登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


3.2017


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3月31日(金)




『 お手入れ道場 』







BC穂高マウンテンスクール新校舎の一角に
登山靴のお手入れスペースがあり、ここ数日は、毎日ブラシを片手に
登山靴を磨いている。

旧店舗では、お手入れを始めると誰かが来店して玄関でぼくを呼ぶ。

登山靴磨きは、はじめると途中で手を止めることはできないので
タイミングが悪いと、ぼくは職場を離れられない。

新校舎は、森の中の静かな場所なので

登山靴のお手入れも落ち着いて集中できそうだ。












3月30日(木)




『 ザンバラン フジヤマ お手入れ中』













3月29日(水)




『 登山靴のお手入れ中の動画を撮影してみた。 』













3月27日(月)




『 3度目のWAX加工 』




この LOWA TAHOEは3年ほど前にフィッティングのお客さまが
購入いただいた新品の状態でWAX加工のご依頼をいただき
ぼくがWAX加工をさせていただいた登山靴である。

そして、昨年の今頃、2度目のWAX加工のご依頼をいただいた。

今年も、ぼくがWAX加工している。

このTAHOEは、ぼくが愛用しているTAHOEと同じような表情をしている。

色や艶は、WAXを塗る人によって表情が変わるものなのだ。

登山靴の表情で、どんなクリームが不足しているのか?


どんな、お手入れをされているのか?

ぼくは、ひと目でわかる。













3月26日(日)




『 穂高駅から新BC穂高まで徒歩何分??? 』





9:30に登山靴フィッティングのご予約にてご来店されたHさんは、静岡から
マイカーでご来店された。

途中の山中湖あたりで、雪が舞っていたそうだ。

実は、Hさん。つい先週まで、スタッドレスタイヤを履かせていたが
3月も末に近づき、桜もちらほら咲き始めたということで夏タイヤに
交換されたそうだ。

山中湖で、雪が舞ってきたときは焦ったそうだけど、なんとか安曇野まで
来れたという。

幸い、安曇野も雪は舞っていたが、積もることはなく、午後からは雨に変わった。


11:30に大阪から長田さんが登山靴フィッティングのためご来店された。

長田さんも、最近タイヤを夏タイヤに交換されたそうで、こちらに向かう朝から
ドキドキしながら走ってきて、到着してからもずっと、気持ちが落ち着かず
夏タイヤに交換するタイミングが早すぎたことを公開されている。


登山をしている人は、とくに長野や岐阜など寒冷地では、ゴールデンウィークにも
雪が積もることはある。

春の雪なので、すぐに解けて無くなるが、雪が少しでも積もったらスタッドレスが
必要なのである。

ということは、冬タイヤから夏タイヤへ交換するタイミングとしては
ゴールデンウィーク明け。

というのが、我々の常識なのだ。

ただし、今日は、午後からは雨になり、夏タイヤでも普通に走れるコンディションだったので
よかった。




13:30にご予約いただいていたのは、2週間ほど前に登山靴のフィッティングで
ご来店された平井さんが今度は、グレゴリーのバルトロ85のフィッティングである。

平井さんは、山梨から電車でご来店されて、穂高駅からBC穂高まで徒歩でご来店された。

ぼくもまだ、穂高駅から歩いていないため、何分くらいかかったのか興味津々。。。

平井さんによると、穂高駅から新BC穂高までは、途中少し寄り道をしながらでも


徒歩 1時間10分


だったようだ。

んんん、歩いても来れるなぁ。
またはレンタル自転車を駅前で借りて来ると30分くらいだと思う。
穂高駅の標高は550mほどで、新BC穂高は740m

高低差は約200mの行は登り、帰りは下り。



穂高駅では、観光案内所で、BC穂高まで歩いてどれくらいなのか、
案内書のお姉さんに聞かれたそうで

案内所のお姉さん
『はい、最近お引越しされたBC穂高さんまでは、歩くと1時間ちょいですよ。』

と教えてくれたそうだ。

実に的確なアドバイスである。やるなぁ。








大阪から登山靴のフィッティングに来られた長田さん。実は雨女・・・








3月25日(土)




