登山靴と山岳テント専門店 バックカントリー穂高


6.2016


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6月29日(水)



今日は、ご予約も入っていない絶好のWAX加工日よりである。

現在お預かりしている登山靴は

LOWA TAHOE PRO UK7.0
LOWA TAHOE PRO UK8.0
LOWA TAHOE PRO UK7.0
LOWA TAOHE PRO UK7.0
LOWA TAHOE PRO UK8.5
LOWA カミーノ
ゴロー S8

である。


WAX加工は、無欲無心で淡々と忍耐強く作業を
すすめていくしかない。











6月28日(火)


マムートの展示会とグレゴリー本社の訪問を兼ねて
東京出張へでかけた。

 

 

交通は、穂高神社前のバス停から新宿を結ぶ高速バス
新宿白馬線。

朝一番のバスが8時17分穂高発で、新宿には11時40分くらいに到着。

新宿のバスターミナルが新宿バスタという名前になって
きれいになっていてびっくり。

まず最初に向かったのは、東京と言えば、浅草。

マムートの展示会会場は浅草橋駅から歩いてすぐの会場である。

今日の展示会は、2017年春夏製品で、まあおしゃれなウエアが
ずらりと並んでいた。

BC穂高は2年前からウエアの販売を放棄したため、とくに
仕入れるウエアは無いけど、でもマムートは好きである。



つづいて向かったのは、渋谷の恵比寿町。

グレゴリー製品を輸入販売するサムソナイトジャパンの本社である。

昨年よりサムソナイトジャパンさんが日本でのグレゴリーを
取りまとめ、販売路線にのせて、皆さまの手元に届くための
日本では、ここが始発点である。

来期から、グレゴリー バルトロシリーズに新たに95が登場する予定だ。

そのサンプルをいち早くみて、これほしい。と思った。

ここまで、みれて気が付けば、夕方の5時前である。

帰りのバスは6時15分発白馬行きの高速バスに乗るため
そろそろ新宿に帰還しなければならない。

浅草で、東京メロンパンをたくさん買い込んで、新宿でも
パンを買った。

パンを買ったカフェでビールを飲み、お弁当を買って
バスに乗り込んだ。

穂高到着は、10時20分。

今日一日、日帰りの東京出張でした。
















6月26日(日)



テントのご相談のお客さま。

BC穂高では、アライテントの山岳テントをご予約にて
ご相談に来られたお客さまは、テント設営講習を受けていただいている。

テント講習は、約2時間の講習で、購入されるテントを実際に設営しながら
テントの設営の基礎やテントの構造と注意しなければならないことなど
をご説明しながらマスターしていただく。

テント講習では、主に危険な事、テント設営に関する安全面の大切なことを
中心に知識をご提供しているのである。

はじめて、山岳テントを手にしたとき・・・

40年以上の歴史ある日本の山岳テントの使い方のノウハウを
知らずに山岳エリアでテントを張ることは、ある意味危険もある。

テントでの事故で、ときどき発生するのは、冬場の一酸化炭素中毒
テントに入ったまま、テントごと風に飛ばされての滑落。

テント火災などなど。

テントにまつわる山岳事故は、件数は少ないけど、危険はある。

その危険を知ることと、テントの構造を知ることで、そういった
事故を防ぐことはできるのである。

ぼくは、今の会社のオーナーになる前は、山岳テントの会社の敷地内の
ショールーム兼ショップに勤めていた時、実際にテントを開発している
製造側の考えやテントのノウハウをたくさん学ぶことができた。

それを、実際にテントを山で使う方に伝えていかなければならない。

そのため、テント講習の様子も、お客さまの承諾を得て動画を撮影し
Youtubeでできる限り公開している。

ときどき、そこまで公開していいのですか?

と聞かれることがある。

すべてを公開していも、ぼくは、次々にテントに限らず知識を
得られるように努力をしている。

実際にテントメーカーの専門家からお聞きしたり、グレゴリーや
登山靴のメーカーの専門家からお話をお聞きしたり、山小屋のオーナーさんや
スタッフさんから、山のことをお聞きしたり、ぼくは日々いろんなことを学んでいる。

学んだことは、ぼくの中で整理してお客さまにお話しする。

その内容を公開して、また次の知識を学ぶ。

その繰り返しをしているだけである。

全てを公開することは、誰かの役に立つなら意味がある。

と思うのである。












6月25日(土)



