登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


May 2013


「ほたか日記へようこそ!」

安曇野市・穂高駅前 登山専門店
Back-Country穂高の太田です。


ショップを通じて出会った
たくさんのお客様との日々の出来事・・・

山を通じて、知ったいろんなこと


この日記を通じてお伝えしたいこと

そんな気持ちで、ほたか日記を書いています。

また、お店でも皆様のご来店を
お待ちしています。








店長太田がこよなく愛する
LOWAの登山靴(ヌバックレザー)

10年間現役です。

WAX仕上げとメンテナンスで
山を歩き回りながら履きこんでいくと
こんな登山靴になっていきます。

この登山靴には、想い出がいっぱい
詰まっています。

あなたの登山靴も
こんな感じに・・・

想い出とともに大切に
履いてください。





【店長太田も愛用するコロニルのメンテナンスセットはこちら】

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓






5月31日(金)


足が痛いお客様の
登山靴のフィッティング
お客様はご予約でご来店された。

足が痛い場所は?

小指の後ろに骨が少しポコっと
出っ張ってる場所と足裏、かかと。

それだけ聞いて足をみれば
原因はわかった。

『大丈夫ですよ。』

快適に歩ける登山靴を
フィッティングさせていただいた。

フィッティング後に
お手入れの講習も
受けていただきお客様は

ご満足いただいたご様子で
ピカピカのLOWAを抱えて
帰られた。






今週末は土日の2日とも
ご予約で埋まりそうな感じ。

まだ、お一人様づつ
夕方は空いてるけど
当日埋まるだろう。

現在、ご予約システム構築の
検討中。

もう足が痛いのは嫌なんです。

というのは今日
フィッティングのお客様。

『快適に山を歩く。』

...

Back-Country穂高は
それだけをご提供します。


5月30日(木)


登山靴のフィッティングのご予約を
いただいたお客様が伊那からご来店された。

ご予約のお客様の場合、まず最初に
足型を測らせていただき、足型を確認する。

登山用のソックスを履いていただき
専用ゲージでサイズを測りながら
お客様の足型を確認する。

ここで、ぼくの頭の中では
お客様の足型にぴったりの
登山靴が思い浮かんでいる。

ひとまず、幅広い登山靴や
大きいサイズから履いて
いただきながら・・・

ぼくのプロセスに沿って
順番に靴に足を通していただく。

その足が靴に入るときの
微妙な感覚を感じ取り
お客様の足の気持ちが伝わってくる。

ある程度絞り込んだ段階で
靴ひもをぼくの強さで縛っていく。

そこからフィッティングの
試し履きがはじまる。

ここまでの間にお客様は
デザインやカラーなどの
好みは選べない。

あくまで、登山靴は足との
フィット感である。

お客様の足にぴったりの
登山靴が複数あれば、その中から
お選びいただくことは可能だけど・・・


一番快適な登山靴は1足しかない。



お客様には、シリオ662の25.0cmが
ぴったりフィットだった。







シリオ 552 GTXのWAX仕上げ3回塗り加工

シリオ 552のベージュ系のカラーに
ブラウンのローションを塗ると
キャラメルのような美しいブラウン系に
仕上がる。

上質なヌバックレザーはWAXを塗りこんだ
あとの光沢感、ツルツルなレザー表明の肌さわりが
ちがう。

このシリオはほぼLOWAと同じ質感に
仕上がるので気持ちがいい。

同じようなヌバックレザーでも、メーカーによって
WAXを塗りこんだときの質感が違う。

ヨレヨレになるモノもあるし、いくら磨いても
光沢感が悪いレザーもある。

中には、WAXを塗った後は、なんだか
レザーがヨレてシワが出てくる靴もある。


WAXを塗りこんで輝く登山靴は
気持ちがいい。







この風合いは、ヌバックレザー本来の
表情で美しい。

山梨のS様のシリオ登山靴です。
WAX仕上げ3回塗り加工済






LOWA メリーナはライトな登山
無積雪期だけのアルプス登山に向けた
ハイキング&トレッキングモデル



5月29日(水)


登山靴のフィッティングのご予約を
いただいたお客様が伊那からご来店された。

ご予約のお客様の場合、まず最初に
足型を測らせていただき、足型を確認する。

登山用のソックスを履いていただき 専用ゲージでサイズを測りながら
お客様の足型を確認する。

ここで、ぼくの頭の中では
お客様の足型にぴったりの
登山靴が思い浮かんでいる。

ひとまず、幅広い登山靴や
大きいサイズから履いて
いただきながら・・・

ぼくのプロセスに沿って
順番に靴に足を通していただく。

その足が靴に入るときの
微妙な感覚を感じ取り
お客様の足の気持ちが伝わってくる。

ある程度絞り込んだ段階で
靴ひもをぼくの強さで縛っていく。

そこからフィッティングの
試し履きがはじまる。

ここまでの間にお客様は
デザインやカラーなどの
好みは選べない。

あくまで、登山靴は足との
フィット感である。

お客様の足にぴったりの
登山靴が複数あれば、その中から
お選びいただくことは可能だけど・・・


一番快適な登山靴は1足しかない。



お客様には、シリオ662の25.0cmが
ぴったりフィットだった。







LOWA ティカムは、バックパッキングモデルの
登山靴。

カラーはきれいなオレンジ色だけど
よくあるクライミング系の靴とは違う。

ソールはTIBETと同じタイプで
ソールの硬さやクッション性はTIBETと
同等である。

夏山中心のアルプス登山に快適な
登山靴で、木型はノーマルなので
やや細め。

ぼくの足だと、タホーより1サイズ
大きいUK8.5でぴったり履ける。

カラフルなバックパッキングモデルを
お探しの方におすすめなモデルである。





5月27日(月)


