登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


Jun.2012











●BC穂高 & ONLINE SHOP 在庫表●



★新しい動画★

◆LOWA TAHOE PRO ローバー タホー 動画◆



◆登山 雨具 ゴアテックス 透湿性 (理科実験 その1) 動画◆



◆登山 リュック グレゴリー フィッティングについて (ゲスト編 鳥さん) 動画◆



◆登山靴 ヌバックレザー WAX加工について 手入れ方法 (補足) 動画◆



◆LOWA TAHOE ローバー タホー ヌバック 登山靴 手入れ 動画◆



◆ダウンシュラフ 収納 (ゲスト編2) 登山 動画◆



◆ナンガ スゥエルバック 450 シュラフ 収納(ゲスト編) 動画◆



◆トレッキングポールの使い方 動画◆



◆ダウン シュラフ 収納 簡単にスタッフバックへ収納する方法(シンプル編) 動画◆



◆ヌバックレザー 登山靴 WAX仕上げ3回塗り加工 動画◆



◆登山 テント設営教室(前篇) アライテント トレックライズ1 (ゲスト @lisa_snowcrew さん) 動画◆







6月30日(土)


朝一番にグレゴリーの大型バックパックである
バルトロ75のフィッティングからはじまった。

お客さまは、常連さんのOさんご夫婦。

今日は旦那さまのリュックのフィッティングで
来月に奥さまのグレゴリーをご予約いただいている。

サイズをいろいろ試し、ショルダーベルトも組み替えて
フィッティングの結果、ボディーとショルダー、ヒップパッド
ともにSサイズで決まった。

人の体型はほんとうにみんな違う。その上バックパックは
その人の背負う癖のようなポジションも皆さん違うため
ただ、ゲージで計測しただけではわからい。

グレゴリーのバルトロをはじめ、60L以上の大型パックは
ボディーサイズが6サイズ、ショルダーが6サイズ、ヒップパッドが
3サイズ用意され、背負うお客さまの体型に合わせて
セミオーダーのようなカスタマイズができるのだ。

だから、実際に、背負っていただき、あれ?と思う所は
サイズを組み替えて、いちばんベストな組み合わせを
見つけていく作業である。

もちろん、荷物には少し重い物や軽い状態で確かめる。

グレゴリーのバックパックは、ほんとうに奥が深い。



登山靴のフィッティングのためご来店いただいた
お客さまは、神奈川から、ご来店された。

ここ数年、遠方からお越しいただけるお客さまが多く
そのために、3年ほど前から、登山靴のフィッティングの
ご予約もはじめた。

最近は、テントや大型パックのフィッティングなど
マンツーマンのアドバイスや、じっくりご相談に
お応えできるように、すべて、事前にご連絡やご予約
いただいたお客さまは、優先して対応させていただいている。


登山靴は、お手入れ講習まで入れると1時間半~約2時間
テントは、張り方の講習に約1時間、バックパックでも
1時間ほど時間が必要である。

だから、BC穂高では、できる限り、時間をかけて
ご相談いただけるようにご予約を承っています。






★本日のビデオ

BlackDiamond Icon HEADLANP 200 LUMENS 操作方法




LOWA TAHOE PRO ローバー タホー






【業務連絡】

アライテント ドマドーム ライト2について


先日の最終入荷に伴い、2張り分の在庫があります。

今期は生産を終了していますので、最後の在庫となります。

今期は非常に希少なアイテムとなっていますので
最終の在庫に関しては、日頃からBC穂高をご利用
いただいているメンバーズ会員様限定での販売とさせていただきます。

ご希望のお客さまは、店頭販売のみとなっていますので
店頭にてスタッフに声をおかけご購入ください。

通販やご郵送も対象外とざさていただきます。

●在庫状況は、こちらの在庫表でお確かめ下さい●

6月29日(金)


燕岳から常念岳まで縦走され、さきほど下山されたばかりというご夫婦がご来店された。

奥さまは、下りで足が痛いらしく、最初は、ソックスで解決されるご計画で
登山用ソックスはどの厚さが良いかご相談された。

とりあえず、靴と足を見てみないとわからないので車まで登山靴を取りに行って
いただき、靴と足の愛称を確認する。

お客さまは、スポルティバのクライミングブーツをお履きで、下りでつま先が
前にズレて痛いということだった。

サイズは悪くないけどクライミングブーツでは、下りは足が痛くなるのは
目に見えている。

もちろん、クッション性がほとんどなく、つま先が細く、岩場の登りを
優先させたデザインで、日本の山を縦走するようには考えられていない靴である。

お話しをしていると、LOWAを履いてみたい。

ということで、サイズを計測し、LOWAのTAHOEを試し履きして
いただいた。

お客さまは足を入れた瞬間からおどろかれ、1~2階へ階段を登り下りされ
帰って来られたお客さまの表情は、清々しい笑顔だった。

お客さまは、LOWAのTAHOEのお手入れ講習も受講され
新しいピカピカのTAHOEを持って、島根県へ帰られた。






6月28日(木)


グレゴリーのバックパックは、フィッテインングが必要なため
グレゴリー社から背中の長さ、背面長、ショルダーやヒップパッドのサイズ
ウエストベルトの角度などが計測できる専用のゲージが提供されている。

そのゲージは、あくまで、参考のための測定はできるが
登山靴のサイズ合わせとは違い、体型とか背負うクセ
ウエストベルトの固定位置が、人それぞれなので完ぺきではない。