神奈川、神奈川、三重から登山靴のフィッティングの
お客さまがご来店された。

まず最初のフィッティングは、これから北アルプスをめざす
お客さまで、トラックドライバーをされている。

ぼくも昔、トラックドライバーだったことがあり、運ぶ荷物は
違うけど、なんとなく懐かしくなるようなお話しをお聞きした。



つづいてのお客さまも神奈川からお越しのおばさまで
ご主人さまと娘さんがフランスにお住まいで、来年帰国される

そのご主人さまが帰国されたら、いっしょに山を歩かれるということで
いまから、鍛えるために登山靴を新調された。

まずは、尾瀬を歩かれるそうだ。



本日最後のお客さまは、三重からお越しで、今までスカルパのミラージュで
足が痛く、快適な登山靴に買い換えるためにご来店された。

スカルパのミラージュは、横幅とつま先と踵が合わないという足が痛いご相談が多い靴である。

縦走すると2日目あたりから足裏全体が痛くなり、かなりの拷問を受ける方が多い。

TAHOEを履いてみて、快適さに驚かれているご様子である。

快適なTAHOEもサイズ選びを間違えればまた違う靴になる。

慎重にサイズフィッティングをさせていただいた。













6月24日(金)



数年前から、BC穂高でのWAX加工は、シュプリームクリームを
必ず使って仕上げをしている。

もちろん、ぼくのTAHOEやTIBETにもシュプリームクリームで
仕上げをしている。

シュプリームクリームは、WAXとの併用で、より深みのある光沢感と
レザー表面がすべすべになる。

現在、BC穂高で加工したWAX仕上げは、すべてこのシュプリームで
仕上げているため、紹介している美しい登山靴の画像は、このクリームで
仕上げた登山靴である。

フィッティングに来られたお客さまには、その登山靴にあわせて
お手入れ用品もセットでご購入いただいている。

そのお手入れセットには、マニュアルや動画によるサポートも付いているため
購入された登山靴を持ち帰って、ご自身でWAX加工をしていただくことで
10年履ける登山靴として大切にお使いいただけるのだ。












6月23日(木)



グレゴリーのバルトロシリーズは来年95リッターの
モデルが追加されるそうだ。

95リッターは、フレームと生地が新しく補強されるそうだ。

今日担当のMさんからサンプルが本国から届いたので
見に来てください。という電話で連絡をいただいた。

来期は、85リッターが1色になるようで、何色が継続なのか
まだわからないけど、7月の展示会であきらかになるだろう。




今日はお二組のフィッティングだった。

まず最初は午後の部で、バルトロのフィッティング
お客さまは、85リッターのレッドをフレームMサイズに
ショルダーハーネスとヒップパッドをSサイズに組み替え。



次に、登山靴のフィッティング。

足型は細めの女性のお客さまで、バンフプロでフィッティング
時間をかけてフィット感を確認していただき、ご満足のご様子。
















6月22日(水)
















6月21日(火)



ガーミン先生の最新作 エピックスJをいじくりはじめて4日目。


タッチ操作にもだいぶ慣れてきた。

パネルが小さいので若干まどろっこしいけど
操作はしやすい。


タッチパネルとボタン操作を両方でできるので
手袋をしていても困ることはないだろう。

とにかく、腕時計タイプなので魅力は、さっとスマートに
マップと現在地を確認ができることかな。















6月20日(月)



娘のあかねちゃんは、いま6年生。

先週は修学旅行で東京に行って来た。

東京では、劇団四季の舞台『リトルマーメイド』を鑑賞して
国会議事堂や東京スカイツリーなどを見学してきたそうだ。

そして、今日は、6年生だけ学校がお休みになった。

月曜日は、週末の商品の手配やオンラインの発送など
いろいろ雑用で忙しいので午前中だけお仕事をすませ

近所のイタリアンレストランでゆかちゃんとあかねちゃん
と一緒にランチをいただいた。

トレンタトレというレストランは、お店から徒歩10分ほどの
ご近所に今年の3月にオープンされたばかりのレストラン

以前は東京の武蔵野で営業されていたそうだ。

パスタのランチはあかねちゃんも気に入ってくれたようで
3人でランチタイムを楽しんだ。















6月19日(日)



GPSウォッチのYoutubeの動画に
こんな馬鹿げたコメントをされた方がいる。

コメント
『スマホで事足りるのではないでしょうか』

なんて、夢の無いコメントなんだ。

確かに,GPSウォッチが無くても生きていて困らないでしょう。

でもこんなモノが何も無い世界で生きたくは無いでしょ。

この小さな腕時計に日本全国の地形図が入り
さっと時計を確認するようにマップと現在地が一目でわかる。

こんな夢のようなGPSウォッチと
あのでっかいスマホを比べるなんて
馬鹿げているよ。



・・・どうせこんな感じでしょ?








