登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


May 2009
5月30日 ()
●安曇野トレイルランニング ~早朝の光城山~
参加/5名


安曇野の名山である光城山をトレイルランニングするため、あさ6時15分に登山口のある駐車場にクラブ員5名が集合した。ぼくは、競技部の練習をさぼり、さぼり、さぼり、久しぶりである。今日の集合は、昨日、お店にNさんが来店され、早朝練習の話になったのが始まりである。Nさんも興味があるらしく、ぼくはお店から、ゆうじんさんに電話した。明日どうです?とお聞きしたところ「あっ、いいですよ。」とゆうじんさんの即答で、トレーニングが決定した。Nさんは、グレゴリーのトレラン用リュックも突然購入され、気合十分である、、、


ぼくは、久しぶりということもあり、出発してすぐにペースダウン、おけいちゃんとゆうじんさんが先に行き、初参加のNさんもぼくの後ろでマイペースである。初参加のNさんに抜かれるわけにはいかないぼくは、自分の中で、ライバルNさんとの距離を確認しながら、走っている?つもりで歩いた。登りの半分を過ぎたころには、とっくに先頭の2人は見えなくなっていた。これから、孤独な戦いである。10mほど後ろには、Nさんが、ぼくと同じくらいのペースでついてきている。ときどきチラッとNさんを確認すると、あまり辛そうに見えない。ぼくは、太ももはガクガクで息もあがっている。途中から階段になり、ときどき、体が左右によろめく。Nさんは、すぐ後ろに迫ってきた。ぼくは、太ももの筋肉がつりそうになりながら一歩一歩、走っているつもりで歩いた・・・


山頂に到着した。タイムは正確ではないけど、ぼくとNさんは22分ほど。ゆうじんさんとおけいちゃんは18分くらい。山頂のお宮さんでお参りをして、次は北周りの下りである。

ぼくの太ももは、まだガクガクしている。走りながら、そのガクガクした太ももで、暴走するのを抑えながら、なんとか走る。下り始めてすぐに、歩いて登って来られたご夫婦とすれ違った。ご夫婦が道をよけてくれたので、ぼくは、すれ違う時、笑って挨拶した。すると、ご夫婦も「走ってるのね。」といいながら爆笑していた。そのご夫婦は、うちのお客さんだった。先頭を行くのは、ゆうじんさん、つぎにぼく、おけいちゃんにつづき、Nさんの順で登山口まで一気に下った。
登山口に到着すると、ゆうじんさんが、Yさんの車を発見。Yさんも走ってるんだね。と話していたら、ぼくたちとは別コースを走ってこられたYさんが到着した。しばらく、駐車場でわいわいお話して帰ってきた。

きょうは、太ももがガクガクで、ぼくは一日、よれよれで働いた。


★これから、定期的に、早朝トレランを始めます。場所は、光城山です。6:15~8:00までです。いっしょに走られる方がいらっしゃれば、ご連絡ください。また、今後、BC穂高で主催して「安曇野トレイルランニング・タイムアタック」と題して、トレランのタイムアタックを、ここ安曇野のトレイルで展開していきます。コースは、これからBC穂高で何コースか設定します。そのコースをルールに則ってタイムアタックし、自己申告で記録を報告いただき、コースごとに発表していきます。参加はどなたでも自由です。しかし、事前にエントリーしていただき、タイムアタック後にメールにて、自己申告してください。記録は何回でも更新して行きます。タイムアタックは、いつでもOKです。自由に走ってください。ではみなさん、ふるってご参加ください。
・・・池田人のKさんもね。

※光城山早朝トレラン・・・参加は無料ですが、おさい銭が、、、









5月29日 ()
男性のお客さんが登山靴を持って来店された。その靴は最近、他店で購入されたそうだ。お客さんの話では、その靴を履いて山を歩いていると足の甲の部分が痛くなるというだった。「良いインソールありますか?」とお客さん。インソールを交換すれば改善されるとお考えのようである。「では、確認しましょう。」まずは、問題の靴を見せていただいた。その次に、お客さんの足の形を確認し、専用ゲージで足の長さを測らせていただきサイズを確認する。お持ちいただいた新しい靴は、シリオ社製のPF301というモデルである。シリオ社製なのだが、この靴は、シリオが何を血迷ったか、中国で安値の登山靴風の靴を作ってしまったものである。アッパーの素材やソール、インナーも含め安い素材で見た目だけは、登山靴のように見える商品である。一番の問題は、シャンクという芯が入っていないことである。とは言っても、シャンクがなくても山は歩ける。しかし、ソールがグニョグニョ曲がり、背骨のない軟体動物のような靴で、長時間、山道を歩くと、とくに下りのとき、足首をひねってしまったり、結果的には膝を痛めてしまうことがある。弊店では、こういった靴を、登山靴ではない靴と言う具合に区別しているため、弊店では扱っていない。

とりあえず、お客さんにその靴を履いていただき、靴紐を締めてもらった。そして、痛くなる部分を確認すると、どうも、靴の表面の素材が薄くて柔らかいため、靴紐を締めると、甲の部分に靴紐が食い込んで痛くなるようである。そのお客さんに、別のモデルで、同社製のPF421という登山靴を履き比べてもらった。「ああ、ぜんぜん違いますね。この靴だと痛くありません。」納得されたようだ。そのお客さんは、来週に涸沢に行かれるそうである。そのためにその靴を、松本の某ショップで購入された。おまけにサイズも大きかったので、スペーサーで調整した。