WAX加工の作業中



WAX加工の工房がようやく完成した。

ご依頼が溜まっているため、さっそく作業を開始する。

この時期は、夏場と比べると乾燥に3倍くらいの時間がかかる。
天候や気温にもよるけど、しっかり乾燥させて次の加工をすすめたいので
少々時間がかかる。

おまけに、2月からの森の中へのお引越し中に痛めた右手親指付け根の
突き指? が、ブラッシングのときに痛い。

その痛みと闘いながらのブラッシングは、時間がかかる。

いま、お預かりしている登山靴は20足あまり。

少々遅れ気味の作業を、できるだけ挽回することが目標である。

















3月24日(金)




まもなく、登山教室がはじまるよ













3月23日(木)




3mの大型の棚を組み立て完了



26台ある大型の棚(什器)で、新店舗で使わなかった棚は2台のみだった。

以前のお店は、壁面の95%には、棚が配置され、ほとんど壁は
棚に隠れていた。

店内には、自然光はいいけど、直射日光が差し込むと商品が焼け
紫外線で劣化してしまう。

なので、紫外線をシャットアウトする必要がある。

穂高駅前のお店の場合、周りに背の高い木は無く、まともに東~南~西へ
太陽の移動とともに、紫外線は差し込んでくる。

それをかわすには、窓を全てふさぐ必要があった。

せっかく、目の前に北アルプスの絶景が広がっているのに
景色を見えるようにしていると、強烈な西日が襲ってくるのだ。



それを避けるために、窓を隠すように、壁面には棚が張り巡らせてあったのだ。


その棚は、中型(かろうじて1人で持ち上がる)から大型(2人でも持ち上がることはない)
まで、26台である。

その大型は完全に分解して、運んで、組み立てるしかなく、これが最大の労働であった。

そんな棚もほとんどがきれいに収まっていく。

まるで、新店舗用に寸法を合わせて作ったかのように、
ぴったり収まっていくのが奇跡的だった。


今日組み立てた3m5cmの棚もこの場所にぴったり収まった。

素晴らしい。
















3月20日(月)




WAX加工20足お預かり中



今、WAX加工のためにお預かりしている登山靴は
20足ほどになっている。

それは、この春、4月~5月にデビュー予定で
2月から3月にご購入されてWAX加工依頼を
されたお客様分なのだ。

ヌバックレザーの登山靴を購入される場合は
WAX加工日数3~5週間を考慮していただければと思う。

弊店でお預かりをした場合、約5週間、ご自身で持ち帰り
加工をされたとしても、3週間以上はかかるためである。

いずれにせよ、もうすぐ春だ。







新校舎内のフィッティングルーム、ここで登山靴、グレゴリーのフィッティングをします。



WAX加工中のLOWA TAHOE ヌバックレザー登山靴






3月19日(日)




新BC穂高は、店ではなく校舎とよぶことにした。



BC穂高登山学校では、登山靴のフィッティングをはじめ
グレゴリー大型パックのフィッティングやテント講習など

登山教室でも、必ず学ぶことをテーマにお買い物をしていただく
仕組みにしている。

新校舎では、今まで以上に登山について学べる環境を整えて
いきたいと思う。
























3月18日(土)




今期からの登山教室は、新校舎となります。



今日は、教室の黒板(ガラスのホワイトボード)の取り付けと
照明の取り付け作業を完了した。

これで、4月8日から始まる登山教室がこの教室で行えるようになった。

吹き抜けの天井が気持ちいいこの教室での講座はいまから
楽しみである。

動画教室も今後は、この教室で撮影することになるんだなぁ。














3月17日(金)




久しぶりに加藤さんがやって来た。

何年ぶりだろう?