あした、もし、このスマホの動画を撮ったら、きっとそれを見て GPSウォッチのほうがいいと思うにきまってる。






GPSmap64sjとEpixJを同じ縮尺にしてディスプレーの
マップ範囲を比べてみた。

EpixJは画面が小さいけど抜群の解像度で表現されるため
意外にmap64とそれほど表示範囲が変わらないのだと思った。

これなら、ハンディー機と同等な使い方ができるようだ。

軌跡やポイント管理もできて、PCで管理もできるので
腕時計内蔵GPSとして、今後活躍してくれるだろう。














6月18日(土)



昨日から使いはじめたGARMIN epix Jの操作に
だいぶ慣れてきた。

スマホとの連携で、アプリをダウンロードすることができる。

時計の表示もいろんなデザインに変えることができ
ゲームアプリまである。

ぼくは、とりあえずカレンダーとお天気と時計表示の
アプリをダウンロードしてみた。

画面のタッチパネルの操作もだいぶできるようになったが
捜査範囲が小さいので、指先でちょこちょこ操作しなければならない。

ボタン操作もできるので、上手くいかないときはボタンを使えるのは便利
だとおもう。

しかし、この腕時計の小さなボディーにGPSと日本全国の地形図が
内蔵され、他にもアプリをダウンロードでき、スマホと連動するという
ガーミンの進化には驚かされる。

バッテリーは、1時間ほどいじくっていても100%→94%までしか
減らなかった。

ちなみにバッテリーは、USB充電式なので、スマホと同じく
携帯バッテリーを持ち歩けば心配なさそうだ。





















6月17日(金)



愛知県からフィッティングのためにご来店いただいたお客さまは
先日、ローバーの靴を求めて、近くの好日山荘さんに行った。

そのとき、店員さんから、

『 お客さまの足は細めなのでLOWAは合いません。』

と言われ、スポルティバをすすめて来られた。

まるで、誘導するように、というお話をお聞きした。

お客さまは、今まで自分の足が細め?なんて意識したことも無く
戸惑って、店員さんのおすすめをお断りされて帰られたそうだ。

お客さまの足型とサイズを確認した。

普通にLOWAのWXL木型が合う足型だった。

時間をかけて、フィッティング。問題なくLOWA TAHOEを
購入いただいた。



今日、GARMIN社の新しい腕時計が入荷した。

EPIX J というモデルの腕時計で、なんとGPS機能が付いている。

最近は、腕時計にGPS機能が付いているのは、たくさんあるので
あまり珍しくないけど、時計の画面に日本地形図が表示されて
自分の現在地が地図上でわかり、おまけに歩いた軌跡が残る

GPS腕時計は、このEPIX J だけだろう。

今日入荷したうちの一台は、ぼくがテストのために使いながら
お店のデモ機として使うため、開封。

このときがたまらない。

ハンディーGPSもとうとう腕時計型に進化した。

しかも、ディスプレーは、タッチパネルとなっている。

今日は、とりあえずいろいろいじくってみたが、地図もみやすく
山でも使えそうだ。

少し、使い方をマスターしたら、動画で紹介したいと思う。

















6月16日(木)



7月~11月の登山教室 基礎講座の日程を決定した。

7月9日入校の方の受付は、7月5日締め切りで
は8月入校の受付となる。

11月には、昨年と同様に エマージェンシー講習のあとBBQパーティーを
計画している。

このエマージェンシー講習は、登山教室基礎講座の卒業生も
無料で何回でも参加できるようにしている。

そして、年に一度のBBQパーティーも毎年恒例にしてきたいと思う。

さて、今年の登山教室は、何名の方が卒業されるかな?
