シャンク(芯)の入っていない登山靴風の靴は、まず、ソールがグニャグニャに曲がり、やわらかくねじれるため、足場の悪い登山道では、足をひねったり、地面からの衝撃をまともに食らうため、膝や腰にストレスがかかってしまうのである。とくに、膝を痛めると病院や接骨医通いとなると、大好きな山登りもできなくなり、ドクターストップ。と言うことになる。靴のせいばかりではないが、ぼくはそういう方を何人も見てきた。

たとえば、16800円で購入した登山靴風の靴で、足が痛くなって山歩きが苦痛となり、接骨医通いになるよりも、少し高価でも、37800円の皮の履き心地抜群の愛する登山靴(履き心地保証付)を履いて、快適な山登りを楽しめるほうが、よっぽどいい。と思う今日この頃である。

★ワンポイントアドバイス・・・『登山靴&登山ショップ』と、『登山靴風&登山ショップ風』の見分け方。

ソールのつま先と、かかとを持って腕の力で、土踏まずあたりからグニョ~と曲がるような靴だとアウト。また、店員さんがあなたの素足のかたちを確認する前に、「当店のおすすめですよ~。」と言って、登山靴を差し出したら要注意。そのお店をさっさと撤退して他のお店に行きましょう。



5月28日 ()
いま、モンベル社とのシステム統合についてモンベル社の担当のOさんと、話し合いを進めている。両社にとって良い形で統合することが可能なのか。いまのところ、弊店のメンバーズ会員様特典と、モンベルの会員様特典が異なるため、システム的にお互い都合のいい方法で可能なのか、どうなのか?というところ。それは、専門家にしかわからない。いずれ、弊店でもモンベルクラブの会員様へポイントの対応ができるようになることが理想である。そして、近未来、ここ安曇野で、モンベル社と弊社のコンビネーションで、誰でも楽しめるアウトドアワールドを作ることができたら楽しい。


5月27日 ()
弊店で、登山靴のご相談をいただいた場合、登山靴のフィッテングをさせていただく場合、まず、お客さまの足のかたちを見せていただく。そして、お客さまの目的と、その足に合った足型の登山靴を試し履きしていただき、ぴったりフィットする登山靴を確認して、通常はそれから、ご購入を検討していただくようになる。

今日も、登山靴のフィッテングにご来店された女性のお客さまに、まず、足の形をみせていただいた。その女性は、かるく外反母趾で、長さは23.0cmで横幅は3E+でぴったりフィットだった。普段は、横幅がきつくなる為、23.5か24.0の靴を履かれているという。登山靴の場合、横幅に合わせるため、無理に長さを大きくすると、かかとのカップの大きさや土踏まずの位置が合わなくなってしまう。そうすると、かかとがプカプカ動き、土踏まずのあたりが変にあたり足が痛くなる登山靴になってしまう場合がある。弊店では、できる限り長さは、正規のサイズで、横幅のサイズをぴったりに合わせるようにフィッテングしていく。あまり知られていないが、登山靴には、各メーカーの登山靴を合わせると、5段階くらいに、横幅のワイズサイズが存在する。日本人の平均的な横幅は、3Eである。少し幅広で、3E+から4Eまで、その3種類のサイズでほぼ95%は対応できる。あとは、スペーサーなどを使い、微調整が可能で、弊店では、ほとんどの足型の人にぴったりフィットな登山靴をご提供できる仕組みになっている。

登山靴として販売されている靴には、日本人の足型に合わない靴、または、見た目だけかっこいい粗悪な靴、もともと履き心地なんて考えていない靴、という登山靴ブランドが世の中にたくさんある。横幅は広いけどつま先が極端に細く必ずつま先が痛くなる靴、靴紐が、しっかり締め上げれない粗悪な靴、シャンクと言う芯(シャーシ)が入っていなく、グニョグニョな靴底の靴など。そして、悲しいかな、世の中の登山靴メーカーさんで、ぼくが登山靴として、自信を持って販売できる登山靴メーカーさんは、片手でも十分なくらいしかない。ぼくは、毎年数十社の展示会開場に足を運び、衣類からリュックサック、ギアなども含め弊店にある登山用品の何十倍も数多くの登山用品を目にする。その中で、登山靴を見つけると、必ずと言っていいほど自分の足を通して確かめてみる。その場合、数社を除いて、ほとんどの靴は、履き心地が悪いモノが多いのだ。

夏になると「ここで買ったわけではないですが、足が痛いので見てください。」と言って来店されるお客さまが多くなる。そのほとんどが、見た目の雰囲気で購入されていたり、サイズ違いで購入されている。中には、靴紐の締め方も知らない。という方もいるくらいだ。厚さを変えたインソールや、ソックスで調整できる程度ならいいが、まったくお手上げな場合もある。いよいよ、夏だね。



