登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


8.2016


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8月28日(日)




『テント講習』



17年前、山岳テントメーカーの本社内の登山ショップに
勤務ていたころ。


やはり、自社ブランドの山岳テント販売が中心でテントの販売時には
ご購入いただくテントを実際に設営してみて、テント設営講習を
実施していた。

テントを販売するには、ご希望によりテント講習を実施することが
そのころからのぼくのスタイルである。

日本の山岳テントは、海外のテントとは、別に日本の山岳気候に
合わせた独自の進化をしてきた。

そして、もう何十年も進化は止まっている。


だから、日本の山岳テントは、ガラパゴス化がすすんでいるテントだと
ぼくは思っている。

風が強く雨が降る日本の気候が創った日本の山岳テント。

壊れにくくて使いやすいのが特徴なのだ。












8月21日(日)



『登山教室 地図読み講習!地図は心で読む 』


発生している山岳遭難事故の40%は、道迷いが原因の遭難事故である。


道に迷う。という状況は、山だけに限らず街中でもおこるので
どんな人でも一度は経験しているだろう。

車で道に迷う。都心で道に迷う。旅行で道に迷う。登山で道に迷う。


いろんな道迷いがあるけど、その原因はたった一つ。

"これ"ができていないだけで、人は必ず道に迷う。

赤丸●を見失うことである。


山で道に迷うと、人はある行動をとることがわかっている。

だから行方不明者の捜索活動には、必ずその行動を
追って行く。

『行方不明の遭難者は、沢にいる。』

そのメカニズムを知ることで、山岳遭難の40%を防止することが
できる。

そのことを学ぶ登山教室 基礎講座 地図読み講習である。











8月20日(土)



『登山教室 基礎講座! 登山計画は3つ以上たてる』


数年前のこと・・・

豪雨のあさ

槍ヶ岳の槍平小屋から数人のパーティが新穂高温泉に向けて
出発した。

『途中の沢が増水して危険だから出発を見合わせてください。』

小屋のスタッフにより、掲示板にそう書かれていた。

しかし、数人のパーティは、今日の飛行機で帰宅する予定を
変更することはなく、増水している沢に差し掛かった。



そのパーティは、なんの躊躇もなく沢を渡りはじめた。

沢は、昨夜から今も降り続く豪雨のため危険なほどに
激しく濁流していた。

通常は、ちょろちょろ流れる沢に丸太の橋が架けられ
簡単に渡れるようになっている。

しかし、昨夜からの豪雨の濁流は、丸太の橋を飲み込み
橋が存在するのか?流されてしまったのかも確認できない
状況だった。



ゴーゴーゴー

濁流の勢いは、簡単に3人の足をすくい、流れに巻き込んだ。

そのまま3人は一瞬で姿を消し、そのグループは助けるすべもなく
1人はなんとか自力で岸にたどり着き、2人は、数時間後に
下流で発見されたとき、命は無かった。



実際に発生した遭難事故である。



この事故からの教訓は、たった一つの計画がもたらした
防げるはずの遭難死亡事故だった。

 

ということである。

行動できないとき、予定通りの計画が困難なとき、停滞する計画、引き返す計画
コースを変更する計画など、現場の状況を想定した

第二案、第三案があれば、濁流の沢を渡る必要は無かったはずである。

登山計画は、最低でも3つは考えて計画をする。

そして、そのためも準備や下調べをしておくことである。

山で遭難しないために、とても大切なテクニックなのだ。


遭難しないテクニックは、BC穂高 登山教室の基礎講座から学べる。












8月19日(金)



『LOWA ラヴェーナ WXL GTXのフィッティング!』


LOWA ラヴェーナはTICAMの女性モデルである。














8月17日(水)