6月15日(水)



地元の中学校の学校登山のボランティアサポート隊を
今年も校長先生からご依頼をいただいた。

そして、今日は、生徒さんと保護者の方々が集まる
体育館で、登山の講演を頼まれてお話をした。

練習をしたけど、本番ではあまりうまくお話しができなかった。

ただ、登山の本番は7月19日~20日

本番で頑張ろうと思う。





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6月13日(月)



オレンジ色の靴は、TICAM
黒い靴はTICAM2

この両者は、ソール以外は
若干のデザインが違うだけ。

オレンジ色TICAMはもう4シーズン目で
黒いTICAM2は昨シーズンから2シーズン目

ぼくが、何で?と思うのは
ソールのモデルが、トレッキング用に
変更されている点である。

オレンジ色はマサイソール
バックパッキングモデルに採用される
岩場でのグリップ力に優れている

黒いTICAM2はAPPTRAILソール
トレッキングモデルに採用される
泥や土ハケの良いソールパターン


目的は、バックパッキングでアッパーの
素材やシューレースの配置など、
岩場での使用を考えられた設計のはずなのになぜ?


というのが、このTICAM2をはじめて見たときの感想だった。

いや、ちょっと待てよ?

ソールは土や泥の仕様を付けたのか?

北アルプスなどの登山も岩稜帯歩きばかりではない。

むしろ、土の上を歩くことが多い。

とくに滑るのは下りである。


でも北アルプスでも岩場ばかりでは無い
テントを担いで、裏銀座を歩く登山も
楽しいものだ。

このソールで岩場を歩けないわけでも無いし
岩場も登山道ならこのソールで全く問題なく歩ける。

このTICAM2は、テントを担いで爽快に土の上を歩くのに
すごく良いのかもしれない。

タホーやチベットのサブにしたり
ちょっとくらいの岩場や
ちょいハードなトレッキング向けには
充分に良すぎるくらいだ。

ということで、Back-Country穂高でも
新しいモデルとして販売たいと思います。



※TICAMオレンジ色は、生産修了で在庫で終了します。
















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6月12日(日)



4年前にLOWAのTAHOEを弊店でフィッティングをして購入された
KさんのTAHOEが1年前にソール交換をされたあとから、なんだか
水漏れがするように感じる。

ということで、いちどご相談をいただいたことがある。

その時は、原因がまだわからないのでもう少し様子をみてください。

とお願いをして、1年ほどが経った。

先日KさんからFBのメッセージで、やはりつま先から水漏れがする
ということで、ご相談をいただいた。

LOWAのTAHOEという登山靴は内貼りにゴアテックスを使われているため
漏水検査をゴアテックス社へ依頼すれば、経年の痛みではない原因で
漏水が認められた場合、ゴアテックス社から保証が受けられる。

その場合は、同じ登山靴を新品交換となり、漏水している登山靴は
分解されて、原因を調べられるのである。

そうすると、今まで履いてきた登山靴は、ゴアテックス社から新品が
送られてきて、その靴は処分されてしまう。

Kさんの場合、このTAHOEには特別な思い入れがある。

Kさんは、このTAHOEを購入され、WAX加工でピカピカに磨いて
慣らしのため地元の里山に登山をされたとき、山頂でたまたま
居合わせた女性と、このTAHOEをきっかけにお話しをされ


その後、その女性と、ご結婚された。

おふたりの出会いのTAHOEなのである。

今でも、ピカピカに磨かれたそのTAHOEが手元から無くなることは
避けたいとぼくは思ったため、ぼくからあるご提案をさせていただいた。

その水漏れがしてしまうTAHOEは、またソール交換の時期が来る。

そのときに、水漏れがしてしまうTAOHEをソール交換に持ってきて
いただければ、そのTAHOEのソール交換の代わりに新しいソールが付いた
新品のTAHOEをお渡しします。

古い想い出のTAHOEはソール交換せず、ソール交換代金(15000円)を
お支払いいただければ、新品のソールが付いている新品のTAHOEを差し上げます。

想い出のTAHOEもそのままお手元に置いておいてください。

Kさんには、弊社の臨時特別10年履ける保証を採用させていただいた。





画像はその当時、4年前にTAHOEを購入いただいたときの日記から・・・

その当時は、登山靴を購入されたお客さまの記念写真をお願いしていた。
いろんな人との出会いが多かったんだなぁ。

また、記念写真を撮らせていただこうかな。














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6月11日(土)



今日は、登山教室の懸垂下降講習を開催した。

懸垂下降は、山でも岩でも高い場所からロープを伝って
安全に下降していく方法で、ロープを使う基礎的な技術である。

懸垂下降は、険しい崖でもすいすい下降ができるけど
セッティングや基本操作を間違えると危険もあるため
講習会などで十分な訓練が必要なのである。

BC穂高の登山教室では、基礎講習7回のコースの5回目の
講習がこの懸垂下降になっている。

それまでに、ロープワーク講習や岩場の登り下りの講習があり
その次が懸垂下降になっている。

懸垂下降は、岩とロープに慣れる面でも楽しみながら
練習ができる。

岩場の練習や懸垂下降などは、Youtube動画をご覧いただいても
マスターすることはできない。

練習、練習、練習である。ただ、基礎ができていないと危険なので
まずは、登山教室に参加してください。















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6月9日(木)



今日は、1日お仕事は、なんにもせんむ!