あとは、実際に背負った感覚が重要で、ショルダーベルトやヒップパッドの
サイズ交換も、実際に何度も付け替えてみて決まるような感じである。

今日は、今月の10日にテントやシュラフを購入されたチハルさんが
グレゴリーの大型70リッターのバックパックをフィッティングのために
ご来店された。

ゲージで採寸するとバックパックのボディーサイズは
XSのアッパースロットルだったが、実際にDEVA70を
背負っていただくと、XSだとウエストにしっかりのらない。

SサイズとXSサイズで比べながら、背負い心地優先で
いくとSサイズのアンダースロットル。


チハルさんには、グレゴリーの黄色いカップキャンペーンの
プレゼントをお渡しした。
















6月27日(水)


駒ヶ根からご来店のお客さまは、地元学校登山のガイドさん。

これから、学校登山がはじまる季節なので、装備の調達は・・・



LOWAのTAHOEをお持ちで、そのスペアのために
LOWA TAHOEを新調された。

その理由は、これから7月は、学校登山が毎日のように
開催される。この時期、ガイドさんは、毎日かりだされ
生徒たちの安全登山をお手伝いされる。

学校登山は、雨でも決行される時や、途中から
雨に降られても、明日もお仕事で山に入るのだ。

そのため、雨でグジョグジョの登山靴を乾かせる
時間が無いことが多いのだ。

ぼくがガイドをやっていたときにも、スペアの
登山靴を用意していたものである。

ときには、2足ともグジョグジョでしかたなく
濡れた登山靴を履いて行ったこともある。

懐かしいが、そろそろ、学校登山の季節がやって来た。




★本日の動画★

今日は、あさから、簡単な理科の実験をやってみました。
たった1分間の動画ですが、ゴアテックスの特性をご覧
いただけると思います。


簡単な実験です。ほかの透湿素材でもお試しください。

ゴアテックスのすごさがわかりますよ。



◆登山 雨具 ゴアテックス 透湿性 (理科実験 その1) 動画◆






6月26日(火)


先日、よその登山靴屋さんで、ヌバックレザーにWAXを塗ると
レザーの通気性が損なわれるため、SRスプレーをかけるだけにしてください。

と言われたというお客さまがご来店された。

さて、そもそも、誰が、レザーに通気性があるなんて、言っているんだね?




レザーの登山靴は、歩くときに、自然と靴の内部にある空気が足首の
メッシュやレザーの通気口から排出されて、また外の空気が入って来る
空気の流れを繰り返している。

レザーに空気を吹きかけても、かなりの圧力をかけないと
空気は抜けていかない。全くではないが、歩いている時に

登山靴は、絶えず押されたり、膨らんだりを繰り返している。

内張りのゴアテックスから靴の内部に抜けた湿気を含む
空気は、靴の内部を通り、足首のベンチレーターから
抜けたり、新たな外気が吸い込まれたりを絶えず繰り返している。

LOWA社では、これをポンピング作用という表現で
画像のような空気の流れを表現されている。

このイラストに、どこに、レザーの表面を空気が抜けていくような
ことが書かれているのかな?

しかも、コロニルのWAXは目を埋めて幕を作るような
オイルではなく、もっと柔軟なWAXなので、レザーに
悪い要素は見つからない。

どうして、登山用具店の店員さんは、レザーや
登山靴の構造についてもっと真剣に考えないんだろうか?

スプレーだけかけて履いていた3年目の登山靴と
ぼくのWAXを塗って10年履いてきた登山靴を
目の前に並べて、どちらが美しいか、どちらがしなやかに
スベスベしているか、見せたいものである。

登山靴も、人も、お肌はスベスベして、滑らかで
光沢があるほうが良いに決まっている。




1年ほどスプレーだけかけていたという
お客さまのLOWA TAHOEはこんな姿だった。



ぼくの10年間WAX加工で、適度にお手入れを
していたLOWA TAHOEが証明している。



これが、ヌバックレザーの風合いというものだ。
このつやが、本来のヌバックレザーの姿なのだ。




お客さまには、ぼくは、どちらでもいいので
その店員さんの言うことでも、どちらを信用されても
かまいません。

そして、3年ほど履いて、だめだと思ったら、WAXセットを
お使いください。

とご説明したら、弊店に置いてあるWAX加工された
LOWA TAHOEを手に持って・・・

『WAXを塗らせてください。』

と言って、お手入れセットを購入された。




6月25日(月)


昨年、シリオの中国産の登山靴風の靴を、DEPOで購入され、何度か山を歩かれてきたけど
足が痛くて、靴ズレがひどく、もう履きたくない。というお客さまがご来店された。

お客さまは長野にお住まいで、以前、だいぶ前に長野駅前にあった登山店でLOWAを購入され
ずっと履いてこられたが、数年前にソールが剥がれてしまい、買い替えられたそうだ。

スポーツ用品のスーパーであるDEPOには、いろんなカテゴリーのスポーツ用品が
巨大な店舗に充実している。最近では、アウトドア関連のコーナーもあり、登山靴風の靴が
ハイキングシューズという名目で販売されている。

そこに並んでいる靴は、一見登山靴と見間違うような外観をしているため
間違いやすい。よくあるメーカーさんは、キャラバン、コロンビア、シリオ(中国産)
ミズノ、アシックス、ナイキ、ノースフェイス、モンベルなど、登山専門店にも
並びがちなブランドも目につく。

しかし、それらの靴は、あくまでDEPOなどのスーパー用に作られた
アウトドアシューズなのである。

山登りをはじめたばかりで、低山やハイキング程度なら、充分に使える靴だけど
いずれ、日本アルプス、八ヶ岳などの高山や戸隠、妙高、白山などの山々をあるく登山には
本物の登山靴を履いた方が安全で快適なのである。