登山靴との最初の出会いは
hanwagハンワグだった。


LOWAを履き始める前の
6年間この靴のお世話になった。


とてもいい靴だ。


昔に比べると
足幅もだいぶ良くなった。


このアラスカは昨年の
展示会で試し履きした。


... その時のはき心地が
気に入り、オーダーした。


hanwagとの
再会だった。




ハンワグ アラスカ ゴアテックス (ヌバック・トレッキングブーツ)






ザンバラン WAX仕上げ3回塗り加工で
オイルドヌバック仕様の完成



5月26日(日)


先々週に登山靴をフィッティングされ
WAX加工のご依頼をいただき

昨日、その登山靴をお渡しして
登山装備を一式購入されたUさんから
電話がかかってきた。

昨日揃えた道具を持って戸隠の
飯縄山を登ってこられた。

最初は、雨飾山を予定されていたが
雪がまだ残っていそうなので
飯縄山をおすすめした。

雨飾山は残雪が残っていると
下りでルートを間違えてしまう
可能性がある。

沢を通る時など迷う遭難も
時々あるので初登山の方には
少々不安がある。

飯縄山はもう雪は無く
新品の登山靴の慣らしには
丁度いい山である。

Uさんは、登山靴も快適で
次に登る山も見えていて
とても楽しんでいるご様子だった。



10:30
登山靴フィッティングのご予約の
お客様がご来店された。

Backcountry穂高では、登山靴の
フィッティングには、1~2時間かけて
じっくりと試し履きしていただいている。

まず、足型を見せていただき
サイズを計測して、最初に試していただく
登山靴のモデルが決まる。

ここは、ぼくの経験と感で1足目を
履いていただき、その最初に足を通した
瞬間に、お客様の足の気持ちが伝わってくる。

そこから、一定のプロセスで靴を
入れ替えて、ぴったりフィットな登山靴を
見つけ、そこから試し履きがはじまる。

その一定のプロセスは、お客様の 好みや足の特徴によって変わるため
ここは経験と感で相性を確かめる。

お客様には、LOWA TAHOE UK8.5に
2.5㎜のスぺーサーを入れてぴったりフィットだった。

スぺーサーを入れることで、通常5mm単位の
サイズ選びが、その半分の2.5mm単位で
フィッティングができる。

そのスぺーサーは、いつでも取り外しが
可能なため、ソックスや馴染み具合で
厚さを変えたり、取り外したりして調整する。

ぼくもTAHOE PROになって
UK8.5がぴったりだけど、2mmの
スぺーサーを入れて快適である。

スぺーサーは硬い板だけど
ソルボの吸収効果のある3mmの
モノもあり、クッション性が増す。

登山靴の調整でお悩みの方は
いちどご相談に来られるといいと思う。




15:00
名古屋からご来店のお客様は
登山靴のご相談に来られた。

LOWAのセミワンタッチ式アイゼン
対応のチェベダーレというモデルを
見に来られたそうだ。

最近、この手のセミワンタッチ式
を採用したアルパインクライミング用ブーツの
用途を知らずに購入される方が多いように思う。


まず、セミワンタッチ式の目的は
岩場をクライミングしていて、時どき
アイスや雪渓をクライミングする際に
装着するアイゼンに対応しているということ。

ようは、ロッククライミングだけど
ときにはアイゼンが必要でストラップが
ベルトより、若干強く靴に固定が可能ということ。

日本のアルプスなどの一般ルートでは
ほとんど必要ないことと、残雪季の登山用と
間違えている方が多いこと。

クライミングブーツで夏山一般ルートを
縦走されている方が多く、足が痛い経験を
されて、ご相談に来られる方が多い。

日本の登山という楽しみ方のほとんどが
クライミングというよりトレッキング

自然を歩いてキャンプを楽しみ
整備された登山道を歩いて頂上を
目指す。

そういった目的には、トレッキングブーツ
バックパッキング用のブーツが快適で

ちょいと残雪も登ると言っても
クライミングブーツはいらないルートが
多い。

GW頃のアルプスの稜線は、冬靴だし
5月中旬には、夏靴にアイゼンで対応できる。

アルパインクライミングとは
残雪も残っているクライミングルート

6月以降の穂高界隈では、屏風岩、滝谷、北釜、北尾根
前穂東壁といったルートをザイルを使って登る際に
有効である。

5月の今は、まだ雪の付き具合では冬靴で
対応することもある。

ようするに、氷が残る垂直に近いルートを
登攀(トハン)するときに有効なブーツが
アルパインブーツということである。

なぜか、アルパインブーツはたくさん
販売され、雑誌にも取り上げられているが
滝谷や屏風などにクライマーの姿はほとんど無い

山のキャンプ場のテントの脇に
置かれているブーツを見ることが多い。

多くの方が、山を楽しむ目的とミスマッチな
ブーツを履いているということである。


お客様にはご説明して、トレッキングに
おすすめの登山靴をご紹介させていただいた。

お客様はLOWAのティカムをご検討される
ということで、まだ入荷待ちのため再び
ご来店いただくことになった。

18:00
BCマウンテン倶楽部会員の北さんが
倶楽部のフラッグを取りに来られた。

来週の倶楽部の富士登山に持っていく
という。

今日は、唐松の帰りで、真っ赤に
日焼けしている。

倶楽部のメンバーもだいぶ増えて
活動が盛り上がっていてうれしい。



18:30
閉店(CLOSE)

Good night.