10年まえにオープンしたばかりの頃から
BC穂高をご利用いただき、冬の燕岳 登山教室ツアーにも
ご参加されたこともある。

最近は、登山をされる時間もなく、お腹も出てきた。

お仕事で、静岡に出張され、その帰りに長野方面に来られ
『紅ほっぺ』静岡の大粒のいちごをたくさんお土産にいただいた。

10年まえからずっと変化し続けているBC穂高の
最新バージョンをご覧になられ、驚いていた。

昔のBC穂高もよかったけど、新しいBC穂高も気に入っていただけたようだ。
















3月16日(木)


今日は、あかねちゃんの卒業式。

あかねちゃんは、4月から中学生になる。

はやいもんだなぁ。












3月15日(水)



お引越しも一段落をして、ようやくテラスでティータイム。


春の陽気はお昼のひと時だけ、まだ、朝夕は寒いけど
日増しに春を感じるようになってきました。

庭には、まだ残雪が少しあるけど、徐々に芽吹きも見え始めています。













3月13日(月)



『歩き方を変える?』


毎日歩いているけど、自分の足の動きに注目することは
あまりないように思う。

登山靴のフィッティング中は、どんなお客さまでも
その時間は、神経を足に集中する。

足と対話する貴重な機会である。

自分の足はどんな動きをしているのか?

実は、足は体の中でも鈍感な部分でもあり、敏感な一面もある。

普段から足の動きに意識を向けていないと、足は鈍感であり

意識を向けると、とたんに敏感になるものである。

足が痛いとき、意識が向くため敏感になる。

歩き方を少し変えてみることで、普段無意識で歩いている人も
動きに対して敏感になっていく。

意識して歩くと、足の筋肉を巧みに使うようになるため
無意識で歩いている時よりも、疲れることがわかる。

そう、無意識で歩いている時は、ほとんど筋肉を使わずに楽をして
歩いているのである。

楽をしてあるくとは、どういう歩き方なのか?

踵で着地して体重移動で前進する歩き方である。

その歩き方だと、足はかかとで着地をした後、骨格の動きとしては
重心は足の外側に移り小指から抜けていくような歩き方になる。

筋肉を使う歩き方は、踵より先につま先、とくに親の付け根あたりから
着地をして前に進む歩き方である。

つま先で着地することで、バランス感覚がよくなり膝への負担を軽減できる
歩き方なのだけど、これは、運動している時などは無意識でできているけど
普段の歩きでは、できていない。


登山中に、足が痛い。

登山靴が原因の場合もあるが、歩き方をチェックすることも
大切なことである。











3月12日(日)



『BALTORO 95 PROが入荷した。』


グレゴリーの2017年モデルが入荷した。

今期は順調に入荷しているご様子で、今のところ
ほぼ全容量の全カラーの全サイズが入荷した。

まだ一部、入ってきていないサイズもあるけど
すぐに揃うようである。

今期もフィッティング開始です。










3月11日(土)



午後3時30分にご予約のお客さまは山梨からのご来店。

2時半には近くまで来られていたけど、お店まで500mの所で
迷子になり、何度か電話で道案内をしたが

結局、到着は3時34分だった。

フィティングでは、迷子にならず、素直な足型のため
足にぴったりの登山靴はすぐに見つかった。

お客様の足のサイズは25.3cm
横幅ややや広めでWXL木型のUK7.0でフィッティング

足を通して靴紐をぼくが締め、立ち上がった瞬間
フィーリングはばっちりのご様子。

つま先と踵のフィット感を確認して、あとは、歩き回っていただき
馴染みを確認する。

それでも2時間ほど試し履きをしながら何度か靴紐を締め直し
フィット感を確かめてご購入いただいた。












3月10日(金)



薪置き小屋と、材木置き棚が完成した。

材木置き場は、しばらくの間しか使わないため
基礎もなく適当な作りだけど、強度は十分。

あるもので作ったので寸法もあり合わせ。





この看板は、旧店舗のモノで今は、営業時間が全く違う





とりあえずは使う予定の無い什器の部品や工作に使えそうな材木を置く棚






3月9日(木)