シリオというメーカーも、DEPOなどに、本物の登山靴は出荷していない。

あと、ウエアメーカーさんが作る中国産やベトナム産など、安く量産している靴も
今までに良い登山靴を見たことはない。


・・・お客さまは、LOWA TAHOEをフィッティングされた瞬間

「やっぱり、これだ。」

と一言。

スーパーに売っている安くて高くつく中国産の靴でした。


◆太田の登山道具シリーズ① 登山 ガス バーナー 動画◆





6月24日(日)


グレゴリーの大型バックパックを弊店でフィッティングされて購入されたお客さまには
グレゴリーのロゴ入り非売品のグレゴリーノベルティーDINEXマグカップがもらえる
というキャンペーンが6/22からはじまった。

マグカップは、先着10名さままでで、今日は3つのマグカップが
グレゴリー新オーナーさんの手に渡った。

そのお1人であるTさん(女性)の
グレゴリーDEVA70のフィッティングのご様子を
動画でご覧ください。


◆登山 リュック グレゴリー フィッティングについて (ゲスト編 鳥さん) 動画◆




◆グレゴリー 大型パック 黄色いカップキャンペーン NG編 (ゲスト編 鳥さん) 動画◆



グレゴリーのキャンペーンのことを
宣伝したかったのですが、じゃパネットのように
うまくできません。

何回も、わらってしまいました。















6月23日(土)


午前10時からご予約いただき、ご来店されたお客さまは、登山靴のフィッティングにご来店いただいた。

お客さまは、神奈川にお住まいで、以前ICIさんや好日山荘さんで登山靴を購入されたが、どうも足が痛くなるそうだ。

挙句の果て、東京のGOROさんで登山靴をオーダーメイドされたという。その靴は、足に合っていていいそうだけど、昔ながらの製法で作られた革の重登山靴は、ソールの部分に縫い目があり、全体的に靴から出っ張ったコバが特徴である。

そのコバがGOROさんの靴は、大きくはみ出しているため、岩場で岩に引っかかって、バランスを崩しそうになるという。それが、一度や二度ではないらしく、危なくて履いていられない・・・という。

たしかに、昔の登山靴はソール部分にコバがあり、靴よりはみ出した構造である。岩場を歩いていると引っかかることも想像できる範囲のことである。

今日新調された登山靴は、LOWA TAHOE PRO。

『やっと快適な、登山靴に巡り合えそうです。 』

とお客さまは、登山靴を購入後にお帰りの際にぼくに言った。

いつもながら、ぼくには、お客さまに山を快適に楽しんでいただくための
重大な責任がある。


◆登山靴 ヌバックレザー WAX加工について 手入れ方法 (補足) 動画◆






6月22日(金)


登山靴のフィッティングのご予約をいただき、ご来店いただいたご夫婦は、神奈川からのご来店である。

今日は旦那さまの登山靴のフィッティング。しかも、あらかじめLOWAのTAHOEをご希望いただき、まずは足型をみせていただいた。

サイズを計測し、横幅を含む全体を確認。足幅は、LOWA TAHOEで問題なさそうなので、ひとまず一安心。あとは、サイズのフィット感を確認していただくだけである。

お客さまの足は実寸が26.5cmほどで、横幅などの兼ね合いから、UK8.5にスペーサー2mmを入れてぴったりフィットだった。

登山靴が決まって、つづいてお手入れ教室。購入いただいたばかりのヌバックレザーにWAXを塗り込み、オイルドヌバックが完成した。



つづいてのお客さまは、5年ほど履いたケイランドの登山靴が年々きつくなり、いよいよ、足先が当たるようになったということで登山靴の買い替えのためにフィッティングに来られた。

お客さま曰く、少々体重が増えたため、靴も窮屈になったのか?それとも、靴が縮んでしまったのか?わからないけど、つま先が当たるようになって、もう履いていられません・・・・ということのようである。

登山靴が縮んでしまう?ということは、考えにくいことではあるが、ナイロンやプラスチック、ゴムなど、温度や湿気などが原因で、伸縮して、変化することは充分に考えられることである。

お客さまの足型を見せていただき、サイズを測定して、慎重に試し履きしていただく。





6月21日(木)


北アルプス上高地の奥、徳澤園から、休暇のために下りて来られたスタッフの方たちがご来店された。

スタッフのお1人女性の方が、パタゴニアのレディスのレトロジャケットを購入された。

ぼくは、もう下界生活にどっぷり浸かっているため、この季節に厚手のフリースのことは、忘れかけている。

しかし、山で働く方々には、年中を通して、フリースやダウンジャケットは必需品なのである。

BC穂高の片隅にまだ、厚手のフリースやダウンジャケットがひっそりと置いてある。それは、必要な方が来られた時のため。

いや~、山に行きたいな~。

徳澤園の方たちが帰られたあとも、ぼーっとして仕事が手に付かなかった・・・



6月20日(水)