だったので、お家に帰って
特製ミートソースを作ってオムレツにしてみた。

三重の奥さまの実家で採れた玉ねぎをたくさん使い
安曇野産のトマトをじっくり煮込み

安曇野産の新鮮なたまごで包みおいしくできた。

今日やったことといえば、これだけ。















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6月8日(水)



ナンガさんから新しいUDDバッグというシュラフのサンプルが
一部入荷した。

ダウン量にして、630gと450gの2種類で、あと810gも届く予定である。

UDDバッグには、薄くてしなやかで肌さわりの優しいナイロン素材が使われていて
その生地のしなやかさが、ファスナーの開け閉めの時にいちいち生地が噛んでしまう。

その生地を噛んでしまうことを防ぐために、生地を噛まないファスナーに
改良されている。

それ以外の基本構造は今までと同じで、ナンガさんのシュラフは受注生産方式にて
注文から1~2週間で納品されてくる。

それには、理由があり、シュラフは中国生産がほとんどで、日本に輸入されている
シュラフは、ほぼすべてが中国生産で、中国産のダウンを使用されている。

もちろん、大量生産されるため、製品は、ビニール袋に入れられ、倉庫で保管される
時間も長くなる。

すると、場合によっては、カビ菌に侵食される可能性もあるため、ダウンには防腐剤が
かけられる。これは、輸入されるレモンやグレープフルーツなども同じである。

ナンガさんのシュラフは100%ヨーロピアンダウンを輸入され、国内で
乾燥からシュラフの製造もされている。

長期にナイロン袋、段ボールに入れた保管を避けるために、外側の本体はあらかじめ
縫製されているものの、ダウンは受注があれば、そのぶんだけ、ダウンを注入して完成させ
出荷されている。

そうすることで、製造後の保管のためだけの有害な防腐剤を使う必要が無く
とくに人が中に入る寝袋なので安心して使うことができるのである。

ぼくは、それを知ってから、中国生産のダウンシュラフはできるだけ
避けるようにしている。(食べ物もそうだけど・・・)














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6月7日(火)



梅雨の季節に入った。

梅雨入りの初期は太平洋高気圧が弱く大陸の冷たい高気圧の勢力が強い。

太平洋高気圧よりも、大陸の高気圧が押している間は
冷たい雨が降る。

これからの季節は、とくに北アルプスなど泊りがけで登山をする場合
雨の登山も覚悟しなければならないことがある。

ただ、梅雨の晴れ間にあたれば非常に天気も良くカラッとした
気候に恵まれるときもある。

雨の登山では、とくに稜線付近は風が強く体が冷やされる。
低体温症への注意が必要で、とくに数人の仲間で登山をする場合
仲間の体調も気にしなければならない。

風の中強い前の中、誰かが低体温症で行動不能になってしまったら・・・

他のメンバーも次々に動けなくなってしまう連鎖となってしまい
大量遭難となるケースが過去にもある。

雨の登山は、低体温症にも注意が必要である。















東京吉祥寺から安曇野へ

『Trenta Tre 33 トレンタトレ』というイタリアンレストランが
自宅の近くにやって来た。

自宅から歩いて5分ほどの距離なのでほんとうに近い。

そのトレンタトレさんに今日はランチに行って来た。









ランチは1200円で前菜、パスタ、自家製パン、ドルチェ(デザート)、珈琲またはTEA
というメニューでパスタは4種類から選べ、季節により変わるようだ。

前菜は、豚肉のパテとカツオのマリネ






自家製のライ麦パンは、おかわりもできる。









パスタは、ぼくはクリーミーで濃厚な4種類のチーズのパスタで
ゆかちゃんはトマトソースの筍とイカのパスタにした。










ドルチェ ぼくはココアのプリンで
ゆかちゃんはティラミスをいただいた。

すべて、本格的なイタリア料理、今度は夜も行ってみたい。
おいしかった。

ぼくたち、ゆかちゃんも完全にお気に入り。
















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6月6日(月)



スポルティバの登山靴で足が痛いというお客さまが東京から
登山靴のフィッティングのためにご来店された。

お客さまの足のサイズは26.2cmでやや広めで

最初に購入されたスポルティバはEU41でつま先の爪が黒くなった。

つぎにEU43を購入され、ガバガバになって履いていられなく。

そして、つぎにEU42を購入され、今度は大丈夫か・・・?