『山岳テントは、張り綱命です!』

「山岳テントを設営するポイントは?」

と聞かれると、ぼくはそう答えます。


ナイロン素材をポールにより膨らませ中に空気が入った
テントは風にあおられると風船のように簡単に飛ばされてしまうのです。

その風船のようなテントを飛ばされないように地面に
固定するのが張り綱の役割で、ペグや石を使って固定します。

その固定の仕方が悪いと、テントは風に飛ばされる危険がある。

BC穂高 テント講習では、テントを購入されるお客さまに
テントの構造から、風に飛ばされない正しい固定の仕方を
学んでいただき、快適な登山を楽しんでいただけるように開催しています。

今日も、女性のお客さまのテント講習で、約2時間
基礎を学んでいただきました。

購入されたテントはアライテントのトレックライズ2

最近女性のテント登山が増えてきたように思います。














8月16日(火)



『登山靴風の靴は、アルプス登山には役不足!』



ソールがグニョグニョ柔らかい靴も外観は登山靴に似ている。

登山靴ルックな靴を登山靴だと思って登山をしていると
この靴の構造上足が痛くなる場合が多い。

それは、シャンクという登山靴の命とも言われる
心材がこんな靴には内蔵されていない。

自転車で言うと、ママチャリをマウンテンバイク風に
した自転車のようなものである。

山で使うと壊れてしまうばかりか、フレームが割れたり
ブレーキが効かずに暴走したり、危険である。

グニャグニャの靴も見た目には登山靴をあまり変わりない。

ソールの固さは、簡単に確認できるけど、そのことは
あまり販売店では正しく伝えてくれないのも現状である。

足が痛いということで、お客さまが毎日のようにご来店される。

確認させていただくと、登山靴ルックの靴で歩かれている場合が多い。

その対策としては、シャンクの入った登山靴を購入していただくしかない。














8月15日(月)



『登山装備・太田のザックの中身・緊急用品・エマージェンシー 編!』

ぼくが山に持っていく装備で通常登山に使うモノ以外の装備を
ご紹介しています。

逆に言えば、使わないほうが良い装備です。
でもいざという時には、とても役に立ってくれます。

では、ご覧ください。











8月14日(日)



『登山靴の種類と許容範囲!』

足が痛い!という女性のお客さまがご来店された。

お客さまは、白馬岳から白馬鑓ヶ岳から鑓温泉経由で
猿倉に下山された。

鑓温泉からの下りで足が痛く辛い下山だったという。

以前からも下りで足が痛くなることが多く、今日は
『もう登山靴を買い替えます。助けてください。』

ということで昨夜に今日のご予約を入れられて
ご来店された。

今まで履いて来られた登山靴は、シャンクの入っていない
登山靴風のアウトドアシューズである。

サイズは悪くないが、ソールがグニョグニョなため
下りで足を抑えきれず、つま先が当たって痛いのが原因である。

この靴は、某ショップの店員さんのすすめで購入されたというが
その時は、『里山程度です。』と店員さんに説明したようだ。

しかし、彼女は先日北アルプスを縦走して足が痛くなったのだが
あまり登り下りの短い山では、痛くなって耐えきれないほどではないという。

3年前の購入時は、靴の選択を間違えてはいなかったが
徐々に、この靴の限界を超える山を登るようになってきた。

本来なら、アルプス登山をはじめる前に、アルプス登山に適した
登山靴を用意してから白馬に登ったほうが良かったけど
痛い思いも経験のうちである。

登山靴は登山を快適に楽しむためには重要な道具である。

最初に購入されたショップでも、登山靴の許容範囲の説明を
してくれていれば違ったかもしれないが

説明をしても、どこからがという範囲は経験で学んでいかないと
なかなか実感もわかないものである。

靴には、いろいろな目的に合わせた靴があるが
その許容範囲をどのように初心者の方に理解していただくか
ということは、ショップとしても『どう伝えるか』という課題である。











8月13日(土)



『真夏に考える、厳冬期のシュラフ!』


厳冬期に使うシュラフについてご相談をお受けした。

そのお客さまは、岡山県にお住まいで、菅平に来られたついでに
ご来店されたという。

いつもYOUTUBEの動画をご覧いただいているようで
いきなり初対面でも、遠慮なく唐突にご相談いただいた。

『太田さん。ナンガのシュラフについて教えてください。』

『はい、なんでしょう』

『厳冬期の対応温度は、どう見ればいいですか?』

というご相談である。

シュラフの対応温度は、メーカーにより設定されているが

コンフォート-7℃・リミット-14℃・エクストリームー34℃

 