岡谷からフィッティングご予約をいただき
LOWA TAHOE UK8.5でぴったりフィットのSさん

お手入れ講習でピカピカになりました。





iPhone5のカメラで
パノラマ撮影をしてみた。
ぐるっと約180度つなげて
撮影できるのはすごい。

撮影の際の遠近感をうまく
工夫すれば、もっといい画像が
作れそうだ。
















5月25日(土)


日報・・・



10:30
営業開始(OPEN)

長野からKさんがご来店された。
1月にご購入されたLOWAの冬靴で
足の小指のあたりが気になるという。

さっそく、サイズを確認して
靴ひもを締めていただいた。

Kさんの締め具合は
すこし、緩かった。

ぼくが締めた場合、足が中で動かない
という。

そこを改善して、もう一度
山を歩いたいただくようお願いした。



13:00
登山靴のフィッティングのご予約の
Sさんが長野市内からご来店された。

Sさんは、昔Lowaのトレッカーを
愛用されていて、ソールが剥がれたため
近くのショップにソール交換に出されたという。

そして、戻ってきたら、明らかに靴の形が
変わっていたそうだ。

しかも、ソールはLOWAの純正ではなく
薄い別モノが付けられ、履いた感じは
サイズが小さくなったような?

ソールも見るからに小さく甲の部分が
薄くなり、1時間も歩けば足が痛くて
どうしようもなかったそうだ。

そのLOWAは、もう処分されたという事で
見せていただくことはできなかったが

そのショップは、正規の輸入元(メーカー)ではなく
何でもソール交換業者さんへ出されたようだ。



実は、BC穂高にも、何でもソール交換業者さんから
営業の連絡をいただいたことがある。

その時は、試しにいちど、不要な登山靴の
ソール交換を依頼した。

費用は通常の8割ほどの工賃でソール交換を
している。

依頼した登山靴が帰って来た時
そこは、素人さんということが
すぐに分かった。

まず、ソールの形状が靴に合っていなく
当然、ソールは登山靴メーカーの純正ではない。

ビブラムのロゴは付いているがラバーが
プラスチックのようなグリップ力に欠ける
粗悪品が付いて来た。

ソールの交換で靴本体にダメージを受けて 失敗されたお客様ははじめて知った。

これからも、同じような経験をされる方が
出てくるのか?心配である。

その登山靴何でもソール交換業者は
ネットでも宣伝していて、直接受注も
受けているため、検索すれば出てくる。

できれば、信頼できる正規ショップから
メーカーさんへ直接交換に出したほうが
ようさそうだ。

ショップへもメーカーさんへ出して
もらうよう依頼するか、どこに出すのか 確認したほうがよさそうである。

BC穂高では、100%取り扱い
メーカーさんへ正規のルートで
直接ソール交換の依頼をしている。


Sさんは、足幅が標準的なスマートな
足で、ご自身では幅広だと思われていたそうだ。

意外にそういう方は多い。

Sさんの足には、LOWAの標準木型の
BANFF PRO Uk7.0でぴったり
フィットだった。



15:00
岐阜からご予約のTさんがご来店された。

Tさんは、好日山荘さんで登山靴を
購入されたそうだが・・・


お店では、残雪季も少し。

程度に店員さんに伝えたところ
スカルパのクライミング向けの
セミワンタッチ対応ブーツが出てきた。

まず、最初にはっきり言っておくが

セミワンタッチ式アイゼンは
残雪用ではない。

岩場いわゆるクライミング時に
氷や雪で、アイゼンが必要なときに
装着するためにセミワンタッチという
方式を使っている。

ようは、岩場でソールの前をこすって
登るため、コバは無いほうがいい。

でも氷になった時、ベルト式アイゼンより
梃子の原理で、バチーンと固定できる
方が、壁を登るときに安定する。

そのためのブーツはセミワンタッチ式
アイゼンを必要とするため、かかとにコバを
付けている。

残雪季に、一般ルートを歩くために
セミワンタッチ式は必要ではない。

クライミング用ブーツなので、クライミング時に
必要な要素しか詰まっていないそのブーツの
特徴をご説明してご納得いただき


その靴は、クライミング要素の高い
登山のときにお使いいただくようご提案した。

そして、お客様の足は、幅広で4Eで
SIRIOの664の26.0cmが
ぴったりフィットだった。

お客様のスカルパにはスーパーフィートが
入っていて、店員さんにこれはいいですよ。

とすすめられて購入されたそうだ。

好日の店員さん、まずは、登山靴を
しっかり選んでください。

4Eの足型のお客様にスカルパの
クライミング用を履かせるのは・・・

できれば、やめてください。
お願いします。

16:30
2足目となるLOWAのTAHOEの
買い替えのお客様がご来店された。

現在、LOWAのTAHOEを履いていて
同じ靴に買い替えられる。

BC穂高は、オープン7年目に入った。

そろそろ、買い替えのお客様が
またご来店されるのは、とてもうれしいことである。

5年以上たつと、足の形や登山靴にしても
微妙に変化しているため、同じ靴でも
念のためフィッティングをしたほうがいい。

ぼくの場合1足目サレックモデル標準木型 UK8.5

2足目、TAHOEモデルXXL木型UK8.0


3足目、TAHOEモデルXXL木型UK8.0(現在10年目現役)

4足目のTAHOE PRO WXL木型 UK8.5(現在2年目)


という感じで、微妙にサイズが変わってきた。

だから、やっぱり、フィッティングが
必要です。


お客様は、現在履いているTAHOEは
UK5.0

今日フィッティングさせていただいた
TAHOE PROはUK5.5でぴったり
フィットであった。


18:30
閉店(CLOSE)

Good night.


