登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


2.2020


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2月29日(土)




お知らせの動画





YOUTUBEの動画は、コンテンツが中心だけど
ときどき、お知らせと題して、BC穂高のお客さまへの
連絡掲示板のように活用させていただいている。

いま、日本だけではなく世界で問題となっている新型ウイルス

その対策として、先日首相から全国の小中学高校の一斉休校の要請
として発表があった。

それに対し、あらゆる企業や学校関係者や行政など対応が迫られ
ウイルス対策とともに混乱している所もあるようだ。

今回のウイルス問題は、日本を含め世界各国の危機管理に対する
備えや知恵が試されている時だと思う。

原発問題もそうだけど、対策が遅れると問題は大きくなる。

今回の措置は日本政府をはじめ行政や企業、学校や我々個人にも
日ごろからの危機管理能力を問われることになる。

慌てている、対応できない、混乱。

というのは、結局危機管理ができていないこと。

自分はだいじょうぶか?

どう対応するか?

どう考える?















2月28日(金)




久しぶりの動画の撮影





ガーミンのGPSMAP66iの機能紹介の動画を作ろうと思い
普段やらない台本作りからはじめた。

台本の骨格はiPadProとMacBookPoroの
GoodNotes5というアプリで箇条書きで作り

それを見ながら、iPhoneXSMAXにRODEのマイクを付け
什器に固定して撮影した。

RODEのコンデンサーマイクを使うのも初めてで、まずは音のチェック
から試してみて、いい感じなので撮影してみた。

結果、簡単でも台本があると、ぼくの話が横道にそれたり
早口になる事を防げることがわかった。






















2月27日(木)




静岡のいちご





捜索




10年以上前、BC穂高がまだオープンしたての頃

子供たちもまだ小さく、ぼくも若かった。

もちろん、みんなまだ若かった。

今日、加藤さんから苺が届いた。

いちごの香りがぼくを2010年にタイムスリップ

いつも美味しいイチゴをありがとうございます。

今夜は、いちごパーティーだ。




























2月26日(水)




GPSMAP66iのトラッキング









2月25日(火)




本日のフィッティング




愛知からご来店の女性のお客さまの登山靴フィッティングを
させていただいた。

まずは足型と足の計測のために木台の上のカルテに
立ったまま足をのせていただく。

まずはカルテの上のお客さまの足型を専用のスクライパーという
計測機器でなぞっりながら書いていく。

足型を書いたらゲージを使い長さと横幅と甲の高さと囲いを
計測させていただき、カルテに記入していく。

計測後は、靴の規格表と照らし合わせ適合するサイズやモデル
を特定する。

モデルとサイズは数値だけでは判断ができないので
ここはぼくの経験値と確認でぴったりの登山靴を見つけることになる。

今日のお客さまは、F235という規格の足型の登山靴で

LOWA TIBET LL WXL UK4.5がベストだった。

WAX加工のご依頼もいただき、購入いただいた登山靴はお預かりさせていただいた。




登山靴 フィッティング カルテ

2月24日(月)




山で行方不明のご家族からのご相談




19日の朝、佐渡ヶ島の山で行方不明になられているご家族(娘さん)
からBACKCOUNTRY RESCUEサイトからご相談のメールをいただいた。

すぐに電話でお話をさせていただき、本日も警察や消防で大掛かりな
捜索活動があるということで、捜すポイントだけお伝えして見守ることにした。

FACEBOOKでは、佐渡防災情報というグループが誰かによって管理され
そこに佐渡の方々に捜索への協力者を呼びかける投稿と知り合いと思われる
消防団員の方からの情報などがコメントされていた。

そう、もともとぼくがSNSを始めたのは大震災のときの連絡網として
被災者の方、ボランティアで現地に向かう人達の情報交換や共有の場所に
なっているのを見て、こうやって使えるのかと思いぼくもツイッターからはじめた。

しかし、ツイッターは匿名での投稿ができるため、デマやヤジなど心無い人も
たくさん絡んでくるのが嫌なので1年ほどでツイッターを一時休止、フォロワーも
削除して、フェイスブックのアカウントを作った。