と表示されている。

これは、何を意味しているのか?わかりにくい。

シュラフの使い方は、衣類、マットなどによっても変わるため
この数字だけでは、人それぞれ寒さの感じ方も違うため説明は
むずかしいのだ。


メーカーでもなかなか、はっきりこうだ。とはかけないのも
感覚の問題なので参考程度の説明になってしまう。

結局、登山店では、店員であるぼくの経験と感覚をまず
ご説明することからはじめるしかない。

ぼくは、冬山では、ナンガのUDDのダウン量630gと
インナーシュラフダウン量150g、それとシュラフカバー
をもっていく。

そのときの冷え込み次第では全てを使い、そうでない場合は、インナー
のみ足元に蹴って脱いだ状態で寝る。

ナンガでは、オーロラという外側の生地をシュラフカバーの役割を
果たす素材が使われているモデルもある。

確かに暖かいが、シュラフ内の空気や湿気はこもるため蒸れて
すこし、ひんやり感じる場合もある。

あと、冬場は、シュラフが結露する。

結露はUDDにシュラフカバーを使った場合、シュラフとシュラフカバーの
あいだが結露して霜のように凍る。

オーロラのようなシュラフカバーレスの場合、シュラフ内で
結露が霜のように凍る。それがシュラフ内部を冷やす原因にも
なる場合がある。

重さでは、シュラフカバーを別で持っていく方が数百グラム重くなる。

ぼくの場合は、シュラフを2枚重ねで、保温力を最大限にしている。


インナーシュラフは、絶大である。


ようは、1000gのダウンのシュラフより

630g+インナー150gの方が空気の層が
たくさんできるため暖かいのだ。

寒がりな人は、810g+インナーや1000g+インナーでもいいだろう。

ようは、ウエアのレイヤリングに似ている。

冬でも暖かい時もある。レイヤリングするほうが調整もしやすいし
また、バラでの組み合わせもできる。

こんなご説明をさせていただいた。


ぼくの厳冬期のシュラフの重さは

UDD630+インナー150+シュラフカバーで

1923gである。

ちなみに、ぼくは、雪の上では
シュラフの下のマットを持っていかない。













8月12日(金)



『無くならない、足が痛い登山靴でのご相談!』

足が痛い。というご相談が夏場は毎日のように来る。

足が痛い靴の特徴が
靴のアッパーとソールの間に入っているシャンクと呼ばれる
心材が入ってなかったり、心材も厚紙程度のモノだったりする靴が多い。

その靴は、ハイキング用というイメージで量販店や富士山コーナーなど
で売られている登山靴風の靴である。

富士山コーナーだったら『ザンバランのFUJIYAMA』なら上等だけど
たいていは、ハイキングシューズ的な靴ばかりである。

低山や短時間の登山では、快適に歩けても、日本アルプスを縦走すると
そのソールの柔らかさで、足裏が痛くなったりつま先が当たって爪を痛めたり
かかとがズルむけになったり、靴擦れをしてしまう。