5月24日(金)


登山靴のぴったりフィット保証は
当店でご購入いただいた登山靴が
快適で楽しい山歩きに役立つための
保証制度。

保証期間は1年だけど、山で実際に
履いていただき、足が痛いなどの
不具合があった場合に相談してほしい。

じつは、足が痛い登山靴を履いている方の
ほとんどは、購入されたお店にのちこんで
相談するということをされていない方が多い。

そして、そのほとんどは、歩き方、ちょっとした
調整で改善される場合が多いのだ。

靴ひもをしっかり結ぶこともそうだけど
ソックスの厚さや材質、インソールの
不具合などもある。

また、歩き方でも改善されることもあり

購入いただいた登山靴を山で履いて
不具合があれば、とにかく相談してほしいから
この保証制度は誕生した。

最終的に調整より、交換が快適への近道ならば
無償で交換させていただく。

それでもだめなら、返金という。

お客様が失敗することは無い。






登山靴のぴったりフィット保証
(当日入会可能なBCメンバーズカード会員様に限り)





5月23日(木)


あさ6時ごろお店に出勤すると
誰もいない薄暗い店内は静けさに
包まれている。

空気がピーンと張り詰めた
薄暗い店内で

おいしい朝の珈琲を飲む時間が
ぼくは好きだ。


今日も、登山靴フィッティングの
お客様がご来店される。

ご予約いただき遠方からご来店される
お客様は、登山靴での失敗経験を持ちの
方が多い。

こんどこそ、快適に山を歩ける登山靴がほしい。

そんな想いを持って、東京からでも、広島からでも
石川からでも、ご来店されるお客様。

もう失敗は許されない。

ぼくの仕事は責任重大で

ぼくにとっては、たくさんの
お客様のお一人でも

お客さまにとっては、重要な一日。

だから、ご予約いただいた2~3時間は
お客様のためだけの大切な時間。

その間、ぼくは、快適な履き心地を
ご提供することだけに集中する。



今日は、このBack-Country穂高で
お客様のどんなドラマが繰り広げられるのか?

そんな期待と、ぼくの責任。

さあ、やるぞ。

という気持ちになる。









5月22日(水)


登山靴のフィッティングのご予約を
いただいてご来店いただいたお客様は
岡崎からご来店いただいた。

遠くからご来店いただける
お客様は、山に登った帰りに
ご予約をいただいたり、日帰りで
ご来店いただいたりさまざまである。

今日岡崎からご来店のお客様は
今夜、かじかの里(キャンプ可能な公園)で
キャンプされるという。

かじかの里は、BCマウンテン倶楽部の
メンバーの中にも、こちらに来られた時に
利用されている方がいらっしゃる。

しかし、田舎の街中にある公園のため
あまり、知られておらず、ひっそりと
静かに楽しめるキャンプ場である。


BC穂高は北アルプスの麓
安曇野という街の穂高駅の真ん前に
いちする観光地である。

北アルプスの山々も美しく
早朝には雪がかぶった北アルプスを
バックに白鳥の群れが飛ぶ姿も美しい。

ここには、まだ自然がや野性が
ほんの少し都会より多く残されている。

ほんとうにいい場所である。

遠方からご来店のときには
是非、泊りがけで旅行も満喫して
いただきたいと思う。



5月20日(月)


久しぶりに、ぼくが10年愛用している
LOWA TAHOEにワックスを塗った。

最近は、あまり履けなくなり、お店の
主役的な存在になってきた感じがする。

この靴を履き始めのころは、プロのガイドを
目指している時で、年間100日以上を3年間
履き続けた。

そのころは、毎年ソールの張り替えが必要に
なるほどで、夏山の最盛期は、何日もぶっ通しで
歩き続けた。

お手入れは定期的にはしていたが、毎回はできないので
あるていど履いたら、時どき洗ってワックスを塗る程度
だった。

それでも、その頃は、この登山靴を10年ものあいだ
履けるとは思ってもいなかった。

長い付き合いになったものだ。

でも、まだまだ履ける。





5月19日(日)


今日は、8時から臨時営業。

さっそく、登山靴のフィッティング。

今日は午後3時までご予約のお客様が
ご来店される予定で、今日もぼくは
時間管理の中での一日になる。

まず最初のフィッティングの
お客様は、足のサイズが28.0cm

試し履き中は、お店の中や
通路の階段の1階~3階までを
歩いていただき、時間をかけて
じっくり試し履きしていただく。

途中、革が少し馴染んだ頃に
靴ひもを締めなおし、その時の
フィット感を体感していただくことで
最高の1足を見つけていただくのだ。






千葉からご来店のTさんは朝8時から
特別営業。

ご予約がいっぱいのため臨時として
朝8時にご来店いただいた。

Tさんは LOWA TAHOE UK10.5で
ぴったりフィットである。







諏訪からご来店のKさん。
LOWA TAHOE UK4.5の
お手入れ講習でピカピカ

テントのご相談もいただき
エアライズ2のオーナーに・・・

テント教室も受けていただいた。








テント設営教室中

テントデビューの方にはテントご相談後に
お買い上げのテントでの設営教室を開催します。

ご希望の方は、事前にご予約ください。







ノリちゃんのスポルティバをアンカーに
使い、テントの設営教室







Tさんの長男の耕平くんの
登山靴デビュー。

足のサイズは28.5cm

TAHOE UK11.0という
ミドルサイズ。

大学のワンダーフォーゲル部に
入部されるため、家族4人で登山靴の
フィッティングに来られた。




5月18日(土)