新店舗は、敷地が400坪ほどあり、建物は150坪ほどで
駐車場兼お庭もけっこう広い。

駐車場は車が20台ほど止めることができるがそんなに必要ないため
駐車場の一部をこれからガーデニングしていく予定である。

今日は、お庭にBBQコーナーを設置する予定の場所に
薪置き小屋を作った。

材料は、1階の店舗から出た材木のパーツを組み合わせて
簡単な小屋にした。

こういう作業は、けっこう好きだ。










3月8日(水)



お店の1階部分は、石膏ボードをそう張り替えのため
古いボードをはがして、できた石膏のガレキをGフレンドリー(粗大ごみ収集所)へ
軽トラ一杯分を処分してきた。

石膏ボードは、産廃扱いで通常の家庭ゴミとは違う扱いになる。

1杯350kg(軽トラの積載量)をいままでに2杯処分して
今日で3杯目である。

石膏ボードのゴミはキロ50円を支払い処分していただくため
今までに約1トンで5万円の料金を支払った。

それとは別に、電気の配線は、キロ100円で買い取っていただく。
配線は銅なので、ゴミでも価値があるようだ。

ゴミ捨ての帰りにスタバで一息。










3月7日(火)



お引越しがはじまって1ヶ月がすぎた。

旧店舗のおかたずけは、2月末で奇跡的に完了した。

3月は、とりあえず運び込まれた棚や荷物の整理をしていかなければ
ならない。

お掃除も、まだやり残している部屋がいくつかある。

その一つが、ここ、3階のお部屋である。

このお部屋には、外向きと内向きにかわいい窓があり

建物内を見下ろすことができる気持ちいいお部屋である。

外向きの窓はかなり傷んでいたため、枠はそのままで
窓をそっくり作ってもらった。





3階の赤毛のアンのお部屋のような小部屋から見た店内は三角形が折り重なる景色だった。






3月6日(月)



東京から登山靴のフィッティングのお客さまがご来店された。

いままで履いていたスカルパのオレンジ色で足が痛い登山をされていた。

症状は、5時間以上の登山となると、下りで足の外側が痛くなっていたという。

足が痛いために買い替えられるお客様の中では、スカルパとモンベルの
靴で足が痛いという方が多いように思う。

他にもいろいろあるが、それぞれに原因がある。

スカルパの場合、内部構造が原因で、新品より1~2年履いた靴が
窮屈になって足が痛くなる場合がある。

今日のお客さまも同じ症状だった。

お客様の足型はいたって普通で、TAHOEでぴったりフィットだった。








新BC穂高は、登山靴売り場だけを持ってきました。






3月5日(日)



森の中のリゾート店は、
プレオープンということで
準備中のごたごたの中でも営業中


今日は5人のお客様の登山靴をフィッティング

うちご夫婦が2組。


店内の準備は一段落してきたので
外回りの作業にとりかかる。


BC穂高 駅前店は、10年のあいだ改装を繰り返し
昨年ようやく完成した感じがあった。

それは、空間の完成である。






夕方もいい雰囲気があるなぁ。






3月4日(土)




今日も、森の中のリゾート店の準備がつづく







3月3日(金)



4月からはじまる登山教室の教室の準備ができた。

以前のお店は天井が低く圧迫感もあったけど


新しい教室は、3階までの吹き抜けで気持ちがいい。

張りを使ってロープワーク講習もできるのもいい。

あとは、電気工事で照明のセッティングで完了かな。











3月2日(木)


店舗 移転のお知らせ

10年の記念に心機一転

会社をまるごと、自然の中のリゾート地へお引越しいたしました。

芸術的な美しい空間と、自然豊かな環境は、
仕事にも創造的にも感性的にも、心が豊かになれる。

そんな場所で、登山教室をテーマに11年目のバックカントリー社は
新しい環境で皆様をお待ちいたします。












3月1日(水)


今日の成果!


びろーんと開くカウボーイの扉の設置は
フィッティングルームへの入り口

なんともジャストサイズがすばらしい。

突き当りを右に曲がればご予約制のフィッティングルーム

ここから先は、ご予約のお客さましか入れません。











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