FACEBOOKも偽名は使えるけど、基本的には実名でアカウントを作る
のがルールになっている。

FACEBOOKの方が人が見える中での情報交換や共有ができるので
ぼくには心地よいと思う。

ぼくも登山に関するグループをいくつか管理をしていて、中には5000人以上の
グループもあり、その参加者の方々のやり取りを見ながら楽しませていただいている。

SNSは人が集まっているグループは、いざというとき、緊急事態や助けが必要な人が
情報を共有することで、みんなの協力を得ることができるツールである。

佐渡の防災情報グループを見習い、ぼくは、登山で行方不明になって困っているご家族や
知人が情報共有してみんなの小さな手を出し合って協力できるグループを作るために

『 山岳遭難捜索 登山情報 』

というグループを新しく作り、そこを管理していくことにした。




山岳遭難捜索 登山情報

2月23日(日)




靴紐の締め具合




昨年の6月に登山靴のフィッティングをさせていただき
TAHOEをご購入いただいた女性のお客さまから

『足が痛い』

ということで再フィッティングのためにご来店された。

さて、ぼくのフィッティングミスなら土下座してお詫びを
させていただく事になる・・・

お客さまがご来店され、ご持参いただいたTAHOEを見せていただく。

足のサイズを計り、名探偵コナンのように

『ぼくの目はキラっとかがやく』

お客さまに登山靴を履いていただき、さらっとした口調で
ご自身で靴紐をしめていただくようにお願いし、
ぼくはフィッティングルームから姿を消す。

しばらくしてから、フィッティングルームに戻り

『靴紐締めました?』とか言いながら
お客さまの靴紐をチェックする。

『完璧にゆるい』

ここでは、まだ何も言わず、椅子に腰かけていただき

『片足だけ、ぼくが締めますね』

と言いながら、お客さまが締めた紐をほどいていく。

そして、ぼくのいつもの力加減でキュッキュと締めなおす。

まだ、しらっとした素振りで、じゃあ、歩いてくださいな。

とお願いして、歩いていただく。

『どう?』

とおききすると、お客さは振り返り、輝いたほほ笑みを浮かべる。


ぼくは、内心でほっとする瞬間である。

靴紐の締め具合を何度か練習していただき、解決した。



登山靴の靴紐締め具合

2月22日(土)




バルトロ95のフィッティング




グレゴリーのバルトロ95は2018年春にモデルチェンジして
新しく生まれ変わった。

しかし、

その年に日本に入荷したバルトロ95はMサイズだけ

翌年の2019年もバルトロ95の入荷はMサイズだけだった。



そう、2018年春にモデルチェンジしてから2020年2月まで
SサイズとLサイズは、1つも日本には輸入されることなく2年が過ぎた。

それが、なんと、昨日入荷してきた。

これ以降の入荷見込みは、日本のグレゴリー社でもわからないという。

2018年にバルトロ95のSサイズやLサイズをご予約注文いただいた
お客さまには2年もお待ちいただく事になり中にはご住所が変わっている
方もいた。


今日は、バルトロ95のフィッティングのご来店されたお客さまの
フィッティングがあった。

お客さまの身長は167cm。ギリギリMサイズとSサイズのボーダーラインで
足の長さによってSサイズなのかMサイズなのか?決まる。

お客さまの背中をゲージで測定してみると
お客さまの座高は、Mサイズよりだった。


SサイズとLサイズはご予約の分を抜いて残りの在庫が1つずつ
まだまだ品薄ではある。



グレゴリー バルトロ95

2月21日(金)




4K映像捜索




季節的に山の木に葉が無いので、ほぼ全域をドローンで空からの
捜索ができた。

緑色の常緑の林の下は、18日の歩行捜索の時に徹底的に
確認した。

昨日の捜索では何も手がかりになるものは見つからなかった。

ただ、ドローン飛行中に送られてくる映像は12.9インチのiPadの
モニターにHD映像でしか確認ができないのと映像も乱れてしまうこともあり
ドローン飛行中の映像で発見できないが、ドローン内にメモリーされた

4Kの映像でははっきりくっきり何かが映っていることもある。

緊急を有する捜索活動では、現場にパソコンと43インチの4Kモニターを
持っていき、撮ってきた映像をすぐにパソコンに抜きだして他の捜索隊員が
43インチの4Kモニターで確認する方法をとることもある。

持ち帰った映像は120分で28映像データになった。

そのデータをひとつずつ43インチのモニターで確認するが
43インチのモニターに30cmほどの距離で確認するため目がモニター全体を
見ることはできないので、何回かに分けて、右上、中央上、左上、右真中・・・
という順にも出しては見る位置を変えて確認する。