LOWAのTAHOE PROをフィッティングされ
そのままWAX仕上げ3回塗り加工をご依頼いただいたYさんが
登山靴を受取りに来られた。

WAX仕上げは2回まで済ませておいたため
3回目の加工は、Yさんと一緒にお手入れ講習も交えて行った。

Yさんの登山靴には、もう2回WAXを塗りこんでいるため
通常3回目は、最後の仕上げだけである。

しかし、今回は、お手入れ講習も併用しなければ
ならないため、フルメンテナンスで、3回目の
WAX仕上げを行うことになった。


Yさんも、ユーチューブの動画で予習されて
来られたため、お手入れ教室はスムーズに
修了した。






WAX仕上げ3回塗り加工もご注文いただき
ピカピカになったYさんのTAHOE pro







ご注文いただき、お送りさせていただくNさんのX-RIZE2の
検品のため、いちど店内で設営した。

テントの検品のことを、登山店では、検張り(けんぱり)という。

検張りの様子は、ちょいと動画に収めてNさんに
お見せした。

いまは、IPhoneで撮影した動画を公開することで
ご来店いただかなくても商品説明ができるようになった。

ひと昔前だと、考えも及ばなかったこと。

これからも、もっと、おどろくことが
できるようになっていくのだろう。








グレゴリーのキャンペーンのようで

こんなカップが届いた。

6/22から、グレゴリーの大型パックを
フィッティングしてご購入いただいたお客さまに

グレゴリーノベルティーダイネックスマグカップが
もらえるそうだ。

無くなり次第終了だそうなので、早めにゲットしてね。




6月19日(火)


先日、アライテントのエアライズをご購入され、今日登山靴のフィッティングと
大型パックのフィッティングのためにご来店されたお客さまは、今月の末に
山デビューされるご予定である。

ただし、お休みはあまり自由に取れないそうで、燕のテンバから朝の出勤を狙われている。

ぼくも、むかし、Kスポーツに勤めていた頃、休みが驚異的に少なく
糸魚川の雨飾山荘さんや燕山荘さんから出勤したことがある。

一番遠かったのは、穂高岳山荘さんからの出勤だった。

涸沢ヒュッテさんからも何回か出勤したことがあり、ぼくは、山から出勤が得意である。

だから、お休みが少ない方には、山から出勤をいろいろアドバイスさせていただいている。


燕山荘さんのテンバから出勤となると、撤収に1時間、下山に3時間、中房から穂高まで1時間、お勤め先まで約1時間。で6時間の出勤ドラマである。

9時に出社するためには、遅くても3時に出勤の準備をはじめなければならない・・・

お客さまは、ぼくのアドバイス通り90ルーメンのスポットが付いた明るいヘッドランプも新調された。


●BC穂高 & ONLINE SHOP 在庫表●

6月18日(月)


登山靴のフィッティングにご来店いただいたお客さまは、静岡の浜松市からのご来店。

お客さまは、足の実測が26.5cmで横幅はそれほど広くなく
LOWA TAHOE PROの8.0でぴったりフィットである。

浜松からのお客さまは、LOWA TAHOEproとお手入れセットを
ご購入され、WAX仕上げ3回塗り加工をご注文いただき
登山靴は、加工のためそのままに10日間ほどお預かりさせていただいた。




いろんなお店をはしごされ、なかなか足に合う登山靴が見つからないというお客さまが、ご来店された。

そのお客さまは、登山靴をはじめて購入されるため、登山靴を履いた経験がなく、登山靴のフィット感などがわからないご様子である。

ぼくが、フィッティングをしても、どうしても、首を傾げられている。

それほど、難しい足型では無いはずなのに、約2時間フィッティングしてみたが、表情は晴れないご様子。

お客さまは、足首が痛いらしく、そこは、気にしなくてもよい所。なんど話しても伝わらない。

もうこれ以上は不可能と判断したため、今日のところは、フィッティングを中止させていただいた。

登山靴を履いた経験が無いお客さまは、どんな感じなのか?

わからないのはあたりまえだと思う。でも、ぼくを信用していただけないならどうしようもない。



◆本日の動画 LOWA TAHOE ローバー タホー ヌバック 登山靴 手入れ ◆






6月17日(日)


今日も、この夏山から山テントデビューを控えているご夫婦と、一緒にシュラフをスタッフバックに収納するお仕事をした。

今日のご夫婦は、昨日の鳥さんたちとお友達で、ビデオ撮影も鳥さんお2人の昨日の様子を意識しての展開となった。

BC穂高では、登山靴のぴったりフィットをはじめたころから
この日記は太田もゲストも全員参加型の日記になるように皆さまに記念写真という形でご協力をお願いしてきた。

時代は、変わって、これからは、世界へ動画配信という信じられないような全員参加型を考えている。

鳥さんお2人も、今日のヤスさんご夫婦も、この週末に、BC穂高のシュラフ収納オリンピック動画配信で世界デビューした。









◆本日の動画・・・ダウンシュラフ 収納 (ゲスト編2) 登山



6月16日(土)


昨年、テントを購入され、今日、ダウンシュラフを新調されたお2人は、夏山テントにむけて準備中である。

今日は、大型リュックやマットなども含めて、装備を揃えられ、この夏山デビューは確実である。





ナンガのスウェルバック450を寝床に、鳥さん





春の山から、秋の山まで、楽しみだ。




◆本日の動画・・・ナンガ スウェルバック 450 シュラフ 収納 (ゲスト編)




登山 トレッキングポール の使い方



6月15日(金)


佐久から、登山靴のフィッティング、登山装備のご相談のために
ご来店いただいたご夫婦は、旦那さまが、これから山に復活される。

もう30年以上前の登山靴やシュラフやテントなど、天井裏にねむって
いるそうだけど、おそらく使えないということで、今日はしっかり
現代の山道具を揃える決意をされたようだ。

ご予約の時間に、ご来店された、お客さまから、今後の設計をお聞きして
まずは、登山靴のフィッティングからはじめる。

お客さまの足型を見せていただき、サイズを計測して、足型にあった
登山靴をぼくがチョイスして、試し履きしていただく。

このとき、メガネのレンズの度数などを測るときに用いられる
方法で、フィット感を確認する。

そのときの手順は、お客さまの足型や特徴によって違うけど
しっかり試し履きいただく前に、何足か足を通していただき
感想をお聞きして、次へ次へ、靴を出してくるときは、そういう時である。