今日明日は、登山靴フィッティングや
山岳テントのご相談のご予約が埋まっている。



あさ一番でご来店のお客様は
山梨県から電車でご来店された
女性Sさん。

登山靴のフィッティング中は
終始楽しそうで、ニコニコされている。

少々外反母趾が気になるが
SIRIOの552の23.0cmで
ぴったりフィットだった。

WAX仕上げをお預かりして
次の山に登る前にお届け予定で
お預かりした。




LOWA TAHOE UK7.0の履き心地を
微調整のためにご来店された。

スぺーサーを入れてまた次の山でお試しに
なられる予定。





横浜からご来店のYさん
LOWA TAHOE UK8.5






新潟からご来店のWさんご夫婦
旦那様の登山靴を新調された
SIRIO 662 26.5cm




5月17日(金)


登山靴のフィッティングご予約を
いただいたKさんは、栃木県から
ご来店された。

山をはじめられて、最初は量販店で
アウトドアシューズとリュックなどを
揃えられたという。

その靴は、もちろんシャンクが
入っていないグニャグニャのシューズで
限界を感じて登山靴への買い替えを決意された。

フィッティングはLOWAのTAHOEで
サイズはUK7.0と6.5を順番に試し履き。

Kさんの足には6.5でぴったりだった。

Kさんは、TAHOEの履き心地に感動されている
ご様子で、フィッティングの後は、お手入れ講習を
受けていただき、Kさんの登山靴はピカピカになった。














ヌバックレザーの登山靴をご購入の
お客様には、ご希望によりお手入れ講習を
お受けいただきます。

これから、末永く愛用していただきたいから
実際に履く前から、WAXを塗って履いて
いただくことをおすすめしています。

お手入れ講習は、実際にぼくが目の前で
片足のWAXを塗っていきますのでその様子を
ご覧頂いたあと、もう片方をご自身で塗っていただきます。




5月16日(木)


Kさんが注文されたグレゴリーの
アルピニスト35は、クライミングに
最適な装備を備えたバックパックである。

パックのフロント面にはクランポンケースを
備え、アックスホルダーも斬新な金具が付いている。










そのアルピニストには
いろんな斬新な機能が付いていて

取り外し式ヒップパッドやフレームまで
取り外しができるほか、座布団になる
パッドまで付いている。

そのアルピニストだが胸に付いている
チェストベルトが取り外して位置調整が
出来る仕様となっている。

その取り外せる。

ということが、不用意に外れてしまい
失くしてしまいそうなので、Kさんの
アルピニストのチェストベルトに少し細工した。

それが、簡単ではあるが、公共的に
公開しても良さそうなのでKさんに
手伝っていただき動画を撮影してみた。


【動画】


5月15日(水)


登山靴フィッティングのご予約を
いただき、東京からあずさ号でご来店
されたお客様は、足が痛くならない登山靴を
お探しである。

まずは、足のサイズを測り
今の登山靴の痛いところや
経験された出来事などをお聞きする。

登山靴での足の痛みでは
つま先まわりは、山の下りで
経験される場合が多い。

土ふまずあたりの痛みや
かかとの水ぶくれなどは
登りで経験される場合が多い。

お客様は、下りでの痛みを
経験されたようである。

下りでの痛みに関しては
登山靴とお客様の足型の不一致や
靴ひも関連の不具合などが考えられる。

最近は、健康系インソールを入れると
靴の中で足が動いてしまうようになり
つま先が当たって傷める場合がある。

お客様は下りでつま先の外反母趾の
あたりに痛みを感じされたようだ。

登山靴のフィッティングは
そのあたりのお悩みをお聞きして
その痛みの原因を理解したうえで
登山靴を選ぶ事になる。


今日は3名様の登山靴のフィッティングを
させていただいた。

最近は、ほとんどのお客様が
遠方からのご来店である。

今日も、東京、愛知、上高地から
ご来店のお客様だった。

今日もすべてのお客様の足型にぴったりで
快適な登山靴を選んでいただけただろうか?

ぼくの心境は、常に紙一重な
ナイフリッジを歩いているような・・・

ときどき、そんな不安に襲われる。

ぼくなりに自信ははあるけど
登山靴は実際に山を歩かなければ
ほんとうの履き心地はわからない
こともある。

履き心地が悪く、原因が靴選びの
間違いであるならば、ぴったりフィット保証で
対応することができる。

ぴったりフィット保証は、登山靴の
快適な履き心地を保証する制度である。

もし、BC穂高で購入された登山靴で
足が痛いというお客様は、ぼくに直接ご連絡
してほしい。






これから登山をはじめるお客様の登山靴はLOWAのオールレザー
お手入れ講習で、WAXを注入。



5月13日(月)


今日もこのゲージでお客様の
足のサイズを計測して足型を
確認する。

登山靴は足の長さと横幅の
比率でワイズと呼ばれる
横幅の広さのサイズが決まる。

ただ、横幅が広いからといって
4Eやそれ以上と単純に決まる
わけではない。

横幅が広くても足が長く
その比率では3Eということも
あるということである。

BC穂高では、そのワイズを
今までの経験に基づいて計測している。

100人いれば100種類の足型がある。

いや、ほとんどの人が左右の足の大きさや
形は微妙に違うため、200通りの足型がある
といってもいい。

BC穂高では、横幅のサイズを男女とも5通り
用意している。

メーカーはシリオとLOWAで
素材は上質なヌバックレザーが中心である。

その上質な・・・

というところが大切で、見た目には
同じようなヌバックレザーでも

他のメーカーでモノや品質の悪い
登山靴も存在する。

型崩れしやすいものや、ひび割れやすい
ヌバックはWAXを塗っているときの
WAXの馴染み方でだいたいはわかるのだ。


足に合った快適な登山靴を末永く
愛用していただけるために・・・

足型にぴったりフィットも大切だし
品質も大切。

そしてお手入れも大切なので

BC穂高では、その3つを充実させている。

だから、お客様は靴を選べない。

靴がお客様の足型に合った時しか
その登山靴を選ぶことができない。

ぼくは、そこをサポートをするだけで

それは、15年間の経験に基づいて
お客様の足型を見て、登山靴のマッチングを
判断する。

そんな登山靴が欲しいというお客様だけ
フィッティングにお越しいただければ
BC穂高はそれでいいと考えている。

登山靴はファッションではないが
機能性に優れた登山靴は美しい。

美しいモノは正しい。

それが、BC穂高である。







5月12日(日)