これだけで、120分の映像を9回以上見ることになるため時間がかかる。

何か、人工物で遺留品が映っていないか?それが見つかれば捜索の幅はグーンと
絞り込むことができるけど、なかなか有力な何かを見つけることは難しい。


映像には、人や遺留品らしきものは何も
映っていない。

ドローンでは、かなり鮮明に地面を捉えている。

それらしきものも、滑落痕(人が斜面や崖を滑落していくときに残る痕)も
見当たらない。





ドローン 捜索

2月20日(木)




ドローン捜索




10時からドローン捜索を開始する。

しかし、まだ太陽が低く逆光になる斜面では、レンズに光が入り
撮影は不可能なので、とりあえず影の斜面から撮影する。

山岳捜索で10時スタートは遅すぎる。

普通は日の出とともに出発する。

しかし、ドローンの捜索では朝早すぎると太陽が低く
ドローンのレンズは水平から下向きなので
レンズが水平の時に太陽の光が入り映らない。

ベストなのはレンズが水平の時でも太陽の光はその上から照らし
対象となる山の地面を明るく照らしているけどレンズには直接光が入らない
角度である。

それは夕方も同じで、山の捜索に最適な時間は、11:00~15:00くらい。

それ以外の時間も撮影はできるけど角度によって地面を鮮明に撮影できない。



今回の捜索は、登山ではない目的で山に入ったと思われるため
ふもとから歩いて四方に入れる斜面や谷を中心に捜索させていただいた。

帰ってから4Kの43インチのモニターで暗くした部屋で映像を解析。

今回撮影した映像は約70GB。時間にすると約120分

映像解析では、43インチモニターの30cm手前から
モニターの左上、中心上、右上、左中、中心中、右中、左下、中心下、右下
の順に止めては戻してを繰り返し確認する。

フライト中は、中心しか見ていないため中心では発見されなくても
端っこで映っている可能性もある。

この画像解析は頑張っても2日はかかる。

生存者の捜索の場合は、現場に40インチのモニターを持ち込み
フライとしてはデータをパソコンに移動して別の人が数人で確認作業を
することになる。

ほんとうはハイエースなどの車両にモニターを備えてパソコンも
電源も装備して現場に出かけるといいけど、林道に入る小さい車も
必要な時もあり、ほんと必要な装備を考えるときりが無い。

今日帰ってから、映像解析だ。



ドローン 捜索


ドローン 捜索


ドローン 捜索

2月19日(水)




別の捜索依頼とドローンの準備




あさ5時、ぼくは新たな、BACKCOUNTRY RESCUEの件名メールに気が付く。

目が覚めた。

場所は佐渡ヶ島。

17日から行方がわからないそうだ。

17日夜から18日朝にかけて長野でも雪が降ったので
夜は冷え込んだと思うと心配である。

すぐにメールに書かれていた電話番号に電話をかける
今日はまだ警察と消防での大掛かりな捜索を予定している
とのこと。

ぼくは、捜すポイントだけお伝えして今日の大規模捜索を
見守ることにした。




9時に会社に出勤し、明日のドローン捜索のための準備をする。

ドローンは5機あり、バッテリーは全部で20機ある。
それに現場で使うモバイルバッテリー5機、ポータブル電源1機

ドローンは5機のファームウエアのアップデートと
送信機の充電、異常がないか動作を確認してバッテリーを
20機全部充電する必要がある。

ドローンのバッテリーは、満タンにしても10日間使用しないと
バッテリー内のプログラムが自動的に60%まで放電する仕組みになっている。

なので、出動する前に100%まで充電する必要があるのだ。

充電機は6台で順番に充電していっても半日かかる。

ファームのアップデートなども送信機と機体の両方必要なのだ。

ほんと、準備だけでも1日がかりなのである。

緊急性がある場合は、車のコンセントで充電しながら直行する
ことになり、ファームウエアのアップデートも無視して飛ばすけど

現在は法律の改正により随時それに合わせてファームをアップデート
されるため、アプリはiPad上なので随時アップデートされるが
本体は、その都度手作業でアップデートする。

本体とアプリのファームのバージョンが異なると機体は変な動きを
することがあり、暴走したりコントロールを失ったりすることもある。

なので、飛ばす前に必ず最新バージョンかどうか確認をする必要があるのだ。

装備を整え車に積み込み準備は完了。


・・・3時からの歯医者さんに間に合った。







捜索

2月18日(火)