中には、1足しか試し履きされないお客さまもいらっしゃるが
それは、他を試す必要がないくらいに、その1足がベストな方。


お客さまは、シリオの3E+の25.5cmがぴったりフィットだった。

そして、リュック、ウエア、小物類を一式マンツーマンでアドバイスさせていただき
山を登るのに必要な最低限の装備がピカピカに揃った。



長野からご来店の女性のOさんは、先月登山靴をご購入され、飯綱山を登って来られた。

今日はトレッキングポールのご相談のためご来店いただき、BDのレディスモデルを
お選びになられた。

BDのトレッキングポールは、フリックロックというレバーの開け閉めで
長さを調節して固定する。

そのフリックロックは、固定する硬さが、工場出荷時には最適な調整はされておらず
最終調整は、販売店の店頭にてドライバーで微調整が必要なのである。

ぼくは、そのBDのポールのフリックロックの調整は、ご購入いただく
お客さまの目の前でドライバーを片手に、ご説明をしながら調整して
お渡ししている。

どうしても、お客さまが、これからその道具を使っていく中で
自分で調整が必要な時がくるだろう。

その時のために、調整の仕方を目の前で見ていただき
力加減や道具の使い方、調節の度合いを記憶していただくほうがいい。

だから、できる限り、入荷時に調整するのではなくご購入の
お客さまの目の前で調整するのである。

Oさんにも、取り扱い方法をご説明させていただき、調整をして
BDのトレッキングポールをお渡しした。

つぎは、黒姫山に登られるご予定のようだ。

Oさんは、この夏に、北アルプスにデビューされるご予定だ。





佐久からご来店いただいたご夫婦は旦那さまが
昔、山に登られていて、30年ぶりの復活のためのご準備。

30年前の重登山靴、ズボン(ニッカ)、山シャツ、テント、キスリング
など、昔と今の道具の進化というか、変化というか、いろいろ変わっていることに
驚きの連続のようでした。




◆本日の動画・・・レインウエアをフードに収納

6月14日(木)


たまたま通りがかりに、はじめてご来店されるお客さまは、玄関で、いちどギョッとされるようである。

BC穂高は、店内にご入店いただくときに玄関先で靴を脱いでご入店いただくようになっている。

いちおう、お客さま用のスリッパやサンダルをご用意して、玄関に並べて置いてあるが
それを見て目が点になる方がときどきいらっしゃるのだ。

BC穂高では、時間をかけて、ゆっくりお買い物をしていただいたり
登山装備のご相談をいただくとき、どうしても床に商品を置いたり広げたりして
ご説明しなければならない時がある。

そんなとき、山帰りのドロドロ登山靴で店内を歩かれる通常のお店の床だと
商品を床に置くと汚れてしまうので、商品説明をするときに集中できない。

あくまで、BC穂高という登山店は、じっくりご相談いただけて、しっかりアドバイス
させていただいて、登山用具を販売していきたいのである。

ある意味、観光や登山用具を必要としない方が入店しづらいお店でも
仕方がないと思うのである。

それよりも、BC穂高を目的にご来店いただけるお客さまや
テントなどのご相談に来てご購入いただいたお客さまへの設営教室を
きれいな店内で実施していきたい。

というのが靴を脱いでいただく目的なのである。

玄関先で・・・


「え~、靴脱ぐの~」

「めんどくさいな~」

というお客さまの声を聞くと、申し訳ない気持ちにも
なるけど。

自分に置き換えて考えてみると・・・

たとえば、山小屋に宿泊中にお食事の
ため、食堂に入るとき、靴を脱いで食堂に入るときは
けして面倒でもないし、気持ち良く靴を脱いで入店する。

そういう時は、誰一人として、靴を脱ぐことを
面倒だとは思っていないように思うのだ。

それは、自分にとって必要なことだからだろう。

ということは、靴を脱ぐのを面倒だと思う方にとって
弊店は、不必要な存在なのだろう。

などなど、いろいろ考えてみると、靴を脱ぐという動作ひとつ
興味深い。

◆本日の動画・・・アライテントトレックライズ2
~テント購入時のテント設営教室随時開催中~





◆本日の動画・・・GPSMAP62SJ 登山で使えるGPS編

6月13日(水)


諏訪から登山靴のフィッティングにご来店いただいたYさんは、いまスカルパのトレッキングブーツをお使いで、どうも足に合っていないような感じられていて、登山靴を買い替えられることになった。

スカルパは、足型が日本人の足型より少し狭いモデルもあり、弊店で足が痛いご相談で2番目に多いメーカーさんである。

中には、スカルパがピッタリと言う方も時々いらっしゃるので、靴が悪いわけではけしてない。

Yさんは、少し小さめで細めの足型だけど、横幅は細すぎるわけでもない。

LOWAのTAHOEという登山靴は、レディスでUK3.5(約22.5cm)から
UK6.5(約25.5cm)

メンズが、UK6.0(約24.5cm)~UK11.5(約29.5cm)までのサイズがあり
BC穂高には、レディス全サイズ、メンズUK11(約29.0cm)までのサイズを常時揃えている。

ときどき、同じサイズが集中して売れてしまい一時的に切らせてしまうこともあるけど、基本的にはすぐに補充分が入荷する。


Yさんは、少し細めの足型で、長さが24,5cmだったため、メンズとレディスのUK6.0というサイズが長さにちょうどいい。

LOWAのTAHOE PROの場合、メンズとレディスでは木型が異なるため、メンズのUK6.0とレディスのUK6.0だとレディスのほうが若干細めの木型が使われている。