と思って山で履いたら、横幅がきつく足が痛くなった。

これはもうだめだ。

ということで、東京から安曇野まで登山靴のフィッティングに
来られたのである。

お客さまの足型には、LOWA TAHOE PRO UK8.0 EU42 WXL木型モデルが
ぴったりフィットである。

スポルティバは、ワイド木型は使われていないためEU42でも
横幅が合わなかったようである。

なぜ、お店のスタッフはちゃんとフィッティングしてくれなかったのだろう??


フィッティングが完了して、お客さまが帰られるとき
お話しから、コメダ珈琲のオーナーさんということをおききしてびっくり。

『いつもお世話になってま~す。』













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6月5日(日)



登山目的にアライテントを購入される場合

トレックライズにするのか?
エアライズにするのか?

で悩まれる方がいる。

エアライズとトレックライズはどう違うのか?

テントのご相談では、まずその違いをご説明することから
はじまることになる。

どう違うのかは、これからどんな登山を楽しまれるのかで
どちらがいいのかかわるので、まずはそこのイメージが
どうなのかお聞きしなければならない。

まず、トレックライズとエアライズの外観の違いが
入り口の方向である。

広い面に入り口があるトレックライズと
狭い面に入り口があるエアライズ

その両者には、それなりの理由がある。

その目的に応じた使い方。

今日のテント購入されたお客さまもトレックライズで
1と2を購入された。

テント講習も受けていただき、ナンガのシュラフも
ご注文された。















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6月4日(土)



テントをご購入のお客さまがご家族4名さまでご来店された。

お客さまは、お父さんと娘さんで最近山に登られることが
多くなり、山小屋泊からテント泊を楽しまれるということで
テントは、アライテントのトレックライズ2を選択された。

トレックライズ2は、大人が2名で使用するのに最適なサイズで
小さなお子さまなら大人2人とお子さん2人がギリギリ楽しめる
大きさである。

今日のご家族は、お母さんは山登りはされないようで
今のところお姉ちゃんとお父さんの2人で使うことが
メインだという。

冬山もお考えではないということなので、トレックライズを
お選びになられた。

テント設営講習も受けていただき、テントの設営に関する
基本的なところをすべてご説明させていただいた。

山岳テントは、使い方ひとつ間違えると、命に関わる危険な
状況に陥ることがある。

よく車中泊をしていて、一酸化炭素中毒になるというあれである。
車の場合は排気ガスが原因の場合が考えられるが
テント内では、ガスコンロが原因になる場合がある。

そのことを今までの事故の原因をまじえてご説明している。

テントに関しても、安全で快適な登山には基礎知識が大切なのである。

















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6月3日(金)



ぼくのアルパインブーツは3年目を迎えたLOWA社のバイスホルン
というグリーンのスエードがきれいな登山靴である。

今シーズンは、年末年始の燕岳、2月に北八ヶ岳、GWに涸沢へ
履いて行った。

6月ということもあり、そろそろお手入れということで
水洗い後にナノコンプリートとビーワックスローションを
塗って、先日ヌバックレザーのお手入れをしたブラシでブラッシング

WAXを微量追加してきれいになった。















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6月2日(木)



5月10日ごろからダイエットをはじめた。

ダイエットと言っても、炭水化物を豆腐にかえて
糖分を控え、よく噛んで食べるというゆるゆるダイエットである。

当時の体重は79.8kg 目標は、67kg

とくに、腹回りを軽くしたて、まじめにクライミングに取り組もうと
思うのである。

で、今朝の体重は・・・78.3kg

1カ月2kg落とせるとして、目標達成は、まだ遠い。













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6月1日(水)



穂高東中学校の先生からお電話があり、学校登山のサポートのご依頼をいただいた。

6月15日に中1の授業参観があり、そのあとに学校登山の説明会がある。

その説明会でぼくが、登山に必要な持ち物や注意事項などを
簡単に説明させていただくという役割である。

ただ、BC穂高では、学校登山に必要な道具類を店頭販売してないため
販売はモンベルの安曇野店さんにお任せする予定である。

ぼくは、お仕事抜きで学校登山の子供たちを
サポートをしたいため、そのほうが助かるのだ。





昨年の学校登山説明会のようす










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