5月26日 ()
弊店は、夏の期間、安曇野へ観光に来られる観光客で賑わう。とくに観光の方は、弊店の目的とは合わない方でも来店され、帽子やタオルマフラーなどをお買い求めされる方が多く、玄関先には、それらの主力商品を並べている。玄関先は、オープン以来簡単に作った手作りの什器にタオルマフラーやサンダルなどを並べて、営業してきた。弊店の改造計画は、とどまることをしらないオーナーが本能のままに改造計画を実行してきた。弊店もそれほど広い店舗ではないため、そろそろ、完成度もたかまってきた。先日、丸太工房さんから、No23号とNo24号が届いた。今現在、25号と26号は店内の階段、27号の玄関のウッドデッキをお願いしていて、完成待ちである。弊店は、まるで、丸太工房さんのショールームである。あと、天井に吊るすイカダ船がほしいなぁ。

NO23号は、ゴージャスなタオルマフラー用什器に、24号は、モンベルのロゴ入りで、KAVUの帽子が並ぶ棚になっている。







午後2時ごろ、東京から弊店にお買い物に来られた女性のお客さまは、昨日お電話をいただき、登山靴とリュックサックのご相談のご予約をいただいたSさん。Sさんは、横浜で美容院を経営されているNさんご夫婦のご友人で、以前、Nさんご夫婦と登山に来られた時に一緒にご来店されていた。今回も、Nさんご夫婦と山に登られる計画で、1日前に、登山靴とリュックサックを新調するため弊店にご来店されたのである。

登山靴は、タイプと用途をご説明し、ぼくがこよなく愛するLOWAのTAHOE GTX WXLをフィッテング。ぴったりである。そして、リュックサックは、30リットルほどのリュックはお持ちのため、2つ目は、グレゴリーのDEVA60という大型パックをお選びになられた。こちらも、ぼくが愛するグレゴリーの大型パックということもあり、ぼくは、あとで、何をしゃべったかわからないくらいに熱くしゃべりまくった。グレゴリーも完璧なぴったりフィットにフィッテングさせていただき、おまけに、キャメルバックのハイドレーションもおすすめした。

登山靴のご説明をするとき、とくにヌバックレザーやオイルレザーの革靴をお選びになる場合、履きこむと皮が柔らかくなり、自分の足のようになることをご説明させていただくのに、ぼくの愛用している完璧に足になじんでいるLOWAをお見せすることが多い。最近、お手入れを怠り、少しひどい状態になっていた。Sさんにお見せした時も、Sさんに説明をしながら、心の中で「しまった、お手入れしなきゃ。」と考えていた。Sさんが、宿に向かわれたあと、ぼくのLOWAの靴紐を解き、ブラシと、コロニルの秘伝のBワックスクリームを手で塗り、念入りにブラッシング。ぼくの愛するLOWAは、気持ちよく、ぴかぴかになった。





5月25日 ()
弊店には、ときどき「これから登山をはじめます。教えてください。」といって、来店されるお客さまがいる。そんなお客さまには、最初にいくつか質問し、その意気込みの度合いを確認させていただく。まずは、いつ、どんな人たちと、どこに行くのか?ということをお聞きし、そのために必要なモノを説明する。これから、どのくらい山登りにのめりこんで行く気があるか?によっても揃えなければならないものは変わってくる。その反応をみて、ぼくがアドバイスする内容もかわる。山に登るからといって、なにも、一度にすべてを完璧に揃える必要はない。一度に揃えることができなければ、多少の不備があってもいい。その不備を判っていればいいのだ。装備の不備を承知しているか、知らないかでは、意味あいが大きく違う。徐々にでいいから、それに合った山登りからはじめればいいのである。今日も、これから登山をはじめたい。という若者が来店された。その彼は、とりあえず、登山靴、レインウエアを揃えたい。ということだった。ぼくは、いつものように、質問すると、はっきりと意気込みが帰ってくる。ぼくは、装備について、山の歩き方、計画のたて方など、彼がなるべく躓かないように、できるだけアドバイスする。

そんなとき、最初にいっしょに歩くことができればなぁ、、、
と、思うことがある。

だから、7/4~5 燕岳、7/11~12 常念岳、7/18~19 燕岳の初めての登山や親子向けに登山教室の開催を決めた。登山をはじめる方と一緒に山を歩きながら、歩き方や、計画のたて方、山の危険や安全なポジショニングなど、山登りを楽しむコツを、この教室で取得していただければと考えている。本格的に登山をはじめるときに一度でも参加していただければ、今後の山登りを何倍も楽しむことができるだろう。しかも安全に、、、

今日来店された若者にも、登山教室に参加するようおすすめした。



5月24日 ()
昨夜から、北アルプスの各地は、雪が降っている。もうすぐ6月に入る季節だけど、稜線は、雪だそうだ。そんなことはお構い無しに、きょうはお店のスキーコーナーを縮小した。商品は、倉庫に入れると、その商品のお問い合わせをいただき、あせることが多いのは弊店だけだろうか。今日は、スキーのビンディングとブーツの在庫確認のお問い合わせをいただき、もう忘れかけていたエアボードのお問い合わせもいただいた。6月に立山でエアボードをお考えのお客さまで、バックカントリー向けのフリーライドをおすすめした。