この場合は、アルプスの縦走登山に対応する『登山靴』を購入されるしか
改善の方法は無い。

ただ、ぼくは、そのご相談者の事を思ってそう伝えるけど
実際は、ぼくも元気がなくなる。

『この靴は登山には向かないですよ。』

と伝えると、ほとんどの方は、がっかりした表情になるからだ。

中には、登山靴を購入したつもりで今まで履いてこられた方もいる。

ぼくは、そんな人に何故か?ダメ出しをしなければならないという
あまり楽しくない役回りなのである。

相談に来られたからと言って、すぐその場で登山靴を買います。なんて方は
ほとんどいない。

がっかりされ、関東だったり東海だったり関西だったり地元に帰られる。

そんな方に、ぼくは次に失敗しないように、登山靴の選び方を説明するしかない。

昨年には、『登山靴の選び方』という動画もつくり、見ていただいた人が
登山靴の選び方のポイントを知ってからお店に行かれるように

という思いで公開している。

それでも、みんながこの動画を見るわけでもなく、登山靴で足が痛くて
辛い登山をされている方は大勢いる。

足が痛い原因が靴ではなく、靴紐の締め方や歩き方が悪い場合は、
その場で解決する。これは、ご相談の方も笑顔になり、ぼくも笑顔になる。

でも、ほとんどの方には、ぼくが靴のダメ出しをしなければならない。

ときどき、その場で『快適な登山靴を買います。』という方もたまいる。

しっかりフィッティングをして快適な登山靴を購入され、
明日から快適に登山を楽しめる人には、ぼくも笑顔をもらえる。


でも、ほとんどの方からは、ガッカリした「ありがとう」をもらう。

これを何とかしたい。

登山靴の購入で失敗しないお客さんを増やす努力より

しっかりフィッティングができる登山店の店員さんを育てる努力のほうが
ぜったいに効率がいいに決まっている。


1日に3人もご来店された方にガッカリされると、お店を閉めたくなる。

早く店を閉めて帰って、ビールでも飲んで寝るか~。




こんなにぐにゃぐにゃ曲がる靴でアルプスを縦走するのは危険です。







8月11日(木)



『山の日!』

今日は、山の日という祝日が制定されてから初めての
8月11日山の日である。

ぼくは、登山シーズン真っ盛りということもありお店でお仕事である。

今日は、6時にお店に出勤。3階のオフィスでスタバのコーヒーを
入れて2階の店舗内事務所でゆっくりしていると

お客さま電話が鳴った。

まさか、あさの6時20分にお店に電話をかけてこないだろう。

間違い電話かな?

なんて考えながら電話に出た。

『そちらは、バックカントリー穂高さんですか?』

と電話の向こうで冷静な声が聞こえた。

『はい、そうですが、靴を忘れましたか?』

毎年、夏山シーズンに入るとよくあることなので
率直に聞いてみた。

電話の向こうでは動揺されたご様子で

『はい、そのとうりです。登山靴を買いたいのですが
営業は何時からですか?』

ぼくは『今どこにいらっしゃいますか?』

とお聞きすると

『電車で松本から穂高に向かっているところです』

ということである。

『じゃあ、電車を降りたらお店に来てください。』

と言って、電話を切った。

20分後に登山靴を中央本線の電車に置き忘れたまま
下車してしまったお方がご来店された。

今日は3人で表銀座を歩きに来られて、松本駅に到着後
登山靴だけを電車の車内に置き忘れたまま電車は折り返し
東京に向かったようである。

その方は、登山経験も浅く、北アルプスは初めての登山のようだ。

LOWA TAHOEをフィッティング。

サイズを計測して、UK6.5のTAHOEに足を通した
瞬間に、お客さまは

『あ~、この靴、いきなりぴったりだ~。』

と一言。

購入されて、新品の登山靴で登山口に向かわれた。


北アルプス初登山をLOWAで歩けるなんて
ある意味ラッキーだと思った。








8月10日(水)



『暑い!』

ここ安曇野は標高が550mあり、
北アルプスからの吹き降ろす風と日本海側からの北風で
真夏でも朝晩は涼しい。

とはいえ、梅雨明けから猛暑続きで日中エアコン無しでは
とてもお店の営業はできない。

ここ数日は、自宅でも夜中も北風が吹かないため一日中エアコンの
スイッチがONのままである。

例年なら、お盆を過ぎると日中は暑くても、朝晩は窓を開けて寝ると
寒いくらいに冷え込むようになるけど今年はどうだろう?