ちょうど、UK6.0~6.5は、メンズとレディスが両方あるため、そのサイズのみメンズタイプの木型とレディスタイプの木型を履き比べてお選びいただくことができるのだ。

いままで、ぼくがフィッティングをしていて、男性と女性の足型は、同じ長さでもたしかに違うことは、見た眼で判断ができるほどである。

しかし、Yさんは、少し細めの足型で、レディスタイプのモデルのほうが、足にフィットしている。

TAHOEの場合、メンズとレディスでは、若干の縫製の違いがあるため見分けることはできるが、ヌバックレーザーで同じカラーのため、レディスモデルでもデザイン的な見た目は、同じである。

おそらく、LOWAを扱うショップの店員で、登山靴の担当者でなければ見分け方は知らないだろう。


Yさんには、メンズとレディスタイプの違いをご説明して、履き心地をお試しいただいた。そして、Yさんには、レディスモデルのUK6.0に決められた。

Yさんは、WAX仕上げ3回塗り加工までご注文をいただき、そのままお預かりさせていただいた。



6月12日(火)


これから、雷のシーズンにはいる。

雷の多くは、地上の気温と上空の気温差が大きくなることで激しい対流がおこり空気の摩擦によって発生する場合がおおい。

標高が高くても低くても、雷は、電流が流れる最も近い物質に向かって直撃することがおおく、平地では、建物などの避雷針や電柱などに落ちる。

山では、背の高い樹木、岩などに落ちる場合があり、森林限界を超えた高山帯では、歩いている登山者を直撃することもある。

雷、つまり空気が電流を放電する方角は何も上から下とはかぎらない。時には横から稲妻が飛んでくることもある。

これからの時期、山を登るには、落雷に対する心構えが必要になる。

落雷を避けて、行動するような行動計画が必要なのである。

雷は、突然発生するわけでもなく、五感を働かせ、周囲を観察していればある程度の予測はできるものである。



雷の予測と雷から避難する5つのポイントを覚えてほしい。




1、朝一番の平地と3000m以上の上空の気温差が20度以上あれば、雷が発生する可能性が高い。朝一番に発生した雲の成長の仕方を観察する。早朝からもくもくした入道雲が発生し、どんどん大きくなっていけば要注意だ。

2、目と耳と口、鼻と肌で感じて五感で予測しよう。常に五感を敏感にしていれば、第六感という心の声が聞こえてくるはずだ。そう、心と対話をしよう。目で雲の流れや変化を見て、雷の音を聞き、鼻で雨の匂いを嗅ぎ、肌に当たる空気で気候の変化を感じ、口から息を吸い込んで、空気の味で湿度を測ろう。

3、遠くの入道雲(積雲~積乱雲)が、雲底から上空へ3000m以上成長していれば要注意だ。

4、雷の音が聞こえたら、どの方角でなっているのか聞き分ける。そして、空の雲の動きを観察して、離れていくようなら問題は無いが、向かってくる風向きなら、要注意だ。雷から逃げよう。進むか?引き返すか?様子をみるか?

5、湿気を含む暖かい風が斜面をかけのぼり、稜線付近で、急にひんやりした空気と霧に包まれた時。要注意。


雷の危険を感じたら、まず、山小屋などの建物内に避難するのが安全である。

次に、できるだけ稜線から避難する。下に向かう登山道が近くにない場合は、滑落しないように慎重に行動しなければならない。

大きな岩の下、樹木の下は危険なので、できるだけ近づかない。

近くにハイ松帯があれば、その上に乗ることで、絶縁できるため有効である。まわりに何もなければ、できる限り低い所に移動して、姿勢を低くして、リュックの上に乗って地面に設置しないようにしながら、通り過ぎるのを待つ。



でも、一番大切な事は、雷が鳴っている時間帯は、山小屋などの建物の近くに居るような計画を立てて行動することが必要なのである。

雷は、朝から予測しながら、山小屋、避難小屋などの位置関係と時間帯を意識して行動しよう。

稜線上の真ん中に、雷が発生しそうな時間帯にうろうろしていると、落雷に襲われても自業自得なので注意してほしい。







LOWAのTAHOEをフィッティングされたお客さま。
お手入れ教室もうけていただき、ヌバックレザーの登山靴はピカピカになった。




6月11日(月)


今日は、暇な月曜日。

週末にご注文いただいた商品の発注と、入荷したままになっていた段ボール箱をまったりと片付けて、ちょいと、お店の改造をして一日が暮れた。



6月10日(日)


石川県から、登山靴のフィッティングにご来店いただいたご夫婦は、旦那さまが昔、山に登られていて、また最近山登りに目覚め、奥さまと一緒に登山靴を揃えられた。

旦那さまは、むかし、40年ほど前、学生で登山をはじめられたころ・・・

LOWAの登山靴が高価で手が出せなく、少し安いハンワグを購入されて履かれていたそうだ。
その頃から、LOWAに憧れていた旦那さまは、とにかくLOWAに思い入れがあり、TAHOEを試し履きされた。