雪の中の捜索活動




あさ8時に登山口に到着。

はげしく雪が舞っている。ありゃーと思いながら準備を整え出発。

まずは登山道を歩き標高差430mほどの山頂を目指す。

途中、何か手掛かりはないかを捜しながら雪が降る山を夏靴で
アイゼン無しで登る。

念のためにアイゼンとピッケルは持ってきたがとりあえず
ストックとつぼ足で登る。

山頂に到着して別のルートを下り、下まで降りたら、本命の沢をつめて
登り再び稜線に出た。下りも沢を下るが別の斜面を下った。

午後には雪も止み、午後2:00本日の捜索活動は終了する。

下山後に、ご依頼主である行方不明の息子さんのご両親と親戚の方と
会い、行方不明になる前からのご様子とその後の状況などお話をお聞きした。







捜索


捜索

2月17日(月)




ドローン捜索依頼




AM4:25に自宅で目が覚めトイレにいく。
トイレにはiPhoneを持って入り、メールなどを
チェックする。

すると、BACKCOUNTRY RESCUEという件名のメールが届いていた。

これは、3年ほど前からNPO法人ACTという団体に
協力して山での捜索と救助活動を行っている関係で昨年より


うちのWEBサイトにもご相談窓口や捜索の依頼ができるように
してある。

山で行方不明になり見つからずに警察の捜索が打ち切られる事例は
たくさんあり、あてのないご家族がわれわれのような民間の組織に
捜索の依頼をされる場合がある。

うちのサイトでも昨年は20件ほどのご相談をいただきそのうち
16件は、状況をお聞きして今後のアドバイスをさせていただいたり
励ましたりさせていただいた。

4件は実際に捜索依頼をお受けして現場でも活動させていただいた。

そのご相談用のフォームから送られてくるメールの設定が
件名にBACKCOUNTRY RESCUE という文字で送られてくるのだ。

ぼくはその件名を見て、ちらっと内容を確認して完全に目が覚めた。

トイレを出て、パソコンの電源を入れる。

まだ部屋も外も真っ暗だ。

パソコンが立ち上がり、メールの内容をしっかり確認した。

内容は書けないが、どうも登山目的で山に入ったようではないようだ。

しかも、山に入ったかどうかも不明で、『可能性がある』ということである。

行方不明になったのは12日で5日が経過している。

現在も地元の警察署で捜索を行っているが、全く手掛かりはない。

『その山をドローンで空から捜索してほしい』
というのがご依頼内容である。

ぼくは、メールに書かれている地域の情報からGOOGLEMAPで
現地の山の地形や登山ルートなどの様子を確認する。

あっという間に朝が来た。子供たちを学校に送ったりしてほっとした
9:00ごろ、メールのご相談主の方から電話がかかってきた。

ぼくは、状況をお聞きして、ひとまず保留にした。

管轄の警察署と連絡をとり、午前中に仕事を済ませ
(あいにく事務仕事のみでフィッティングのご予約は無かった)
管轄の警察署にむかう。

12:40ごろ、現在捜索中の警察署の生活安全課の警察官のかたに
お話しをお聞きした。

案件としては、純粋に登山を楽しんでいたり山菜やきのこなどの
採集に入ったわけでもない。

いわゆる趣味やお仕事で山に入ったわけでもない案件である。

ぼくの趣旨では、この捜索や救助活動は、あくまで登山やお仕事で
山に入り不慮の事故や道迷いで行方不明になられた方を捜索すること。

お受けするか迷ったけど、事件なのか事故なのか登山での遭難なのか
今のところ判断が付かない状況であるため

登山中のアクシデントの可能性もあるためお受けすることにした。


まずは、明日、雨か雪の山を歩いて手がかりがないか捜索活動をする事に決め
ドローンでの捜索は天候の回復を待って20日に実施することで警察とご依頼主さんに
ご連絡をした。








捜索準備


2月14日(金) ~15日(土)




冬山登山教室 八ヶ岳雪上訓練&天狗岳




今シーズンも雪が少なく暖かいので今回の講習もできないかな?