5月23日 ()
今月のはじめごろから、玄関先にポットを置いて、そこにA4のコピー用紙にプリントした登山教室のご案内パンフを置くようにした。はじめは、A4サイズに両面印刷したパンフを三つ折で置いていた。これが、弊店の前を通り過ぎる人が、意外にお持ちになられ、いちにちに20枚くらいは、誰かにお持ちいただいている。そして、そのパンフを見たという方からのお問い合わせも何件かいただき、それはパンフを作っているぼくにとっては、楽しみである。いま、そのパンフは、弊店で企画する登山教室のご案内がメインではあるが、今後は、ニュースレターのようにしていこうと考えている。そのパンフは、毎月5日に、新しく発行する予定だけど、昨日から、新しいパンフ(VOL3)を制作した。VOL3は、A4サイズ2枚で裏表8ページのタイプにしてみた。すこし、ゴージャス。


5月22日 ()
Tさんの足は、外反母趾である。外反母趾というと、親指が付け根から小指側に曲がり変形してしまっている場合が多いが、Tさんの場合、仮骨性外反母趾という症状で、親指は曲がらず、親指の付け根の骨だけが出っ張っているタイプである。Tさんによると、痛みはなく、履き心地のいい普段の靴をお探しとのこと。いろいろお試しいただき、ローバーのウォーキングシューズで、内張りに皮を使ったピントというモデルのソフトな履き心地が気に入られた。

外反母趾が発生する原因は、平らな場所を歩くことが多くなった現代社会の病とも言われている。畳、じゅうたん、アスファルト、床など、平らで安全な場所ばかり歩くようになり、車や電車などの交通が便利になり歩くことが少なくなったため、バランスを崩しそうになり足指が危険を感知し、バランスをとって体を守ろうとする本来の働きが起こらず、足指の筋肉が衰え、横中足靭帯が伸びたり、緩んで変形していくことが原因のひとつだといわれている。外反母趾は、いちど始まると、どんどん進行していく。そして、外反母趾が進行すると、足指全体に力が入らなくなり、バランスをとることが難しく、膝や腰に負担がかかり、いずれ、年齢と共に膝や腰の痛みに悩まされることになる。

じつは人は、自然の中で生活するように身体の構造ができているのだ。坂や石がゴロゴロしている川原、ガレ場、岩場など、歩きづらく、バランス感覚がものをいう歩きにくい場所を歩いてこそ、健康な骨格や筋肉が保たれるのだ。平らなところしか歩かない現代の生活では、意図的に足指の筋肉の衰えを予防していかなければならない。最近は、子供でも外反母趾になるというから、近未来の人間の姿が不安である。山や自然のゴツゴツした場所や、ズルズルした場所を歩き、足指が体を支え、バランスをとる行動は、骨格や筋肉を人間本来の姿に保つため必要な手段なのだ。

さあ、みんな、山を歩こう。人間本来の健康な体を守るために・・・。

山を歩く第一歩は、ここから








5月21日 ()
娘の茜空が通う幼稚園は、自然の中で学ぶ野外幼稚園。先日作った茜空の木のくるまは、ひもで引っ張って、お花や葉っぱを運ぶのに使うそうだ。さっそく、茜空が木のくるまを幼稚園に持っていったら、お友達もほしい。ということらしい。

茜空の幼稚園には、お父さんの当番という日があり、何回か当番で、いち日幼稚園に行く日がある。今日、茜空に「パパ、お当番きて。」と言われた。そう、ぼくはまだ、お当番に行っていないのだ。お当番の日は、勤めの都合などがあるため、パパはいつでも自分で決めることができるようである。ぼくは、ほぼ年中無休のため、いまだ、お当番日をきめることができていなかった。よし、じゃあ、お当番の日を決めて、できればその日に、できればみんなで、木のおもちゃ工作をしよう。とひらめいた。



5月20日 ()
●BC穂高 団体様向け特別 セーフティーセミナー ~岩場を安全に通過するための講習会 其の1~ しなの山楽会さま 10名
・講師/山岸、太田 ・場所/ぬすっと岩 ・時間/9:00~14:00


今日は、弊店の特別団体会員さまである「しなの山楽会」さまよりご依頼いただき、弊店でも初めての団体さま向けの特別セーフティーセミナーを開催させていただいた。

しなの山楽会のメンバーさんは、30名ほど。全員一度には無理なので、セミナーを、10名ずつで2回にわけて開催することになった。講習場所は、松川村の西山城址公園の近くにある岩場にきめた。岩場の高さは13mほどで、傾斜は平均約60度。ホールドと呼ばれる、岩場の凸凹はほどよく、落石の危険も少ない。セミナーには最適な岩場である。セーフティーセミナーの講師を努めるのは、山岸くんと太田の2名。はじめに、簡単なロープワーク、スリングとカラビナを利用した安全確保と、岩場の通過の仕方を、まずは平地で練習。そして、実際の岩場を登り降りする。手の運びや足運びは、緊張しているほどぎこちなく、足や手をめいっぱい伸ばしてしまう。1回目は、岩場や高度に慣れていただき、2回目は、もっとリラックスして岩場を登り降りしていただいた。岩場を安全に通過するポイントは、いかにリラックスして歩けるか。ということである。落ち着いて、リラックスした状態で岩場を見ると傾斜が緩く見え、ホールドもたくさん目に入るようになる。自然と岩場から体も離れ、安全な姿勢が保てるようになる。手足の運びもスムーズになり、落石を落とすこともなくなる。逆に、緊張していると、手や足の運びがぎこちなくなり、岩にへばりつき、足や手を一生懸命伸ばすようになり、無駄に体力を消耗する。おまけにバランス感覚が悪くなり危険なのである。セミナーは14時には終了。「みなさんたいへんよくできました。」次回は、6月の予定で、また、秋に「道に迷わない方法というテーマで、セミナーを開催してほしい。」とのご要望をいただいた。