サイズはUKの8.0がベストサイズと思われるが、UK7.5と迷われていた。

ぼくは、お店にWAX加工を施して展示してあるTAHOEのUK8.0を履いて外をお散歩していただくように提案させていただいた。

しばらくして、帰って来られた旦那さまは、納得されたようで、UK8.0をお選びになられた。



先月、LOWAの登山靴を新調されたチハルさんが、軽アイゼンとリュックサックを購入されるためにご来店された。

チハルさんは、夏に白馬の大雪渓を歩くご予定で、その準備のためにアイゼンをお求めになられた。

お話しの流れから、チハルさんは、登山用のテントとシュラフを購入され、この夏の山テントデビューが決定した。

テントは、アライテントで、常時お2人で使う目的で、トレックライズ2をお選びになられた。
テントが決まり、さっそく、テントの設営教室を開始する。

テント設営教室中に、グレゴリー大型パックのフィッティング調整や、お買い物のお客さまも多く、てんてこ舞い。

テント設営教室中は、その様子を見学されているお客さまや、なにかご相談がありそうなお客さまにも挨拶をかわすことが精一杯の状況で時間は過ぎ去った。

お客さまが落ち着いて、最後までお待ちいただいたお客さまは、Nさんだけになった。Nさんは、取り寄せたキャメロットのカムを3つ購入され、今日の一日は幕を閉じた。












この夏から山テントデビューのチハルさん。




◆本日の動画2本


アライテント トレックライズ2



アライテント ドマドーム ライト2


6月9日(土)


あさから、土砂降りの雨が降っている。関東甲信越地方も、梅雨入りの知らせが届く。

お店は、久しぶりに、まったりした週末で、午前中に登山靴のフィッティングをご予約いただいていたTさまご家族がご来店され、父の日にお父さまへ登山靴のプレゼントというイベントのお手伝いをさせていただいた。

お父さまは、幅の広い足の持ち主で、シリオの4E+でサイズ合わせ。


そのあとは、まったりした時間が過ぎていったが、夕方の5時過ぎに、てんやわんやが訪れた。

3名さまの登山靴のフィッティングが連続でつづき、その間にも、いろんなお客さまにお買いものをしていただき、途中から記憶が無くなった。

6月8日(金)


お店の一部、ウエアコーナーの棚を改良した。

山で使う腕時計はスントの定番となったベクターというモデルがぼくのおすすめの腕時計である。

ぼくも、10年前から愛用していて、今のベクターは2台目である。1代目のベクターは、とくにガイド業をやっていたときに使用していた。5年ほど毎日腕に付けて使用してたら、本体のプラスチック部分に縦にクラックが入っていた。それでも、ユニットには割れは無く、水につけても平気で、山帰りの温泉に浸かるときも、ときどき外し忘れてお風呂に浸けてしまっても、故障することなく使っていた。

そのベクターは、いつの間にか、無くしてしまった。


今日、スントのベクターを買い替えられたお客さまは、7年ほど愛用されていたベクターのユニットに水が入り、故障してしまったため買い替えられた。

お客さまは、ブラックカラーのベクターをお選びになられ、お店では、コンパスの補正だけ調整して、お客さまは腕にはめて帰られた。

ベクターは、同じモデルで2代目、3代目というお客さまが多いベストセラーモデルである。15年ほど前から、デザインや機能に変更も無く、カラーが毎年追加されたり、限定カラーが発売されるだけである。

電気製品で、約15年も同じ機能でやっていけるモノも珍しいように思う。無駄が無い!ということはそういうことなのだろう。


6月7日(木)


三重からご来店のご年配のご夫婦は、奥さまが股関節の病のようで、幼少期から、
ドクターの診断書により体育の授業をすべて見学されていたそうだ。

ぼくも小学生のころの記憶に、学年に数名そんな子がいたことを覚えている。

その奥さまが、最近になって介護のお仕事をされるようになり、寝たきりのご老人を持ち上げたり
抱きかかえたりしていても、足が痛くならないというお話しをお伺いした。

ご主人は、昔から山に登られていて、革靴のお手入れ用品を購入され
しばらく店内をご覧になられていた。



そして・・・


いつのまにか、奥さまが、登山靴のフィッティングのメインベンチにお座りになられていた。

旦那さまがぼくを呼びとめて、こうおっしゃった。

「目標は、西穂の丸山程度で、穂高から上高地を見降ろしてみたいだけなんです。」

「でもできれば、ほんとうに運が良ければ、甲斐駒にも登りたい。と申しています。」


ぼくはすぐに、奥さまの登山靴が必要なのだということがわかった。

ぼくは、フィッティングベンチに腰掛けられている奥さまと
旦那様のお話しに、しばらく耳を傾ける・・・・・

ぼくからも、いくつかご質問させていただき、そのご返答を
お聞きしたあと、登山靴の構造を簡単にご説明した。

お2人は、とても仲の良いご夫婦で、旦那様は、いつも奥さまをかばっているご様子がうかがえる。

そして、奥さまは、好奇心旺盛な表情で終始ニコニコされている。

まずは、30分から、30時間ほどのコースを歩かれることからはじめられるということで
ゆくゆくは、雪の八方尾根を、映画『岳』の三歩が歩いた雪山の景色を見てみたい。

まずは、ショートコースを歩かれるのに最適な、LOWA メリーナをチョイスされた。

メリーナなら、春の残雪の雪山のハイキングくらいならアイゼンを付けて歩けるので
お2人にはベストかな?と思いフィッティングをはじめた。

まず、足のサイズを計測し、メリーナのUK4.5を試し履き。

靴紐を締める強さに驚かれていたが、登山靴の靴紐の締め具合をご説明し
しばらく試し履きしていただいた。

「わたしに登れるかしら?」

とご心配そうにご質問された奥さまに

ぼくは、山登りはメンタル8割、体力2割なのでメンタル面を
コントロールできれば誰だって目的地に立てることをご説明した。

奥さまは、メリーナを片手にお帰りになられた。





BC穂高の受付カウンターは、この位置に移動しました。
まえは、秘密基地があった場所で、秘密基地は、もう少し奥へ移動しました。






登山靴、グレゴリー大型パックのフィッティングと
山岳テントの設営教室を開催する場所です。

普段は、登山靴フィッティングのためのメインベンチが置かれています。

テント教室の時は、ベンチを後ろに下げて、お客さまが購入されたテントを
実際に、ここで設営しながら、取り扱い説明と、張り綱の張り方、ペグの打ち込み方
山でテントを設営するときの注意事項のいろいろをお話ししています。