と内心あきらめていた。

ご参加の皆さんにも登山口での説明で、雪が少ないので
雪山講習は実施しますけど、その中の雪上訓練は雪次第で
できないかもしれません。

という説明をしていた。

登山口付近や周りの状況は春のような感じで陰になっている
場所には雪が残っているけど、日当たりの良い斜面には雪が無い。

登るにつれ、少な目だけど雪はある。

黒百合平に到着してみると、斜面には雪があり、締まって堅めの
バーンになっていたため、講習ができるようだった。

昨シーズンの講習では、雪は同じくらいだったけど締まっていなく
踏むと植物に当たり、傷めてしまうといけないため雪上訓練はできなかった。

しかし今回は、雪の深さは同じくらいだけど、堅いので踏んでも
植物を傷めない。

ということで、たっぷアイゼン歩行とピッケルの使い方と滑落停止訓練を
実施することができました。

翌朝、天狗岳にも登頂することができ、はなまるでした。




北八ヶ岳 黒百合ヒュッテ 天狗岳



北八ヶ岳 黒百合ヒュッテ 天狗岳



北八ヶ岳 黒百合ヒュッテ 天狗岳



北八ヶ岳 黒百合ヒュッテ 天狗岳



北八ヶ岳 黒百合ヒュッテ 天狗岳




GPSMAP66i LiveTrack inReach


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GARMIN GPSMAP66i



2月12日(水)




GPSMAP66i LiveTrack inReach











GPSMAP66i LiveTrack inReach


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2月11日(火)




MASAIソールの交換(リペア)時期




プロ野球選手、プロのカーレーサーも含め準備は万全の姿勢で
プレイする。

手入れ不足や整備不足でグランドやコースにでることはない。

これだけ、遭難事故で大ケガをしたり多くの命が失われる登山も
それらに匹敵するだけ準備は重要である。

年間3000人が遭難して救助され、うち1割の300人近くが
死亡する遊びやスポーツが他にあるだろうか?

『 登山はベテランほど遭難する 』という動画を
以前公開した。

それは警察で集計している遭難事故の記録データを見ても明白な事実である。

遭難には必ず原因がある。












GPSMAP66i LiveTrack inReach


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GARMIN GPSMAP66i





2月10日(月)




MASAIソール




LOWAのバックパッキングモデルに装備されている
シャンク(芯材)とビブラムMASAI(マサイ)ソールの
コンビネーションは、安定した歩行快適性とグリップ力を生む。

歩き方やバランスが多少悪くてもクッション性と安定感で
目には見えない力で、履く人を助けてくれるのだとぼくは思っている。












GPSMAP66i LiveTrack inReach


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2月9日(日)




iPhone3GSに感謝をこめて




2010年の1月25日に信大病院で

『明日から入院してください』

と言われ、病院の帰りに入院の準備のためソフトバンクのお店で
自身では初めてとなるiPhone3GSを奥さんと2台購入した。

→→→2010年 1月の日記

当時は、3Gという機種が最新でまだ使い方が
ちんぷんかんぷんだった。

だけど、インターネットを使うお仕事がBC穂高の
業務の半分を占めているため、いきなり明日からインターネット環境が
無くなるのも困る。

急遽、お店番をお願いする奥さんとの連絡手段としても必要だった。

当時はまだフリー通話というのは、ソフトバンク同士の通話しかなく
ぼくは病院からお店の奥さんに常にオンラインで繋ぎたかったのだ。

入院の原因となる病気は、顔半分が動かなくなる病気で
とにかく安静にしながら点滴を打たなければならないものだった。

ぼく自身は痛くも辛くもなく、とにかく元気で歩き回れる状態。

点滴のためだけの入院のため、昼間は病院内1Fのタリーズや
病室やロビーで、とにかくiPhoneを使って電話とネットとメールで
仕事をこなした。

途中から、パソコンを持ち込みネットにつなげられるよう
USBのモバイルデータ機器を奥さんに頼んで契約してきてもらった。

実は・・・入院中に

『ぼくがお店にいなくても仕事ができる仕組みが必要だ。』

と考え、

当時まだメジャーではないインターネット配信のための
ビデオ制作(今のYOUTUBEチャンネル)をするための
撮影スタジオ作りの構想が頭にあった。





その後、iPhoneは、3GSから4S、5(ここまでSB)、
5S(ドコモに切り替え)、6sPlus(デザリング)
7Plus、今メインのXsMAXへ10年かけて引き継がれてきた。

それらのiPhoneも5(故障で廃棄)以外はすべて健在でそれぞれ
のポジションでお仕事していただいている。

なので10年前のiPhone3GSも健在で、いまはお店のBGM担当で
アンプに繋がれて今もお店に音楽を流してくれている。

4Sはレジで使っている。
5Sは小4の娘が使っている。
6sPlusはドローン用モニター
7Plusは車のナビと音楽担当
XsMaxはメインで登山中の動画撮影などフル活用している。