BC登山倶楽部の総会が昨日の
午後3時に行われた。

ぼくは、倶楽部の代表だけど
その総会には出席できなかった。

でも、お店の閉店後に今回の
総会が行われて倶楽部のメンバーが
泊っている有明荘に行って来た。

有明荘に到着したのは夜の8時。

メンバーのほとんどは泊っているが
日帰りで総会に参加されたメンバーは
すでに帰ったあとだった。

それでも、今年度の技術講習の案や
倶楽部でTシャツを作ったりする案など
少しみんなの意見も聞けてよかった。


BC登山倶楽部は5年目に入り
倶楽部員数は30名を超えた。

そして、入部をご希望いただける
方のために倶楽部と併設して
登山学校を開校する予定である。

登山学校の顧問はぼくを含めて
倶楽部員の中から講師を育てていく
予定である。

初心者の方が、倶楽部に入部する前に
登山の基本的なことを教わるスクールである。

そして、そのスクールを卒業された方は
BC登山倶楽部に入部することができる。


という仕組みにしたいと思う。

そうすることで、まずは、これから
山登りをはじめる全くの初心者方が
戸惑うことなく登山のことを学べる。

倶楽部員から講師を育てること。

倶楽部の人たちのレベルを上げていくことが
できるため、倶楽部内の安全性の向上を
めざす事ができる。

一石二鳥である。





朝の静かな店内の片隅で

おいしい珈琲を一杯・・・


楽しむひと時が好き。



5月11日(土)


今日は朝から電話がかると
登山靴のフィッティングのご予約だった。

登山靴フィッティング、グレゴリー大型の
フィッティングが続き、LOWAとグレゴリー三昧な
1日だった。



ぼくは、お仕事中、お客様に商品説明をしながら
基本的に、LOWAやグレゴリーをほめながら
その世界に浸っているようだな~。

ということに気がついた。



シリオ662でぴったりフィットのお客様は
上田からご来店。

今まで履いていた快適な登山靴の履き心地と同じ。
ということのようです。






当店でご購入の登山靴はもちろんのこと
他店で購入された登山靴の持ち込みでの

WAX仕上げ3回塗り加工も店頭で受付しています。

ヌバックレザーの登山靴を購入したら出来るだけ
早めにWAX加工をお願いします。

最初に何も塗らずに2年間履いた登山靴が
だめになったのを最近見ました。

2年目からWAXを塗り始めたのですが
もう遅かったようです。

動画でもご紹介しているユージ君
TAHOEです。

水漏れ、革のひび割れがひどく
修理も不可能です。

大切に履いていたそうですが
最初の2年でレザーがボロボロに
なってしまいました。

ユージ君は買い替えるそうです。


そしてはじめからWAX加工をします。

と言っていました。

とても悲しいことです。

みなさまもお気を付けください。





BC登山部のフラッグができた。なかなかいい感じ。




5月10日(金)


今の時期の北アルプス(雪山)稜線に
登る装備のうちアイゼンの基準を
12本爪に決めた。

もちろん他にもピッケルやグローブ
サングラス、防寒着、スパッツなど
雪山装備が必要だ。

12本爪のアイゼンをBC穂高の
オフィシャルとすることにした。

それは、燕山荘の赤沼社長が
自社のホームページ上で12本爪を
限定としたということ。

赤沼社長に電話でお聞きした。

まず、ぼくが疑問に思ったことは
10本ではだめですか?

ということ。

赤沼さんは

太田ちゃん、10本でもいいんだけど
10本から12本爪と言っても6本爪(軽アイゼン)で
登って来た人たちがいて困ったんだよ。


だから、あいまいな表現をせず
12本歯のアイゼンで登るように
限定したんだよ。

雪山を始めよう
北アルプスを登ろう
と言うんだから

6本とか8本とか
言っていないで

10本でもいいけど
どうせなら12本爪にしなさい。

という事に決めたんだよ。

赤沼社長のご説明は
そういうことである。


ぼくも納得した。

だから、この時期の北アルプスの稜線まで
登る装備のうちアイゼンは12本爪にしなさい。

ということに決めました。




そして今日・・・


そう言うお客さんがご来店された。

蝶に登るのに軽アイゼンでいいと
誰かに聞いたらしく

軽アイゼンを買いたいという。

『今は売れません。』

ぼくは、今の北アルプスに登るための
必要な装備をご説明した。

そして、

持っている装備をすべて
持ってきて僕のアドバイス通りに
買い揃えない限り何も売れません。

と断りした。

そのお客様は、雪山はもちろんのこと
山登りすら初めてだ。という。



どうも

アイゼンなしで
登ってる人おるよ。

と誰かから聞いたらしい。



プロの自転車乗りが手放しで
自転車乗ってるのみて

初めて自転車乗る子供に
ハンドル持たんでいいよ。

と言ってるようなもの。


そのお客様は装備を持って
再び訪ねて来られるかは不明だけど

持って来たら出来る限りの
サポートはしようと思う。

でも、初めての登山でこの時期は
できればやめたほうがいいな。

5月9日(木)