5月19日 ()
きょうも、整理整頓担当のおけいちゃんが大暴れ。いかにぼくが2年間、何もしていなかったことが、あきらかになる瞬間だ。弊店は現在、重大な問題をかかえている。圧倒的に、バックヤードが不足していることである。とにかく、店内の商品棚の整理整頓、レジカウンター周りの整理、倉庫の整理整頓、不要な商品の箱詰め、不要なモノの破棄。それでも、商品をストックする場所が足りない。店内の隅に段ボール箱の山積みや、納まらなくなってしまった商品を床やかごに詰め込んで置いていることは、まったくをもって良くない。倉庫を増やしても、無駄な在庫が増えるのなら、いっそう無いほうがいい。それでも、やっぱり、倉庫がほしい。

弊店を北口玄関から入ってまっすぐ。メインストリートを歩くと左側に配置していた商品棚が、めでたく撤去された。入れ替えに、最新の丸太工房さんの棚を置くとピッタリだった。だから、ここに置くことにきめた。







5月18日 ()
昨日は、お店の閉店時間をすこし早め、豊科のモンベルショップに行って、東京営業所の担当のOさんと、今後、弊店とモンベルで、新たなパートナーシップを結び、ここ安曇野で、登山も含めたアウトドア全般を盛り上げるための作戦会議をした。作戦会議は、今後、だんだん具体化していくだろう。

あかねに頼まれて、紐で引っ張ってお花や葉っぱを運ぶ車を作った。ユカもあかねもお手伝い。タイヤもくるくる回り、なかなかよくできた。





5月17日 ()
朝からまったりとした時間の流れで一日平凡に過ごした。今日で穂高神社のお祭りは終了する。お祭りがおわれば、交通整理も無くなり、穂高駅周辺はまた、静かな駅前に戻るだろう。弊店も、お祭りに来られた、山登りに興味もない人々がギャーギャー言いながら、店内をうろついたり、くだらないことを質問されたり、ガキどもが何でもかんでも触りまくったり、落としたりすることもなくなり、ぼくのストレスも解消され、山を愛する人だけの専門店に戻るだろう。よかった、よかった。


5月16日 ()
今年、ガイド試験を受けるという男性のお客さんが、必要なクライミングギアを揃えるためにBC穂高に来店された。ぼくも、5年前にガイド試験を受け、50人中、合格者がたった4人という難関を、まぐれで通過した。ぼくは、その試験の日、徹夜の勤務明けで、睡魔との闘いのほうが辛かった。ことを覚えている。じつは、もともと、子供のころから勉強する習慣がなかったぼくは、ガイド試験のときも、事前に勉強することもなく、ぶっつけ本番で、ぼくは人生をかけていたのである。筆記試験のときも、答えのわからない問題がたくさん出題されていて、合格ラインの90点なんて到底無理難題であった。なぜ、合格できたのか?じつは、睡魔と闘うぼくは、試験中、居眠りしないことだけを考えていた。脳は完全に休止状態である。すると突然、わからない問題を解く鍵がひらめいたのだ。それは、ぼくの中に神が降りてきたような感じだった。もちろん、不正はしていない。どちらかというと、鉛筆を転がすようなものである。

お客さんには、実技試験を受ける時のミスをしないポイントと、注意事項、筆記試験での神の言葉をアドバイスした。



5月15日 ()
Yさんは、あさ7時ごろご来店され、グレゴリーの50Lのリュックサックをフィッテング。Yさんは、女性で小柄な体系をされているため、グレゴリーのXSサイズがぴったりフィットなのである。というより、彼女には、グレゴリーのレディスモデルしか対応しないといったほうが正しいのかもしれない。いままで、弊店では、数多くの小柄な女性にXSサイズをフィッテングしてきた。他のメーカーでは、そこまでのサイズを用意されていない場合がおおく、バックパックのフィッテングを重視する弊店では、グレゴリー無しでは、バックパックの販売はありえない。それは、登山靴も同じで、シリオやローバー無しでは、登山ショップとして成り立たないのと似ている。ぼくが、以前勤めていた某ショップでも、リュックサックのフィッテングなんていう言葉を聞いたことが無かったし、某ショップオリジナルザックの背面サイズやそのベストフィッテング方法など、開発した先輩から教えられることもなかった。制作する側もさほど気にしていないようで、そんな中にぼくもいた。当時は、バックパックのフィッテングなんて、まったく気にしていなかったのだ。今考えると、冷や汗モノである。世の中には、小柄な女性の方でも男性用に作られたリュックサックをむりやり背負っている方もたくさんいる。老舗の専門店での販売方法も、そうなのだから仕方がない。もし、小柄な女性で、自分には合っていない肩が痛くなるリュックサックでお悩みの方がいらっしゃれば、是非グレゴリーのバックパックを、専門知識をもったショップでフィッテングしてもらい、いちど試していただきたいものである。いまより、きっと、もっと快適に山を歩けるはずである。