8月9日(火)



『登山靴で足が痛いご相談!』


夏山 シーズンに入ると、ここ穂高駅前には大きなリュックを背負った
登山客の姿が見られるようになる。

そして、登山帰りの方の中には、足が痛くてご相談に立ち寄られる方も
ちらほら増えてくる。

BC穂高では、オープンして2年目あたりからそういった方のご来店が多くなり
たくさんの方のご相談をお受けするようになった。

中には、紐の結び方が悪くて靴擦れをしたり、歩き方で改善できる方もあるけど
ほとんどの場合、靴を替えないと改善できないケースである。

その多くは、ハイキングシューズという目的で販売されている底の柔らかい
靴で足が痛くなるケースが多いようだ。

底の柔らかい靴には、シャンクと呼ばれる心材が薄いか入っていないため
衝撃を吸収したり、足のズレを止めることができずにとくに下りの時に
足を痛めてしまうためである。

それを改善するには、しっかり歩けるシャンクの堅めの登山靴が必要になる。

そんなご相談のお客さまが今日も3人ご来店された。





8月8日(月)


『さらに10年、LOWAと共に・・・』



10年以上愛用されたLOWAの登山靴のソールが
剥がれてきたということで新しく新調されるために
ご来店された女性のお客さまのフィッティング。

10年以上履ける登山靴はもちろんTAHOEである。

お客さま、これからもTAHOEで登山を楽しまれる。













8月7日(日)


『足に合っていない靴を履いていると・・・』




外反母趾や小指の付け根の骨が刺激され
自らの体を守るためにカルシウムが分泌されて
骨が強化されていく事になるためにより出っ張ってくる。

出っ張った骨は、さらに刺激され、成長していく。

『そして突然、痛み始める。』

痛いから、また庇うためにさらに大きい靴を履いて歩くと
それがまた、骨を成長させてしまう。

悪循環である。

普段靴でも、登山靴でもこの悪循環に陥らないように
足に合った靴を履いて歩くことが大切な事である。

今日もそんな、足を痛めて来られたお客様のフィッティング

シリオの登山靴で足に合わず痛めてこられた。



かばえばかばうほどさらに痛くなる。

本人にとっては、真剣な悩みである。

このスパイラルからの脱出。

登山靴のフィッティングは失敗が許されない。
















8月6日(土)


『TAHOEが泣いている””』




足が痛いご相談のお客さまは
埼玉県から夫婦でご来店された。

お2人はLOWAのTAHOEをご持参され
この登山靴は、数年前にK山荘さんで購入されたという。

まず、足が痛いという奥さまから確認する。

登山用のソックスに履き替えていただき
専用のゲージで足のサイズを確認する。

ソックスを履いた時の実寸長さは22.5cm

痛い箇所は、左足の外反母趾部分が下りで擦れて痛い
という。

ご持参されたTAHOEのサイズは「UK5.0」

2サイズ大きかった。

これでは、どうしようもないため、足型から
TIBET LLのワイド木型のモデルのUK4.0で
フィッティング。

最初は半信半疑だった奥さまは、ぼくがTIBETを
履かせると、おどろいたご様子で店内を5歩あるいたあと
驚かれた次に笑顔になった。

ご主人もサイズが大きい。

ワンサイズ下げて、足型が細めのため、TAHOEでは
がさがさ靴の中で動いてしまう。

標準木型のBANFF PROでフィッティング。












※スーパーフィートのインソールは、よくあるチェーン店でマニュアルのように
店員さんがすすめてくれるけど、滑りやすくて硬いため「登山には向かない」のでご注意ください。

とくに膝が痛くなる方は、ご使用を中止されることをおすすめします。



8月5日(金)


昨日からはじまった工事は、まず倉庫兼出荷業務のお部屋からはじまった。

インターネットショップで受注した商品を倉庫から
出荷準備、完了までをスムーズにできるように作業スペースの
改善が目的である。

商品の入荷から受注後の発送までの流れを考えながら
現場のスタッフとともに棚の配置や作業台など工事業者さんと
打ち合わせをしながらの作業となる。

木工作業は、1階の元BC穂高初代店のスペースを使っていただき
1階と3階を行ったり来たり。

移動はほとんどエレベーターなので楽ちんではあるが
ときどき、階段を走って登り下り。

しかし、このビルは、エレベーターホールがガラス張りのエアコンなし
夏は、サウナのように暑い。


真夏の日中はエレベーターホールに長時間居ることは、炎天下の車の車内に
閉じこまれたような・・・生命の危険を感じる灼熱地獄である。

この環境は、なんとか、ならないか。。。









8月4日(木)