あさからWAX仕上げの作業に集中する。

普段からお店の業務やお客様のご相談を
お受けしている事が多く、なかなかWAX加工へ
集中できる時間を取れない日々がつづく。

GWも終わり、やっとほっとできる時間が
戻ってきた。

GW期間中に発生したあらゆる雑務は
なんとか片付いた。

さて、朝からWAXだ。


と思い、バケツに水を入れて
WAX加工の準備をはじめた。

・・・・・・・


いつも不思議におもうことがある。


WAXを塗り始めるとお客様がご来店される
ことがある。

いちど、WAXを塗り始めるとしばらくは
手を止めることができない。

しかも、手際の良さが仕上がり具合に
反映されるため、できれば、黙って
黙々と作業を完了したい。

でも、そんなときにかぎって
玄関で大声で呼ぶ人が来る。

場合によってはしばらく
ごめんなさい。と思いながら
黙って作業を続行する。

今日も、何名かのご来店があったけど
作業を終了してお店の売り場に戻ったときは
帰られた後だった。

でもWAX仕上げは完ぺきに完了した。

玄関にバックカントリー製作所

という看板を付ければ、いいかな?



登山靴のフィッティングのお客様が
お2人つづけてご来店された。


お一人は地元のお客様。

もうお一人は、思いたってご予約いただき
群馬から3時間かけてご来店された
登山靴フィッティングのお客様。













新しくなったWAXを使うと今まで以上に
仕上がり具合が向上した。

そして防水性もアップ。定着性もアップした。

WAXは今までのBIWAXと違い
べとつき感が無くなり、仕上がりが
サラサラになるのが特徴で

あまり関係ないが、WAXの匂いが
良くなった。

WAXを塗っているとお店の中に
いい香りが広がる。

とにかく、仕上がりが美しい。






向こう側が、一般的に発売されている新品のLOWA TAHOE



手前は、WAX仕上げ3回塗り加工を施した
オイルドヌバック特別仕様盤のLOWA TAHOE

特別仕様盤は、フィッティング後ご注文いただき
約2週間でお渡しできる特注販売である。

価格は普通のLOWA TAHOEが39,900円

スペシャル版は、+メンテナンスフルセットで 54,760円

である。

フィッティングは普通のTAHOEで木型と足型の
マッチングやサイズを決めて、ご注文いただくという
方法である。

遠方の方は、2週間後に郵送させていただくことも
可能で、フィッティングだけご来店いただければ
スペシャル仕様もご購入いただける。

ワンランク上のオイルドヌバック仕様の
TAHOEで山を歩きませんか?




5月8日(水)


その昔・・・


山は、大学山岳部、社会人山岳会の
活動が主流だった。


いつからか・・・


100名山や中高年登山ブームに火が付き
山岳会というよりは、友達や会社の仲間で
山に行く団体が主流になった。

そのころ

ツアー登山という旅行会社が企画する
ツアー登山の団体さん(1パーティ30名前後)
が目立つようになってきた。


そして今、


ソロテントというスタイルの単独か
少人数のファッション性が目立つ登山者が
増えてきた。


中高年よりカラフルな若者や女子が
目立つようになった。


そして、毎年のように遭難事故が
増加傾向にある。

このGW期間中も数多くの重大事故が
発生した。

無謀というか、無知な登山者の事故が
目立つようになってきた。

無法地帯と化しているようにも
思えるようになっている。


登山を教える団体、先輩、教育機関が
機能していない現状。

山の関係者、とくに山小屋さんや
救助に当たる警察や地元の遭対協の
隊員。

みなさん口々に、山をなめた登山者が
目立つと言う。

今朝から、某テレビ局の番組制作クルー10名ほどが
燕岳に登りながら撮影をしている。たぶん。

その制作会社は、この時期の北アルプスを
登るための装備準備で昨日の夕方、すったもんだした。

レンタルを前日の夕方に電話で予約してきた。

アイゼンとピッケル8セットである。



明日の5:30に借りたい。と言ってきた。

現在8セットは無いため取り寄せが必要なのと
明日の営業は10:00なので早朝にレンタルは
不可能だと伝えた。

すると、クレームまがいのことを
言ってきて挙句の果てには

「お宅では2度と借りません。」
という捨て台詞を履いて
電話をガチャンと切られた。


だれも借りてほしいと頼んだ覚えは無いし
レンタルの申し込みは3日前までに必要と
書いてある。

とくに登山の装備は、山に登る以上
自分で購入して揃えて行くものである。

それが大前提である。

レンタルは、うちのお客様や
燕山荘ツアーのお客様が
雪山の体験やこれからはじめることを
支援するためのサービスである。

忘れ物でも貸し出すこともあるが
それも目的ではない。

あくまで、これから雪山をはじめるための
サポートが目的なのだ。

何もテレビ番組制作経費をケチることを
支援する目的では無い。

ぎゃくに、そんな目的には貸し出したくは無いのだ。

しかし、もっと問題なことは

8人もの素人が持ったことも無い
アイゼンやピッケルを借りてこの時期の
北アルプスの稜線に登ろうとしていることである。

完全に山を舐めている。

しかも、前日に大切な命の道具を
準備していることじたい計画性が欠けている。


制作会社は東京にあるため
山の店に行けばもっと早く
準備ができたはず。

いちおう燕山荘の赤沼社長に
電話で相談した。

赤沼さん
「太田ちゃん、間際にアイゼンピッケルを準備している
なんて、山を舐めてるな。」

「装備が不十分だったら、登らせないよ。」

という。

当たり前の事である。

装備を揃える予算がないのなら
はじめから、山で撮影するなんて
計画をたてなければいいだけの話である。


そんなテレビ番組制作スタッフが
山を取り上げた番組を放送している事実。

その番組を見て、また安易な登山に
出かける人が出ないことを祈りたい。






5月6日(月)