ご質問や疑問も、ここで解決していただきます。






ここは、キャンプや登山に必要な、道具や小物がたくさん並んでいる所です。

この奥に、いろんなテントやシュラフが並んでいます。

楽しいグッズを見つけていただけるコーナーです。






BC穂高2階の店内の壁の面積の約半分は、こんな白い壁です。

この壁は、絵が描けます。

この白い壁にたくさんの絵を描くために、白くしました。

いま、影で山のような模様ができています。

マッターホルンの絵を描きたい場所です。

できれば、ディズニーのイマジニアさんに描いてもらえたら・・・






6月6日(水)


岐阜から、登山靴のフィッティングをご予約でご来店されたKさん。

Kさんは、LOWAのTAHOE PRO UK9.0でぴったりフィットだった。Kさんのお手入れ講習は、新しく設置された登山靴ピカピカルームで初のお手入れ講習になった。

最近は、ピカピカになるLOWAのTAHOE PROを目的にフィッティングにお越しになるお客さまが増えてきた。

しかし、あくまで、靴を選ぶのは、お客さまの足型であるため、前もってモデルを決めてご来店されても困るときがある。あくまで、足にピッタリの登山靴をフィッティングさせていただくのが、ぼくの仕事なので、ご希望の登山靴が合わなかった場合は、あきらめてください。














6月5日(火)


お店の模様替えをはじめた。

今度は、登山靴のお手入れ講習を行う場所を2階の店内に作ってみた。水をバシャバシャ使用するため、床はコンクリートの場所。

2か所ある入り口の北側、出入り口としては使っていない側の玄関を、お手入れ講習のピカピカルームに改装する。

とりあえずスペースだけ確保して、必要な椅子や棚を移動する。飾りつけはゆっくりやっていく予定である。





6月4日(月)


月曜日は、お店は暇だけど、週末に売れたモノの補充や、お取り寄せ商品の発注作業で、頭の中がてんてこ舞いだ。

そして、今日注文した商品は、明日から明後日にかけて段ボール箱が束となって入荷する。明日からは、検品とプライス付けにてんてこ舞いになりそうだ。





グレゴリーの大型 95Lが入荷した。
これは、大きい。バルトロ75Lと並べると
75Lのパックが小さく見える。

このバックパックを満タンで背負うのはぞっとする・・・





Gregory Whitney 95






6月3日(日)


あさから登山靴フィッティングのご予約のお客さまが3名さま。

途中、大阪からご来店いただいたFさんご夫婦が、春山から秋山まで使えるシュラフのご相談で、ナンガの450をお揃いで調達された。そして、旦那さまが、LOWAピントを勝手に試し履きされて、自分で納得されて、気にいられたご様子で、調達された。

いちおう、サイズは確認させていただき、ピントのフィッティングポイントを確認させていただいた。


夕方に、冬靴のフィッティングご予約をいただいたお客さまも大阪からのご来店で、LOWAのシルバーホルンがぴったりフィット。来週ツバメに登られるそうだ。

ツバメはまだ、合戦小屋手前から雪の上を歩くため、冬靴にアイゼンが活躍してくれるだろう。

今日は、登山靴を4足とピントを1足。充実した一日だった。





岐阜から登山靴のフィッティングご予約のKさん。






6月2日(土)


朝から、受付カウンターと事務スペースの片づけをやり始めたら、あら不思議・・・

ぼくにも整理整頓ができた。



昨日、三重からご来店いただき、今日もご来店いただくことになったお客さまのLOWA ピントのUK7.5がお昼過ぎに運送屋さんが届けてくれた。

お客さまからも確認のお電話をいただき、1時間後にご来店いただいた。ちょうどその頃、同じく三重からご来店されていた女性のお客さまの装備のご相談をお受けしていた。

当店は、三重や愛知、静岡、岐阜からのお客さまや、関東では、山梨、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川からのお客さまも多い。西は、大阪、兵庫、奈良、京都、滋賀、広島、長崎。北は、富山、新潟、石川、東北からは福島。遠方からご来店いただけるお客さまも多いのがうれしい。ざっと、数えても21都府県である。

なんと、日本全国の半分近く都府県からである。かなり全国展開に近い。






6月1日(金)


今日は、2階に移動してから、使っていなかった棚を、ゆかちゃんがバーナーで焼きを入れて、ぼくがワイヤーブラシで焼けたススをそぎ落として、アカネちゃんがオスモを塗るお仕事をした。

午後に三重からご来店のお客さまは、LOWAのピントをフィッティングに来られた。しかし、お客さまの足のサイズと思われるUK7.5が先日売れていき、入荷待ちとなっていた。

輸入元のタカダ貿易さんに問い合わせたところ、本日出荷されて、明日には、入荷するという。お客さまにそのことをお話しすると、明日もご来店いただけるとのこと。今日も長野県内にお泊りになられて、明日は1日フリータイムのようで、松本を観光されてからご来店いただけることになった。







LOWA TAHOEでぴったりフィットのお客さま。
お手入れ講習でピカピカになった。







バーナーでいい感じに焼き色をつけて





オスモを塗ったら、完成。










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