5月14日 ()
若い女性のYさんがご来店された。「リュック届きました?」そういえば、Yさんからご注文いただいたグレゴリーの50リットルバックパックが入荷していない。ぼくは、いま気が付いた。すぐに、メーカーの担当のAさんに問い合わせた。荷物は、メーカーさんのシステムの誤作動で、少し出荷が遅れたそうだ。荷物は昨日の夕方出荷されていて現在松本の運送屋さんの倉庫にあることは確認できた。Yさんからご注文いただいたとは、先週の金曜日である。注文は月曜日の手配になったとしても、通常なら昨日の水曜日には、弊店に届いているはずである。Yさんは、明日から山に入る予定で、新しいリュックサックを持っていくことをお考えだった。「おおたさん、明日は別のリュックで行くからいいよ。」とYさん、すこし、がっかりされたご様子である。Yさんから、あすは、10時に穂高駅集合ということをお聞きした。ぼくには、まだ、チャンスがあった。今夜、松本の運送屋さんへ行き、荷物を受け取り、明日の朝、Yさんにご来店いただく作戦である。Yさんにそのことを伝えると、すこし、晴れた表情になったため、作戦決行である。運送店に夜荷物の受け取りに行くことを伝え、メーカーのAさんにもそのことを伝え、7時に閉店し、ハイエース号で豊科インターから塩尻北インターまで高速を使い、国道19号線沿いにある運送店で荷物を受け取り、ご注文のリュックサックがその箱に、パッキングされていることを確認し、帰ってきた。弊店は現在、冬季営業期間で朝6時より営業している。あとは、Yさんが山に出かける前にご来店いただくのを待つだけである。


5月13日 ()
現在、BC穂高の現状は、倉庫がほしい。ぼくの家庭の現状は、お家を建てたい。倉庫を借りるより、土地を購入し、お家を建ててその土地に倉庫を建設したほうがいい。ということで、家族もぼくの周りも納得している。今週は、棚を制作し、倉庫を片付け、店内も片付いた。ぼくは、指示通りに少し動いただけで、ほとんど、整理整頓担当のおけいちゃんの活躍である。が、しかし、片付いたと言っても、まだはみ出している商品の入った段ボール箱や、山積に近いスキー用品は、いまだ収納場所を確保されていない。午前中にユカがお弁当を持ってきてくれたとき、3人で倉庫の話になり「よし、土地を探そう。」という話になった。さっそく、ご近所の不動産屋さんに相談し、いくつか、今売り出し中の土地を教えていただいた。資料をいただき、さっそく見に行った。

その中で、1箇所だけ、笑えるほど素敵な山林の土地があった。そこは、山麓線からダートを少し下り、車の底がこするようなボコボコしたダートで、以前、マウンテンバイクでも走って楽しんだことがある山林の一角にその土地はある。目の前に小川が流れ、静かで、森がきれいで、なにより、普通の車では入って来れない。もちろん、弊店のハイエースも侵入不可である。もし、その土地を購入して住むようになったとしたら、また、車高の高いランクルかジムニーのお世話にならなければならない。近所に、静かに珈琲を楽しめるカフェがあり、森林のお散歩も楽しめそうである。まだ、倉庫計画は、探しはじめではあるが、収穫ある一日だった。



5月12日 ()
昨日の工事のつづき。あさから"シャイ~ン シャイ~ン"と穂高駅ロータリーは、マルノコで材木を削る音が響き渡る。途中からおけいちゃんが出勤し、工事の指揮をとる?底の材料を作ったあと、いよいよ壁に取り付ける。この瞬間がわくわくする。昨日から作った3段の棚を取り付け、少し離れて、じっくり眺めてみる。「よし、もう一段つくろ。」と、作業はふりだしに戻った。それもそのはず、パーツは3段分しか作っていないのだ。また一から材木をカットし、各パーツを切って、削って、焼いて、磨いて、塗って、ふき取り、取り付ける。午後一には、4段目も取り付け完了。少し、休憩し、おけいちゃんの指示を待つ。「おおたさん、倉庫の箱出しません?」と靴の空箱が山積になった倉庫の片付けがはじまった。まず、いらないと思われる靴箱や段ボール、ペンキの空き缶、ビニールや新聞紙など、とりあえず、すべて玄関に出し、フィールドライフのバックナンバーの束も外に出す。空きの箱はすべて、つぶして紐で縛り、ビニールや空き缶は、分別してすべて処分した。「フィールドライフは各1冊ずつ束にしてお客さんにくばろ。」と、おけいちゃん。手際よく、最新の春号を含めた4冊を1つの束にする作業をぼくが手伝い、途中、冷たい缶ジュースで一服をはさんで、終了したのが閉店時間の5分前だった。・・・明日も、棚作りと、お店のお片付けはつづく。