今、思う事。

GWの北アルプスは、穂高、白馬、立山、槍、
鹿島槍、燕、常念。

山には限らず、気象条件や雪の状況が
毎年のように異なる。

自然現象なのだから当たり前である。

われわれ登山者は、それを前提として
あらゆる状況を想定して、その条件に
対応しなければ命を失うこともある。

... 北穂の山頂直下でスリップして800mもの高度を
停止することもできずに滑落して涸沢小屋のあたりで
救助された登山者のニュースが流れた。

幸い骨折程度の軽傷ですんだようだが
800m滑落する雪というかアイスコンディションで
ノーザイルでスリップすること自体無謀である。

その登山者の方は想定していたのだろうか?

白馬の大雪渓で、降雪中に登山をして
雪崩を想定していたのだろうか?

春山とはいえ、昼間はザクザクの雪も
朝夕の冷え込みでアイゼンの爪も刺さらないくらい
ガリガリに凍ることもある。

雪と会話していたのだろうか?
自然と会話していたのだろうか?


この時期は、燕岳でも研いだ12本爪アイゼンで
なければ危険なアイスバーン状態もある。

その状況で、装備が不十分だったり
技術的にリスクがあれば、行動できない。

という、判断となる。

山は、経験と状況判断がものを言う。

どんな時も、自然の観察を怠らず
五感を働かせ、自然と対話しながら

山の掟に従って楽しみたいと思う・・・


ということを、考えさせられたGWであった。



5月5日(日)


Back-Country穂高で
販売している商品は、どこにでも売っている
ような山の道具です・・・


BC穂高をご利用いただくお客様に
BC穂高がご提供しているのは・・・

「楽しく快適な登山です。」

とくに、北アルプスをはじめ
日本を代表する山岳地域を
登山するために必要な道具に

BC穂高店長の知識を経験を
お付けして失敗の無い道具選びと
使い方を説明しています。

わからないから失敗する。

そういった無駄をしないために
BC穂高のような小柄なショップが
あるのです。

快適で無い。
足が痛い。
ザックが合っていない。
登山の要領がわからない。
テントをはじめたい。


そういったお客様の多くが
ご相談に来られます。


とくに
東北、関東甲信越
中部、東海、関西に至るまで

ほんとうに遠方から
ご来店いただくお客様が
多いのがBC穂高です。


量販店やチェーン店のような
丁寧で一般的なご説明やマニュアル対応は
できない場合があります。

ご予約のお客様を優先でご案内させて
いただいたり、先客のご相談中は1時間や
2時間お待ちいただいたり

ときには、問題を一緒に考えて
答えを出すような場面もあります。

小柄な専門店ができること。

それは、飾り気のない知識と経験に
裏付けられたアドバイスかもしれません。

チェーン店の良いところ。

小柄な専門店の良いところ。

それぞれに、快適な登山のために
選んでご利用ください。


そして、BC穂高は、快適な登山のために
ご相談いただいたお客様に精一杯の対応を
お約束します。

足が痛い、どうしたらいいのかわからない?
ザックが合っていない、冬山装備は?
何をどうすればいいのか?

登山に関するいろんな
問題や悩みを解決するために
BC穂高をご利用ください。











5月4日(土)


今日のBC穂高はGWということもあり
北アルプス登山に来られたいろんな来客の
いろんなドラマが繰り広げられた。

足が痛いというご相談。

滋賀から観光で来られた
女性のお客様の突然の登山靴
フィッティング。

長野からグレゴリーの大型パックの
真剣なフィッティング。

下山してきた若者グループの
お一人が最近東京のあるショップで
新調した冬靴の足が痛いご相談。

静岡からご予約でご来店された女性の
お客様の登山靴のフィッティング。

しゃべりすぎて、弊店1時間前には
頭がフラフラになった。

ぼくの集中力とパワーが限界の限界を
感じた後は、来客も無く、まったりと
過ごした。











5月3日(金)


Hさんご夫婦がご来店された。

今日は奥様の夏山用の登山靴の
フィッティングのためである。

LOWA TAHOEをBANFFを
履き比べて、内張りがカーフになっている
BANFF PROをお選びになられた。














5月2日(木)


あすからGW後半がはじまる。

登山靴のフィッティングの
ご予約がけっこう詰まっている。

ぼくは、GW期間中も
登山靴フィッティングや装備のご相談の
お客様に集中しているため

そこそこ忙しい4日間になるだろう。










BCロゴステッカーを車に貼ってみた。

フロントのボンネットに貼る勇気がなかったので・・・


それでも、ドアに貼ってみた。








登山靴のフィッティングはご予約優先で
ご案内いたします。



5月1日(水)


東京から山登りに来られてお天気が悪く停滞している
ついでにグレゴリーの大型パックをフィッティングに
来られたお客様は清里から来られた。


今シーズンからテントデビューを
お考えで徐々に装備を揃えられる そうだ。

ゲージでサイズを測定して
実際に背負っていただく。

お客様にはSサイズの
アッパースロットで
ぴったりだった。







ブラックダイヤモンドのリボルトを
展示用に開封してみた。

なんと、アルカリ電池と充電電池が付いてくる。

さっそく、充電してみることにした。







USBで充電可能なヘッドランプ
6195円で好評発売中!







LOWA TIBET GTX
一部サイズが入荷しました。UK6.5~UK8.0

TIBETは、美しい登山靴です。



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