良いです。
北アルプスなど、高山帯の稜線を吹き荒れる強風時には、やや不安はあるけど、荒れた天候では無理してテントを張らないという方には充分使えるテントです。
最近は、テントブームで、山でもいろんなテントが増えてきました。
バックパッカーにもおすすめです。
グラナイトギア、ナイトアイズ、オスプレーなど、楽しい商品がたくさん入荷した。
箱を開けるのが楽しく、とくに、ナイトアイズのビッグなSビナを手に取った瞬間、検品を中断して、吊り下げるモノを考える。とりあえず、オスプレーのPOCOを店内の天井付近を通るパイプに吊り下げてみた。
このビッグサイズのSビナは、使い方はいろいろ、1つ、2つは持っていたい。お店でも、商品を吊るすのに活用していきたいと思った。
数が少なめのようなので、お早めに。
あさ、お店のレンタル用のLOWA TAHOEのお手入れをした。レンタル用TAHOEは、飾りたいくらいにピカピカになった。
登山靴のフィッティングのお客さまは、明日上高地にスノーシューに行かれるということで、スノーシューでも使えるトレッキングブーツをお探しに来られた。お客さまの足型は、3Eで、LOWA TAHOE PROのUK5.5でぴったりフィットだった。今夜は、坂巻温泉にご宿泊され、明日の早朝に上高地に行かれるそうだ。
松本で靴店を営まれているIさん親娘孫さんがご来店された。パタゴニアのダウンやナノパフを購入された。
オスプレーのキッズキャリー POCOを購入されたご夫婦の赤ちゃんは生後4カ月。まだ、首も据わっていないため、すぐには、のせて歩くことはできないが、これから、ご家族の想い出に、オスプレーのPOCOが参加させていただけることは、ぼくもうれしい。
オスプレーのキッズキャーリングパック POCOが入荷した。
ウエストベルト付きで、背面調整も簡単で、サンシェード(日よけバイザー)や、取り外せるデイパックが標準装備です。また、オプションのレインカバーや持ち運び用のキャーリングケースも同時に入荷したため、プレミアムセットにしました。(単品での購入も可能)
さすが、オスプレーが作れば、キッズキャリーもかっこいい。
これなら、山でも、街でも、旅行でも、自立するため、レストランや自宅でも役立つかも。
屋内でも、屋外でも赤ちゃんをしっかりのせることができるので、お出かけに便利です。
詳しくは、動画をご覧ください。
地元の山岳会のメンバーさんたち6名さまと、戸隠の飯綱山へスノーシューに行ってきました。
天気も良く、飯綱山山頂からは360度の大パノラマ。雄大な、北アルプスも感動的だった。