5月11日 ()
BC穂高は、オープン前に1ヶ月かけてお店を作った。しかし、予算も少なく、ノウハウもないぼくも工務店さんも、とりあえず、形にはなったが、完璧なショップは完成しなかった。什器も工務店さんに制作していただいたけど、担当の方にぼくのイメージがまったく伝わらず、仮としか言いようのない什器しか作ることができなかった。当時のぼくは、まず、オープンすることが第一目標だったので、それはそれで一生懸命だった。そのおかげもあり、オープンしてからの楽しくて、長~い、お店の内装改造工事がはじまった。その内装工事は、2年間つづき、いまもまだ完成していない。そして、ぼくの腕もかなり上達した。什器は、頼りになる丸太工房さんの完璧なセンスで、楽しみながら(師匠は?)、ひとつずつ入れ替えていただいている。のこる仮什器はあと1つ。カウンター前の棚だけになった。

けさ、おけいちゃんが9時に出勤した。月曜日だけど、土日の商品補充は、昨日のうちに済ませたので、とくにやることは思いつかなかった。おけいちゃんの「おおたさん、ここ、やりましょ。」の一言がでるまでは・・・。

それは、ヘッドランプや小物類をフックにかけているスペースで、下から4段の棚板を壁に打ち付けて、その上に、金網ネットが取り付けてあり、そこに、たくさんの小物類がかけてある。そして、その下の4段の棚が、BC穂高の内装改造計画のなかに、前から組み込まれていたが、まだ、手付かずのままだった。

「やろか。」ということで、時計を見ると12時前だった。お腹もすいたので、とりあえず、昼飯をたべて、戦場に向かう兵士のごとく、片手にお箸、片手に鉛筆をもち、お弁当を食べながら、設計図を仕上げた。

昼食後、まずは、工事の打ち合わせをする。そのあと、いつもストックしてある材木を用意し、各パーツごとにカット。いつもの工程なので、使う道具は決まっている。作業は順調にすすみ、夕方の6時には、各パーツのカット、サンダー、焼き、磨き、塗装、ふき取り、までが終了した。もうじき作業が終了するときに、ぼくは、一番肝心な、パーツのことをすっかり忘れていたことに気が付いた。壁の棚板を取り外すのに少し手間取ったけど、無事に終了した。精神的に疲れた午後6時、集中力が切れたので、忘れていたパーツは、明日にして、後片付けをはじめた。



5月10日 ()
弊店は登山専門店である。しかし、GWから秋にかけて、ここ安曇野の玄関口である穂高駅前は、登山に関係なく弊店でお買い物される地元の方や、観光客の方も多い。そして、あろうことか、BC穂高の玄関先には、そんな観光の方がよく釣れる商品をわざと並べているのだ。観光客の方は、その日の天候にも左右される場合が多いが、玄関商品の一番売れ筋は、ダントツでタオルマフラーである。その次に、帽子、ディパック、キャップキーパーにサンダル、ステッキやストックである。それをぼくは、玄関売店と呼ぶ。そして、夏シーズン前のいま、玄関売店用にスペシャル什器を2台導入するため、丸太工房さんに特注でオーダーしている。今日は、日中が暑かったこともあり、帽子とタオルマフラーが飛ぶように売れていった。タオルマフラーは、途中で補充するほどである・・・。

お昼すぎに、ユカと茜空がお弁当のおにぎりを届けてくれた。最近、茜空は写真に夢中である。きょうも、お店のデジカメでパシャパシャ撮影していた。あとで、茜空が撮影した画像をチェックすると、ただ、いたずらにシャッターを押しているだけでもない。これは、おもしろい。茜空が撮影した中のほんの一部だけ茜空フォトを更新した。





5月9日 ()
お店のご近所にお住まいのBC穂高園芸部長のKさんが、薔薇の消毒液と、肥料と、シリオの登山靴を持って来店された。「わたしの登山靴のソールが減っていないか確認してもらいにきたの。」とKさん。登山靴を受け取り確認したところ、ビブラムソールの溝はそれほど減っていなく、パターンの角も丸くなっていない。今シーズンは、このまま履いて大丈夫だと伝えた。それより、ぼくは、Kさんの登山靴の皮が、乾燥してカサカサになっているのが気にいらなかった。「Kさん、お手入れしていますか?」とお聞きすると「そういえば、最近、クリームを塗っていないわ~。」とKさん。

その一言をお聞きして、ぼくは、シューと、靴紐を解き、バケツに水を汲み、水洗いでさっと洗浄し、ヌバッククリームやコロニル秘伝のBワックスを塗って、あとは、ひたすらブラシと布で磨くだけ。Kさんが、薔薇園のバラに肥料をまいて、消毒を終えて、マシーンの珈琲を飲み終わるころには、しっとりすべすべのお手入れされたピカピカの登山靴に戻っていた。