BC穂高では、インターネットショップを店舗と同じビルの3階を
本社兼オンライン事業部として本社スタッフが運営をしている。

BC穂高の店舗2階フロアは、店長のぼくが一人で運営をしている。

しかし、会社の社長でもあるぼくは
本社のインターネットショップも、とりあえず責任者である。

今日から、インターネットショップのオフィスの拡張工事が
はじまった。

受注から発送までをもう少しステム化して効率よく
業務がすすむように改善が必要なのである。

ちょうど、8月はインターネットショップは受注が少し
落ち着く季節である。

ぼくも、現場監督として工事のお手伝いをする。

このオフィスは、30坪ほどのスペースを2室にわかれて使っている。

1室は本社の事務所でもう1室は、インターネット通販事業部が入っている。

本社には、ぼくの机などは無く、WEBサイトの制作管理をしている
ゆかちゃんの机がドーンとあり、次の工事で、ゆかちゃん専用の部屋と
くつろぐスペース、作業スペース、撮影スペースなどを作る予定である。

部屋の全体のレイアウトは、おしゃれな撮影スタジオがテーマである。

今日はインターネット通販事業部の倉庫兼出荷業務が行われているスペースから
工事がはじまった。

なので、ぼくは、商品を持っていったりきたり。。。










8月3日(水)


山で学校登山をすれ違ったり、学校登山を行動を共にするような
タイミングではまってしまったり。

そんなときは、どう感じますか?

いやだな~。とか思ったりすることはありませんか?

ペースが乱されてしまったり、すると
どうしてもネガティブな感情が目を覚ましてしまう
こともありますよね。

だけど、学校登山は、行政管理区(山・国立公園)で行われている
義務教育の一環として県や市町村の教育委員会と学校の行事ですので

われわれのような、一般の遊び目的の登山とは区別が必要です。

学校登山と出くわすのが苦手な人は、その日を避けて登山をしてください。

山小屋さんに問い合わせをすれば、案内してくれます。

そういったことも、登山の安全のための下調べの一環として
天候や登山道の状況と一緒に下調べをする習慣を身に付けましょう。

それでも、学校登山の引率をして、思うこと。

があるので動画でお話をさせていただきました。








8月2日(火)


夏山シーズンに入ると、登山靴のソール交換のご依頼や
お問い合わせが増えるのは毎年のこと。

冬のあいだ放置されていた登山靴を物置から取り出して
よくみたら、「ソールが剥離している・・・。」

そろそろソール交換時期だったけど、シーズンオフにうっかり
ソール交換に出し忘れ、まあいいや、で山に履いてみたら・・・

「やっぱり滑る。」

ということで持ち込まれるお客さま。

いまからだと、お盆を挟むので、仕上がりは9月中旬となる。

今年も、ソール交換ラッシュが始まりましたよ。


そこで、ソール交換に出すときに注意したほうがいいポイント
けっこう最近こういった失敗が多い。ことを動画でお話をしています。










8月1日(月)


登山靴で足が痛いとショップに相談に行くと
よくすすめられる緑や水色のアレ。

ちょっとまてよ?

緑や水色のアレは、登山靴で足が痛いことを解消するための
ツールだったっけ?

いつから、そうなったんだろう?

今日も、足に合っていない登山靴を購入されたお店に
ご相談に行かれたら緑色のアレを店員さんにすすめられ
購入されたけど、改善されなかったというお客さまが

登山靴のフィッティングのためにご来店された。

お客さまの足に合う登山靴を見つけるのは簡単なこと
だけど、足に合わない靴を合うようにすることは難しい。









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