ぼくは10年前iPhoneに仕事のツールとして助けられ、それ以来も
ずっと仕事のツールとしてとiPadも含めて活躍してくれている。


今日は、iPhone3GSに感謝の気持ちを込めてYOUTUBE動画に出演してもらった。






LOWA TAHOE PRO 2 GTX







≪今日撮影した動画≫








GPSMAP66i LiveTrack inReach


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2月8日(土)




TAHOE PROという登山靴




今日の登山靴フィッティングのお客さまは
静岡、東京、静岡の順番であさの9時半からのフィッティングである。

まず最初のお客さまは、2年ほど前にTAHOE1を購入され
その冬に冬靴のバイスホルンをフィッティング。

そして今日は、TAHOE1のソール交換依頼とローテーションように
憧れのTIBETレザーライニングモデルを購入された。



2回目のお客様は、女性のお客さまで、キャンプ目当ての登山を
お考えで、TAHOEをフィッティングさせていただいた。

サイズの計測をして、カルテに足形をとり、ぴったりの
TAHOE UK4.5を履いていただき、10分ほど歩いたあたりで

フィット感に感動されているご様子だった。

『もう私の靴になってる』

TAHOEマジックである。



3回目のお客さまは、静岡からご来店で、今までマムートの靴で足が痛かったという。

ご自身で選ぶとどうしても大きいサイズを選んでしまう癖があるようで
ぼくが履いていただいたTAHOEのUK6.5だと最初は、圧迫感や
痛みを主張されていった。

症状をお聞きすると想定内の症状で、10分、20分、60分と時間が経つにつれて
その症状は変化しながら解消され、90分後には快適な靴になっていた。

登山靴のフィッティングは、これが必要なので120分制にしているのである。



≪昨日撮影した動画≫









GPSMAP66i LiveTrack inReach


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GARMIN GPSMAP66i



2月7日(金)




GARMIN GPSMAP66iとLOWA TAHOE 2を光城山で初おろし




LOWA TAHOE PRO 2 GTX





TAHOE 2の最終サンプル品を1月15日に受け取って17日から
WAX加工をはじめ3週間。

まだ完璧な乾燥状態ではないけど、初おろしをした。

とは言っても光城山(ひかりじょうやま) 高低差300mの
お散歩コースだけど。

それと、先日入荷して2月6日に発売開始した

GARMIN GPSMAP66i日本正規版も初おろし。

午前中に衛星通信を行うinReach昨日を有効にするため
衛星ネットワークの有料プランを契約した。

契約は、30日ごとの契約やスポットでの契約、年間契約などが
ある。

ぼくは、年間契約をして、月250ドルをクレジットカードで
支払う登録をした。

オプションで救助費用に最高100,000ドルを補償されるという
山岳保険のようなオプションも170ドルだったかな?追加して登録した。

その後、iPhoneにガーミンのEXPLOREというアプリを入れて
MAP66とペアリングして、地形図の日本地域をダウンロードして
光城山にでかけた。





GARMIN GPSMAP66i




2月というのに日中の気温は+9℃。

ほんとうに暖冬が現実なのである。

今回は、カメラをiPhoneXSMAXとGOPRO7を使って
歩きながら動画の撮影をした。

カメラを持って独り言を喋りながらの人とのすれ違いは少々恥ずかしい。

YOUTUBERになったような気持ちである。


まあお仕事だから仕方がない。割り切って動画の撮影をつづける。






GARMIN GPSMAP66i




つくづく思うけどiPhoneのカメラ性能はすばらしい。

いや、iPhoneのPRではなかった。


そうそう、ガーミンのハンディーGPS最新モデルの66iは
画面が0.4インチ大きくなったけど、それよりも解像度が
2倍近くになっているので、画面に表示される情報量が2倍近くに
なったことが一番すごいと思った。

正直、衛星通信には年間3万円ほどの出費はしたけど、まだ実感がない。

これから、どう活用していけるかを試してみようと思う。






GARMIN GPSMAP66i




LOWA TAHOE2は、履き心地的にはTAHOE1の新品と
同じような感じで、これからいかにフィットさせていくかは履き手にかかっている。

ヌバックの素材やシャンク、ソールの素材も変更が無いためほぼ変わらない。

若干、小指の付け根あたりがTAHOE1より2の方がゆったりめ
に感じるくらいである。

だからと言って、しっかり紐を締めると甲の部分で固定されるため
足が躍ることはない。

まだまだ、履き慣らしはつづく。








GARMIN GPSMAP66i







GPSMAP66i LiveTrack inReach


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GARMIN GPSMAP66i




2月6日(木)