5月8日 ()
あさ、ぼくが所属するガイド協会のUさんが来店され、トレッキングストックを購入された。お昼ごろ、同じガイド協会のFさんが来店されリュックサックを注文された。Fさんが帰られたあと、別のガイド組織の代表のKさんが来店され、トレッキングストックを10本注文された。夕方には、白馬のガイドの馬場ちゃんが来店され、50リットルのリュックを注文された。そのあと、白馬のリトルに所属されているガイドさんが2人来店された。・・・ぼくは、ようやくここで、あることに気が付いた。「今日は、ガイドさんて、暇なんだ~。」


5月7日 ()
GW期間中に売れた商品の補充と、ご注文いただいた商品の発注を一気にすませた。補充の注文書を作成していると、このGWは、グレゴリーの大型パックとトレランパック、LOWAの登山靴、ウォーキングシューズなど、フィッテングが必要なアイテムが多かったことがよくわかる。どおりで、しゃべりすぎて、記憶がなくなるわけだ。夕方、グレゴリーの営業担当のAさんから「おおたさんのお店、大型パック売れています?」という電話がきた。「売れてるよ。70リッター。」とぼくが答えると。「おおたさんのお店、はやいです。」という営業担当のAさん。また、段ボールと格闘しなければならなくなりそうだ。


5月6日 ()
雨の営業日は、ときどき忙しい日がある。今日もその一日である。午前中は、NさんとKさんが来店され、差し入れにいただいたマックのハンバーガーを喫茶ルームでいっしょに食べれるほど暇だった。ちょうど食べ終わるころ、Uさんが来店され、そのあと、ぞくぞくと、来店されるお客さまが夕方まで途切れることはなかった。いつの間にか、外は暗くなり、お店にぼく一人になったとき、雨音と濡れた路面を走る車の音だけが響いていた。


~ 番外編 ~


●BC穂高のある日


太田さま

こんばんわ。

今回もお世話になりました。

写真送ります。

次回は、6月上旬で考えています。

パンツの裾上げ忘れないでねーーー。

おけいちゃんにもよろしくね。

                      
 K藤 N坂
















5月5日 ()
穂高神社の20年に一度のお祭りで、今年のゴールデンウィークは、穂高駅前に異様なほどの賑わいをみせている。地元の神様のお祭りなので、地元の人々もたくさん駅前に訪れるため、神社のついでに、定連さんも次々に来店される。普段のゴールデンウィークなら、皆さん山に行かれて、登山ショップは閑散としているものである。今年のゴールデンウィークは、皆さんの笑顔が見れて楽しい。

夜の7時から、穂高神社で、娘の茜空が通う幼稚園のお友だちのお母さんのじゅんこさんが、太鼓を披露されるということで、7時前に閉店して、家族で見にいってきた。太鼓は、地元のグループで、大人と子供が、元気よく太鼓をたたき、心地よい太鼓の音とリズムが、観客を魅了していく。今日は、集まった観客も、ぼくたち家族も、じゅんこさんや太鼓の皆さんに元気をもらった。





5月4日 ()
朝から、登山靴のフィッテングのお客さまが3人つづき、グレゴリー大型パックのフィッテングのお客さまが2人つづいた。いつも通りに、特徴や選ぶコツ、取り扱い説明のために夕方までずっとしゃべりまくった。お昼のお弁当は食べたものの、夕方にはシャリばてぎみ。一段落したところで、穂高神社のお祭りへ食料を買出しにいった。ちょうど、池田餅店の大福餅があと3こ残っていたので、全部買い占めてお店に戻り、大福をほおばって再び戦場へ。お店は、閉店時間過ぎまで、お客さまが途切れることは無く、ぼくの記憶は途切れてしまった・・・。

ショップインフォメーションページをリニューアル更新しました。
ショップスタッフ紹介ページをリニューアル更新しました。



5月3日 ()
弊店の定連さんには、遠方から来られる方も多く、GWというと、そんな定連さんが終結する。神戸から来られるNさんご夫婦も、KさんNさんコンビも、山登りのついでにBC穂高に来られる。そんな、遠方の定連さんたちが安曇野で泊まれる宿泊所があると楽しいだろうな。


5月2日 ()
本格的にGWへ突入である。穂高駅前は、20年にいちどのお祭りである「大遷宮祭だいせんぐうさい」が穂高神社で行われ、参拝客で賑わっている。お店の前の歩道は、人通りも多く、弊店にも入店される参拝客で賑わった。

あさ6時に靴底が壊れてしまったというご年配のお客さまが来店された。10年ぶりに、昔ハイキングに使われていた靴を履いて、安曇野へ旅行に来られたそうだ。安曇野にはご友人がいて「里山でも登ろうか。」というお話しになっているらしく、どうしてもハイキングシューズが必要なのだと言う。ハイキングとはいえ、登山靴までは必要ないということで、先日入荷したばかりのLOWAのウォーキングシューズを購入された。お客さまはそのままLOWAを履いて、有明にお住まいというご友人宅まで、歩いていかれた。



5月1日 ()
午前10時に涸沢を出発。上高地に13時到着。沢渡で車に乗り換え、途中のカレーショップでカツカレーを食べた。お店には、16時には戻ってきた。ノリちゃんも白馬へ戻る前にお店に寄って、新入荷したばかりのオークリーのレイダーの新カラー(イチローがWBCでかけていたホワイト×レッド)を購入していた。