新発売のGPSMAP66iを使ってみた




GARMIN GPSMAP66i





今日は、久しぶりの氷点下。

身体がまだ寒さに慣れていないので寒さがこたえる。

だけど、早朝で-5℃で、午後は-2℃である。

この季節であれば、けして寒いわけではない気温なんだけど。

今の時期、冷え込んで-17℃、常時-8℃くらいが当たり前だったので
その頃は、日中の-2℃だと暖かく感じたものだった。


昨日届いたガーミンのGPSを1台でも機として使い始めた。

まだ、取説を熟知していないけど、いままでのモデルの進化版なので
なんとか混乱せずに使えそうだ。

ディスプレイの大きさは0.4インチ大きくなったけど、それより
解像度が2倍近く上がったので表示できる情報が多くなり画面もきれい
になったのが特徴的。

あとは素材感が、今どきのガジェットという感じで存在感もある。

電源は、室内の常温(15℃程度)で電源をオンにしてWIFIを繋ぎ
iPhoneとBluetoothでつなぎ3時間ほど放置したところ電池の消耗は
10%ほどだった。









GARMIN GPSMAP66i
とにかく画面が美しく表示できる情報量が増えた感じで素材感もいい。

これは、(元)男の子だったら誰でもほしい武器だな。






GARMIN GPSMAP66i 操作マニュアル


GARMIN GPSMAP66i 操作マニュアル



GPSMAP66i LiveTrack inReach


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GARMIN GPSMAP66i





2月5日(水)




衛星と通信してSOS信号が送れるGPSMAP66iがやって来た




明日の2月6日発売のGARMIN GPSMAP66i日本正規版
ガーミン社から届いた。

とりあえず、ご予約分の発送をしました。

さっそく開封して使ってみたいところだけど

まだ発売前なので、開封は発売日の明日にします。




◇◇◇



2年ほど前にバイスホルンという冬山用の登山靴を購入され
何度も登山に行ったけど、足が痛いという男性のお客さまが
ご来店された。

ご予約時のメッセ―ジ(足が痛い症状)を見て、原因はベロの調整か
紐の締め具合だと見当は付けていたけど、実際に確認してみないと
何とも言えないので、今日までお待ちしていた。

さっそくソックスを確認させていただく。

ソックスは3種類お持ちで、痛かった時のソックスを履いて
実際にいつものように靴を履いてひもを締めていただいた。

フィッティングルーム内を歩いていただく・・・


足の痛い症状は、購入時は甲から横に窮屈で痛かった。

そのあと、踵が靴擦れをして
下りで爪が黒くなったり剥がれたりするそうだ。


まず、購入後すぐはいていた厚いソックスでベロパットの調整をせず
足を靴に入れるときにパットごと押し入れてしまい甲の部分がきつく
痛くなってしまったようだ。

その後は痛いから紐をしっかり締めずに歩いて踵はプカプカずり上がり
水ぶくれになったり、下りでは押さえが効かずつま先が前に突っ込んで
つま先に当たり爪を痛めているようだ。




お客さまに履いていただいた時は同じ症状だということを確認していただき


つぎにぼくが、ベロのパットの位置を調整して靴紐を正しい力で
締めさせていただき、また歩いていただいた。


お客さまは、『あれっ?よくなった・・・』

1時間ほど歩いて確認させていただきました。





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弊店でフィッティングをしてご購入いただいた靴は、再フィッティングに
ご来店いただければ、無料で確認させていただきます。

登山靴の代金にフィッティング料金も含まれているという解釈です。

ご購入済み商品のご予約フォームよりご来店日時間帯のご予約ください。

他店で購入のお客さまの靴に関しては購入店で対応していただくため
基本的には対応していませんが

どうしてもご要望いただいた場合は、フィッティング料金(9000円/1時間×2)を
お支払いいただく事で、お申し受けます。


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これが、あなたのピンチの時に救うことができるボタンです。






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2月4日(火)




サイズ22cmの登山靴




京都から新幹線で名古屋まで、名古屋から特急しなので
松本、松本から大糸線で穂高駅、まで電車で来られた。

穂高駅到着が午後2時40分。

今夜お泊まりの宿の『ぶたのしっぽ』さんの送迎で

3時10分に宿に入り荷物を置いて、BC穂高まで徒歩2分。

3時20分に遥々ご来店された。

お客さまの足はFITSの厚手のソックスを履いた実寸で
21.8cmで横幅は4Eで甲も少し高めの女性である。

なかなか、近所のお店にはサイズが無いらしく

登山のお店では

『ちょっと大きいけど我慢して履いて。』

と言われて言われるがままに購入して、常に下りで
足が中で動くため小指の付け根が痛く、下りが楽しくない。

という。

2時間半ほど入念に試し履きしていただいて購入された登山靴は
LOWA TAHOE PRO 2 WSのUK3.5、日本サイズでは22.0cm。

TAHOE2は、まだ未入荷のためTAHOE1で
フィッティングさせていただいた。

WAX加工セットもご注文されたため、入荷は4月で、WAX加工後の
お届けは6月中旬くらいになる予定だけど、これで下りも快適に
歩けるようになると思う。


フィッティング後は、『ぶたのしっぽ』さんでお肉料理のディナー。

明日は朝食後『ぶたのしっぽ』さんの送迎で再び穂高駅にもどり

松本、名古屋を経由して京都に帰られる。







登山靴フィッティング


2月3日(月)




日記を書いていたら・・・




過去の日記を書くために、ピクチャーファイルにまとめられた
画像や動画を順に確認していたら、まだ公開していない動画がいくつか
見つかった。

ちょっと横道それて、動画の編集をはじめ公開したのがこの動画

お客さまのフィッテイングの時に、カルテを作成する様子を
記録しようとした映像なんだけど、カメラにiPhoneを使っていて
あまり映りが良くなかったため編集をやめた動画である。

まあいっか。


9月から溜まっていた日記が2月まで完成!


たぶん、ぼく以外の方にはなんのこっちゃ?
わからないと思うけど・・・

今日で、この日記は現代に追い付いた。(2019年9月から滞っていた日記を今日まで追いついた)

明日からもリアルタイムに更新できるよう心を入れ替えて
がんばろうと思う。

いつからこんなに怠け者になってしまったんだろう。







2月2日(日)




日記のつづき




今日は、11月まで完成した。

夏休みの宿題でもこんなに遅れたことが無い。

iPhoneの写真と、フェイスブックと、YOUTUBEが無ければ
4か月前の日記なんて絶対に書けない。

時代のテクノロジーは、ぼくの記憶まで貯蔵してくれている。

これからエーアイなんだから記憶力や暗記力は必要ね~んだよ。

というホリエモンの言うことがやっと少し理解できた。

ように思う。







2月1日(土)




ほたかにっき




この『ほたかにっき』は実はカモシカスポーツ穂高店に勤務していたころ
カモシカスポーツのWEB担当だったので、穂高店日記というのをはじめた。

まだ、ブログなんて言葉もなかったころで会社の先輩や
社長には理解してもらえず、ヤメロといわれボツになった。

この頃、ヌバックレザーの登山靴のWAX加工のやり方のページも
作って上層部に資料を上げたけど、それも会社の方針と違うということで
ボツになった。

その後、退職してすぐに登山ガイド業をはじめ、自社のサイトに改めて
『ほたかにっき』ということで、毎日更新をめざしてこのコーナーをはじめた。

それが2004年なので、今から16年前のことである。


2007年にバックカントリー穂高がオープンしてWEBサイトを作り直すとき
以前の日記は消して2007年からにした。

それでも今年で14年目。

会社の設立も2007年1月なので・・・そうか、14年目ということか

2011年からYOUTUBEの動画をはじめ、FACEBOOKはリアルタイムに
更新ができるため、この日記のリアルタイム感が無くなってきたように感じていた。

3年ほど前から、更新が滞り始めた。

それでも1週間とか2週間とかだったのが、次第に1ヶ月、2ヶ月と放置してしまい
できるときに追い付かせる状態がつづいていた。

今回も、昨年の9月中旬から放置され、現在に至った。


今日から日記の更新を始めた。

YOUTUBEの動画、FBの書き込み、iPhoneに保存されている画像をもとに
9月からの日記を書いていく。

どうしてもリアルタイムではないので記録が無い日は書くことができないけど
1日がかりで9月10月まで完成できた。




ほたかにっき


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